ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど   作:とーふ@毎日なんか書いてる

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本日、三回目の行動……!

ててててーんてん てんてんてーん


PHASE-15『フェイズシフトダウン』

(第三者視点)

 

 

 

ヘリオポリスが崩壊した後に、母艦へ帰還したアスランは再びクルーゼの所へ向かい、作戦会議に参加していた。

 

「帰還したか。ご苦労だったな。アスラン」

 

「いえ。作戦を成功できず」

 

「いや、構わないさ。どうやら例の少女、セナ嬢の乗る機体には我々の想定していなかった機能があった様だからな」

 

「機能ですか?」

 

「あぁ、そうだ。その詳細についてはニコルより聞かせて貰おう。聞こえているか」

 

『はい。こちらガモフのニコルです。おそらくですが、セナさんの乗っている機体には、僕のブリッツと同じミラージュコロイドが搭載されている様です』

 

「ミラージュコロイド?」

 

『はい。特殊な粒子を機体周囲に展開する事で、電子・光学双方から機体を隠す事ができるんです。おそらくはそれで、セナさんはヘリオポリスの内部で動き回っていたのではないかと』

 

「それで姿は見えないのに、機体の制御が奪われたのか」

 

「あぁ、そうらしい。そしてもう一つ悪い知らせだが、技術班が連合から奪った機体の中に、妙なシステムを見つけてな。一つは戦闘の補助を行う学習型の支援AIだが、もう一つ、外部より敵機の情報を受け、最適な回避行動をパイロットにフィードバックするシステムの様だ。ミゲルとアスランの連携をかわし続けたのもこのシステムをセナ嬢が利用したお陰だろう」

 

「……」

 

「実に厄介な物を作ったものだな。地球軍は。このまま放置し続ければ、ナチュラルへの我らの優位性が失われる事すらあり得る。分かるな?」

 

「つまり、一刻も早くセナ嬢を保護する必要があると」

 

「そういう事だ。逆に言えば、今戦場にセナ嬢が居る事が我らの好機である。何としても奴らが巣穴に飛び込む前に確保する。良いな」

 

「「「ハッ!」」」

 

 

 

アスランは、作戦会議が終わった後、クルーゼの私室へ向かい、一つの相談をしていた。

 

それはストライクに乗る幼馴染、キラ・ヤマトの事である。

 

「隊長」

 

「何かな。アスラン。話というのは」

 

「それが……最後の機体に乗っているのは、例の少女、セナの姉である可能性があるのです」

 

「ほぅ。それで?」

 

「はい。どうかセナと同じく彼女も保護できないかと考えておりまして」

 

「理由は何かね?」

 

「り、理由でありますか」

 

「あぁ、そうだ。その少女はコーディネーターでありながら、地球軍に所属し、我らに敵対しているのだろう? そんな少女を保護する理由は何かと聞いているのだ。敵対するからにはそれなりの理由があるだろうしな」

 

「それは……キラは、セナの事になると酷く視野が狭くなるんです。今はセナを守りたいという気持ちでいっぱいいっぱいで、ザフトもセナを利用するんじゃないかって考えています」

 

「そうか。それで君はどうするね。アスラン」

 

「……説得させて欲しいんです」

 

「ふむ。説得か。しかしそう容易く頷くかな? 君はヘリオポリスが崩壊する前に彼女と一度話をしているのだろう? しかし彼女は未だ地球軍だ。説得は難しい様に思うが」

 

「それは……その、はい」

 

「そんな状態では言葉をいくら重ねた所で意味が無いだろう。特に君のお父上はプラントの国防委員長だ」

 

クルーゼが責める様に言った言葉は、アスランを完全に黙らせてしまった。

 

「血のバレンタインの報復であったとはいえ、セナ嬢の居た地球へニュートロンジャマーを撃ち込んだ我々が、いくら信用しろと叫んだ所で意味が無いとは思うがね」

 

「……それでも、私は、キラを助けたいのです」

 

「そうか。であるならば、私からいう事はもうない。説得が難しいという事であれば、機能停止に追い込むという方法もあるだろう。母艦あってこそのМSでもあるしな」

 

「隊長……!」

 

「上手くやれよ。アスラン。ガモフにも話は通しておこう。二機のМSが出撃した事を確認し、母艦を落とせ」

 

「ハッ!!」

 

かくして、アスランはクルーゼの許可を貰い、連合より奪った機体、イージスで戦場へと向かうのだった。

 

 

 

ヴェサリウス、ガモフの戦力を合わせて向かったアークエンジェル攻略戦であるが、ミゲルたちのジンは現在使用できる状態になく、使える機体は連合から奪ったMSのみであった。

 

その為、アスラン、イザーク、ディアッカ、ニコルの四人はそれぞれ自分のMSに乗り込み、アークエンジェルへと迫る。

 

「良いか。とにかくMSを母艦から引き離して、母艦を沈める」

 

『おいアスラン! お前が命令するな!』

 

『そうそう。あくまでお前はセナちゃんの幼馴染ってだけなんだろ?』

 

「馴れ馴れしく呼ぶな! ディアッカ!」

 

『おーおー、元気な事で』

 

『しかし、キラさんでしたっけ。その方もコーディネーターなんですよね?』

 

「あぁ、そうだ」

 

『それなら、彼女の機体にも無茶は出来ませんね』

 

『フン! いくら補助システムが良かろうと、素人に負けるかよ』

 

「イザーク! キラは絶対に傷つけるなよ!」

 

『分かっている! イチイチ叫ぶな!』

 

