ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど 作:とーふ@毎日なんか書いてる
デケデケデケデケ
ドン!
デケデケデケデケ
ドン!
デケデケデケデケ
ドン!
デケデケデケデケ
チャカッツチャカッチャカッ
(第三者視点)
イージスとの激しい戦いの果てに、イージスの自爆に巻き込まれたストライクから投げ出されたキラは、ザフトの手の者により、プラントへ運ばれ……ラクス・クラインの元へ引き渡された。
キラはストライクのパイロットとして、撃破命令や抹殺命令が出ていたが、キラの顔や内情を知っているのは最高評議会とクルーゼ隊の者たちだけであり、ストライクのパイロットという事情を消して迎え入れるのはそれほど難しい事では無かった。
公式にはストライクのパイロットはナチュラルという事にされ、アスラン・ザラによって討たれた。
そして、キラは地球で戦争に巻き込まれ傷付いた女の子であり、コーディネーターである為、プラントに迎え入れた。
という様な筋書きである。
ただ、こういう決定がされた事には様々な事情や思惑があった。
クルーゼの様にただ純粋にキラを助けたいと願う者はそれほどおらず、ザラ派はキラがストライクのパイロットである事を考え、その戦闘力を自軍の戦士として使う事を考えたし。クライン派は彼女がラクスを地球軍から守り、アスランへ返したという話とラクスの話から、彼女をラクスと同じ平和の象徴として扱い、戦争を終わらせようと考えた。
故に、その処遇についてはまだ決まっていなかったが、ラクス・クラインの元にいるという事だけは意見がまとまり、その様になったのである。
無論これは、キラが大切な妹を守るために戦い続けていたという事情を考え、ラクスがそういう人間になれば、プラントを裏切らないだろうという考えがあったという事が主な理由である。
という訳で、様々な事情がありつつも、キラはラクスの家で療養しており、イージスとの激しい戦闘から数日が経って、彼女はようやくその目を覚まそうとしていた。
「あらあら。ピンクちゃん。いけませんよ、そちらは」
そして、ラクスは偶然ハロがキラの寝ている場所に迷い込んだ事で、キラの目覚めに立ち会う事になるのだった。
「おはようございます。キラ」
キラは痛む体を動かしながら、近くにいたラクスを見て驚いた様に目を開いた。
「こ、こ……は」
「お分かりになります?」
「ラ……クス、さん」
「あら~。ラクスとお呼び下さいな。キラ。でも、覚えていて下さって嬉しいですわ」
「僕は」
「キラは救出されたのです。ザフトの特殊部隊によって」
「ザフ……ト?」
瞬間キラの頭に蘇ったのは、アスランとの最後の戦いだった。
アスランの友達であるニコルを殺し、トールが殺され、互いに放った必殺の刃がセナの命を奪った。
そして……。
「どう……して、どうして、僕は」
「キラ」
「僕は、アスランと……戦って、死んだ……ハズなのに」
涙を流しながら、強く両手を握りしめたキラにラクスは寄り添ってその背を撫でる。
「お話を、聞かせてくださいませんか?」
ラクスの言葉にキラはひとしきり涙を流してから、ぽつりぽつりと話を始めるのだった。
「どうしようも無かったんです……僕は、彼の仲間を殺して……僕の友達を殺したから」
「……」
「でも、セナが死んで……っ、もう全部どうでも良いって、このまま終わろうって思ってたのに……!」
「セナ様に救われたのですね」
「っ! ラ、クス」
「以前セナ様と二人で話した時に、キラやアスランのМSには秘密の仕掛けがあるのだと言っておりましたわ。お二人が真実、争いあい、命の奪い合いをする際には、そのお命だけは助ける事が出来る様にした、と」
「ぁぁあ……セナ……」
「……キラ」
「僕はただ……君を、守りたかっただけなのに……もう、何も」
「キラ」
ラクスはキラの手を取りながら、微笑み、キラの心に問うた。
「本当にキラが守りたかった者は何も無くなってしまったのですか?」
「僕の、守りたかったモノ……」
キラは様々な事がありながらも、共に戦い、笑い合い泣きあったアークエンジェルの仲間たちを思い返した。
そして、この世界で生きている意味をまた考え始めるのだった。
キラの傷が治り始め、歩けるようになった頃、キラはプラントの海を見ながら考え事をしていた。
「何を見てらっしゃいますの?」
「海を、見ていたんだ」
「……」
「セナと、地球の海を見て、いつかまた、こんな場所に行きたいねって、話してた。平和な世界になったら」
「キラ」
「ラクス。僕は、間違ってたのかな。セナを守りたいって願いながら、セナを戦場から遠ざけようともしなかった」
「間違えていたかどうか。それを決めるのはキラですわ。でも、セナ様は平和を望んでらしたのでしょう?」
「……うん」
「だからこそ、セナ様は戦われていたのではないですか? 平和の為に」
