ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど 作:とーふ@毎日なんか書いてる
オリ主生やして、イザカマクラ
PHASE-01『運命の始まり』
ガンダムSEEDという作品を知っているだろうか?
え? なに? 知らない?
じゃあ見てきなよ。さっさと。
話はそれからだから。
見た?
じゃあ、話すわ。
いきなりなんだけどさ。
私、ガンダムSEEDの世界に転生したみたいなんだよね。
そう。あの大人気ガンダムアニメの世界に。
は? 羨ましい? お前本当に本編見たか? 見たうえでその感想なら、相当頭がヤバいか、精神ヤバいかのどっちかだよ。
すぐに病院行きな。
コズミック・イラと言えば、悪名高いガンダム世界の中でもぶっちぎりの魔境だよ?
SEEDって、本編のSEEDが始まる前から戦争してて、続編のDESTINYでも戦争してて。
さらにその続編の映画のFREEDOMでも戦争してるんだよ?
しかも他のガンダム世界と違って、コーディネーターとナチュラルっていう生まれが違う同じ人類同士で大量破壊兵器をバンバン使って絶滅戦争やってんの。
だいぶ正気じゃないわ。
ちなみに戦争だけじゃなくてテロリストもそこら中に居るから、安心とか安全って言葉はどこにも無いんだなぁ。
終わってるわ。
まぁ、私もこの世界に生まれてから三回くらいテロにあってて、何とかかんとかギリギリ生きてたって感じの人生ですわ。
しんどい。
生きるってこんなに大変だったんだなって生まれ変わってからはよく考えておりますわね。
ホンマ。勘弁して欲しい。
という訳で、こんなテロばかりの生活にも嫌気が差して、厄ネタの塊である両親からも逃げ出したってワケ。
例え三歳といえど前世の記憶持ちならこの程度は余裕ですわ。
しかし、まぁ……逃げ出した先で、とんでもない人物に会うとは思ってもみなかったけれど。
「よくもまぁ、そんな小さな体であの爆発から生き残る事が出来たものだな」
「にんげん、やろうと思えば、なんでもできるものです」
「よく喋る」
「言葉は人と人をつなげる道具ですから」
「……本当に、大人の様な口の利き方をするな。君は」
「まぁ……天才なので」
「ハッ!」
馬鹿にした様に笑う男の子に、お前だって将来は仮面をつけて天帝とか名づけられたガンダムに乗って、高笑いする事になるんだからな! と言ってやりたいが、まぁ言わないであげる。
私は大人なので。
という訳で不幸な出会いはあったけれども、後々世界を滅ぼす人と仲良く出来るはずもないので、私は早々にこの危険人物から離れるべく、崩壊した町の中でどこかへ行こうとした。
しかし、まだ幼女である私の体は容易く捕まってしまい、そのまま連れ去られそうになってしまう。
というか、暴れても脱出できないから真実このまま何処かへ連れ去られてしまう!
「は、離してください!」
「生意気な子供とは言え、こんな危険な場所に一人で放置は出来んだろう。親の所まで届けてやる」
お前、そういうキャラじゃないだろ! 世界を破滅させようとして高笑いしてた悪役だろ!
どういう風の吹き回しだ!?
「ゆ、誘拐犯!」
「人聞きの悪い事を言うな! 親の所へ届けてやると言っただろう! さぁ、親はどこだ。どんな見た目だ。名前は?」
「な、名前」
あかんやろ。
ここで名前言ったら、パッパ殺されるぞ。
てか、私とママも勢いで殺されそう。
まずい! 隠さなくては!
「……ササッ」
「ん? 今、何を隠した。見せてみろ」
「い、イヤー! ヘンタイ!」
「やかましい子供だな! 隠したものを見るだけだ!」
問題です!
わずか三歳の少女と、どう見ても中学生くらいの子供! 戦ったらどちらが勝つでしょう!
