ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど 作:とーふ@毎日なんか書いてる
てててーてて
てててーてて
てててててー
ててててててててー
てて!
てててててっててってててー
(第三者視点)
ドミニオンとアークエンジェルの戦いが一時中断され、それがナスカ級三隻を含めた状態で再開された事にセナは悔しいという感情を顔に出しながら、戦場を睨みつけた。
そして、待機させておいたMS……ZGMF-X14Aホープに乗り込み、出撃準備をするのだった。
しかし、そんなホープにヴィアとハインラインから通信が入る。
『セナ。分かってるとは思うけど、絶対に無理をしちゃ駄目よ!?』
『言っても聞かないと思いますが』
『それでも言うのが親なんです! セナ!? 大丈夫!? 絶対に、絶対に!! 無茶はしちゃ駄目だからね!』
「分かってますよ」
『そう言って! すぐ約束を破るんだから! 今度倒れたら私、三日はセナから離れないからね!』
「……倒れない様に気を付けます」
『そうじゃなくて! 無理をしない様に!』
「あー。通信状態悪化。通信を切ります」
『セナ!』
セナはヴィアからの通信を切断し、意識を戦場へ向けた。
そして、三隻同盟が結成されるまで隠れて貰っていた人たちへと声をかける。
「大分長い間。申し訳ございませんでした。ようやく時が来ました」
『そうか! では!』
「はい。連合軍のアークエンジェル、ザフトのエターナル、オーブのクサナギ。三隻の平和を願う者たちの集まりが、今ここにいます!」
『おぉ、アークエンジェル……! マリュー・ラミアスは無事であったか! 私の意思はまだ連合軍の中で生きているのだな』
『クサナギ。カガリも戦場へ来たのか……』
『エターナルには誰が乗っているのかね。セナ君。アンドリュー・バルトフェルドか?』
「いえ。艦長にはラクスさんが。まぁ大まかな指示だけで、実際に艦を動かしているのはバルトフェルドさんだと思われますが」
『なんと、ラクスが!』
「では、皆さん。そろそろ席に座ってください。アークエンジェルまで送り届けます」
『分かった!』
『頼むぞ! セナ君!』
「はい」
セナはゆっくりと大型シャトルから外へ出ると、すぐ近くに居た小型のシャトルを掴み、戦場へと向かう。
そして、戦場へ向かいながら戦場に居る全てのMS、艦船に対してハッキングを仕掛けてゆくのだった。
セナが戦闘宙域へと向かっている頃、アークエンジェルとドミニオンは激しい攻防を繰り広げていた。
しかし、その攻防が突如として終わりを告げる。
「か、艦長!」
「どうした!」
「そ、それが! 現在、艦の火器が全て使用不能です!」
「何!?」
『おいおいどうなってんだよ! このバカMS動かなくなっちまったぞ!』
「サブナック少尉! それは本当か!? アンドラス少尉! ブエル少尉! そちらはどうか!」
『同じー』
『同じですよー! 武器が使えない!』
「まさか、こんな事が……しかし、この状況はまずい! 信号弾撃て! 一時撤退!」
「駄目です! 下がってはいけない!」
「何を言っているんですか! アズラエル理事! このまま一方的に撃たれては!」
「そんな事を、あの子が許す訳が無いでしょう? おい! この宙域に近づいているMSが居ないか探せ! もしくは小型のシャトルか何かだ!」
「は?」
「急げ!!」
「ハッ!!」
アズラエルは椅子から立ち上がり、正面のガラスから宙域にある何かを見つけようとしている様だった。
そして、アズラエルの目が宙域に飛来する流星の様なMSを見つけるのと同時に、オペレーターがソレを見つける。
「れ、レーダーに感! MSです! データ照合……ありません!」
「ではその機体を登録しつつ、捕獲命令! 三機に向かわせろ!」
「アズラエル理事!?」
「急げ! あの子だ。セナがようやく見つかった!」
「まさか! しかし!」
「この宙域にある全ての艦船、MSその全ての火器が使えなくされている。そんな事が出来て、そんな事をやる様な者がセナ以外に居るとでも言うんですか!? あなたは!」
「っ」
「急げ! 敵に奪われる前に確保しろ!」
アズラエルの目は戦場を駆けるそのMSに近づこうと、例の白いMSフリーダムが迫っている事に気づいていた。
そして、フリーダムに反応して、ジャスティスも、バスターも動き出している。
だからこそ急げと合図をして、三機のMSは火器を使えないながらに、機体を直接フリーダムやジャスティスにぶつけて妨害しながらセナへと迫る。
しかし、セナはそれらを全てかわして、この宙域にいる全てのMS、艦船にメッセージを送るのだった。
『平和の使者を三隻同盟にお届けします。どうか平和への祈りが果たされる事を祈っております』
そのメッセージを全ての人間が確認したころ、一つのシャトルがアークエンジェルに向かって進んでおり、アークエンジェルはそのシャトルを収容後、全てのMSを撤退させ、この宙域から全力で脱出するのだった。
