九英雄と五芒星~転生剣士と九つの星々-NEXT WORLD-~ 作:弥生の一矢
九英雄side
ソラ 龍虎 竜姫 疾虎 ましろ DIT
王女side
王女 アーサー
イータside
カノン ベガ(カザナミ) シリウス(シュウガ) アルファルド(ローゼン) フォーマルハウト(ルリ)
あれから数時間が経過し、ソラが目を覚ます。
天「…ん…ここは…」
少し目を開き、辺りを見回すが、ソラの知らない部屋である。
ぐぅぅ〜
天「あはは…お腹すいたなぁ…」
ソラはベットから出ると近くにかけてある服を着る。
ドアを開けるとドアの前に龍虎とDITが立っていた。
DIT「お?起きたか?」
龍虎「大分寝てたな。大丈夫か?」
天「うん。ここはどこなの?」
DIT「エーリス王国の王城の部屋の1つだ。お前、あの後、倒れてな」
龍虎「そうそう。…ふむ…」
龍虎はソラの顎をクイっと持ち上げて、顔を見る。
天「な、なに!?」
龍虎「それが覚醒の証なんだろうな」
天「え?私、なんか変わってるの?」
龍虎「眼に七芒星が宿ってんな」
DIT「その腕の傷みたいのも証みたいだったんだな」
天「え?あ!なにこれ?!」
ソラの腕にはヘプタグラムの聖痕が浮かび上がっている。
天「それよりお腹すいたんだけど、なんか食べ物ない?」
DIT「まぁ、俺らからも話すことがあるが、とりあえず、ソラに何か食べさせるとするか、龍」
龍虎「そうだな」
ガキン!
キン!キキン!
外では金属がぶつかり合う音がしてくる。
竜姫「疾虎、そこです!」
疾虎「姉さん、言ったら意味ねえだろ」
ましろ「姉に甘くない?疾虎。そこ!隙あり!」
竜姫「あ!あぅ…」
疾虎「やったな?ましろさん。はぁぁあ!」
ましろ「甘いって言ってるだろ!」
龍虎「ソラが目覚めたぞ?」
天「ごめんね。心配かけてさ」
DIT「それで話の続きなんだが、その能力は修行が必要らしいんだ」
天「うーん…修行かぁ…」
DIT「嫌なのか?お前らしくもない」
天「まだ本調子じゃないからね」
ガキィィン!
ましろ「あ!ソラ!危ない!」
天「ん?」
ガシッとノールックで竜姫の槍を掴む。
竜姫「すみません、マスター」
疾虎「いやいや、謝る前に、マスター、今の動きなんだよ?!」
天「え?普通に槍を掴んだだけだけど?」
龍虎「(今のは"剣聖の集中"!?アレを無意識でやってる!?)お、おい、ソラ」
天「なに?」
龍虎「身体に異常はないのか?」
天「え?特には無いけど…」
龍虎「そ、そうか…」
DIT「(やっぱり気づいてないみたいだな)おい、ソラ。お前、無意識に龍の秘技使ってるぞ?」
天「え?…………"剣士の集中"?それとも、"剣聖の集中"?」
龍虎「剣聖の方だ。それも極じゃなさそうだ。その上だろうな」
天「えぇー、私、もしかして後で血を噴いたりするのかな?」
ソラはケロッとした様子で龍虎に答える。
王女「流石凄いですね」
パチパチパチと手を叩きながら、アーサーとセレナを引き連れて歩いてくる王女。
天「ごめんね、ミオンちゃん。迷惑かけてさ」
王女「大丈夫ですよ。私にもメリットがありますからね」
天「メリット?」
アーサー「姫様」
王女「あぁ〜、こちらの話です。あまり気にしなくていいことです」
天「まぁ、いいよ。お腹もいっぱいになったし、試したい事があるからやらせてもらうね」
王女「?」
ソラは空に手をかざすと詠唱をする。
天「王女も来たことだし、見せてあげる。現れなさい!神を裁ち切る断罪の剣"堕神聖双帝"Altair=CERO」
ザクッザクッ
パシっとソラが手に持つとぐにゅうと形が変化し、銃と刀になる。
天「(よし!)どお?召喚できるようになったんだよ?」
ましろ「なぁ、それ、未来の王女が使ってた」
天「そ!あとね。こんな事も出来るの。五芒星の装備達よ、私の為に!」
竜姫「え?槍刀が…」
疾虎「な!?どこ行く気だ」
シュンシュン!
ガギン!
