ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど 作:とーふ@毎日なんか書いてる
てーてーてーてーてー、てーててててーてて
(第三者視点)
宇宙での激しい争いから逃れ、アークエンジェルが降り立ったのは北アフリカであり。
北アフリカは、エルアラメイン会戦にてザフト地上軍のMS隊隊長として活躍した砂漠の虎アンドリュー・バルトフェルドが支配する場所であった。
そして、夜の冷たい砂漠にて、今まさにアンドリュー・バルトフェルドが双眼鏡でアークエンジェルを確認しながら、副官であるマーチン・ダコスタと話をしている所であった。
「どうかなぁ? 噂の大天使の様子は?」
「は! 依然なんの動きもありません」
「まぁ宇宙でやり合ってきたばかりだという話だからな。彼女は未だスヤスヤとおやすみか」
「そうみたいですね」
「ん!?」
「何か動きが!?」
「いやぁ、今回はモカマタリを5%減らしてみたんだがね。こりゃぁいいなぁ」
「隊長……!」
「いやぁ、すまんすまん」
バルトフェルドはハハハと笑いながら、カップをダコスタに投げる。
それをダコスタは受け止めながら、砂漠を滑り降りるバルトフェルドの後に付いていくのだった。
「ではこれより、地球軍新造艦、アークエンジェルに対する作戦を開始する。目的は、敵艦、及び搭載モビルスーツの、戦力評価である」
「倒してはいけないのでありますか?」
「「「はっはっは」」」
「ん~。その時はその時だが、アレは遂にクルーゼ隊が仕留められず、第八艦隊がその半数を失いながらも地上へと降ろした艦だぞ。それを忘れるな……ま、一応な」
バルトフェルドの言葉に、兵士たちは表情を引き締めながら、姿勢を正す。
「それに、だ。気を付けなくてはいけない事もある。大天使の中で眠っているであろう小さな天使の事だ」
「……小さな天使でありますか?」
「そうだ。エイプリル・フール・クライシスの事は諸君もよく知っているだろう。ユニウスセブンの報復としてニュートロンジャマーを地上に撃ち込んだ、オペレーション・ウロボロスだ」
「……」
「あの時、我らが撃ち込んだニュートロンジャマーで地上がエネルギー問題やら、電波問題やらが発生した時に、それをすぐに解消した少女が居たのさ。通称、救済の天使だ」
「その少女が何か……って、まさか隊長!!?」
「あぁ、本国より指令が下っている。単独でニュートロンジャマーキャンセラーを開発した少女『セナ・ヤマト』を保護し、本国へ移送しろ。との事だ」
「しかし、少女はあの戦艦の中に居るんですよね?」
「あぁ、だが、戦闘となれば、彼女は外へ飛び出してくるらしいぞ。黒いМSに乗ってな」
「っ!」
「そう。皆も気づいているだろうが、彼女はコーディネーターだ。そして月で家族と生活していた所を地球軍に誘拐され、協力させられている様だ。動画は荒くて顔までは見えなかったが、可愛い少女だったぞ。少女の英雄になるチャンスだな」
「……」
「ん。いいねぇ。良い顔だ。では諸君の無事と、健闘を祈る!」
バルトフェルドの声に皆が敬礼をし、その後の出撃命令で皆が機体に乗り込むのだった。
戦闘が始まり、最初は様子見だけであったが、アークエンジェルからストライクが出撃してきた事で状況が少し変化する。
が、ストライクは砂漠に上手く適用出来ておらず、足が地面に飲まれてしまうのだった。
「出てきました。あれがX-105ストライクですね」
「バクゥを出せ! 反応を見たい」
そして地上や砂漠での戦闘を主に得意としているバクゥの登場により、ストライクは防戦一方となってしまう。
しかし、そんな状況もアークエンジェルから黒いストライク……ストライクセイバーが飛び出してきた事で一変する。
何故なら、そのストライクセイバーが砂漠にしっかりと着地した後、ストライクも同様に砂漠に適応したからだ。
