九英雄と五芒星~転生剣士と九つの星々-NEXT WORLD-~ 作:弥生の一矢
九英雄side
ソラ DIT(未来) kuma(未来)
伝説所持者side
カザナミ(未来) リムル(未来) ネギ(未来)
イータside
薙鎖(邪神)
???side
ゼノ(ソラ精神世界)
ゼノ「何故だ、貴様のアルタイルとしての能力の大半は我のモノになってるはずだ!」
天「残念だったわね。このアルタイルはね」
ソラが真剣を手放すとその剣はその場で回りだし、変化する。
そこに現れたのは、薙鎖だった。
つまり、邪神である。
ゼノ「な!?貴様、邪神!?」
薙鎖「コイツの声が聞こえたんでな。私の中のアルタイルの能力を使ったに過ぎない」
ゼノ「だが、アルタイルなら尚更、我が…」
天「薙鎖のアルタイルとしての能力は私が鍛えた能力そのもの。アンタが干渉できるものではないわ!それは、カザナミさんやカノン、エンディミオン王女も該当するわ!」
ゼノ「は?何を言っている?魂変換なら我が…」
ゼノは手のひらで職を呼び出そうとするが何も起こらない。
天「ふふふ…言ったでしょ?それはカザナミさんの固有スキル。アンタが使えるものじゃない。だけど…」
薙鎖「やってやれ、ソラ」
ソラが手のひらで職を呼び出そうとするといろいろな職の玉が現れる。
天「【魂変換:真】」
ゼノ「真!?」
天「Altair:Legend」
薙鎖「任せたぞ」
カザナミ「えぇ」
薙鎖が消えたと思ったら、そこに虹色の弓が現れる。
カザナミの声が聞こえてきて、ソラの身体が虹色のオーラに包まれる。
天「はぁぁあ!」
ビュンビュン
カキン!キキン!
ドッドッ
ゼノ「くっ、いなしてるはずなのになぜ当たる!?」
天「フッ…誰の弓矢だと思ってるのよ?」
ゼノ「チッ…だが、近距離戦には向かないはずだ」
ゼノが距離を詰めてくる。
天「(ModeChange:Legends fifteen)」
ゼノ「油断したな」
天「油断?したのはアンタがでしょ?」
ゼノが斬りかかるが、それを難なく刀で受け止める。
天「Mode: 」
先程まで少し傷付いていたソラの体の傷が綺麗に無くなってしまう。
ゼノ「それは、リムル=テンペストの《超速再生》!?って事は…」
天「魂変換:混沌之王」
ソラが具現化させた刀が黒い炎を纏う。
それにより、ゼノの剣が折れてしまう。
ゼノ「貴様…我の剣を…」
天「まだよ!そこ!」
ガキン!
ゼノ「残念だったな。貴様の武器は我も使えるのだ」
天「それはAltair=CERO!?それは私が作った装備のはず…アンタが使えるはずない」
ゼノ「召喚方法は…」
天「そうか…未来の八英雄の記憶…なら!ラファエルさん、すべてを切り裂く『魔王の愛刀』を出力して――。これが、星々を繋ぐ希望(エルピス)の力!」
ソラが精神世界の虚空に手を伸ばすと、眩い星の粒子が集い、一本の美しい刀がその掌へと具現化する。
『竜魔刀:希望』
その名を呟いた瞬間、ソラの胸の奥で、仲間の『ΕΛΠΙΣ』との不思議な因果の波長が共鳴するかのように、刀身が青白く鋭い光を放った。
ゼノ「その刀は……! 貴様、我が目の前で何をする気だ!」
しかし、ソラは不敵に微笑んだまま、一切の無駄がない、流麗極まる剣舞の軌跡で動き出した。
天「さっさとかかって来なさい。でも、私の間合い(ゲームルール)に入ってからよ!」
ソラが踏み込み、エルピスの切先を精神世界の床へと滑らせる。
キィィィン――と澄んだ金属音が響き、刀身が削った床の軌跡から、緻密な幾何学模様が光の帯となって湧き上がっていく。
一太刀、二太刀。
魔王の剣技がソラの肉体を正確無比に動かし、刀が空を切り、床を走るたびに、魔法陣の『線』と『古代(ルーン)文字』が神速で刻まれていく。
ソラが描いているのは、ただの陣ではない。
