九英雄と五芒星~転生剣士と九つの星々-NEXT WORLD-~   作:弥生の一矢

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登場人物
DIT
龍虎
ΕΛΠΙΣ
ましろ
ひよこ
詩
疾虎
琥珀
紅椿
ぴよりん
天蓋獅子
???
???
???
???


第29話 異次元の扉

ゴオオオオオオオオオオ…

 

DITは蒼い戦闘機に変形し、他4人を乗せ、ミナウラに向かっていた。

 

DIT『疾、龍虎に教えたか?』

疾虎「あぁ」

龍虎「そのソラってやつが自分ら八英雄の一人と言う事はわかったが…」

疾虎「違うって!九!九英雄!」

詩「無駄ですよ、ΕΛΠΙΣさんも同じ反応でしたもん」

 

……………

………

…

 

ΕΛΠΙΣ「そうなんだぁ〜、でも、私達、八英雄でしょ?なんで9人なの?」

詩「だ〜か〜ら〜ぁ!違うんですよ!九!九英雄ですって!」

ΕΛΠΙΣ「え?九英雄?詩ちゃん、しっかりしてよ、もう…」

詩「く…こうなったら!エンシェントh…」

蒼斬「やめとけ」

詩「兄さん!?なんで止めるんですか!?直るかも知れないんですよ!?」

蒼斬「直らねえから言ってんだよ」

 

……………

………

…

 

紅椿「無駄でも戦い方ぐらいは思い出していただかないとこちらが困ります」

疾虎「DITさん、あとどのくらいで着くんですか?」

DIT『あと、5分くらいだな』

 

少し時間は戻り、ましろ、ひよこ、琥珀はミナウラ近辺の森に来ていた。そこで不思議な2人の親子に会っていた。

 

???「ねぇねぇ、パパみたいに冒険者なのかなぁ?」

???「どうだろうなぁ、俺は"カザナミ"に言われて、こっちの世界を見に来たに過ぎないしなぁ」

???「ママはなんで来てないの?」

???「ソラという冒険者に俺らの事を説明してるんだとさ」

???「へぇ〜」

琥珀「あの、すみません!今、ソラと言いました!?」

???「あ、はい、言いましたが…」

琥珀「ましろさん!ひよこさん!」

ましろ「どうしたの?」

ひよこ「なんか見つかった?」

琥珀「この方達がマスターを知ってるみたいで」

ましろ「この親子が?ホントに?」

???「こっちの世界にもソラという者がいるのか?」

琥珀「こっちの世界?どういうことですか?」

ましろ「まさか、ソラは異世界に居るのか?!」

???「俺とウミはカザナミに言われて、こっちの世界に七大悪魔が潜んでないか見に来たんだ」

ウミ「パパも私も凄く強いからね」

ひよこ「この子が強い?そこの男性の方は確かにオーラが違いますけど」

ウミ「私、強いもん!!」

???「まぁまぁ、ウミちゃん。それはそこに湧いてるモンスターを狩ればわかる事だから」

ウミ「うん!行ってくるね」

ましろ「お、おい、行かせていいのか」

???「まぁ、見てなって」

ウミ「"神姫エクスカリバー"、私に力を貸して!"ソードオブジャッジメント"」

 

キュイン!

ドゴオオオオオオオオン

 

琥珀「なんなんですか!?あの強さ」

???「俺の娘だ。強いだろ?」

ひよこ「凄い!」

???「そうだ、名乗ってなかったな。俺はシュウガ。パラディンの伝説所持者だ」

ウミ「あぁ〜、やったやった。スッキリした。あれ?パパ、自己紹介してる!?私も、私も!」

琥珀「シュウ….ガ?聞いたことない名前だね」

シュウガ「それは当たり前だ。俺とウミは別次元のイルーナから来たからな」

ウミ「私はウミ。シュウガパパとカザナミママの一人娘だよ。私は全職の伝説所持者なの」

ましろ「また出た。なんなの?その伝説所持者って?」

シュウガ「このウミちゃんが持ってる剣の事だ。俺も聖帝パラディンを持ってる。俺らの世界では職一つ一つに伝説武器というのが存在していてな…おっと、どうした?ユウカ」

 

ユウカと呼ばれた者はシュウガの影から現れた。

 

ましろ「え!?影から出てきた!?」

ユウカ「見つけました、お父様。ブレードです」

シュウガ「どこにいる」

ユウカ「この世界にいるのは確かですが、何処にいるかまでは…それに力が増しているみたいです」

シュウガ「奴は人の存在を食って、それを糧に強くなるからな。この世界の誰かの存在が消えたんだろう」

琥珀「それ、マスターの事です!俺…私達の仲間に忘れられてる人達がいます」

シュウガ「そいつの存在はどのくらいの規模だ?」

琥珀「えっと…英雄と呼ばれるほどです。シュウガさんのような存在だと思ってもらえれば良いかと…」

シュウガ「それはやばいな…とりあえず、お前らもその者の記憶が消えかねない。急いで、この奥に行くぞ。俺らの世界なら奴は干渉できない。俺らの世界に行ける場所があるからな」