DIT「何故、俺の前に刺さる?」
天「それは五芒星が貴方を選んだからだよ。現在の本来の持ち主になるようにしたの」
龍虎の前に刀が刺さる。
龍虎「これもしかして、プロキオンか?」
天「そだよ。龍ちゃんが選ばれた」
龍虎「これの暴走はかなりヤバいって聞いたんだが…」
王女「えぇ、侵食されます。ですが、何故、ソラさんの仲間達を選ぶんでしょう?(はっ!まさか!)」
天「それは気付いたって顔ね。そうよ?私が示した」
王女「そんな…アルタイルの所持者が五芒星の所持者を決めるなんて聞いたこともないです」
天「でも、ミオンちゃんの従者の一人。ジレアさん?の剣は変えれないみたい。アレはジレアさんのみが扱えるもの」
王女「え?ジルの剣も五芒星関連なの!?」
天「それは、知らなかったんだね。五芒星と言っておきながら、装備の種類は7種あるの。アルタイルが6番目、グレイルが7番目よ」
王城の庭でそんな話をしているとそこにワームホールが現れる。
???『あら?手遅れみたいよ?カノン』
カノン『そんな…もうなってるんですか?』
王女「なっ!?」
龍虎「あの時の!?全員!臨戦態勢を取れ!」
竜姫&疾虎「!!」
???『おいおい、早すぎやしねえか?』
天「え?シュウガさん?ローゼンさんに、ルリさんも?どうして、そちら側に」
王女「報告通りね、アート」
アーサー「はい」
天「え?」
龍虎「気を抜くな!ソラ!狙われてんのはお前だ!」
ルリ?『へぇ、わかるんだ。私の伝説武器で気配を消してるのになぁ』
シュウガ?『殺気が出すぎなんじゃねえの?』
カザナミ?『アンタもよ?』
ローゼン?『気楽にいこうよ。2人とも』
天「いや、待って…なんで、伝説武器をしれっと使えてるの!?カザナミさんが言ってたはず。伝説武器は所持者を選ぶって……まさか!」
カザナミ?『そ。そのまさかよ。私達は完全に成り変わった』
天「じゃあ…」
カノン『その動揺、相当きてるみたいですね?』
カノンがソラに斬りかかる。
ガシッ
カノン『なっ!?ノールックで刀を摘むですって!?』
天「あら?貴女、こんな事もできないの?GMのなりそこないだもんね?」
王女「(なりそこない?もしかして、私はGMになれない?)」
天「あ、そうそう、私、こんな事も出来るの」
ソラからブワァ!っと覇気が出てくる。
カザナミ?『ま、まさか』
天「"魂変換(ソウルチェンジ)""狙撃手魂(スナイパーソウル)"どぉ?これ、カザナミさんから学んだんだぁ」
カザナミ?『何故、貴様が魂変換を使える!?』
天「何でだと思う?それはね。カザナミさんがアルタイルの所持者だったからだよ」
ヒュン!ゴッ!!
カザナミ?『グッ…か、返せ…』
天「へぇ、凄いね、この凱帝スナイパー。もらっとくね。CEROよ、吸収しなさい」
ソラの発言でCEROから触手のような物が凱帝スナイパーに接触すると粒子になってCEROに吸収されていく。
天「次は誰にする?」
シュウガ?『キッサマァ!!ベガ!アレをやるぞ!』
ベガ『仕方ないわね。フォーマルハウト!シリウス!アルファルド!やるわよ!』
アル『あぁ!』
フォーマル『はい!』
ベガ『私の意志と伝説に応えなさい、アルタイル!!いでよ、Altair=LEGEND!』
ベガ、シリウス、アルファルド、フォーマルハウトに魔法陣が現れるとその魔法陣に4人が飲み込まれ、魔法陣が重なる。
そこに、剣、弓、杖を携えた戦士が現れる。
王女「この異形の姿はまさか、プロキオン?!」
伝説の意志『『『『これがアルタイルの力……素晴らしい』』』』
ソラはフッと鼻で笑う。
伝説の意志『『『『何がおかしい!』』』』
天「見え見えよ?融合が中途半端なのが」
カノン『そんなの見えるはずがないわ!ハッタリよ!』
天「だと思うならかかってきなさいよ」
ましろ「ソラ、加勢いるか?」
天「腹ごなしの準備運動にちょうどいいわ」
ましろ「そうか、油断はするなよ?」
天「わかってる。顕現しなさい!凱帝アルタイル!」
凱帝アルタイルが現れると伝説の意志からソラに何かが吸い込まれていく。
伝説の意志『『『『ぐっ…くぅ…貴様、凱帝スナイパーの能力を使っているな!?』』』』
天「もちろん。相手が伝説所持者なら1番厄介なのは凱帝スナイパーだからね」
カノン『させません!』
ガキン!
天「貴女も諦めて帰ればいいのに……それにどうやら、邪神も貴女のホントの職に気づいていないようだしね。ミオンちゃんも気づいていないんでしょ?」
王女「どうしてそれを!?」
天「私、GMになってから、常に鑑定眼みたいなのを使用してるのよ。だから、なにもかも見えてるの」
カノン『なんですって!?ベガ!今は引きなさい!分が悪いわ!』
伝説の意志『『『『そんな事、今更、できると思ってるのかぁ!!』』』』
to be continue…
次回:覚醒したソラはカノンと伝説の意志となったベガと対峙する。
☆ゲームマスター(最上級冒険者)
真のゲームマスター。全ての第4次職のスキルを使える職で、常時、鑑定眼・剣聖の集中・リミテッドオーラが発動しており、瞬間的な移動や反応、対象の職や状態など全てを見抜く。邪神やカノンよりも上位の存在で、五芒星の装備や伝説の装備、九英雄の装備の全てを扱えて、アルタイルに関わった者のスキルも使うことが出来る。
魂変換〜ソウルチェンジ〜
カザナミのみが使える特殊能力で、自分の職種を名指しした職に変えることでその武器の性能を最大限引き出すことが可能。
魂変換【極】
ウミとアルタイルを所持したカザナミが使える特殊能力で、自分の職種を2つ名指しした職に同時に変えることでその武器の性能を最大限引き出すことが可能。
ソラが使用する為にはウミとの修行が必要
魂変換【神】
ウミとアルタイルを所持したカザナミが使える特殊能力で、自分の職種を3つ名指しした職に同時に変えることでその武器の性能を最大限引き出すことが可能。
ソラが使用する為にはウミとの修行後にシュウガ、カザナミとの修行が必要