ブルーアーカイブ 解釈違いのルルーシュ   作:血濡れのユフィ―

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出来ましたぁー!評価ありがとうございます!

あとシロコとシロコちゃん誕生日おめでとー!


Cとの会合

 

「私の名はC.C(シーツ―)。なに、何度も見ているから知ってるだろう? 別世界の私」

 

「???」

 

 緑色の長い髪、琥珀色の瞳をした少女。容姿背丈が完全に私と一緒の人物が突然目の前に現れた……謎空間と共に。

 

「えぇー体誰何ですか貴方ぁぁ!?」

「ハァ、小さい頃から私の事は知っているだろ?」

 

 小さい頃から知っている? 

 ふむ、確かに自分に似た少女。成長具合から見て15、16頃の成長の止まった時の私に見えるような……ッハ!? まさか。

 

「過去のj「過去のお前は無いぞ。誰が良い歳してテンションが上がって川に飛び込むバカだ」って何でそのエピソードしってるの!?」

 

 お、オカシイ。その事を知っているのは私を引き取ってくれた踊り子バッチャン達と占いバッチャンと夢見るダンディおじさんしかいな──―ってよく考えたら結構な人が知ってるね、この事。

 

「何で知ってるのって私も、お前の事は小さな頃から見てみたからな」

「まさか────」

 

 小さな頃から見て来た。

 私の中でこの単語を耳にした途端、点と点とが繋がった。私と同じ背丈に容姿、そして私とは違うエメラルドのような緑の髪に黄色に近いオレンジ色のキレイな瞳。私は彼女を知っている、私は彼女を憶えている。何度も何度も見て、体験して、苦しんで、そして喜んだあの夢。最近見なくなったというのに脳裏にハッキリと焼き付いてしまっているあの夢物語。

 

「────あの少年といた少女?」

 

 

 

「そうだとも」

 

 

 私の問いに答えながらも彼女は見惚れるような浮かべた。

 

「アレは別世界のお前の記憶だ」

 

「私の、記憶?」

 

 え、あんな悲惨な経験私してないんだけど。確かに実の両親は私の生まれる前に無くなって一回ばっかり天涯孤独になってしまった事はあるけれど、私を拾ってくれたバッチャン達がいたからなぁ。そこまで酷いと言える人生とは言えないし……ってか別世界って? 

 

「そうだな、お前風に言うとマルチバース。つまりは平行世界って事だな」

 

「???」

 

 え、つまり私は蜘蛛に噛まれて超常を得る、皆の隣人系スーパーヒーロースパイ〇ーマンだった? でも蜘蛛に噛まれるなんて経験無いし……猫なら何度もあるけど。っは! つまりは咬まれた事により猫の力を得てにゃんにゃん作戦を実行せよって事??? 混乱してると彼女は、C.Cさんは話を続ける。

 

「私はそうだな……簡単に言えばお前だ」

 

「まぁうん、それは何となく察してはいたので良いですけど……あ、なるほど」

 

 別世界の私であるC.Cさんの記憶。だから私の記憶と言ったのか~……って分かりにくッ! 別世界の私。言葉足らずにも程があります! 

 でもここで分からない事が一つ。別世界の私なのはわかった、その記憶が夢として私が昔から見てた事もこれまでの話で察する事出来る────けど、その始まり。つまりは私の中? にC.Cさんが入った切っ掛けと理由が分からない。

 

「ふむ、どうやら頭の回転は良いようだな……バカだが」

 

 バカって言わないでくださいよ! 自覚はしてますけど……あ、って言うか今更ですが私の心の声って言うか考えが読めるんですね、此処。

 

「どうやらそのようだ。何か困る事でもあるのか?」

 

 いえいえ、何だかお約束だなぁーって思いまして。

 

「確かに。お前が好んで読んでいた物語にもよくこのような設定があったな」

 

 異世界転生モノのお約束だからですね! む、って事はこの場合C.Cさんが異世界勇者って事ですよね? つまり私は神でこれから世界を支配する魔王をC,Cさんが倒す展開に……うひょぉ! オラわっくわくしてきました! 

 

「アホかこの間抜け。先ほど小さい頃から見ていたって言っただろ」

 

 なぁーんだ。せっかくの異世界ライフがぁ……がっくり! 

 

「確かに最後に読んだ物語に出て来たドラゴンステーキ入りのピザは魅力的だったな、それにダンジョンで出会った魔物を使ったピザも。アレは美味そうだった」

 

 分かります分かります! 異世界料理人で出て来たアレはすごっくおいしそうでしたしダンジョンごはんに出て来たピザは思わず涎が出るほどでしたもんね。ほわほわーっとその事を思い出すと。ピザの黄色のチーズに包まれた肉汁たっぷりのお肉────じゅるり。

 

「っとこの話は後だ後。ハァ、お前と話していると何だか私らしくなくなるな」

 

 どうしたんですか頭なんか抑えて。頭痛ですか? お薬入ります? 

