ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど   作:とーふ@毎日なんか書いてる

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本日、二回目の行動……!

てーてーてーてーてー、てーててててーてて




PHASE-30『砂塵の果て』

(第三者視点)

 

 

 

遂に始まった砂漠の虎アンドリュー・バルトフェルドと、アークエンジェル、レジスタンスの戦い。

 

であるが、開始前からレジスタンスの仕掛けた大規模な地雷が全て破壊されてしまった事もあり、アークエンジェルは自分たちだけでこの戦場を勝たなければいけないという覚悟をしていた。

 

そしてその覚悟を胸に、キラも、ムウもセナも戦場へと出撃する。

 

「バクゥは何機居るんだ? 4……5機か!」

 

キラは戦場を恐ろしい速さで把握すると、ストライクを駆けながら、バクゥを一機、また一機と撃墜してゆく。

 

その間にもモニターを見ながら、セナの位置とムウの位置。そしてアークエンジェルを常に確認していた。

 

妹も、仲間も、誰も殺させない。

 

そういう覚悟で、敵の命を一つ、また一つと奪ってゆく。

 

「……はぁ、はぁ……あれは、デュエルと、バスター?」

 

戦場の中で、セナから送られてくる戦場の詳細を視界の端に入れながら、キラは宇宙で何度も戦ったМSの名を呟き、頭の中では先日、バナディーヤで出会った少年たちの事を思い出していた。

 

少々軽そうな所もあったが、話の面白い少年と、少々気難しい所もあったが、家族思いの少年。

 

どちらも、戦場以外で会えば友達になれたかもしれない人たちだった。

 

その思いが、キラの手を迷わせる。

 

「……クソッ!」

 

撃たなければ、セナが撃たれる。傷つけられる。

 

だというのに、キラの手は迷い、悩み、その引き金を引けないでいる。

 

思い出すのは、出撃前にムウから聞いた言葉だ。

 

『敵のことなんか知らない方がいいんだ。早く忘れちまえ』

 

『これから、命のやり取りをしようって相手のことなんか、知ってたってやりにくいだけだろ』

 

キラは歯を食いしばりながら、バクゥをビームライフルで打ち抜き、セナの機体を見て、自嘲気味に笑う。

 

「恨むよ……セナ」

 

どうやってか知らないが、セナは知っていたのだろう。

 

おそらくはあの二人がデュエルとバスターのパイロットであると。

 

だからこそ引き合わせて、こうやってキラが殺さない様にとしたのだから。

 

しかし、幸いにもと言うべきか、今のキラにデュエルとバスターに構っている余裕はなく、次から次へと襲ってくる敵の対処で精一杯であた。

 

そして、最後のバクゥをビームサーベルで両断した時、遂にその敵が現れた。

 

「バクゥとは違う……隊長機? あの人か!」

 

キラはその機体ラゴゥを見ながら、叫ぶ。

 

そしてラゴゥも、バルトフェルドとバルトフェルドの恋人であるアイシャが同乗しており、キラの駆るストライクを見据えて言葉をかわす。

 

「なるほど、いい腕ね」

 

「だろ? 今日は冷静に戦っているようだが、この間はもっと凄かった」

 

「なんで嬉しそうなの?」

 

「辛いわね、アンディ。ああいう子、好きでしょうに」

 

「投降すると思うか?」

 

「いいえ」

 

「だろうな!」

 

「あら。例の彼女からメッセージ来てるわよ」

 

「ほぅ?」

 

「私たちは紅海へ出たいだけだから、道を開けてください。だ、そうよ」

 

「無理な話だ」

 

「そうね」

 

「彼女の理想も分かるがね。今はまだ、敵なのだ!」

 

かくしてバルトフェルドはラゴゥを駆り、ストライクと打ち合い、斬り合う。

 

しかし二機の戦いは互いに一進一退の攻防を繰り返しながら、時ばかりが過ぎてゆき、気が付けばバルトフェルドの母艦、レセップスを含む、艦が行動不能に陥り、バルトフェルド達は事実上の敗北という様な形になってしまうのだった。

 

「ダコスタ君」

 

『は、はい!』

 

「退艦命令を出せ!」

 

『隊長……』

 

「勝敗は決した。残存兵をまとめてバナディーヤに引き揚げ、ジブラルタルと連絡を取れ!」

 

バルトフェルドは小さく息を吐くと、前に座っているアイシャを見据える。

 

「君も脱出しろ。アイシャ」

 

「そんなことするくらいなら、死んだ方がマシね」

 

「フッ、君もバカだな」

 

「なんとでも」

 

「では……付き合ってくれ!」

 

かくしてバルトフェルドとアイシャは既に満身創痍のラゴゥを駆りながら、キラの駆るストライクへと迫る。

 

