ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど 作:とーふ@毎日なんか書いてる
てててーてて
てててててー
ててててててててー
てて!
てててててっててってててー
(第三者視点)
重苦しい沼の底に居る様な感覚から目を覚ましたセナは、ガンガンと痛みを訴えている頭を抱えながら周囲を確認する。
起きたばかりで調子は良くないが、そう言っていられない事情も彼女にはあった。
そして、ベッドの横でPCを弄っている男を見た。
「ハインラインさん……おはよう、ございます?」
「僕の忠告を無視し、機体を限界まで稼働させましたね? 話を聞かない人だ」
「ごめんなさい」
「人の忠告は聞くべきだと思いますが。まぁ、貴女がそういう人間であると分かっていたのに、出撃許可を出した僕も悪かったと言えば悪かったですがね」
「……はい」
アルバート・ハインラインにネチネチと説教をされていたセナはベッドの上で上半身を起こしながら、何度も申し訳なさそうに頭を下げる。
そんな二人の会話は終わりを迎える気配がなく、永遠に続くかと思われた。
しかし、扉から入ってきた人物が二人の会話を中断させるのだった。
「セナ! 目を覚ましたの!?」
「……これはヒビキ女史。連絡が遅れまして、申し訳ございません」
「もう、無茶して! 死んじゃったらどうするつもりだったの!」
「ごめんなさい。でも、平和の灯を消すわけにはいかなかったので」
「本当に! 貴女は!」
ヴィア・ヒビキはベッドの上に座るセナを抱きしめると、ギュウギュウと強くその体を締め上げるのだった。
そして、セナはそんなヴィアを手で離そうとして、反発する様に強く抱きしめられ、諦めた様に息を吐き、そのままハインラインと話す事にするのだった。
「それで、ホープはどうですか?」
「問題ありませんよ。貴女と違ってね」
「それは、もう。申し訳なく」
「まぁ、良いでしょう。とにかく貴女は帰ってきた訳だし。ホープの実戦データも取れました。それで? 敵の正体や目的は何か分かりましたか?」
「いえ。それが何も。向こうの皆さんは私には近づこうとしなかったので……」
「ふむ。という事は、目的はあくまで戦争の継続ですか」
「そうですね。私もそう思います」
セナの言葉にハインラインは頷くと、PCの画面をセナにも見える様に置き、口を開く。
「君が寝ている間に、地球軍はビクトリア基地を落としました。おそらくは宇宙に出てきてプラントを核で攻撃するつもりでしょう。それにザフトも……いや、パトリック・ザラがジェネシスの準備を始めましたね」
「……そうですか。まるで運命が決まっている様ですね」
「運命?」
「あぁ、いえ。そうならなければ良いなと願って行動してきたのですが、どうあっても地球軍とザフトは戦う様になってしまうのだなと」
「そうですね。しかし、それも仕方のない事でしょう。何せ人は愚かだ。未だ争いという非効率的な手段を捨てられない」
「……ハインラインさんは、人類を見限られているのですか?」
「さて、それはどうでしょうかね。確かに前の私なら、話の通じぬ愚か者ばかりの世界に苛立ちを感じていたかもしれませんが。私の想像を超えた君の姉であるフリーダムのパイロット。それに、君とも会えた故。しばらくは我慢出来ると思いますよ」
「我慢って」
「私が願うのは、早くこの戦争が終わり、君や君の姉君と共に新たな領域のMSを開発する事ですよ。セナ嬢」
「そうですね。МS開発は分からないですけど、平和にはなって欲しいです」
セナはハインラインの言葉に頷きながら言葉を返す。
そんなセナにハインラインは微妙に不満そうな顔をしながらも、一応頷くのだった。
「まぁ、どちらにせよ。これ以上出来る事もありませんし。プラントへ戻りましょう。そろそろ戻らなくては、軍部に気づかれる可能性がある」
「はい」
「そうね」
セナは自分の手を繋いで離さないヴィアと共に部屋を出て行こうとしたのだが、不意にアッと何かに気づいたように立ち止まった。
「そう言えば、あー。パパは」
「セナ。良いのよ。無理にパパなんて呼ばなくても。おい。とかお前とかでも良いのよ」
「いや、流石にお父さんをそんな風には呼べませんよ。それで、パパはどこに行ったのですか?」
「あの人なら、調べ物があるとかで、メンデルに向かったわ」
「メンデル……ですか」
セナは少しの間考えていたが、どの道どうにもならないかと、軽く息を吐きながらヴィアと共に部屋を出て行くのだった。
そして、一機のMSを隠せる大型シャトルと共に廃棄コロニー群を離れ、プラントへ向けて移動を始めた。
プラントにたどり着いたシャトルはハインラインにより、本来の目的を隠して入港し、そこからハインラインとセナ達は別行動を始める。
無論これは、プラント最高評議会にセナの存在がバレない様にする目的があるからだ。
ハインラインと別れたセナはヴィアと共に変装をしてプラントの内部を進み、とある小さな家の中に入った。