答えはCMの……。
「ぎゃう!」
「ったく。無駄な抵抗をするから……こ、これは!」
私は抵抗の末地面に落ち、痛みを感じながらもパパとママの写真を見て固まっている少年を見上げた。
おそらく彼は既に知っているのだろう。
自分の出生を。
だからこそ、衝撃を受けている。
自分を生み出した存在がまだ生きていて、その娘が今目の前に居るという事実に。
「……ユーレン・ヒビキ」
そして少年の目は憎しみの炎に染まりながら、私を掴み、持ち上げる。
「あの男はどこに居る!」
「わ、分からないです! 逃げてきたので!」
「逃げる!? お前はあの男の子供なんだろう!? 何故逃げる必要があった!!」
どうしてって、テロばっかりの生活が嫌になった。とか。
パッパの子供として生きてたら、ろくな人生にならなそうだから、とか。
色々と理由はあるけど、一番の理由はあれだ。
この世界における私のお兄ちゃんであるキラを助けたいってのが一番の想いだ。
本編でキラの血の繋がった方の両親は出てこないし、生きているか死んでいるかも分からないけど、少なくとも出てこないって事は私もこのまま二人と一緒に居たらキラと出会えないって事になる。
そうなったら、キラを助けられないのだ。
あの子はもっと幸せになって良い。それが本編を見ていた私の素直な気持ちだ。
だからこそ、私は両親から離れ、キラを助けるべく脱走したという訳なのだけれど。
それを素直に言う訳にはいかないので、表向きの理由でも話しておきますか。
「……自由が、欲しかったのです」
「自由だと?」
「はい。あなたは、コーディネーターの事をどれだけ知っていますか?」
「どれだけ、だと?」
「コーディネーターは普通に生まれた人、ナチュラルよりも様々な面で優れている種。なんて言われていますが、その実、出生率が非常に低い事はご存知ですか?」
「……あぁ」
「では、もし。その低い出生率を普通の人……いや、それ以上に上げる事が出来たらどうでしょうか? その体に、どんな相手の子供も確実に宿す事の出来る母体を生み出す事が出来たとしたら……」
「まさか!」
未来では仮面さんの顔が歪み、私を掴んでいた手が少し緩んだ。
そして、ゆっくりと私を地面に降ろすと、悲しそうな顔で私を見つめる。
「君が、そうだと言うのか?」
「はい。人の夢。その果てに生まれたのが私。セナ」
って、やべ。間違って前世の名前言っちゃった。
けど、今更戻せんし、良いか。
「そうか」
仮面の人はしばし、目を閉じながら考えている様だった。
そして、柔らかい顔で笑うと、私に手を伸ばす。
「君が自由を望むなら、私と共に行くかい?」
「良いんですか?」
「あぁ。無論私とて安定した生活が出来ているとは言い難いがね。君を縛る運命から遠ざける事は出来るだろう」
「……」
正直、今後の事を考えると断った方が良いと思う。
だって、この人SEEDのラスボスだし。
キラの事を苦しめたし。
でも、なんでだろうか。
何となく、この手を取らないといけない様な気がしていた。
この寂しい目をした人と共に生きるべきだと、私の中の何かが叫んでいた。
だから、私はアニメの情報なんて全部捨てて、手を取ったのだ。
「……ありがとう」
「どうしてあなたがお礼を言うんですか?」
「さぁ、どうだろうな。何か生きる理由。の様なものが欲しかったのかもしれない」
「そうですか」
「では行こうか」
「……! その前に、大事な事を忘れていますよ!」
「大事な事?」
「はい。私は貴方に自己紹介をしました。私の名前はセナです、と」
「あぁ、そうだったな。では私も名乗ろうか。私はラウ……ただのラウさ」
「そうですか。ではラウさん。これからよろしくお願いします!」
こうして、私は予想外な所からガンダムSEEDの物語へと入る事になるのだった。
深夜のテンションで走り出したバカは止まらない……!
という訳でSEEDの二次創作ですわ。
ここまで読んでくれた君! ありがとう。
暇だったんか??
まぁ、ええわ。
ここまで読んだのなら、後は分かるね?
そう。君が今手に持っている端末で君もSEEDの二次創作を書くんだ。
見た事が無いって人はSEEDから映画版までアニメシリーズをとりあえず全部見よう!
何。たったの五十時間ちょっとだ。
つまり三日後には君の小説を私が読める訳だね。
楽しみにしているよ。
という訳で、戯言もこれくらいにして本編の話をするか。
正直な所、SEEDの死亡キャラを全部救うぞ! と決めて走り始めてから、すぐにぶつかったのが、ラウ・ル・クルーゼとレイ・ザ・バレルなんだよね。
この人ら、放っておくと勝手にこの世からサヨナラしてしまうから。
という訳で、ユーレン・ヒビキを生存させ、さらにその子供と関わりを持たせる事で、後々ユーレン・ヒビキの謎技術により、寿命が延びました。
という形にしようかと考え、生えてきたのがオリ主ちゃんです。
私の個人的な考えなんですが、オリ主は原作が好きな人ほど嫌がる傾向にあるんじゃないかなと思ってまして。
なんでやろ。って考えた時に、やっぱり話の中心がオリキャラになりがちだからかな、と。
そう考えたら、オリキャラを二人以上出すのはヤバいし。
オリキャラと原作キャラがくっついて、原作CPが崩れたら、もうダメな訳よ。
という訳で、その辺りに考慮しながら、オリ主ちゃんにはフラグだけ立てて、この世からサヨナラするのがベストかな、って。
オリ主ってのは良い! どんなに痛めつけても、殺しても、誰も悲しまないんだからな!
汚れ役が必要になったらオリ主を使おう!
水回りの掃除をする時に使う、古びた歯ブラシくらいの扱いがちょうど良いぞ!
あー。
何か色々書いてたら疲れたわ。
そろそろ寝るか。
もう深夜だし。
じゃあ次の話が出来た頃に、また会いましょう。
暇な人はたまに見に来たら良いんじゃないでしょうか。
という訳で、私はかなり忙しいので、次の作品がすぐ上がると思わないでよね!