そんなラゴゥにキラは、通信を繋げ、投降を促すのだった。

 

『バルトフェルドさん!』

 

「まだだぞ! まだ私は戦える!」

 

『もう止めて下さい! 勝負は付きました! 降伏を!』

 

「言ったはずだぞ! 戦争には明確な終わりのルールなどないと!」

 

バルトフェルドは火花の散るコックピットの中で、通信の向こうに居る少女へ。

 

モニターに映る敵へと迫る。

 

「戦うしかなかろう。互いに敵である限り! どちらかが滅びるまでな!」

 

そして、バルトフェルドが真っすぐにストライクへ向かって走り、ストライクはフェイズシフトが落ちた状態で、装備を全て捨ててアーマーシュナイダーを抜き、ラゴゥに向かって走る。

 

その動きは荒々しく、何度かバルトフェルドが見た、バーサーカーの様な姿そのものだった。

 

「くっ!」

 

「アンディ!」

 

勢いのままにストライクへ突っ込んだラゴゥはその背部にアーマーシュナイダーを突き刺され、そのままストライクの隣を走り抜けた。

 

 

 

もう走る力はないはずなのに、暴走しているのか砂漠の上を走り抜けている。

 

そして、そのラゴゥをストライクセイバーが受け止め、コックピットを無理矢理開き、驚愕するアイシャとバルトフェルドをコックピットごと外へ出すと、シールドで爆発から二人を守るのだった。

 

直後、ラゴゥは爆発し、残されたコックピットからキラの悲痛な叫び声が聞こえてくる。

 

『僕、僕は……殺したくなんかないのにぃ!!!』

 

その声をどこか遠くで聞きながら、バルトフェルドはアイシャと共にストライクセイバーを見上げた。

 

「……君は」

 

消えそうな声で呟いたバルトフェルドの声に反応したのか、コックピットが開き、中から大粒の汗を流したセナが降りて来た。

 

「バルトフェルドさん。どうか生きてください。貴方にはまだやらなくてはいけない事がある」

 

「やらなくてはいけない事だって?」

 

「はい。この戦争を止めてください」

 

「僕一人に出来る事なんてないよ」

 

「一人じゃありませんよ。プラントにも同じ願いを持つ方が居ます。その方たちをまとめ上げ、時期を見て、地球軍の中で平和を求める人たちと合流し、行動して下さい」

 

「いつかの時、君が語っていた夢物語か」

 

「はい。そうです。その夢物語ですよ。ですが、それは現実となります」

 

セナの瞳は本当にその未来を信じている様であり、まるで迷いなどは感じなかった。

 

故にバルトフェルドは観念したとでも言うように、分かったと頷いた。

 

命の恩人だ。

 

例え、それを望んでいなかったとしても、アイシャが生きているという事もある。

 

だが、ただ素直に要望だけを受け取るつもりも無かった。

 

「だが、一つ条件がある」

 

「条件……ですか?」

 

「あぁ、そうだ。君と、あの少女も参加して貰おう。君たちも戦争を止めたいのだろう?」

 

「分かりました。しかし、お姉ちゃんがどうするか、それを決めるのはお姉ちゃんですから」

 

「君が説得すれば良いだろう? 彼女は君の言う事なら聞きそうだ」

 

「……」

 

セナはバルトフェルドの言葉に曖昧に笑うと、小さく頷いてコックピットのハッチを閉める。

 

そして、そのまま飛び立つと、この乱闘の中で誰も知られずに行われた密談は終わりを迎えた。

 

バルトフェルドは砂漠の中で輝く白亜の戦艦を見上げ、アイシャと共に隠れながら新しい未来へ向けて歩き出すのだった。

 

少女の願う。平和への道を見つける為に。




なんか、今日マイティが発売したらしいですね。
まぁ、ガンプラってあんまり作った事ないので、買わないですけど。
そもそも買えなかったのでどの道でしたね。

ガンプラって人が作ったのを見ると、すごーい。ってなるんですけど。
自分で作ると、体作ったくらいで、もう良いかなとなるので、完成させた事ないです。
いや、体作ってる時は楽しいんですよ。
でも足とか作ってると、なんかもう良いかな。感が。


と、どうでも良い話はこの辺りで。
とりあえず、砂漠編終わりまで来ました。

DESTINYのAA組最大の不満点……!
なんでマリューさんは恋人帰って来たのに、バルトフェルド隊長はぼっちなんや!
最初の良い雰囲気は何だったんや!!

というアレがありましたので、声優問題が無い小説では、バンバン生き残らせていくぞ。
アイシャさん死ぬ事で生まれる事は何も無いので。
いつもの力技で救助。

では、いよいよ海へ。
また昼過ぎに会いましょー。
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