別に声は聞こえていないだろうが、イザークの声と同時に向かってきたアークエンジェルの主砲から全員が回避行動を取る。

 

そして、ストライクの出撃を確認して、イザークのデュエル、アスランのイージスが対応に向かうのだった。

 

「……セナはどこだ? 機体は」

 

『ミラージュコロイドを使っているんじゃないですか?』

 

『戦闘で出てこない訳が無いしな』

 

「いや、しかし、まだ艦内に残っている可能性もある」

 

『なら、つつけば出てくるだろ!!』

 

ディアッカはバスターの両腕に持っているガンランチャーと大型ビームライフルを連結させて、高威力のビームライフルでアークエンジェルを狙うのだった。

 

その一撃はアークエンジェルを大きく揺らし、内部へも衝撃を与える。

 

「無茶をするな! ディアッカ! ニコルは、周囲を警戒して、セナの機体を探してくれ!」

 

『はい!』

 

『突っ込んでくるぞ! アスラン!!』

 

「っ! キラ……!」

 

ストライクはビームライフルを連射しながら、バスターの邪魔をするように、宇宙空間を飛び回る。

 

そんなストライクに、イザークは叫びながらデュエルで迫り、ビームサーベルを振り下ろし、追い詰めてゆくのだった。

 

『えぇい! ちょこまかと!』

 

ストライクはデュエルの攻撃から逃げながら、ビームライフルを放ち、牽制するが、正確さの薄い攻撃では当たる事は愚か、掠る事さえないのだ。

 

デュエルは盾を構えながらもそれを使う事もなく、ストライクにビームサーベルを振り続けた。

 

「イザーク!!」

 

『うるさい! 手足の一本や二本落とした方が、大人しくなる!』

 

「チッ!」

 

アスランが何とかデュエルとストライクの間に入り、イザークの行動を制御しようとするが、イザークはアスランの事など気にせず、ストライクへと挑む。

 

そして、その間にもバスターとブリッツはアークエンジェルに向かって攻撃を仕掛けていた。

 

そんな戦闘を繰り返して、アスランは勝ちを確信していた。

 

何故なら、キラの駆るストライクはエネルギーの事など何も考えず、ビームライフルを連射しているからだ。

 

このままでは先にストライクはエネルギーダウンで動けなくなる。そう考えた。

 

そして、その時を待つよりも早く、アスランたちに危機が訪れる。

 

そう。アスランの母艦であるヴェサリウスが敵のМAに襲撃されたのだ。

 

通信から聞こえてくるのは、帰投命令だ。

 

しかし、もう少しで追い詰めたのに、とイザークはストライクへ向かい、そのイザークが駆るデュエルを迎撃しようとして、ストライクがビームライフルを放とうとした瞬間、それが起こった。

 

そう。ストライクのエネルギーが尽きたのだ。

 

「今だッ!」

 

アスランはMA形態にイージスを変形させると、ストライクを捕獲して、宇宙空間を走る。

 

『なっ!?』

 

「キラ。君をガモフに連行する」

 

『僕はザフトになんか行かない!』

 

「良いから来るんだ!! 僕は君もセナも撃ちたくなんかない! このまま大人しく来てくれ!」

 

『……アスラン』

 

しかし、何とか捕まえたストライクも、ヴェサリウスを攻撃していたMAの攻撃によって逃げられてしまい、戦場で装備の換装を行うという離れ業によって、撤退する事となってしまったのであった。

 

 

 

「アスラン!! 貴様!!」

 

「全く失態だよね。初めからイザークと連携してればさ」

 

「二人とも! アスランを責めても仕方ないでしょう!?」

 

「チッ」

 

ガモフに帰投したアスランは、イザークやディアッカに責められても何も言わず、ニコルに言葉をかけられても、反応せず、ただ一人出て行った廊下で、壁を殴りながら怒りと悲しみを露わにするのだった。

 

思い通りにならない現実と、自分を信じてくれない親友への怒りが、アスランを苦しめていた。

 

しかし、昔であればそんなアスランを慰めてくれたセナやキラの姿は遠く、未だ敵艦の中に囚われているのだった。




戦闘描写書くの苦手ぇぇえええ!!
無理。
戦闘楽しみたい人は本編見て。
戦いは何も生み出しはしませんよ。(真顔

Amazonプライムとかでも見れるから。
いや、本当に本編の映像は凄いんですよ。
ただ、文章にすると、何だかなぁって感じで。

という訳で、私はその辺りは諦めます。
別にMS戦闘が書きたかったわけじゃないし!
キャラクターのあれこれが書きたかっただけだし!
悔しいし!


まぁ、うだうだと言ってますが、とりあえずサイレントランからフェイズシフトダウンのザフト側視点。
この頃のアスラン達は連携する気とか皆無どころか、邪魔し合ってるくらいなんで。
グダグダしてるストライクinキラでも、何とかなるという所ですね。

やる気もあるし、全員同じ目標を持ってるけど、結局連携出来なきゃどうにも出来ないというお話。
なので、本編通り、アークエンジェルはアルテミスへ。

アスラン視点だと、キラ達が囚われのお姫様なの、書きながらホンマ面白いなと思ってました。
アスランの良い所でもあり、悪い所って、自分の居る場所が絶対正義だと信じ切っている所だと思うんですよね。
それでも、ある時突然その正義が揺らいで、脱走した挙句寝返る訳ですが。

存在が厄介すぎる。
でもアスランが居てこそのSEED。
頑張って欲しい。
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