ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど 作:とーふ@毎日なんか書いてる
てててーてて
てててーてて
てててててー
ててててててててー
てて!
てててててっててってててー
(第三者視点)
ドミニオンとアークエンジェル、クサナギ、エターナルの戦闘はエターナルとクサナギが戦闘出来ない状態であった為、アークエンジェルとドミニオンの一騎討ちの様な状態となった。
ナタルの策により、追い込まれてゆくアークエンジェルであったが、何とかクサナギが戦線に復帰した事で、ドミニオンは形勢不利を悟って撤退してゆくのだった。
しかし、そんな戦闘の中で、ムウ・ラ・フラガは奇妙な気配を感じて、メンデルの中へとストライクを走らせる。
そしてそれにディアッカも付いてゆき、二人はコロニー内でクルーゼ、イザークとの戦闘に入るのだった。
ドミニオンとの戦闘が終わってから、キラは必死に引き留めるアスランを振り切って、未だ帰らない二人を探しに、コロニー内へフリーダムを向かわせるのだった。
コロニーの中で、向き合うバスターとデュエルを見つけたキラはそこで止まり、コックピットから外へ出て二人の前に顔を出す。
「ディアッカさん! イザークさん!」
「キラ! 何やってんだ! 危ないだろう! 早く中へ入れ! イザークは」
「キラ! やはり貴様だったのか! 何故そんなMSに乗っている! ちゃんと説明をしろ!!」
「えぇ!? イザーク、キラちゃんの事知ってたのかよ!?」
「アラスカでな。キラに助けられた」
「……そうか」
三機はひとまず地面へ降りて話をする事にする。
「まず、イザークさん。ごめんなさい。いっぱい嘘を吐いて。僕はフリーダムのパイロットだけど、前はストライクに乗ってたんだ」
「なに……!?」
目を見開き、動揺を抑える為か、右手を強く握りしめる。
「僕たちは地球軍だった」
「……僕たち、だと? まさか、セナもそうだと言うのか! セナは足つきに」
「いや、セナは。ストライクセイバーに乗っていた」
「バカな……! バカを言うな!! セナはまだ子供だぞ!! MSになんて乗れる訳が無い! いい加減な事を言うな! お前とて許さんぞ!」
「嘘じゃないよ。セナは確かにストライクセイバーに乗って……」
「おい待て。ストライクセイバーだと? 待て、ふざけるな。そんな事……! では、セナは、セナは!」
「僕とアスランが殺した」
「貴様ァ!! お前の妹だったのだろう!! お前の家族だったのだろう!? ならば何故そんな事になる! 何故そうならねばならない! 答えろ!!」
「止めろ! イザーク! キラを責めたって!」
「こいつはコーディネーターだ! セナだって! コーディネーターだ。なのに何故! 何故地球軍で、俺たちと戦ったんだ! 何故助けを求めなかった! チャンスはいくらでもあったはずだぞ! 答えろ! キラ!!」
「落ち着けイザーク! セナはまだ生きているかもしれないんだ! キラだって、色々事情があったんだよ。ニコルだって、生きてる。誰も死んでないんだから……」
「うるさい!! 生きているからなんだ! 生きていれば、それで全てが許されるのか!? そんな訳がないだろう! コイツが! 自分の判断ミスで! セナを殺しかけた事は事実だ!」
「うん。その通りだ。ありがとうイザークさん」
「なに?」
「僕を責めてくれる人は居ないから、こうして言ってくれるのは嬉しい」
「情けない事ばかり言いおって! 良いか!? セナを見つけたらすぐに俺に連絡をしろ! ジュール家で匿ってやる! お前もそのまま来い! 良いな!?」
「……ありがとう」
キラはイザークの言葉に礼を言い、そしてセナの話をしようとしたのだが、何かの気配を感じて、顔を上げた。
「これは?」
「キラ?」
「ごめん。ディアッカさん! 僕行かないと! 何かが!」
「おい! キラ!」
「本当にごめん! でも会えて嬉しかった! イザークさん!」
キラはそのままフリーダムに乗り込むと、呆然としている二人を置き去りにして、コロニーの内部へと進んでゆくのだった。
