九英雄と五芒星~転生剣士と九つの星々-NEXT WORLD-~   作:弥生の一矢

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登場人物

九英雄side
天 DIT 龍虎 竜姫 フィルム ツバメ よもぎ ましろ

伝説所持者side
カザナミ シュウガ ローゼン ルリ ユウカ ウミ
??? ??? ??? ??? ??? ??? ??? ??? ??? ??? ??? ??? ???

七大悪魔side
グリード 紫陽花 ??? ???

???side
??? ??? ???


第31話 天と獣

ソラはDIT達と合流し、カザナミ達の世界へと来た。抜けた先には森があり、カザナミ達に先導されながら、ある場所に向かっていた。

 

カザナミ「ソラには説明したけど、もちろん、シュウガはDITさん達に説明したのよね?」

シュウガ「いや、してねえぞ?お前がした方が詳しく話せるだろ?」

カザナミ「えぇー!?どうしてしてないのよ!?」

天「まぁまぁ、カザナミさん。いいじゃないですか。私からしときますよ」

カザナミ「コイツ、私のギルドのギルマスなのよ?」

天「あぁ…それは怠慢ですよ、シュウガさん」

シュウガ「なに?!カザナミの肩を持つのかよ!?」

カザナミ「当たり前でしょ!」

???「おーい、カザナミぃ〜」

カザナミ「あれ?リムルじゃない。こんな所にどうしたのよ?」

 

カザナミからリムルと呼ばれたのは、この森、ジュラの森の盟主であるリムル=テンペストである。

 

リムル「いや、俺の森に俺がいておかしいとは言わせねぇぞ?」

カザナミ「おかしい!」

リムル「言うんかい!?」

DIT「なぁ、ましろ。アレって…」

ましろ「あぁ…転スラのリムル=テンペストだぞ」

天「なになに?驚いたの?」

DIT「そりゃあ驚くだろ。アニメのキャラだぞ」

天「甘いなぁ、まだ、1人目じゃん」

ましろ「1人目??ってどういうこと?」

天「そのままの意味だよ。私も懐かしい人に会えたしさ」

DIT「懐かしい人?」

天「そ、懐かしい人」

カザナミ「ん?あ!ソラ、置いてくよ?」

天「ごめーん、すぐ行くよ」

 

カザナミ達とソラ達はリムルの案内でジュラテンペスト連邦国に案内された。

 

リムル「もう、みんな集まってるぞ?」

シュウガ「そうだったのか、悪いな」

リムル「ここだ」

 

トントンとドアをノックするリムル。

部屋の中から女性の声で「どうぞー」と聞こえてくる。

リムルが扉を開くとそこには4人とその従者達が集まっていた。

 

リムル「カザナミ、紹介は任せるぞ?」

カザナミ「えぇ」

 

カザナミはソラやDIT達の事を集まってる者達に伝えていく。DITやましろはその中に見知った者がいる事に気付いた。

 

DIT「え!?レイ!?お前、生きてたのか!?」

ましろ「私の見間違いじゃないよね!?そうだよね!?」

カザナミ「そっか、ソラが知り合いだから、やっぱりDITさんとかも知り合いだったんだね」

???「久しぶり、DIT、ましろ」

カザナミ「じゃあ、1人目は雨-レイ-からだね」

雨「初めましての方もいますが、私はレイ。異世界を何度も渡って、今はビーストナイトの伝説所持者になりました」

DIT「懐かしい人ってそういう事だったのか…」

ましろ「涙出ちゃったよ、もう」

???「次、俺、いいか?」

カザナミ「いいわよ、キリト」

キリト「俺はグラディエータの伝説所持者だ。名前はキリト。こっちは相棒のアスナだ。よろしく」

アスナ「よろしくねぇ」

カザナミ「はい、次、カルマ」

業「えぇー。はぁ…仕方ないか…俺は赤羽業。アサシンの伝説所持者だ。従者は一応、渚だ」

渚「潮田渚です。よろしくお願いします」

???「ムムー」

???「え?俺がやれって?」

???「むー」

???「しょうがないか、分かったよ。禰豆子」

禰豆子「がんば…って…お兄ち…ゃん…」

???「うん!がんばる!さて、俺は従者なんですが、妹はあまり喋れないので、俺がやります。俺の名前は竈門炭治郎。妹の竈門禰豆子がサマナーの伝説所持者です」

禰豆子「ムー!」

 

禰豆子は両手を上げて、喜ぶ素振りをしている。

 

