ブルーアーカイブ 解釈違いのルルーシュ 作:血濡れのユフィ―
誤字脱字に突っ込まれてしまった……いや、本当は治したいと思ってるんですが如何せん時間が無くてですね、チェックするのが難しいのです。つまり何がいいたいかと言うと……私は寝る! 後は頼みましたzZ
「せ、先生ッ!? うえっ、私、あれッ!? あれれ先生が二人ッ!?」
あの寝てる子を起こして見たら、わたわたとしながら私達を比べて驚いてた。まぁ分かるよ、私達髪色と瞳以外は一緒だもんね。
「え、え、えっとここに来たって事は先生で間違いないのは確かだけど何で二人、なんでッ!?」
状態を正しく確認できず、椅子を吹き飛ばして立った水色の髪をした少女はおめめをグルグルとさせながら、わたわたし続ける。C,Cさんはその様子に何か思ったのか一つ溜息を吐くと彼女の前までやって来て。
「とにかく落ち着けバカ者」
「ふぎゃぁ!?」
チョップしてた。でもそのお陰で落ち着いたようで痛そうに頭をさすりながらそれでも不思議そうに私とC,Cさんを見つめてる。いやぁーん、そんなに見つめられたら照れるな。
「それにしても二人だなんて……アレ? でも反応では1人しかいないしぃ……アレレ?」
「私は付き添いのような者だ。お前が先生と言う相手はこっちの方」
「はーい! 私が先生でーす!」
私が手をあげるとびっくりしようにこちらを見つめる。その後に目を細め、クエスチョンマークが見えてくるほどキョトンっと首を傾げた。
「付き添いですか……確かにそちらにしか反応がないですね。と、とにかくまずは自己紹介を」
見た目道理の子供らしい溌剌とした声を上げながら急いで私の元へ走って向かい合う。
「私はアロナ! このシッテムの箱に常駐しているシステム管理者であり、メインOSです。そしてこれから先生をアシストする秘書でもあります!」
メインOSにシステム管理者、か。つまりこの空間はあのタブレット端末であるシッテムの箱の中であり、私達はその中へとどういう訳か入ってしまったって事かぁ。なるほどなぁまた私は勇者になり損ねたって事かぁ、残念。
「あ、あのぉ何だか落ち込るようですが……大丈夫ですか?」
「心配する必要はないぞ。どうせそいつはどうでも良い事で凹んでるだけだからな、それと私はC,C。さっきも言ったようにコイツの付添人だ」
「C,Cさん、ですか。よろしくお願いします」
ま、いいか。勇者にならゲームでいつでもなれるし今は目の前の事に集中しよう。しかし一つ疑問が解けたのはよかった。何故夢の中の男の人がこのタブレットに絶対な信頼を寄せていたかを今わかった、この子が原因かな?
「私は聖良シズク。これからよろしくねアロナちゃん」
「は、はい!よろしくお願いします先生!」
握手をしてみると当然のごとく柔らかな感触が感じられる。ってか凄いな、流石オーパーツ。人間にここまでそっくりなAIを搭載しているだなんてどんなに高度な技術が使われているんだか。なんて考えてたらどんどんと赤くなる彼女の顔色。おっと少し見つめすぎたかな?
「でへへ、あまり見つめないでください。照れてしまします」
「いやぁー可愛い子を見るとどうしてもねー」
「お前はあの鳥頭か」
いでっ、ちょっとC,Cさんチョップしなくても良いじゃないですかやだー、それにしても表情豊かだなぁ。
「まだ身体のバージョンが低くて、特に声帯周りの調整が必要ですが、これら先、頑張って様々な面から線の事をサポートしていきますね!」
あ、どうりで私の名前を呼ぶ時のイントネーションがおかしかったんだ。単なる訛りか何かだと思って気にして無かった。
ふんすーっと全身を使って気合を入れる動作をするアロナちゃん。って言うか実際に口から「ふんすー」って出ちゃってるしやる気は十分に見える。こう見るとイントネーション以外本当に子どもっぽい子だなぁ。
「あ、そうだ! 形式的ですが生体認証を行わなければなりません。よろしいでしょうか?」
「いいよー」
彼女の指示に従い、私はしゃがんで彼女の目線に合わせ、そのまま人差し指同士を合わせる。まるで指切りしてるみたいだなぁーって考えたけど、どっちかと言うと昔見たあの映画SF映画の方が近いかな?
「それでは生体情報の指紋を確認するのでもう少しこのままお願いします」
じーっと合わせた人差し指を見つめる。途中よく見えないだとかこれぐらいだとかこれで良いかな? だとか一切聞こえなかったので心配ないと思いたいな。
「……これで良いですよね」
せめて口にしないでくれたらなぁ。あ、C,Cさんも笑ってる。笑ってないで何か言ってくれませんかねぇ。恨みがましくじろっと見ると目線を露骨に逸らされ、自覚はあるんだろうな。あとで文句いってやろ。
「確認終わりました!」
だけどアロナには言えないなぁ。子供らしく一生懸命やってるのに水をさすのは大人げないからね。案外こういう経験が将来の経験に大きく役立つ場合もあるから何でもかんでも否定するのは駄目だからね。
「成程、先生の事情は大体把握しました」
認証を済ませたので私達の事情を話してみると流石はシッテムの箱のメインOS、その見た目に反して理解が速い。
「連邦生徒会長が行方不明、そしてその影響でタワーの制御する手段がなくなったっと……」
「そぉーなの! だから何とかならない?」
むむむっと何かを考えるアロナちゃん。頭の上に浮かぶヘイローだっけか。わっかがチカチカとオレンジ色に変わったり元の色の青に戻ったりと点滅をしていて何だか電球を見ているよう。
「アロナと言ったか」
「ハイなんでしょうC,Cさん」
「お前は行方不明になった連邦生徒会長の事何か知らないか?」
C,Cさんはそんなアロナにそう問い質す。連邦生徒会長が彼女を残した、だから何かを知っているかもしれないね。私をこの地へ招いたはずの
「私はキヴォトスの情報の多くを保有しています。しかし連邦生徒会長については殆ど情報がありません、彼女が何者なのか、どうしていなくなったのかも……お役に立てず、すいません」
「構わない、最初から期待はしてなかった」
がっくり。せめてご尊顔を確認して見て見たかったがそれも敵わないか。気を落す私に気を使ってか、彼女の言葉に「ですが」と続く。
「先ほど先生が尋ねられたサンクトゥムタワーの問題は私が解決出来そうです」
マジ?