琥珀「ちょっと待ってください。実はミナウラの街で待ち合わせしてる人達がいるんです。その者達を待てませんか?」

シュウガ「わかった。ウミ、先に戻って、ローゼンとルリを連れてこい」

ウミ「うん、わかった(神姫スナイパー mode:忍者)」

 

タタタタタタタタ……

 

ましろ「え?(今の子、武器が変化しなかった?)」

シュウガ「どうした?」

ましろ「いや、なんでも…」

シュウガ「こっちの世界のミナウラか…。少し楽しみだ」

 

《ミナウラの街》

 

ましろ「DIT、久しぶりだな」

DIT「あぁ、元気してたか?」

ましろ「もちろん!それで?このメンバーが記憶があるのか?」

DIT「いや、龍虎にはないんだ」

龍虎「すまん」

ましろ「謝らなくて良いよ。相手のスキルだろ?」

DIT「あぁ、だから、補助も含めて疾虎が付いてきてる」

ましろ「なるほどなぁ」

DIT「で、この人は?」

シュウガ「俺はシュウガ。別次元のイルーナから来た。お前らが探してるソラならこっちの世界にいるぞ」

DIT「そうなのか!?別次元か…通りで連絡が取れないと思ってた」

シュウガ「とりあえず、俺らの世界に向かおう。話はそれからだ」

DIT「わかった」

 

その頃、龍虎のギルドにはある者が訪れていた。

 

ガキィィィン!

 

天蓋獅子「ぐっ…」

???「おいおい、なんだ、その体たらくは、腑抜けたなぁ、お前も」

天蓋獅子「お前は誰だ?」

???「マジか…わからないのか!?俺は、お前と同じ二つ名持ち。激情のブラッド」

天蓋獅子「二つ名?なんだそれは」

ブラッド「どうやら記憶が無いみたいだな。"グリード"様、見つけました」

 

グリードはどこからとも無く天蓋獅子の前に現れる。

 

グリード「クックック…どうやら覚醒も済んでるみたいだな」

天蓋獅子「覚醒?記憶?何のことかわからないぞ」

グリード「コレを見ろ」

 

グリードは天蓋獅子に禍々しいオーラを放つ赤黒い玉を見せる。

 

天蓋獅子「こんな物がなんだと…うぐっ…こ…この記憶は…」

 

天蓋獅子は赤黒い玉を見ると頭を抱え出して、叫び出した。

 

天蓋獅子「うぐぁぁぁぁぁあ!!」

 

その後、天蓋獅子にオーラが出始めた。

 

天蓋獅子「カハァア〜、あぁん?なんだ、ブラッドか」

ブラッド「なんだとはなんだ!記憶を戻してやっただろうが」

天蓋獅子「戻したのは…はっ!?すみません、グリード様!この"暴虐の天蓋獅子"、ただ今戻りました!」

グリード「あぁ、構わん、構わん。して、獅子よ」

天蓋獅子「はっ」

グリード「お前の他にこの世界に送り込んだ奴らはどうした?」

天蓋獅子「あぁ……すみません、居場所までは」

グリード「うむ…俺らもすぐにお前を見つけられたわけじゃなくてな」

天蓋獅子「お手を煩わせて申し訳ございません。しかし、1人だけなら心当たりがございます」

グリード「ほぅ…」

天蓋獅子「ΕΛΠΙΣという者のギルドにいる"紫陽花"という者は我らの二つ名持ちではないでしょうか?」

ブラッド「"災禍の紫陽花"か」

天蓋獅子「災禍…ってあの!?」

ブラッド「あぁ、グリード様でもコントロール出来るかどうか…」

グリード「とりあえず、向かうぞ」

天蓋獅子「しかし、気をつけて頂きたく」

ブラッド「どうした?」

天蓋獅子「ΕΛΠΙΣという者はこの世界の九英雄の一人です」

グリード「あの者達の事か…ふむ…あの者、単体ならどうと言うこともないさ。奴ら九英雄のリーダーの存在は俺が食ったからな」

天蓋獅子「流石、グリード様です。して、そのリーダーはもういないのですか?」

グリード「あぁ、この世界には存在しない。俺らの世界にはいるがな」

ブラッド「それは向こうにいる"螺旋"と"残火"に任せています」

天蓋獅子「あの二人が!?犬猿の仲でしょう!?」

 

憤怒のグリード率いる闇の戦士達は二つ名を持ち、ソラの世界に数人放たれていた。そのもの達は一人一人、第4次職や最上特殊職に覚醒している者たちであった。

 

to be continue…

 




次回:新章突入

グリード率いる闇の戦士達は私のサブキャラを参考に出していきます。
《聖凱》天蓋獅子→暴虐の天蓋獅子
殷麗=ブラッドF→激情のブラッド
《彗星》紫陽花→災禍の紫陽花
螺旋、残火、豪撃、抱擁、蹂躙までは考えています
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