これから、来るであろう。ゼノの極大攻撃のエネルギーをそのまま喰らい尽くすための、絶対的な捕食の檻だ。
刀身『エルピス』の残光が描いた巨大な光の魔法陣が、ソラの足元でカチリと駆動音を立てて完成する。
ゼノ「応えよ、アルタイル!ソラを屠れ」
ゼノはソラに向かって、Altair=CEROの銃口を向けると高密度のアルタイルのエネルギーが含まれたレーザーを放つ。
天「(まさか、こんな事がホントに来るなんて、知らなかったら、こんなの1人じゃ抗えなかった)でも…魂変換:魔導拳聖」
ソラは右手で持っている愛刀『エルピス』を地面に突き刺すとレーザーを前に左手をかざす。
天「術式解放(アクティベーション)――!!」
次の瞬間、ソラの足元の魔法陣が光り出し、白い稲妻と黒い稲妻が同時に起こる。
ゼノ「なに!?」
天「敵弾捕食吸収陣-キルクリ・ベルゼビュート・アブソル・プティオーニス」
敵弾捕食吸収陣がゼノの高密度レーザーを完全に吸い上げ、ソラの腕の紋様に莫大なエネルギーが充填される
《告。すべてのエネルギーの吸着を完了。――これより術式:闇の魔法(マギア・エレベア)の体内取り込みを開始します》
天「くっ……あぁぁぁッ……!!」
吸収した始祖の魔力と、ネギの魂の波長がソラの魂を激しく侵食していく。
魂が焼き切れるような悍ましい激痛。
しかし、ソラはモンク因子の精神力でそれを強引に捩じ伏せる。
天「(耐えてみせる……! この膨大なエネルギーを、私の肉体(魂)に完全に繋ぎ止める……!)」
ソラは自身の魔力回路を全開にし、暴れ狂う力を精神の核へと縛り付ける術式を叫んだ。
天「――固定(スタグネット)!!」
ジジジ、とソラの腕の紋様が黒く固定され、暴走しかけていた魔力が一瞬で大人しくなる。
天「――掌握(コンプレクシオー)!!!」
次の瞬間、ソラの魂が吸い込んだすべての力を完全に支配下に置く。
天「――術式兵装!!ーー七星鷲翼(セプテントリオン・アクィラ・アルマ)!!」
背後に巨大な光と闇の『星鷲の翼』が爆発的に広がり、マギア・エレベアの完全着装が完了した。
天「ラファエルさん、インペリアルレイ・ゼロの二重詠唱をお願い! 右手で全属性収束、左手で術式行程よ!その間、私はゼノの攻撃に耐えるわ!」
ソラの魂の叫びに、脳内の《智慧之王(ラファエル)》が即座に応答し、神聖な演算の光を走らせる。
《是。個体名ソラの魔力回路を二分割――ハイウィザード最高峰魔法『インペリアルレイ・ゼロ』のマルチタスクを開始します》
ゼノ「キッサマァ! 往生際の悪い真似をォ!!」
ソラが術を完成させる前に圧殺すべく、ゼノが光条の如き速度で間合いを詰め、烈風を纏った鋭い連撃を叩き込んでくる。
かすり傷一つが致命傷になりかねない絶望的な嵐。
しかし、ソラは『魔導拳聖』の極限まで高められた体術で、その猛攻を最小限の紙一重の動作ですべて回避し、いなしていく。
ゼノの刃がソラの首元を、胸元をミリ単位で掠めていくが、ソラは一切動じない。
術式の構築(めんどくさい計算や並行詠唱の制御)は、すべてラファエルさんが脳内で完璧に肩代わりしてくれているからだ。
《告。右手に火・水・風・地・光・闇・無の全属性魔力を超高密度で吸引中。――並行して、左手に全属性を一本の破壊光線へと結合させるための『ネギま風魔導術式』の構築を執行します。完了まで、あと5秒――》
ソラはラファエルさんのアナウンスを信じ、手にした『竜魔刀:希望(エルピス)』の腹でゼノの重撃を強引に受け流し、その反動を利用して、鋭くバックステップを踏んだ。
ガキィィィンッ!!! と精神世界に強烈な金属音が響き渡り、火花が散る。
ゼノを強引に弾き飛ばしたその一瞬の着地と同時に、脳内にラファエルさんの頼もしい確定アナウンスが響いた。
《――成功しました。左右の魔力回路の完全同期(パーフェクト・リンク)を完了》
