九英雄と五芒星~転生剣士と九つの星々-NEXT WORLD-~ 作:弥生の一矢
九英雄side
よもぎ フィルム ツバメ
伝説所持者side
??? ??? ??? ??? ??? ??? ユウカ
グリードside
グリード 紫陽花 天蓋獅子
王女side
エンディミオン王女 ジレア 冬夜時雨 ??? ??? ???
第32話 星ヲ呼ビシ砲撃
???「キャハハハハハハハハハハハハハハ」
???「久々よね。こんな事できるのって、最高ね、お姉様」
???「そうね。もうこんなギルドもいらないしぃ」
紫陽花「ねぇ、貴女達、暴れすぎですわよ?」
???「そうだ、そうだ。お前ら、暴れすぎだ」
???「どうしてぇ?貴女は仲間じゃないんですよ?紫陽花さん」
???「ねえ、教えてよ、そこで延びてるグリード様ぁ?」
グリード「う…ぐ…ぅ…」
約3時間前に遡る。
グリードは紫陽花と共によもぎが護っているギルドを襲撃し、よもぎを無力化。そこまではグリードも上手くいっていた。しかし…
グリード「さぁ、お前達、これを見て蘇るんだ」
???「そんな物必要ないですわ!」
バシッ
グリードが天狼飛輪と彗星蘭に禍々しい玉を見せようとした次の瞬間、天狼飛輪がそれを跳ね除けた。
天狼「そんな物見なくたって、私達はグリード様の事は覚えてます。ですが、貴方方の仲間になるつもりはありません!」
彗星蘭「その通りです、お姉様!」
紫陽花「貴女達、どういう事ですの!?貴女達の記憶は無いはずですのに」
天狼「グロッサムと私はね、ある方に忠誠を誓ったの。いずれ、私達を仲間にする為に貴方方が来た時に返り討ちにする為に」
彗星蘭「今頃、お兄ちゃんもお姉ちゃんに従って行動してるとこだと思うよ」
紫陽花「(あの子がお兄ちゃんと呼ぶ者…ジレア……まさか!)グリード様、まずいです」
グリード「何がだ」
紫陽花「ジレアが敵になったかも知れません」
グリード「しかし、奴は、向こうで冬夜時雨と共に行動していたのではなかったか?ブラッドの話では確か…」
彗星蘭「へぇ…フォード兄もいるんだ。いい事聞いた」
紫陽花「どういうこと!?ブラッドも裏切ってるって言うの!?」
天狼「ふふふ…紫陽花さん、そんなに取り乱して、私達2人を相手にできるんですか?」
そして、今、物陰ではフィルムとツバメがよもぎの手当をしていた。
フィルム「しっかりしてください」
ツバメ「よもぎさん!」
よもぎ「うぅ…」
ツバメ「あの方達は敵じゃなかったんですか?」
フィルム「約2年前、あの2人はある御仁から預かった姉妹です。私達の味方でもありますが、ここは戦場になるはずです。今のうちに逃げましょう」
タッタッタッ
フィルム達がギルドから離れると凄い勢いで爆発をした。天狼と彗星蘭は紫陽花とグリードを圧倒し、グリードは瀕死の重症を負った。
フィルム達は安堵したが、後ろから聞こえた声の主にフィルムは気絶されてしまう。
???「よぉ?フィルム」
フィルム「な!?ツバメさん、気をつけ…うっ!?」
ドサッ
???「あんまり手間取らせんな。動くとお前も同じ状態にすんぞ?ツバメ」
ツバメ「わかっています。それで?私達に何の用ですか?」
???「漣猫と弥生を探して欲しい」
ツバメ「貴方は?それに、この2人はどうするのですか!?人質という事ですか!?」
???「俺は、アイツらの加勢に行く。そうだな、そう取ってもらって構わない。何もしないけどな」
ツバメ「見つけたとして、貴方の事がわかるんですか?」
???「俺じゃない。エンディミオン王女の名前を出せ。それで話が通じるはずだ。だが、獅子にバレんじゃねぇぞ」
ツバメ「エンディミオン王女…わかりました。では、2人の事をお願いします!ブラッドさん」
ブラッド「あぁ、任せとけ」
ツバメはよもぎ達の元を後にした。ブラッドはその後、よもぎとフィルムを異空間に放り込み、天狼と彗星蘭と合流した。
ブラッド「よっ」
紫陽花「なっ!?何故、今、ここに居ますの!?」
ブラッド「おーおー、すげぇ取り乱し様だな」
天狼「ブラッドさん、作戦は順調ですか?」
ブラッド「作戦?なんの事だ?あ…お前ら、もしかして、コイツらになんか話したのか?怒られんの、俺なんだからな?」
天狼「え?今から消える人達に話しても消えるのに?」
ポカッ
天狼「痛いです」
ブラッド「痛くしてねぇだろうが」
彗星蘭「ずるいです!お姉様だけ!」
ブラッド「よしよし、グロッサムも偉かったぞぉ」
紫陽花「何をイチャイチャと…ホント…癇に障る男ですわ」
グリード「ぐくぅ…獅子はどうした?」
ブラッド「あぁ〜、アイツなら今頃、この世界の冒険者に捕まってる頃だと思うぜ?なんせ、奴からは…」
???「グリード…様…」
ガクッ
紫陽花「獅子!貴方という者がこんなボロボロに、どうしたのです!?」
天蓋獅子「俺はもう長くない…奴に全てを奪われた」
ブラッド「こっちに来てくれて助かるぜ、獅子。あぁ、その通り。獅子、お前の力は俺が使わせてもらう。このビックバンをなぁ!魔導機ビックバン起動!!」
ピピピピピ
ピー
稼働シークエンスを開始…
認証中…認証中…
ジジ…ジ…
ビィィィィイ!!
