DDアイドルマスター   作:layRa

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おい、ルールを守って楽しくデュエルしろよ。



遊戯王 アンチオフィシャルカードゲーム

私はかつて若いころは天才デュエリストだった。今では「海馬グループ」という企業の社長で、カードゲーム大会の運営などをしている。そして来週、そのカードゲームの大会(優勝賞金10万円)が開催されるのだが…。私はある1人の少年と出会った。

 

海馬社長「どうしたのかね?」

米内P「いや、先輩たちからこの大会で優勝してちょっとはお金を稼ぐように言われたんですよ」

海馬社長「そうか。なら勝てるデッキがあるのかい?」

米内P「いや、カードを買うお金をもらってないんですよ」

海馬社長「そうか…。なら"創って"みたらどうだい?」

米内P「えっ、つくる!?」

海馬社長「私が若いころはカードをどうやって調達したのか謎だった。本当にお店で販売しているのかどうかも怪しい、都合の良い効果を発動するカードをどいつもこいつも持っていた。キミもそうしてみたらどうかね?」

米内P「わかりました!やってみます!」

 

そんなことがあり大会当日、その彼は……。

 

 

 

 

 

 

 

出場禁止となった。

 

海馬社長「どうしたのかね?」

スタッフ1「社長!この男の子が自作のカードで出場しようとしたんです!」

米内P「だって渋い声のおじさんが「カード作ったらどうだ」って言ってたもん!」

海馬社長「確かに彼にそう言ったのは私だ。責任は私にある、だから…」

スタッフ2「この大会は企業が認めたカードでしか出場できないのです。だから自作のカードなど論外です」

海馬社長「えっ!?マジで!?」

スタッフ2「いや運営なのにそんなことも知らなかったんですか!?」

 

私が現役のころは、古代遺跡から神のカードを発掘したり、ピンチのときに突然手元にカードが現れたり、バイクで暴走しながらデュエルするやつまでいたぐらいだ。

 

海馬社長「聞けばこの大会はお遊びだし世界の命運がかかってるわけではないようだ。ところでキミはどんなカードを考えたのかね?」

米内P「すごいカードだと説得力を持たせるために、オレの周りの人たちをモデルにしました。こんな感じで……」

 

 

 

 

「メスゴリラ 白瀬 咲耶 攻撃力2000」

「牛女 月岡 恋鐘 攻撃力1700」

「メンダコぼっち 防御力 −6000」

「しまりんのおじいちゃん 攻撃力8000億」

 

ふぅん、まあモンスターはこんなもんか。ではマジックカードはというと…。

 

 

「メスガキの誘惑 効果…このカードがフィールド上にあるかぎり、相手モンスターはダイレクトアタックができない」

「全力Zわざ 効果…特定のモンスターの攻撃力を5000アップするがプレイヤーは奇妙なポーズをとらされる」

「妖精哲学の三信 効果…いい男たちの肉体美を極限にまで高める」

「ドラゴンボール 効果…墓地に送ったカード、破壊されたモンスターを強制的に手札に戻す」

 

 

なかなかよくできてるじゃないか。じゃあその他は…。

 

 

「木刀…ヤンキー系モンスター専用装備カード」

「メリケン…暴力系ツンデレヒロイン専用装備カード」

「ハゲ頭の分裂 効果…七つの死角から一方的に攻めこんで相手モンスターを撃破する」

「俺のかわいくない妹 効果…兄の幼なじみに腹パンされるのである」

「あんたはここでふゆと死ぬのよ 効果…言葉通りである」

 

 

これはもしかして罠カードとか装備カードとかかな?でもまあほんとによくここまで考えてきたもんだ。

 

海馬社長「す、すごいカードを考えたんだな…」

米内P「オレというより、オレの周りの人がすごいんですよ」

 

まあ確かにこれらのカードがあれば、世界は救えるのだろう。だがな…。

 

海馬社長「こんな危なっかしいもので出場できるほど、この大会は甘くはないぞ」

米内P「そうか、やっぱりダメか…(あれ?普通なら公式の大会のほうが甘いんじゃ…)」

 

公式大会はあくまでお遊びだから、命を奪ったり大ケガさせるようなカードを出すわけにはいかない。とはいえ、彼の努力をムダにはしたくない。強力なカードを考える発想力(そしてろくでもない知り合いの多さ)は見事なものだ。だから…。

 

 

 

 

 

〜数日後〜

 

海馬社長「彼をデュエリストとして育成していきたいと思う。みなの意見を聞きたい」

米内P「よろしくお願いします!」

社員1「いや却下ですよ!」

社員2「社長の現役時代のようになったら、どう責任をとるんですか!」




米内P「ねえ、今回のエピソードの海馬社長は何歳ぐらいなの?」
海馬社長「ん〜、アニメでは私は高校生ぐらいだったけど。この話ではそうだな、アラフォーぐらいかな?」
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