キィィィィィン!!とソラの右手の中に、神をも消し去るハイウィザード最高峰の魔法――七色の破壊熱線『インペリアルレイ・ゼロ』が、世界を震わせる駆動音と共に完全完成した。
ゼノがその圧倒的な光の質量に息を呑んだ――まさにその刹那。
天「――掌握(コンプレクシオー)!!」
ソラは完成したばかりの極大魔法を放つことなく、生まれた瞬間のその全エネルギーを、そのまま右拳の闇の紋様の中へと強引に『ズズズッ』と吸い込ませ、完全にホールドした。
七色の暴虐な輝きが、一瞬でソラの右拳へと収束し、静かに明滅する。
ゼノ「なっ……!? 最大魔法を、放ちもせずに一瞬で右手に留めておくだと!?」
驚愕し、自分の常識が通じないソラのチートな連携に表情を歪めるゼノ。
ゼノ「ならば、その構えごと細切れにしてくれるわァ!」
すぐさま体勢を立て直し、ソラの隙を突くために神速の追撃を放つ。刃がソラの首元に迫る。
天「――忍者因子発動!!」
ソラはゼノの目の前で印を結ぶ。
天「影分身の術!」
ソラが叫んだ瞬間、精神世界に3人の分身が出現した。
ゲームマスターの因子とカザナミの『魂変換』の権能が完全同期し、3人の分身がそれぞれ異世界の伝説の英雄そのものの姿へとシフトしていく。
天「ラファエルさん、リムルをお願い! みんな、いくよ!!」
《了解。分身Aに『魔国連邦の神祖:リムル』の波長を完全着装。兵装『竜魔刀:希望(エルピス)』の完全制御を移行します》
分身Aが、青髪の流麗な魔王――【リムル】へと完全覚醒し、エルピスを構えてゼノの刃へと真っ向から踏み込んだ。
ガキィィィィンッッ!!!
弱体化した始祖ゼノと、ラファエルさんが操作する完全無欠の魔王の剣技。
一瞬で激しい刀戟戦が前線を支配する。
一太刀目を最小限の動きで受け流し、二太刀目をエルピスの刀身で弾き、三太刀目を紙一重で躱しながら、鋭いカウンターの斬撃をゼノの胸元へと突き返す。
ゼノ「ちぃっ! 分身風情が、これほど動くとは……!!」
ゼノが【リムル】の完璧な剣戟に完全にヘイトを奪われている、まさにその極小の隙。
本体のソラ、そして残る2人の分身が円陣を組むようにして左手を突き出す。
《告。分身Bと分身Cに『六道仙人と九喇嘛に愛されし忍』の波長を着装。形態変化の駆動を開始します》
分身Bと分身Cが、六道仙人の如き神聖な輝きを放つ英雄――【ナルト】へと完全変生。
本体のソラが魔力の基盤を作り
【ナルト(分身C)】が超高速の乱回転を加え
【ナルト(分身B)】が全属性の拒絶反応を抑え込むための緻密な魔導術式を外側からかける。
異世界の主役たちが織り成す、超神速の演算。
ソラの左掌の上に、極大の螺旋丸が、そして周囲にあらゆるものを切り刻む魔力の刃が手裏剣の羽のように爆発的に形成されていく。
キィィィィィン――!!!と、精神世界を引き裂くような高周波の駆動音が響き渡る。
分身B・Cはボン!ボン!と白い煙とともに消える。
ゼノ「ハァァァァッ!!」
前線では、ゼノが始祖の意地を爆発させた強烈な一撃を放ち、ついに【リムル(分身A)】のエルピスを弾き飛ばして、その身体を切り裂いていた。
しかし、分身Aが消滅するのと同時に、本体のソラの左手に、触れるものすべてを分子レベルで消滅させる螺旋手裏剣が完全完成した。
ゼノ「人形どもめ、やっと消え……な、何だその禍々しい術式は……!?」
全ての分身を消し去り、勝利を確信したはずのゼノが、ソラの左手を見て驚愕に顔を歪める。
左手には、狂おしく乱回転する螺旋手裏剣。
そして――ソラは右拳に掌握していたハイウィザードの極致を、目の前へと突き出した。
天「そこで指を咥えて見てなさい、ゼノ」
ゼノ「そんな超出力の術式なんぞ、避けてくれるわ!」
天「『解』!!」
ドォォォォォッッッ!!!!
