ゼットン軍団の全宇宙支配下計画・・の筈が・・・   作:虚無神

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宇宙恐魔人ゼット

ある宇宙人により作られ、強い自我を持ち、強い戦闘力を兼ね備え、統括力も高く、頭脳明晰、そんな完璧な宇宙恐竜、宇宙恐魔人ゼット、その存在が生まれてたった数週間後、ゼットは生みの親である宇宙人を殺害し、自分が全ての宇宙を支配するのに相応しいと考え、そこから何万年〜何百万年以上掛けてゼットン軍団を生み出した。

 

『遂に・・遂にゼットン軍団が完成した・・・これで忌々しいウルトラ一族と金属生命体と呼ばれている金属の塊共を駆逐する事が出来る…』

「あの・・ゼット様・・・ご報告があります…」

『何だ・・イマーゴ…』

「オートボットと名乗る金属生命体が我々にコンタクトを求めております…」

『何・・そうか・・・なら通せ・・直々に話してやろうでは無いか…』

「ハァ!」

 

ゼットはオートボットとの交渉を受け入れ、自分の巨大な要塞に招いた。

 

『オートボット・・と言ったか・・・何だオプティマスでは無いか・・まさかオートボット何てものが設立されて言うよとはなぁ……』

「ゼット・・昔の馴染みだ・・・全宇宙を支配する何て事はやめるんだ!」

『何故だ?』

「支配をすれば繰り返すだけだ!」

『では聞こうオプティマス・・この繰り返される歴史に置いて、何が引き金になっているか知っているか?、それは自由だ、自由だったからこそ統率する誰かもいなかったから自分勝手な考えを持つ者が増えて来た・・・だから私は支配と言う恐怖で全ての宇宙を征服し全ての生命を統括する……』

「だからそれがならんと言ってるんだ!!、何故その様な発想になるんだ!!」

 

オプティマスは必死にゼットに訴えるも、ゼットは耳を貸さず結果的にこの交渉は決裂してしまった。

 

その後、ゼットは色々な宇宙、時空にゼットン軍団を送り込み、敢えて生命だけを残し、文明のみを滅ぼしていった。

 

『生命は活かせ・・コイツらは私の下で死ぬ迄支配され続けるのだからなぁ……』

「承知しました!」

「報告です!、いくつかの世界の抵抗が激しく生命を殺さず相手取るのがするなり困難です!!」

『では、イマーゴとEXゼットン、ファイヤーゼットンをそれぞれ向かわせろ、私は一番難航している世界に行こうでは無いか…』

「ではこちらです!」

 

一般兵のゼットンにつられて来た時空はオプティマスが守っている世界線であり、ここが一番難航していると言う、と言うのも相手はオートボットだけでは無くディセプティコンもいたので苦戦を強いられていた。

 

『……なるほど・・金属生命体か・・・オプティマスがいるとなれば・・それにメガトロンもいるとしたらここは撤退させる方が良い・・・通達せよ、この世界にいるゼットン軍団は今すぐ退却し要塞へ帰還せよとな……』

「承知しました!」

 

ゼットの言う通りにゼットン軍団を要塞に退却させ、ゼット本人はこの世界に留まりオプティマスの前に姿を現した。

 

『オプティマス・・何故邪魔をする・・・何故抵抗する……?』

「守るものがあるからだ!、お前には無いのか?、守るものが…」

『守るもの・・下らん・・・そんなものありはせん!!』

「本当にそうか?」

『何が言いたい…?』

「もし守るものがないなら何故部下達を退却させ自分は残った?」

『私一人の方が都合が良いからだ…』

「それもあるかもしれんな・・だがお前の中にもあるんじゃないか、仲間を大切にする思いやりと言うものが・・・でなければあのゼットン軍団がお前に従う筈も無い…」

『……ふっ・・好きにほざけ・・・スクラップにするぞ…』

「出来るのか…?」

『何…?』

「そんな事出来るのかって聞いてるんだ…」

『なめるなよ・・出来ぬと思うか…?』

「お前は躊躇う・・もし躊躇わずに私を木っ端微塵に出来たならそれが答えだ・・・だが出来なければそれも一つの答えだ…」

『……』《この私が躊躇う?、そんな事はありえない・・躊躇う等ありえない!》

 

自分の中でゼットはオプティマスを破壊出来ると暗示を掛ける様にして言い聞かせていたが、実際破壊しようとすると体は自然と動かなくなり、オプティマスを破壊したくないと言う自身の心が顕になっていた。

 

 

 

 

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