「っ!? 何!?」
それはバルトフェルドにとって、とても信じられない光景であった。
「この短時間で、運動プログラムを砂地に対応させた……? あり得ん。この速さでか。あれが救済の天使」
「隊長!」
「レセップスに打電だ。敵艦を主砲で攻撃させろ!」
バルトフェルドはすぐにダコスタへ命令を出しながら、最近本国から送られてきた装置を使い、片耳にイヤホンを付ける。
それは、ストライクセイバーの機能を知った本国の技術者が作り出した盗聴装置であり、ニュートロンジャマーの影響下でも問題なく盗み聞く事が可能な物であった。
『お姉ちゃん! 無理はしないで』
『良いから! セナは早くアークエンジェルに帰って!!』
「……お姉ちゃん? 姉妹か?」
バルトフェルドはバクゥの攻撃にも段々と適応してゆくストライクを見ながら目を細めた。
『っ! コイツが、コイツ等が居るから!!』
『駄目っ!! お姉ちゃん!!』
次の瞬間、ストライクの放った攻撃でバクゥが大爆発を起こした。
「……っ! メイラム!」
『ど、どうして、もうバクゥは動けなかったのに』
『セナを守る為には必要なんだよ。敵は倒さなきゃ、そうでしょ?』
『お姉ちゃん……』
そして、二人の会話に集中している間に、レセップスから放たれた砲弾はアークエンジェルを襲い、その直後にアークエンジェルからスカイグラスパーが出撃していった。
「報告にはなかった機体だな」
バルトフェルドは呟きながらも、やはり意識は片耳に集中している。
『でも、お姉ちゃん、それでも人は』
『セナ! これは戦争なんだよ! セナがどれだけ相手を思いやっても! 気遣っても!! 敵はセナの事なんか何も考えて無いんだ!! 僕が生かして返した敵がセナを傷つけて……いつか殺すんだ。だから』
キラの叫び声がバルトフェルドに届く頃、ちょうどレセップスから二度目の艦砲が届く頃であり、突如ストライクの動きが変わり、ストライクは空に向かって飛び上がった。
それを追いかける様にバクゥも飛び上がるが、ストライクによって殴り飛ばされ、レセップスからの艦砲を一つ無力化しながら、バクゥを撃破してしまう。
そして、残った五つの弾はストライクが放ったアグニという名の強大なビーム砲によって全て撃墜されてしまうのだった。
衝撃等という言葉では言い表す事が出来ない。
『そこのモビルスーツのパイロット! 死にたくなければ、こちらの指示に従え! そのポイントにトラップがある! そこまでバクゥを誘き寄せるんだ!』
そして、通信から聞こえてきた声に、バルトフェルドはため息を吐くと、全員に撤退を命じた。
無駄に戦力を削る必要もない。
だが、最後に一つだけバルトフェルドは確認しておくことがあると、ストライクセイバーへ。
救済の天使セナ・ヤマトへと通信を繋げるのだった。
「あーあー。聞こえているか? 救済の天使殿」
『っ!? ど、どなたですか!?』
「あぁ、僕はアンドリュー・バルトフェルド。砂漠の虎。なんて呼ばれているよ」
『砂漠の、虎!』
『何? セナ。誰と話してるの!?』
「一度君と直接話がしたい。バナディーヤで君を待つ」
『……何故、私と』
「戦争と平和について。君と意見を交わしてみたくなったのさ。罠だと思うのなら、断ってくれて構わない」
『戦争と……平和』
『セナ!!』
「ではな。また機会があれば話をしようじゃないか」
バルトフェルドはそれだけ言うと、通信を切って、部隊を率いて撤退してゆくのだった。
という訳で砂漠編2
そういえばOPが変わりました(`・ω・´)
他は特にいう事は無いかな。
一応NJ下であっても通信技術が微妙に進歩してるよ、くらい。
後はキラちゃんのキルスコアが上がり始めたくらいですかね。
ではまた!
明日は忘れない様にしないと。
カナタ君毎日よくやるな。
スケジュールの化け物やんけ。