ソラの一喝と同時に、右拳の闇の紋様が一瞬で弾け飛ぶ。
右拳から、溜め込まれていた。
【火、水、風、地、光、闇、無】の全7属性の破壊熱線『インペリアルレイ・ゼロ』が、濁流のような圧倒的な魔力圧となって再びこの世へと一気に溢れ出した
右手に七色の破壊熱線
左手に極大の螺旋手裏剣
二つのぶっ壊れ大術式を同時に両の手に並び立たせたソラは、ゼノが恐怖に目を見開く前で、その両の掌を胸の前で凝縮させようと構える。
天「――固定(スタグネット)!!」
ジジジッ……ガチリッ!!!
ソラの一喝と同時に、空間に鋼の釘を打ち込むように、二つの大術式がその座標へと強制的にフリーズされる。
しかし――世界線すら異なる二つの超絶的なエネルギーを隣り合わせで無理やり固定した瞬間、凄まじい「拒絶反応」による爆発的な反発がソラの両手を襲った。
天「くっ……、あぁぁぁあッッ!!!」
あまりの自滅的な魔力圧
と
分子レベルで空間を削り落とす乱回転。
固定された中心点から暴れ狂うエネルギーの嵐によって、ソラの両腕の皮膚がバチバチと裂け、血飛沫を上げて肉ごと弾け飛びそうになる。
ゲームマスターの肉体をもってしても耐えきれない自滅の危機。
数秒と維持できず、このままでは取り込む前に両腕が完全に消滅してしまう。
ゼノ「ハハハ! 愚か者が、身の丈に合わぬ二つの絶技を前に、自滅するか!」
ソラの目の前で勝ち誇るゼノ。
しかし、ソラは激痛に視界が血に染まりそうになりながらも、決して意識を手放さなかった。
ソラは裂けそうになる両腕に血が滲むほど力を込め、執念だけでその狂暴なエネルギーの渦を力ずくで中央へ押し留める。
暴れ狂う龍の顎を、生身の両手でへし折るかのような命懸けの抑え込み。
天「弾け飛んで……たまる、かぁぁぁ!!! 私のゲームルールに入ったなら……大人しく私の力になりなさいッ!!!」
血の滲む瞳でゼノを睨み返したソラの執念が、ついに二つの力の暴走を強引にホールドした。
ソラはその均衡が崩れる前の一瞬の隙に、両手で掴んだままの極大エネルギーを、自らの胸(魂の核)へと一気に叩きつけた。
天「――二重掌握(コンプレクシオー・ドゥプレクス) ――ッッッ!!!!」
ソラの左右の腕の闇の紋様が激しく波打ち、二つのエネルギーが精神の魂へと同時に『ズズズ……!』と凄まじい勢いで吸い込まれていく!