リムル「じゃあ、次は俺だな。その顔は知ってるって顔だが、俺の名前はリムル=テンペスト。スライムだ。まぁ、この姿の方が色々と楽なんでな。従者はソウエイだ」

 

ソウエイは小さくお辞儀をする。

 

DIT「ホント、すげぇな、メンバーが」

天「そうだよねぇ。でも、これでも半分居ないんだから」

ましろ「そうなの!?」

龍虎「それにしてもこっちには獅子みたいなやつはいないのか?」

シュウガ「そうだ!忘れてたぜ。リムル、奴が生きていたんだ。天蓋獅子が」

リムル「なにぃ!?それで、奴は?」

シュウガ「気絶させたら、消えちまって」

天「私の世界ではプレイヤーはみんな倒れた場合は最寄りの街に戻れるの」

リムル「そうなのか…ということは完全に倒すとなるとこっちに連れてくるしか無いのか」

 

ドゴォォオン!!!

 

カザナミ「な、なに!?」

???『居るのは分かってんだぜ?出てこいよ!炭治郎!』

炭治郎「この声…まさか…冬夜時雨?!でも、奴は…」

???『勝手な行動してんじゃねぇよ!』

???『あぁん?』

???『そうですわ。今日は戦いに来たわけじゃありませんわ』

 

カザナミ達は外に出ていく。そこにはどこかの王女と侍と王国騎士が立っていた。

 

???「よぉ?久しぶりだな、炭治郎?」

炭治郎「お前は、残火の冬夜時雨!」

???「貴方、そんな口調でしたの?」

冬夜「あ、いや、つい、昔の癖が…すみません!陛下」

???「私(わたくし)、エンディミオン=カリュケーと申します」

カザナミ「え!?」

シュウガ「なに!?」

???「俺はエンディミオン王女の騎士のジレア=グレイルだ」

カザナミ「ジレア=グレイル…どこかで聞いたような…」

ジレア「こっちの方が馴染みがあるんじゃないか?俺は"螺旋"のジレアだ」

リムル「あぁぁ!!って敵じゃねえか!」

ジレア「まぁ、待て。俺らは戦いに来たわけじゃない」

エンディミオン

「そうですわ。今日はただ単にある調査で近くを通ったのでよらせて頂いただけですわ(本当は違いますけど…)」

ジレア「コイツ(冬夜時雨)が暴れなければ、こんな大事になってねぇよ」

龍虎「…(コイツ…かなり強いぞ…隙がない)」

冬夜「チッ…」

 

冬夜時雨は舌打ちをすると、眼を閉じ、刀を納刀し、ざざざ…と冬夜時雨はある構えを取る。

 

冬夜「…シィィィィィ(雷の呼吸 壱ノ型)」

龍虎「!?(この呼吸法…この構え…どこかで…まずい!)…みんな!自分の後ろへ!」

炭治郎「(この技、まさか!?)カザナミさん!霹靂一閃が来ます」

カザナミ「なんですって!?ちょっと、ソラ!もしかして、受ける気!?」

天「龍ちゃんに任せれば大丈夫」

 

ソラやカザナミ達は龍虎の言葉にすぐ反応し、龍虎の後ろに回り込む。

 

ジレア「止めろって言って…な!?」

 

バチィ!

ジレアの目の前から冬夜時雨が消える。

 

龍虎「居合…龍ノ型・極一式」

冬夜「霹靂一閃!!」

龍虎「煌煌-こうこう-」

 

ギィィィィィィン

 

龍虎「燕返し!!」

 

ビギィ!!バキィ!!!

 

冬夜「グフゥ(なんだ、コイツ)」

 

龍虎の燕返しが冬夜時雨に当たり、冬夜時雨は膝を付く。

 

エンディミオン

「(な!?あの冬夜に膝を付かせるなんて)」

ジレア「(アイツ、中々の強さだな。だが、冬夜は見た技は使えるからな)おい、冬夜。満足したかよ?」

冬夜「あぁ…(いい技を知れたぜ)」

エンディミオン

「帰りますわよ。冬夜。ジル」

冬夜「わかりました」

ジレア「承りました、姫」

 

冬夜時雨は刀を納刀し、ジレアは王女と共に森を後にした。

 

