内匠P「なあ米内ちゃん、聞いたか?あのウワサ」
米内P「どのウワサですか?」
内匠P「最近話題の動画配信者4人組」
この展開はもう何度目だろうな、米内ちゃんに「ライバル出現」という展開は。ただこいつはそれでもめげずに何度も乗り越えた。……と今までのことからして言っていいのだろうか。まあそれはさておき、今回は俺がちまたでウワサの動画配信ユニットの話をしたところから始まる。
内匠P「街中に現れてゲリラライブをするやつらなんだよ」
米内P「鉄塔に登ってタルとか投げてくるんですかね?」
内匠P「それは"ゴリラ"だよ、俺が言っているのは"ゲリラ"。予告も無しに突然ライブとかするようなやつ」
まあこんなベタなギャグを笑ってくれるかは読者のみんな次第だけど、まあとにかく話を進めるぞ。
米内P「それでどこのどいつなんですか?」
内匠P「米内ちゃんもよく知ってるやつらだと思うぞ。例の虹ヶ咲問題児トリオ(栞子、ランジュ、ミア)にあとひとり、…名前なんだっけ?」
米内P「思い出せないんですか?」
内匠P「え〜と、………そうだ!マルガリータ!」
なんかちがうような気もするが、まあいいか。
内匠P「とにかくもとから人気があるそいつらだから、米内ちゃんも気をつけろよ。追い抜かれないように」
米内P「はい、オレもがんばります」
これで今回の話は終了といきたいところだが、それだと短すぎるのでもうちょっとだけ続ける。
米内ちゃんは知った顔だからという理由でコラボの依頼を出した。そんな彼女たちの返答は…。
「お断りよ!」
「でもランジュはOKラ!」
「キミがJ-POPを歌えるなら考えてもいいけど」
「少し考える時間をください」
返事の言葉だけで誰が誰だかわかる。いやそれはともかく、俺は侑ちゃんに4人をうちのマンションまで来てもらえるように頼んだ。そして…。
内匠P「え〜と、ランジュちゃんに、栞子ちゃん、ミアちゃん、そしてマルベジータちゃん」
マルガレーテ「…マルガレーテです。確かにプライドが高いとか言われますけど」
米内P「どうしてオレとコラボしてくれないんですか?」
いきなり本題に入ったな。でもまあ理由を知らなくちゃ何も始まらないしな。
マルガレーテ「ふんっ、私があなたみたいなお子ちゃまとコラボしたところでなんのメリットも無いんだから」
ランジュ「あなたがランジュのバックダンサーをやってくれるなら無問題(モウマンタイ)ラ!」
ミア「キミのキッズソングだとボクらとコラボするには役不足。……おっと、この場合は役者不足が正しいんだよね」
栞子「あなたが我が校の生徒に人気があることは認知しています。ですがそれ以上に多くの問題を起こしています。だから現在のところはコラボするかどうかは検討させてもらいます」
こんな感じでそれぞれの意見も問題点もバラバラ。話がまとまらないのによく4人でやってこれたな。
内匠P「うーん、要するにコラボ自体がいやというわけじゃないんだよな。マルジリータちゃんはともかくとして」
マルガレーテ「マルガレーテよ。でもその通りよ、私と並んで目立つなんて許さないんだから」
内匠P「俺にひとつアイデアがあるんだが…」
俺のアイデアというのはこうだ。「それぞれがコラボ相手に会い、4人のコラボした様子をひとつの動画に編集する」というものだ。もともと虹ヶ咲はソロ活動アイドルが集まった同好会だから何も問題は無い。さて、コラボ相手は俺が決めさせてもらうが…。
栞子ちゃんは米内ちゃんと歌ってみた動画。
ランジュちゃんは「ワンダーランズ×ショウタイム」だったかな?あのハイテンション集団と踊ってみた動画。
ミアちゃんは、以前米内ちゃんがコラボして迷惑かけちゃった……、梨子ちゃんママの歌に合わせての演奏してみた動画。
そしてマルガレーテちゃんは…。
スバル「こんしゅば〜、あたしの名前は大空 スバル!天下御免の無一文!!」
おかゆ「こんもぐ〜、猫又 おかゆだよ〜。そして」
マルガレーテ「………ちょっ、またホロライブ!?こいつらにも散々名前を間違われたんだから!」
ここで俺のプロデューサーとしての腕前が活かされたわけだ。
マルガレーテ「ふざけないで!活かされてないから、こっちは迷惑だから!」
その後、動画編集は機械に強いりなりーに任せてもらった。ただ…。
璃奈「ひとりひとりの内容がすごい。この四つを一本の動画にしようとすると軽く一時間はオーバーするんだけど」