ゼノ「バ、バカな……! あの暴走を抑え込み、同時にその身に宿しただと……!?」
内側から魂が爆散するかのような、悍ましい衝撃。
ソラは歯を食いしばり、脳内の相棒へとラストパスを繋ぐ。
天「ウグッ…(今よ……ラファエルさん!!! 完全に『統合・合成』しなさい!!)」
《告。個体名ソラの肉体内において、エネルギーの激突を確認。――これより《智慧之王(ラファエル)》による『体内概念合成』を執行します》
《成功しました。統合術式:『万象・螺旋手裏剣・X式』への体内合成を完了。これより、術式兵装への完全定着を承認します》
ソラの全身のひび割れが一瞬で修復され、背後に巨大な、光と闇で形成された『始祖の鷲の翼』が爆発的に広がる。
マギア・エレベアの完全着装。
その全身には、合成された『万象・螺旋手裏剣・X式』の七色の乱回転オーラが、漆黒の雷鳴と共にキープされた。
天「術式兵装――『万象螺旋(インペリアル・インフィニティ)』……!!」
すべてを喰らい尽くし、無敵の姿で戦場に立つソラ。
ゼノ「二つの絶技を体内で合成し、己の血肉にしただと……!? 貴様、一体何者だぁぁぁッ!!」
天「私はソラ! ――この力をあんたに叩き込むまで、私は絶対に止まらない!」
ソラは一瞬でゼノとの距離を詰めるとゼノのAltair=CERO諸共、ゼノを殴り飛ばす。
天「遅いわよ?」
ゼノは弾き飛ばされた先で絶望する。
ゼノ「(な、なんだ、このスピードは!?)」
ゼノはすぐさま立とうとするが何故か立てない事に気付く。
ゼノ「(何故だ!?なに…が…!?)」
ゼノが自身の足を見ると吹き飛んでいて、足が無くなっている。
天「あぁ〜ぁ、拳一発で足が吹き飛ぶとは思ってなかったわ」
ゼノ「貴様ァ!!キッサマぁ!!」
天「消えなさい……ぐっ!?」
ソラは急によろめく。
ゼノ「ふははは!やはりな!あの高密度の力を取り込んでて何も無いわけが…」
天「うるさい!!」
ソラはよろめきながら、距離を取る。
天「解!!」
キュィィィィィンとソラの右手に超巨大な螺旋手裏剣が現れる。
天「万象・螺旋手裏剣・X式!!」
ソラはそれをゼノ目掛けて投げるとゼノに直撃した瞬間に衝撃波が放たれる。
天「ウッッ…!(身体が動かない!?どうして!?ラファエルさん助けて)」
《是。強制的に体内の魔力を使用し、超高速移動を可能にしました》
天「ありがとう」
すぐさま、ソラはその場から数メートル離れるとその場で膝を着き、倒れ込む。
遠くでは半球体の爆発が連続で起こる。
ソラとゼノの精神世界での戦いはソラの圧倒的な勝利で幕が降りた。
しかし、ソラは目が覚めないことに気付く。
身体にムチを打ち、ゼノがいた場所に行くとゼノの心臓が破壊されずにドクンッドクンッと脈打ち、残っていた。
天「まさか、同時じゃないとダメなの?」
薙鎖「なんだ?知らなかったのか?」
天「邪神!?知ってたの!?なんで教えてくれないのよ」
カザナミ「あら、ソラさん、知らなかったのね。それにそんな余裕無かったでしょ?」
ネギ「安心していいですよ。この心臓は復活出来ません」
天「え?ネギさん?それにリムルさんもいる」
リムル「そりゃあいるだろうさ。俺らの能力使ったんだから」
天「共鳴ってこと?でも…」
リムル「あぁ、現実世界では使えないぞ。今のお前が使ったら、お前は消滅する」
天「でも!」
リムル「あと精神世界での記憶も消えちまう」
天「そんな!!みんなに会えたのに!」
DIT(未来)「そんなしょぼくれんな」
天「DITさん!?え?今のよりでかくなってる!?」
kuma(未来)「ソラちゃ!また会えた。よかった」
天「kuma、よかった。ゼノに取り込まれたから…」
ゼノの心臓に亀裂が入り、ガラスのようにパキャンと砕け散ると、ソラの身体が透け始める。
リムル「どうやら時間のようだな。後のことは、ラファエルさんに任せたから」
天「え?ラファエルさん来てく…」
フッとソラが消えるとkumaがその場でぺたんと座り込む。
すぐさま、立ち上がると少し上を向いて、耐えるような仕草をする。
kuma(未来)「さてと…」
DIT(未来)「意外と泣かないんだな」
kuma(未来)「泣きたいに決まってるでしょ」
未来のkumaに未来の八英雄が勇気付けるようにするとkumaは泣き出してしまうのだった。
次回:時間は少し戻る。現実世界ではカノンがソラ以外の九英雄とともにゼノ=エアーと対峙していた。