?「橘ちゃ〜ん!橘ちゃんだったよね?」
ありす「な、なんですか?確かに私は橘ですが…」
またこのパターンですか。動画サイトで強力なライバルが出現したという、でも今回は米内Pではないようですが…。どうもハンバーガーショップの店員のような女の子でした。
ありす「あのどちら様ですか?」
?「あ、そうそう。私は"いまだけだぶちたべみ"です」
ありす「居間?食べ?なんだって?」
?「"いまだけダブチ食べ美"です。名前が長いから"ダブチ"と呼んでください」
え、はい、ダブチさんですね。
ありす「あの、いきなり私の目の前に現れたということは、なにか相談したいことがあるんですね」
ダブチ「はい!私は「ダブルチーズバーガー」という商品の宣伝をしているのですが、いわゆる期間限定商品です!」
ありす「あ、はい(なんかどっかで聞いたことあるな…)」
ダブチ「とりあえず私が働いているお店に来てください!そこで話します」
そうして私は言われるがまま、彼女について行きました。そして彼女が働いている店は…。
ダブチ「じゃーん!ここが私のバイト先のお店です!」
ありす「ここって…、ドナルドの店ですよね。つまりダブチさんは彼の後輩」
ダブチ「そういうことになります!」
とまあ、ここらで本題に入りましょう。
ありす「で、相談したいこととはなんですか?」
ダブチ「ほら私の名前「いまだけダブチ食べ美」じゃないですか」
ありす「そうですね」
ダブチ「ダブルチーズバーガーのキャンペーンが終わったら、それはもういまだけダブチではないですよね」
ありす「そうですね」
ダブチ「だから今後どうすればいいかわからないんです」
それで「どうすればいいのか?」と聞きにきたんですよね。まあ「名は体を表す」とはよく言ったものだ。だったら…。
ありす「もういっそのこと引退したらどうですか?」
ダブチ「待って!それだと解決したことにならないから!」
ありす「今後も活動したいなら改名すればいいじゃないですか」
ダブチ「それだと私のアイデンティティが失われるというか…」
ああ言えば、こう反論する。この繰り返しだと何も解決しないでこのエピソードは終わってしまうのではないのでしょうか…。
「ダブチちゃん、壁の修理お願いね」
ダブチ「はーい、いまやります」
あ、勤務中だったんだ。そしてダブチさんは手にカナヅチと木の板を持ち壁に空いた穴に向かい走っていきます。そんなに急ぐと途中で転ぶんじゃないかと思いますけど…。
ガタッ
ありす「ほらやっぱり」
転んでしまい壁の穴に頭がハマってしまいました。大丈夫でしょうか…。
ありす「大丈夫ですか?」
ダブチ「あれ、あれ、頭が抜け出せない!?外から見たら遊園地の顔はめパネルみたいな状態になってるよ!」
え、だったら早めになんとかしないと!体を引っ張ろうとしたのですが…。
ありす「ん、待てよ。ダブチさんはいま、顔はめパネル状態なんですよね」
ダブチ「そうだよ!だからなんとかして…」
ありす「その状態でひとこともセリフがなければ今後もやっていけるんじゃないですか?」
ダブチ「いやだから…」
ありす「他のお店とコンセプトが被ってしまうけれど…、今後は看板娘としてやっていけばどうでしょうか?」
まあそれだとドナルドの立場がどうなるかわからないですけど、今後も彼女になんらかの活躍の機会を与えていけば、お客さんは増えていくと思います。少なくとも私はそう考えています。
ダブチ「いいからこの状態なんとかしてーっ!!」
〜その後の顔はめパネル状態のダブチちゃん〜
ダブチ「いらっしゃいませ……」
エマ(うそっ!?私に強力なライバルが!!)