ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど   作:とーふ@毎日なんか書いてる

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てててーてて
てててーてて
てててててー
ててててててててー
てて!
てててててっててってててー


PHASE-50『ラクス出撃』

(第三者視点)

 

 

 

停戦会議へと向かった艦隊からの通信が途切れた事で、パトリック・ザラは荒れに荒れていた。

 

テーブルを叩きながら、怒りの声を上げる。

 

「シーゲルとの連絡はまだ取れんのか! 偵察はどうした! 艦隊は!!」

 

「現在調査を行っておりますが、詳細は不明です。ただ、状況は限りなく絶望的かと」

 

「っ! フリーダムは、どうなった。ジャスティスは!」

 

「ハッ! 先ほど特務隊アスラン・ザラがジャスティスで帰投しております」

 

「フリーダムはどうした」

 

「いえ、その件に関してはまだ報告を受けておりません」

 

「もう良い。アスランをここへ呼べ! 奴に直接聞く!」

 

パトリックは秘書官を怒鳴りつけ、アスランを呼び寄せた。

 

そして、パトリックの執務室にアスランを呼びつけると、他の者に全員外へ出る様に言い、アスランを睨みつけた。

 

「状況を報告しろ。フリーダムは。キラ嬢はどうした」

 

「キラは今、アークエンジェルに居ます」

 

「アークエンジェルだと?」

 

「地球軍の艦です。ですが、かつてキラ達と共に居た者たちであり、信頼できる人間です」

 

「ナチュラル共だと!? 貴様!! どういう事だ!!」

 

「父上! 私は、この戦争を止める為に……」

 

「そんな事を言う為に戻ったのか! お前は!!」

 

「父上……!?」

 

「下らぬ事を言っている暇があるのなら、すぐにフリーダムをプラントへ戻さんか! いつまでナチュラル共の所に置いておくつもりだ!!」

 

「父上! ナチュラルと言えど、彼らは確かに……」

 

「良いも悪いもあるか! ナチュラルはそこに存在するだけで害だ!!」

 

「父上っ!」

 

「先の停戦会議は貴様も見ていたのだろう! あれがナチュラル共の我らに対する答えだ! 停戦などするつもりはない。レノアも、シーゲルも奴らに騙され、死んだ!! こんな事を何度繰り返すつもりだ! お前は!! 次にはキラ嬢が失われるかもしれんのだぞ!!」

 

パトリックは怒りのままにアスランを突き飛ばし、机から銃を取り出してアスランへ向けた。

 

「っ!」

 

「お前が行かぬというのであれば、居場所を吐け! 他の艦を向かわせる。あの少女はレノアが残した子だ。コーディネーターの未来だ。そんな事も忘れたか! お前は!!」

 

「父上! キラは戦争など望んではいません! それにセナも!!」

 

「そう言って!! レノアもセナ嬢も失ったのだろうが!! もはやナチュラル共との和平などあり得ん!! ナチュラル共は全て滅ぼす。それだけだ!」

 

「ナチュラルを全て滅ぼす!? 本気で仰っているんですか! 父上は!」

 

「これはその為の戦争だ!」

 

「っ」

 

「我等は、その為に戦っているんだぞ! それすら忘れたか! お前は!」

 

「父上……!」

 

「吐け! フリーダムの居場所を! あの子だけはナチュラル共に奪われる訳にはいかんのだ。我らの希望を、これ以上奪わせるな!!」

 

「くっ」

 

例え銃を向けられても何も言わないアスランにパトリックは怒りのまま警備兵を呼び、アスランを拘束させた。

 

頭を冷やさせると言い、独房へと運ぶ為に。

 

しかし、運ばれる途中でアスランは逃げ出し、何とかジャスティスの所へと向かおうとする。

 

しかし、アスランが逃げ出す際に手伝いをしてくれた青年がジャスティスは歌姫の船に運び込んであると言っていた為、その青年ダコスタと共にアスランは港を目指すのだった。

 

 

 

場所は変わり、無事ジャスティスを搭載する事に成功した最新鋭宇宙艦エターナルの中では、今まさにクーデターが起ころうとしていた。

 

艦長のアンドリュー・バルトフェルドの言葉を合図として、艦内のクルーたちが、所謂クライン派と呼ばれる兵以外の全ての兵を外へと追い出して、エターナルを乗っ取ってしまったのだ。

 

そして、ブリッジのクルーが全てクライン派になった時、彼女は現れた。

 

「お待たせ致しました」

 

「いえいえー。御無事で何より。では、行きましょか」

 

「はい!」

 

少女、ラクス・クラインの声を合図として、エターナルは艦の機能を始動させてゆく。

 

「出航プランCをロード! 強行サブルーチン、1920、オンライン!」

 

「ロジックアレイ通過。セキュリティ解除確認。オールシステムズ、ゴー!」

 

『おい! 何をしている! 貴艦に発進命令など出てはいないぞ! どうしたのだ! バルトフェルド隊長! 応答せよ! ……くっ』

 

強引に出撃しようとしたエターナルへ、管制室から通信が入るが、エターナルはそれを無視して準備を進めてゆく。

 

しかし、管制室はそれを邪魔し、外へと繋がる扉をロックしてしまうのだった。

 

「メインゲートの管制システム、コード変更されました!」

 

「んー。優秀だねぇ。そのままにしてくれりゃぁいいものを。ちょっと、荒っぽい出発になりますなぁ。覚悟して下さい」

 

「仕方がありませんわね。私達は行かねばならないのですから」

 

「主砲! 発射準備! 照準メインゲート! 発進と同時に斉射!」

 