家の中に入ると、セナが帰ってきた事に気づいたらしく、一人の少女が奥から飛び出してくるのだった。
「セナちゃん! おかえり! それに、ヴィアさんも!」
「あぁ、マユちゃん。ただいま」
「こちらは何もありませんでしたか?」
「はい。今の所は」
「会議はどうなったのでしょうか? 中継は途中で消えてしまって」
セナに抱き着いた少女マユと共に奥から出てきたアスカ夫婦は、ヴィアに状況を聞くが、ヴィアはただ黙って首を振るばかりだ。
「そうですか。では、オーブも」
「まだ戻れるような状態では無いですね。地球もどうなるかは分からないです」
「そうですか」
「しょうがない事なのですが、少し寂しい所はありますね。オーブに戻れないというのは」
「えー。マユたちまだ帰れないの?」
「もう少しだけ、我慢してね。マユ」
「うー」
マユはセナに抱き着き、顔を埋めながら唸る。
そしてセナはそんなマユを抱きしめながら、アスカ夫婦に顔を向けた。
「でも、もう難しいかもしれませんね。シン君の事もありますし」
「そうね。あの子、思い立ったら一直線な所があるから」
「まさか、軍に志願するとはなぁ」
「ご家族を守りたかったんだと思います。マユちゃんも、ご両親も」
アスカ夫婦の言葉にセナは反論する様にそう言ったが、夫婦はそんなセナを見つめて穏やかな顔で笑うと、ヴィアを見て、頭を下げる。
「あー。ヴィアさん。もし、シンが頑張れた時は、よろしくお願いします」
「はい。勿論です。まぁ、どうするかは当人たちが決める事ではありますが」
「それは、はい。分かっております」
「でも、私は応援していますよ」
ヴィアとアスカ夫婦の言葉にセナは首を傾げるが、そんなセナに三人は笑うばかりであった。
そして、セナは玄関で話しているのも、疲れるからとリビングにマユと共に向かい、一緒に並んでテレビを見るのだった。
テレビからはラクス・クラインの歌が流れており、今日も変わらず皆の心に癒しを与えている。
「綺麗な人だねー」
「そうですね」
セナはマユと話をしながら、テレビに映るラクスを見て、ふむ。と考える。
ラクスが歌っている以上、まだ時間に猶予があるのだろうと。
そして、寄りかかってきたマユの体温を感じながら、プラントを守るために自分が出来る事を考えるのだった。
はい。本来居ないキャラの大集合!
そして、未来への準備とかしてます。
メンデルとか、デスティニーとか。劇場版とか。
後はお久しぶりの主人公!
いったい何話ぶりなんだろう。まぁノインさんじゃないので数えませんが。
とにもかくにも主人公! やっぱ主人公が居ないとな!
何で、この人途中ずっと居なかったんだろう???←
まぁキラちゃん達と合流するのはもう少し後になりそうです。
すまんな。
あー。それとちょっと悩んでる話があって。
タイミングと話数の問題でカットしか話が結構あるんですよ。
この話の直近だと。
・ハインラインがストーキングしてセナをプラントで見つけ出した話とか。
・ユーレンとヴィアがセナを発見して助け出す話とか。
・プラントでこっそり生活を始めたセナがアスカ家と偶然会って一緒に住む話とか。
後は古い話だと。
・セナ、キラ、アスランの三人が月で生活してる頃の普通の日常回とか。
・月時代のアスランVSクルーゼ(本人不在)の兄対決とか。
・ユーレンの12人の娘計画とか。
需要があるかどうかも分からないし。
とりあえずスキップしてましたけど。
SEED編もそろそろ終わりが近いですし。
需要がありそうなら書いても良いけど、悩みどころ。
本編の間に入れると邪魔だしなぁー。って感じですわ。
ううむ。
アンケート機能とか、調べてみますかー。
⇒アンケート置いた!
PS
誤字脱字の発見ありがとうございましたァ!
感謝しております。
SEED編本編終了した辺りで、テンポの関係から排除した話を、DESTINY始まる前に書くかどうか?
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そもそも書かない。本編のみで良い
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ハインラインがストーキングする話
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ユーレンとヴィアがセナを助け出す話
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アスカ一家と出会って同居する話
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セナ、キラ、アスランの月日常回(虚無)
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アスランVSクルーゼ(本人不在)の兄対決
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ユーレンの12人の娘計画