 

「どっちかと言うと頭痛薬より胃薬が欲しいぞ」

 

 あちゃぁー、胃薬は丁度切らしてましてね。友達に上げ過ぎて補充するのすっかり忘れてた。アイツ突然姿を消して一体何処行ったんだか……

 

「……その友達はL.Lに似てたがな。やはり世界は違っても運命は集約するものなのか?」

 

 ん? どうしました小声で話したりなんかして。

 

「何でもない────さて、話を戻すが私は平行世界でのお前、コレは理解したな?」

 

 はい! 別世界の私ってのは十分理解しました! そういえば私も聖良シズクだからローマ字で表すと同じくC.Cになるのかな? 

 

「それは後だ後。とにかく私がお前と接触できた理由だが────この世界にもCの世界があるらしい」

 

「Cの世界?」

 

 確かそれってC,Cさんと少年が関わったあの不思議な空間の事ですよね。 

 

「そうだ、過去未来現在を含むすべての意識の集合体であり、世に言う神とも形容される世界の事だ」

 

 そんな世界がこの世界に? まぁC,Cさんである私が居るんですから存在しても不思議じゃありませんが……でもそれがどうして原因に? 

 

「言っただろ、過去未来現在だと」

 

 ……つまりこの世界はあの世界に繋がる────いや繋がっていた世界だと。

 

「そうだ、だから私は同一人物たるお前への中へと入り込めた……いや、入り込めてしまった」

 

 C.Cさんがあの世界に最後に繋がったのはあの砂漠の国での事だし……まさか少年の蘇生に何か不備が? 

 

「いや、何ら不備は無かった。お前の言う少年の蘇生には無事成功している」

 

 では何故? 

 

「不備は私にあったようだ。心の何処かで終わる事を望む私が居たようで実はあの世界から抜け出す再に今の私を置いてきてしまったようでな……」

 

 つまりはアレですか。憂いを残さない為に無意識情で────

 

「そうだ。何かの切っ掛けでCの世界と一瞬でも繋がった際に残った私は同一人物であるお前に引き込まれお前の無意識に接続され──―」

 

 ────脱皮したと。

 

「……何?」

 

 意識を脱皮させてその残った皮である存在が今のC,Cさんであり、それを着ている状態が今の私って事ですかー! なるほどなぁ、つまり私は無意識的に虫に憧れてたのかぁ。どうします? カマキリのようにシュシュと草狩り鎌でも振るいましょうか? 確か持って来た荷物の中に鎌があったはずなので──―

 

「ハァ」

 

 何ですか! いきなり溜息何て吐いて、幸せが逃げちゃいますよぉー!!! 

 

「いや、何。本当にお前が私なのかと考えてしまってな……」

 

 大丈夫です! どう見ても容姿は同一なので! いやぁー顔が良過ぎて困りますなぁ~ あ、そういえば私の無意識にいたって事は最近見てる夢を見てたって事ですよね! 

 

「そうだな……アレはまるで世界の行く先を見ているようだったな────それにあの男、何処かで……

 

 そうですよね……だから私的にはハッピーは良いんですけどバットは認められないなぁーって。

 

「確かに。確かお前はバットエンドを辿る物語は好まなかったよな」

 

 ですです! C,Cさんも覚えてるなら話が速いです! 私の目的の為に強力‥‥……いや、契約してください! 

 

「ほう、私に対して契約と出るか」

 

 そうです! この世界に存在するCの世界を私なりに探りますので一緒にハッピーを目指すのです! 

 

「……何と言うか前の契約者より甘ちゃんだな」

 

 甘ちゃんで結構! ッと言うかあの少年も少年で甘ちゃんだと思うんですが? 

 

「だな……って何故私がCの世界を探ってほしいと気付いた」

 

 ふふふ、貴方が読めるのなら私も読めるんですよぉ、ふふふ。

 

「……深いところまでは読むなよ」

 

 大丈夫です! 読む気ないので! 

 

「はぁ……それじゃ契約といこうかわた────いや、シズク」

 

 よろしくお願いしますC.Cさん! 

 

 こうして実際には短いはずの夢の時間。しかし長い長い夢の中で私ともう一人の私との会合が始まり、今後の対策へと二人で相談し対策を練るのであった。

 

※※※

 

「っは!」

 

「大丈夫ですか?」

 

「おはようございました」

 

「はい?」

 

「いやぁー突然言わなくちゃ言えない気がして」

 

⦅お前は唐突にそんな事をしたがるのか? つくづく性格面は私に似て無いな⦆

 

これから始まるは二人で一人の主人公が織りなす物語。ハッピーエンドを目指す為、数々のバットエンドを踏み倒し二人は進んで行くのだ。

 

 

⦅あ、そういえばCの世界を通じてこの世界にも変化があるかもしれないぞ⦆

 

「そういう事は先に言いましょうよ!」

 

⦅だがお前も心が読めるから問題無いと――――⦆

 

「問題大ありですからぁ!!!」

 

 

――――行くハズである!




やっぱロボット書いてた方がやりがいあるなぁ。
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