バルトフェルドの言葉に、オペレーターがその言葉を繰り返し、その通りに作業を進めてゆく。

 

「主砲発射準備、照準、メインゲート!」

 

「エターナル、発進して下さい!」

 

そして、ラクス・クラインの言葉を切っ掛けとして、エターナルは宇宙へと飛び出してゆくのだった。

 

『何をするエターナル! 艦を停めろ!』

 

『本部へアラート発令!』

 

通信の向こうから聞こえてくる声をそのままにエターナルは宇宙へと飛び出した。

 

さらに、ダコスタとアスランの乗った小型機がプラントから飛び出して、エターナルに乗り込んだことで、エターナルは加速し、遠く星の彼方へと進んでゆくのだった。

 

 

 

順調にプラントを脱出したエターナルであったが、進行方向先にあるヤキン・ドゥーエの防衛軍が出てきた事で、その順調な旅も終わってしまう。

 

「前方にモビルスーツ部隊! 数50!」

 

「ヤキンの部隊か。ま、出てくるだろうな。主砲発射準備! CIWS作動!」

 

「この艦にモビルスーツは?」

 

「居るには居るが、お前さんのジャスティスはロックされててな、今は動かせんぞ」

 

アスランの問いにバルトフェルドが答え、アスランはどうにか出来ないかとブリッジのモニターを睨みつけるのだった。

 

しかし、そんな緊迫した状況にあって、ラクスは真剣な眼差しで正面を見ながら一つの指示を出す。

 

「全チャンネルで通信回線を開いて下さい」

 

「ラクス?」

 

「了解!」

 

「私はラクス・クラインです。停戦会議は何者かに邪魔をされてしまいましたが、まだ平和への灯は消えていません。どうか道を開けて下さい。私はあなた方との戦闘を望みません。艦を行かせて下さい。そして皆さんももう一度、私達が本当に戦わなければならぬのは何なのか、考えてみて下さい」

 

ラクスは通信でヤキンの防衛軍に言葉を送るが、向こうは止まらない。

 

「難しいよなぁ、いきなりそう言われたって。んー、迎撃開始!」

 

「コックピットは避けて下さいね」

 

「それも難しいことでねぇ、主砲、てぇ!」

 

「ブルーアルファ5、及びチャーリー7より、ジン6!」

 

「来るぞ! 対空!」

 

「ブルーデルタ12に、尚もジン4! ミサイル、来ます! 迎撃、追いつきません! ミサイル、当たります!」

 

「ええい!」

 

エターナルへと集まるミサイルが、周囲を囲み、絶体絶命となった時、そのミサイルが不意にエターナルから逸れて何処かへ飛んで行った。

 

更に、囲んでいたジンたちが何も出来ないまま、空中で戸惑う様に揺れている。

 

「何だ!? 何が起きている!」

 

「所属不明機接近! いや、これは……例の計画のMSです!!」

 

「ホープか!!」

 

バルトフェルドの言葉がブリッジに響くと同時に一機のMSがエターナルのすぐ近くを駆けてエターナルの先へ進んでゆく。

 

「全ての火器が使用不能!! また、所属不明機よりメッセージが来ています!」

 

オペレーターの言葉に、ラクスは手元のモニターを見て、僅かに微笑んだ。

 

『歌姫の出撃を援護します。平和の歌が響く様に、私も祈っております』

 

そのメッセージにラクスは小さく誰にも聞こえない声で、感謝を告げた後、エターナルにこの宙域からの離脱を指示するのだった。

 

「……ありがとうございます。セナ様」




キラごめん。ごめんキラ。
悪ィな。キラ。俺の主人公が出番を食っちまった。
次は五回活躍すると良い。

という訳で、フリーダムは居ません。
まぁラクスの好感度は高いので許して欲しい。

今回の!
☆パトリックパッパ劇場☆

パッパ「コーディネーターの出生率が上がらない! コーディネーターは完璧で究極の種☆族のハズなのに」
パッパ「それはそれとして、アスランが月でガールフレンド作ったらしいわ。流石はワイの息子。イケメンやからな。当然か」
パッパ「な、なんやて!? レノアが教えてくれたアスランのガールフレンドが二人とも、子供が出来る確率が99.9999%!? か、完璧やないか! アスランの嫁はこの子たちのどっちかで決まりや!」
パッパ「なんやてー!? 最高評議会の議員の息子共とも相性ばっちりやて!? ギギギ。脳が破壊される! おどりゃクソ森!」
パッパ「もしかしたらあの子達がコーディネーターにとっての希望の光になるのかもしれんで! 勝ったな! ガハハ!」

停 戦 艦 隊 全 滅
パッパ「」

パトリック「我らの希望はキラ嬢だ」
パトリック「ナチュラルは全て滅ぼせ」

PS
アンケート、みんな入れてくれてありがとう。
とりあえず期限は終わらない明日へするまでで良いですかね?
多分今週の日曜日に終わると思いますわー。

一応現在色々競ってますが、本編だけ書いてろ以外が勝った場合は、
票数の多い順に書いてゆきます。
あー。そういえば言って無かったですが、本編も別に止まらないので。
本編書きながら突き進む感じです。

本編だけ書いてろが優勝した場合は全部お蔵入りで。
では、また明日~

SEED編本編終了した辺りで、テンポの関係から排除した話を、DESTINY始まる前に書くかどうか?

  • そもそも書かない。本編のみで良い
  • ハインラインがストーキングする話
  • ユーレンとヴィアがセナを助け出す話
  • アスカ一家と出会って同居する話
  • セナ、キラ、アスランの月日常回(虚無)
  • アスランVSクルーゼ(本人不在)の兄対決
  • ユーレンの12人の娘計画
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