そして、途中で大破しているストライクと小破しているゲイツを見つけ、どこか懐かしい気配を追って、コロニーの内部にある施設へと足を踏み入れるのだった。
キラはどこからか聞こえる音と気配に向かって真っすぐに進み、物陰に隠れているムウを見つけた。
「ムウさん!」
「キラ!? バカ! 何で来たんだよ!」
「心配で……!」
「クソっ、隠れてろ!」
ムウは脇腹を負傷しており、キラはひとまずムウにパイロットスーツの上を脱ぐ様に言い、持っていた簡易の治療セットで出血を止め、包帯を巻いてゆく。
そして、止血が出来た時、どこからか声と共に誰かが歩いてくる気配がした。
それは酷く覚えのある気配で、キラは困惑と共に息を荒くしてゆくのだった。
「ここがなんだか知っているかね? ムウ」
「知るか! この野郎!」
「罪だな、君が知らないというのは」
キラはその声に、瞳を強く閉じながら自分を抱きしめた。
「おい。どうした」
「……はぁ……はぁ」
「キラ! おい! キラ!」
ムウの声が銃声によってかき消され。それと同時にどこか諦めたような男の……クルーゼの声が響いた。
「そうか。君がここへ来てしまったか。セナが生きていれば止めただろうが、これも運命という奴かな」
「せ、な……?」
「何でお前が嬢ちゃんの名前を!」
「当然だろう! ムウ。私はかつて月でセナとキラ、そしてヤマト家の夫婦と共に生活していたのだからな。セナとキラの兄としてね」
「なにっ!?」
「しかし、残念だよ。だが、ここへ来てしまった以上、このまま返すという訳にもいかなくなった。キラ。今こそ君とセナの秘密を明かそう。さぁ遠慮せず来たまえ。始まりの場所へ!」
「僕と、セナの秘密……?」
「引っかかるんじゃない! 奴の言うことなんか、一々気にすんな!」
「でも、でも! ラウ兄さんは、僕の兄さんなんです」
「クソ……! あの野郎!」
ムウは悪態を付きながらも、キラの肩を掴み一人で行かない様にと抑える。
そして、ゆっくりと隠れながら先へと進んでゆくのだった。
「何だここは?」
「っ」
「懐かしいかね? キラ。とは言っても君は生まれてすぐにここを離れたから覚えていないだろうがな」
「僕が、ここで生まれた……?」
キラの言葉に反応したのか、暗闇からムウに向かって銃弾が放たれ、ムウはそれを何とかかわして、古びたソファーの裏に隠れる。
キラもまた、ムウと共に隠れるのだった。
「ぐっ!」
「ムウさん! 大丈夫ですか!?」
「殺しはしないさ。せっかくここまでお出で願ったのだから」
「ラウ兄さん! 止めて! ムウさんは!」
クルーゼはキラの言葉に応える様に、一つのファイルを投げて、ムウやキラの前に落とした。
それは数枚の写真と、書類。
「親父……!?」
「これ、は? 僕やセナと、似てる」
「さぁ、今こそ明かそう! キラ。本来であれば君に話すつもりは無かったのだがね。これも運命なのだろう!」
「……運命」
「人の飽くなき欲望の果て、進歩の名の下に狂気の夢を追った、愚か者達が生み出してしまった。人類の夢、最高のコーディネイター。そして!! コーディネーターの出生率を上げ続ける為に作られた数多の実験体! その果てに生まれた少女……! 被検体77番!」
「77……?」
キラはその数字に何か嫌な物を感じて、思わず耳を塞ぎたくなったが、クルーゼはそれよりも早く最悪の事実をキラへと告げるのだった。
「セナという名の少女はこの世に存在しない。何故なら、その名は彼女自身が付けたからだ。洒落たものだな。77を読み替えて、セナと読むとは!」
「そんな……」
キラの呟きはクルーゼの狂気じみた笑いに飲み込まれ、消えていくのだった。
クルーゼ「77番目の実験体だったから、セナだったんだ!!」
キラ「な、なんだってー!?」
ムウ「な、なんだってー!?」
ユーレン「な、なんだってー!?」
ヴィア「な、なんだってー!?」
セナ「な、なんだってー!?」
作者「な、なんだってー!?」
はい。じゃあ、また明日。
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