「そう、だね。うん」
キラはラクスに言われた言葉を聞いて、プラントの空を眺めながら、笑う。
「ラクス。君は笑うかもしれないけど……」
「……」
「僕はセナの夢を追おうと思うんだ。戦争を止めて、世界を平和にしたい」
「キラ」
ラクスは笑顔のまま静かに涙を流すキラの手を握ると、少し寂しそうな顔で微笑んだ。
「お辛くはないですか?」
「……まだ、セナの事は受け止められない。けど、このままには出来ないよ。セナが守ろうとした世界を、僕も守りたい。守る為に、戦うよ」
「キラ」
ラクスはキラの手を握ったまま何かを試すように真っすぐに見つめた。
「キラはまた、ザフトと戦われるのですか?」
「ううん」
「では、地球軍と?」
キラはラクスに微笑みながら首を振って、言葉を紡ぐ。
「僕達は、何と戦わなきゃならないのか、少し、解った気がするから」
「……分かりました。では、キラ。貴女に翼を」
「翼……?」
「はい。自由を求めて飛ぶ翼です」
微笑むラクスにキラは疑問符を浮かべるが、ラクスはそれ以上何も言わず、父親へと連絡を取るのだった。
そして、パトリック・ザラとシーゲル・クラインの許可を貰い、ラクスはその機体の元へとキラを連れてきた。
「さぁ、どうぞ。キラ」
「……! ガンダム!」
「ちょっと違いますわね。これはZGMF-X10Aフリーダムです。でも、ガンダムの方が強そうでいいですわね。ふふ。奪取した地球軍のモビルスーツの性能をも取り込み、ザラ新議長の下、開発された、ザフト軍の最新鋭の機体だそうですわ」
「これを、何故僕に?」
「今の貴方には必要な力と思いましたから」
「……」
「想いだけでも…力だけでも駄目なのです。だから……」
「……うん」
「キラの願いに、行きたいと望む場所に、これは不要ですか?」
「僕は、嬉しいよ……けど、こんな……ラクスは大丈夫なの?」
「はい。何とか説得出来ましたわ」
「……」
キラはラクスを真っすぐに見据え、そして、静かに問うた。
「君は誰?」
「私はラクス・クラインですわ。キラ・ヤマト」
「ありがとう」
「キラ。私もキラと共に歌いますわ。平和の歌を」
「……気を付けて」
「ええ、キラも。そして私の力も共に」
「うん。今度こそ、守る。君も、世界も」
キラはそう決意をすると、フリーダムのコックピットの中に入り、システムを確認してゆく。
しかし、いよいよそれを出撃させようかというタイミングに、ラクスが待ったを掛けた。
「……ラクス?」
「キラ。ザラ議長より、戦場へ行く前に慣らしてゆけとの事ですわ」
「慣らし?」
キラの疑問に反応する様に、フリーダムが格納された場所に一人の青年が姿を表した。
その青年は、不敵な笑みを浮かべながらフリーダムのコックピットに手を掛けて、キラの問いに答える。
「あぁ、そうさ。俺の部隊で相手をしてやるよ。あー。キラちゃんだったか?」
「貴方は……」
「俺は黄昏の魔弾。ミゲル・アイマンだ! よろしくな。かわい子ちゃん!」
正直、キラとラクスの会話が一番神経使いますワー。
パッションで会話してれば良い、カガリとアスランの方が千倍は楽(個人の感想です。
まぁ、私もパッション会話勢だから、考えながら話をしている人は難しいんだろうなって。
という訳でフリーダム貰いました。
脱走とか強奪とかしようかと思ったんですが、プラントサイドがキラを発見した際にどういう反応するかなと考えて、考えた結果正式に渡されるのがベターかなと。
まぁ、ぶっちゃけ女の子のコーディネーターな上に、アスランだけじゃなくて、どんな相手とでも子供作れるドン。って言われたら、プラントは何が何でもキラを生かすだろうと。
出生率が落ちてるプラント的には、サンプル的にも、普通に人としても欲しい訳だし。
後は戦闘力も高いしね。子供にも期待出来ますわ。
そう考えるとキララクエンドのハードル死ぬほど高そうだけど。
女の子同士でも子供は作れるから、問題ないぞ!!
……。
ふと思ったけど、実は女の子キラの小説って、ルート決めないで走る場合アスランのハーレムエンドになる可能性が凄く高いのか。
カガリ⇒運命の相手(ナチュラル。子供作れる)
ラクス⇒正式な婚約者(相性良い。子供作れる)
女の子キラ⇒幼馴染(スパコ。子供作れる)
メイリン⇒スパイの相棒(相性不明。多分無理)
ミーア⇒議長ホンマ反省して(相性不明。多分無理)
ルナマリア⇒シンに奪われる予定(相性不明。多分無理)
カリダママ⇒どこから生まれたのか初恋設定(ナチュラル。子供作れる)
ヴィアママ⇒キラ・カガリに似てる(ナチュラル。子供作れる)
イージス⇒初期相棒(自爆)
ジャスティス⇒二代目相棒(自爆)
ザク⇒乗り捨て(ボロボロ)
セイバー⇒三代目相棒(バラバラ)
インジャ⇒四代目相棒(☆無傷☆)
ズゴック⇒初代偽装(コナゴナ)
インジャ2⇒五代目相棒(半壊くらい?)
なるほどな。
やはり最強はアスラン・ザラか。