「お願いできるかな?」
「はい、アロナにお任せください! 直ぐにサンクトゥムタワーのアクセス権を修復して見せます!」
アロナはそのままパンっと手を叩いた。すると見えないはずの元居た部屋の光景が鮮明に映り出す。ぼんやりと光っていた室内灯は一瞬点滅すると先ほどよりも強く輝き始め、露骨に部屋が回復していってるのが分かるほどに。
「っは!」
「サンクトゥムタワーのadmin権限を取得完了。先生、サンクトゥムタワーの制御権を無事回収出来ました。現在のサンクトゥムタワーは私、アロナの統制下にあります」
元の視界を取り戻すとアロナちゃんはまるで当然の事を言っているかの如く、淡々と私達の困りごとを解決したと語り出す。すご、今のでハッキングが終わったんだ。流石オーパーツ、怖いくらいの性能だ。
「今のキヴォトスは先生の支配下にあるにも当然です! どうしましょうか?」
「意図せず奴のような立場になったな」
クッククと笑うC,Cさんに撫でられまんざらでもない様子で顔を崩すアロナちゃん。そして唐突に現れる王冠が私の頭の上へと出現する。先ほどの恐ろしい発言をした人物とは思えない様子に何だか毒気を抜けさせられる。でもこのままだとアレか、俺ってば勇者ではなく魔王に成っちまうのかな?
「先生の了承さえあれば、タワーの制御兼を連邦生徒会に移管できますが……どうします?」
「んー」
移してもいいと思うけど何だか嫌な予感がするんだよなぁ。でも、確信は無し何とも言えない。渡しちゃっても―――
「アロナ少しいいか?」
「?」
っと考えて所C,Cさんとアロナが突然コソコソ話……仲間外れにされて私涙目だぜ。
「念のためにシズクには内緒に渡した権利をすぐさま取り戻せるバックドアを作っておけ」
「なぜですか?」
「女の勘だ」
「え、えぇ……」
それが終わるとこちらへバタバタとやって来る。うん、アロナちゃんって可愛い。思わずC,Cさんと同じ様になでなでした。可愛い
「何話してたかは分からないけど、とりあえずお願いできるかな?」
「分かりました! ではサンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管します!」
むむむっと一瞬唸った後、被っていた王冠は消滅し頭が軽くなった。丁度肩が凝って来たので良かったと考えるべき、かな?
「それでは元の世界へと意識を戻します、戻った時の衝撃に注意してください」
「私的にはもう少しアロナと遊んでいたかったが時間か」
「でへへ、撫でないくださいよC,Cさぁん」
撫で続けるC,Cさんを目に私も撫でたかったと考えた途端唐突に元の部屋へと戻された。確かにこの衝撃はキツイ、まるで車で急制動をかけたみたいに体が痛くなるなぁ。いててっと体の様子を確かめていると近くで待機していたリンさんが電話口で何かを話しているようにも見える。
「サンクトゥムタワーの制御権、その確保が確認出来ました。これで連邦生徒会長がいた頃と同じように行政管理を進められます、お疲れ様でした先生。キヴォトスの混乱を防いでくれた事、連邦生徒会を代表して深く感謝いたします」
「いやいやこれも私の仕事?の一つらしいし気にしなくていいよ」
頭を下げるリンさん。そんな事しなくてもいいのになぁ。けれど彼女的にはこれでよかったようで頭をあげた彼女は先ほどまでとは違い、何やら乾き物が落ちたようにも見えるほど穏やかだった。
「ここを攻撃した不良達と停学中の生徒達についてはコレから追跡、討伐いたしますのでご心配なく」
「あ、うん。ほどほどによろしく」
分かりましたと答える彼女だけど、ほどほどでは収まら無さそうな気がするな。ワカモさん以外のご冥福をお祈りいたします、ナームー。
「それでは、シッテムの箱は渡しましたし私の役目はここまでの様…あぁいえ、もう一つだけありました」
「?」
他にも何かあるのかな? 心の中で生徒達の無事を祈っているとまだやる事があるとリンさんは言う。どうしたんだろ。そのまま背を向け、視線を此方に投げかけてきた。
「折角です、連邦捜査部―――――シャーレを案内しましょう」
「あ、ここの事何にも知らないや」
そういえばC,Cさんの声が聞えない。一体どうしたんだろ? そんな考えを胸にリンさんの後ろをついて行く私だった。
【アロナ、今度はお前と一緒なのか】
【えぇ!? C,Cさんなんでまだここにいるんですかぁ!???】
読んで下さりありがとうございました。次回もお楽しみに!