リムル「アイツら、暴れるだけ暴れて去っていきやがった」

龍虎「そう、イライラするな。そこまで強いやつでも無かったじゃないか」

炭治郎「いやいや、奴は本気を出してませんよ」

カザナミ「そうよ。それに龍虎さん、冬夜時雨の前で刀を使った技を使いましたよね?」

炭治郎「あ、そうだった!」

龍虎「それが何かまずいのか?」

炭治郎「奴は1度見た、聞いた。刀の技を使えてしまうんです」

龍虎「そうか…まぁ、大丈夫だ」

カザナミ「何を根拠に…」

龍虎「あの技は元々、あんな名前じゃない」

カザナミ「は?それってどういう?」

龍虎「奴が真似ようがそれはただの"燕返し"という事だ」

天「そうね。龍ちゃんのスキルは龍ちゃんしか使えない特別な物だもんね」

龍虎「燕返しを自分流にアレンジした物が煌煌・燕返しだ。そう、易々と真似られてたまるか」

 

その頃、エンディミオン王女と冬夜とジレアは…

 

ジレア「おい、冬夜。さっきの技試してみろよ」

冬夜「あぁ、ちょうどいい。相手になってもらうぞ、ジレア」

ジレア「魔剣グレイル。解き放て、闇夜」

冬夜「ふぅぅぅ……」

 

冬夜は先程の龍虎の動きを真似る。

納刀し、構える。

 

冬夜「逆刃刀居合…龍ノ型…極一式」

ジレア「殺す気で行かせてもらうぜ!鬼龍山茶花!」

冬夜「煌煌・燕返し!」

 

キン!

ガキィ!!

 

冬夜は先程の龍虎の技を難無く再現し、ジレアにダメージを与えるつもりだったのだが、ジレアはそれを受け流し、ジレアの足元が抉れた程度だった。

 

ジレア「相変わらず流石だな」

冬夜「お前と一緒にするな」

 

ここの出来が違うんだと冬夜は自分の頭に指を当てながら、ジレアを挑発する。

 

ジレア「あぁん?舐めてんのか?」

エンディミオン

「喧嘩は止めなさい!行きますわよ?」

ジレア「はっ」

冬夜「わかった」

 

………………………

 

 

 

 

………………

 

 

 

……

 

 

 

 

 

ひよことよもぎのギルドではグリードと紫陽花が襲来し、ツバメとフィルムは応戦していた。

 

ツバメ「なんなんですか、この強さ」

フィルム「えぇ、私が知る紫陽花さんでは無いのは間違いありません」

紫陽花「フィルムさん、お久しぶりですね」

グリード「何遊んでるんだ。見つけたのかよ?」

紫陽花「そこに蹲ってる子は違うのですか?」

 

よもぎが杖を構えて護っている女の子が2人いる。

1人目の名は天狼飛輪。

職はサマナーの第四次職。

2人目の名は彗星蘭。

職はサーヴァントの最上位特殊職。

 

2人の正体はグリードの闇の騎士の1人"抱擁"の彗星蘭、そして、"蹂躙"の天狼飛輪である。

 

to be continue…




次回:襲撃を受けたよもぎ達、そこで更なる脅威が目覚めてしまう。


今回の新キャラとしてある一国の王女を登場させました。このキャラはΕΛΠΙΣさんのサブキャラの1人Endymionです。

人物紹介

エンディミオン=カリュケー
ある国の第一王女で家臣として螺旋のジレアと残火の冬夜時雨の2人を持つ。歌が大好き。螺旋と残火の2人は騎士の盟約により、この王女が生きている限り、グリードとの制約に囚われない。ジレアとは幼なじみで、場所を問わず、ジレアの事をジルと呼ぶ。なお、この王女は実は…。

螺旋のジレア
ジレア=グレイル
始まりの剣士の生まれ変わりと言われている王国騎士。エンディミオン王女とは幼なじみで、今では専属騎士として仕えている。王女と2人きり、もしくは王女の護衛任務の時は王女の事をデミーと呼ぶ。冬夜とは、「アイツは最初から気に食わない」という程の犬猿の仲である。七大悪魔"憤怒"のグリードの闇の騎士の1人で、"螺旋"の二つ名を持つ。

残火の冬夜時雨
本名:紫暮冬夜
居合斬りの達人で、斬られた者も斬られたことに気付くのが遅れる程。エンディミオン王女とは、王女が外交で訪れた和風の国で出会った。ジレアとは犬猿の仲ではあるが、エンディミオン王女のボディーガードとして同行している。七大悪魔"憤怒"のグリードの闇の騎士の1人で、"残火"の二つ名を持つ。この者は刀技を見たり、聞いたりしただけで再現出来てしまう。それが、固有スキルだとしても…。

天狼飛輪はそのままテンロウヒリンと読みますが、彗星蘭の読みは特殊中の特殊でオドンドグロッサムと読みます。
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