認証…不一致…
暴走モード移行…
使用者を破壊します…
ブラッド「なにぃ!?」
天蓋獅子「フハハハハ、馬鹿め。俺が使えない物が貴様にも使えると思ってんのかぁ!」
ブラッド「チッ…」
天狼「ブラッド!」
彗星蘭「フォード兄!」
バチィ!!
ブラッド「うぐぅ」
天狼「ブラッド、大丈夫ですか?」
ブラッド「俺はいい。ビックバンを奴らに渡すな」
天狼「これ…を…え?」
天狼が暴走モードの魔導機ビックバンに触れようとした瞬間。
ピィィィィィィィイ!!!!
認証一致!
稼働…
展開を開始します…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ドヒュゥゥゥウン!!
魔導機ビックバンは凄まじい勢いで空高く飛び上がる。
そして、ある一定の高さまで上昇すると、天狼の元に音声アナウンスが聞こえてくる。
展開完了…
敵を指定してください…
天狼の目の前に天狼だけが見えるダイアログボックスが現れる。そこには周囲にいる敵味方関係なしに名前が並んでいた。天狼はグリードと紫陽花と天蓋獅子を選択する。
ロックオン開始………完了…
砲撃を開始しますか?
天狼「はい!」
次の瞬間、空から何かが降ってくる音が聞こえてくる。
ヒュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……
紫陽花「なんですの!?」
グリード「くそっ!あの伝説はホントだったのか」
天蓋獅子「紫陽花、コレを」
紫陽花「なんですの!?こんな時に…え…これはまさか」
天蓋獅子「任せたぜ…」
紫陽花「グリード様、ここは私が引き受けますわ」
グリード「おい。わかってるのか!?奴が使ってるのは」
紫陽花「わかっています!だから、コレを目覚めさせます!」
ブラッド「お、おい、それはまさか…」
紫陽花の両手には銃が握られていた。
…………………………
…………
……
その頃、向こうの世界では…
???「なるほど…調査ですか」
ユウカ「リムル様からのお願いなので断れなくて」
???「それで?人選は?」
ユウカ「モモンガさんとナーベラルさん、それとスバルさんとレムさん、アルトさんとハヤテさんです」
モモン「ほう…(ナーベが勝手しないように見とかないとな)」
スバル「俺でいいのかよ?」
レム「頑張りましょうね、スバルくん」
ユウカ「アルトさんとハヤテさんは空からお願いします」
アルト「了解した」
ハヤテ「まぁ、やってやるか」
……………………………
…………………
………
【???】
ジレア「デミー、向こうから連絡が来た。朗報が1点、吉報が1点だ。ブラッドが天狼と彗星蘭の姉妹に合流したらしい」
王女「へぇ、それで?奴らは?」
ジレア「奴らと交戦中だとさ。どうやら、天狼が五芒星の一人だったみたいだ」
王女「それは朗報じゃない?私達の戦力が上がることはいい事よ。となると吉報は?」
ジレア「紫陽花も五芒星の一人らしい」
エンディミオン王女は下を俯き、唇を噛み、悔しそうな顔をする。
冬夜「仕方ないさ。あの伝説は人を選ぶからな」
王女「冬夜!帰っていたの!?」
ジレア「どうだったよ?あの世界は」
冬夜「あぁ、いい技が手に入ったぜ」
王女「第七王子にも会ったのですわよね?」
冬夜「あ、あぁ」
王女「どうでしたか!?」
ジレア「デミー、素が出ているぞ?」
王女「( ゚∀ ゚)ハッ!私とした事がお恥ずかしい」
ジレア「それよりその刀はなんだ?そんなの持ってなかったろ?」
冬夜「これか?これは?????だ」
ジレア「これが、あの五芒星の!?」
冬夜「あぁ、だが、俺を主と認めちゃいねぇ」
to be continue…
次回:次々と現れる五芒星の装備達。しかし、条件が揃わないと発動しないその装備は装備者すらも選ぶのだった。
五芒星装備紹介
☆魔導機ビックバン
この装備は展開と同時に自律行動する。この装備から放たれるミサイルやレーザーは敵を自動ロックオンし、自動追尾機能を搭載している。敵の行動により、この装備にミサイルやレーザーが当たる場合、もしくはこの装備の装備者に当たる場合、そのミサイルやレーザーはこの装備及び装備者をすり抜ける。