ナスカ級もまた、火器が封鎖されている状況ではどうする事も出来ず撤退してゆく。
一艦で残される形となったドミニオンも、セナのMSが何処かへ消えてしまった以上、このままここに居座る事は無意味と悟って去ってゆくのだった。
そして、月基地へと戻ったアズラエルは、先ほどの話を土産としつつ、プラントへの総攻撃を準備し始める。
「セナ嬢の生存が確信出来たのは、確かにお手柄だよ。アズラエル。しかし」
「ん?」
「核で総攻撃というのは」
「それよりも、急ぎセナ嬢を救出して、別の手段での反攻作戦を考えた方が」
「何を仰ってるんですか皆さん、この期に及んで。撃たなきゃ勝てないでしょうがこの戦争。敵はコーディネーターなんですよ? 徹底的にやらなきゃ。大体、核なんてもう前にも撃ったんだ。それを何で今更躊躇うんです?」
「いや、あれは、一部将校が勝手に」
「だとしても同じことだ。既に我々は一度撃ってしまった。なら二発も三発も変わらないでしょう!」
「……」
「核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃあない。強力な兵器なんですよ?兵器は使わなきゃ。高い金かけて作ったのは使うためでしょ? さあ、さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい。こんな戦争は」
アズラエルは強硬的な姿勢を一切崩さず、政府の高官を全て説き伏せた。
それから、アズラエルの意思の元、核攻撃専門の部隊。ピースメーカー隊が結成され、配備されてゆく。
そして、遂に地球軍の宇宙艦隊が月から出撃してゆくのだった。
「明一二00を期して、第六ならびに第七機動艦隊は、月周回軌道を離脱。プラント防衛要塞ボアズ、及びプラント本国への直接攻撃を開始する」
地球軍がボアズへの進行を開始した頃、その報を受けたクルーゼは軍本部で騒いでいるパトリック達を見ながら狂気の笑みを口元に浮かべていた。
そう。全ては彼の思惑通り。
クルーゼが何かをする必要は無い。ただ世界は終末へ向けて突き進んでいるのだ。
このままクルーゼの想定通りに進むのであれば、もうこの世界からセナやキラ、ヤマト夫妻を傷つける者は消えてなくなる。
オーブが侵攻された際に、ヤマト夫妻はオーブからプラントへと避難を終わらせている。
キラもフリーダムに乗って、エターナルに居る以上危険はない。
そして、何やら暗躍しているらしいセナも、MSに乗り地球軍ではない場所にいる。
そう。全ての状況は揃った。
これで地球に住まう全ての命が消え去ったとしても……クルーゼにとって大切な者は誰も傷つかない。
数を限りなく減らした人類。
争う事すら出来ない世界の中で、真なる平和が訪れるのだ。
「なっ……バカな!」
「核だと……!?」
「おのれナチュラル共!」
「議長閣下!」
「直ちに防衛戦を張れ! クルーゼ!」
「ハッ」
「ヤキン・ドゥーエへ上がる」
怒りを、激しい怒りを瞳に灯したパトリック・ザラは狂気の選択をする。
クルーゼの考えたとおりに。
「ジェネシスを使うぞ!」
「……は!」
そう。全ては運命。
定められた未来へと人は進んでしまうのであった。
クルーゼはセナから個別に送られたであろうメッセージを無視し、世界の時計を終末へまた一つ進めるのだった。
『お願い。ラウ兄さん。ジェネシスを使わせないで』
ジェネシススタンバーイ
スタンバーイ
核 VS ジェネシス
どっちが強いか決めようぜ!!
結局こうなるのよね。
SEED編本編終了した辺りで、テンポの関係から排除した話を、DESTINY始まる前に書くかどうか?
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そもそも書かない。本編のみで良い
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ハインラインがストーキングする話
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ユーレンとヴィアがセナを助け出す話
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アスカ一家と出会って同居する話
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セナ、キラ、アスランの月日常回(虚無)
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アスランVSクルーゼ(本人不在)の兄対決
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ユーレンの12人の娘計画