ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど 作:とーふ@毎日なんか書いてる
てててーてて
てててーてて
てててててー
ててててててててー
てて!
てててててっててってててー
(第三者視点)
月艦隊がボアズへ侵攻しているという話を聞いて、エターナルのブリッジへ来たアスランとキラは、そこで衝撃的な言葉を聞くことになる。
「ラクス! 動いたの?」
「月艦隊のボアズへの侵攻というのは……」
「いえ。事態はもっと早く、そして最悪な方向へ進んでしまいました」
「っ!?」
「こっちのルートからさっき入った情報だと、ボアズはもう落ちた。地球軍の核攻撃でな」
バルトフェルドの言葉に、アスランとキラはその顔を衝撃で歪ませる。
「兎も角、これでもうプラントも黙っちゃいまい」
「えぇ」
「ニュートロンジャマーキャンセラーはプラントも持ってるって事だからな」
「そうですね」
「とにかくだ。プラントへの総攻撃は止めなきゃならん」
バルトフェルドの言葉に、キラとアスランは頷くとそれぞれの機体へ搭乗するべく格納庫へ向かった。
そして、フリーダムとジャスティスに乗り込んで、通信を行う。
「プラントも核、撃ってくると思う?」
『父が正気なら、まさかと思うが……今は、判らない』
「何で、そんな物があるんだろうね。銃もMSも同じだけどさ」
キラの呟きに、アスランは答えが出せず、ただ静かに頷いた。
そして、キラたちはプラントへと向かって侵攻する地球軍をレーダーに捉え、平和への祈りを込めながら出撃をする。
フリーダム、ジャスティス、ストライク、バスター、そしてようやく改修の間に合ったブリッツ。
「私たちは、間に合わなかったのかもしれません」
それらが出撃してゆくのを見ながらラクスは、ずっと戦い続けていた少女セナと、そんな願いを踏みにじって突き進む世界を思った。
「ミーティア、リフトオフ!」
「平和を叫びながら、その手に銃を取る。それもまた悪しき選択なのかも知れません。でもどうか今、この果てない争いの連鎖を、断ち切る力を!」
ラクスの声を聴きながら、キラとアスランはミーティアという新たな剣を持って、戦場へと駆けるのだ。
平和への祈りを無にしない為に。
キラ達が出撃する少し前。
セナはホープで戦場に出撃しながら、自分の甘さを悔いていた。
地球軍の動向を探り、核を止める為にハッキングを仕掛けていたセナは、地球軍の作戦の詳細を知り、彼らが仕掛けるであろうヤキン・ドゥーエ周辺の宙域に大型シャトルと共に隠れていた。
しかし、その情報事態が罠であったと知ったのは、ハインラインがプラントから得た情報をセナに見せたからだ。
「そんな……! ボアズへの侵攻!? それに……」
「やはり核ミサイルを使いましたか。想定通り、いや、想定以下ですね。まさかここまで愚かとは」
「でも、でも! ボアズへの侵攻は囮で、本命はヤキン・ドゥーエだって!」
「それが貴女への罠だったのでしょう」
ハインラインの言葉にセナは目を見開く。
「セナ嬢。貴女がハッキングを仕掛けてくる事は地球軍とて想定済みです。そうなれば、艦隊の通信自体に罠が仕掛けられていたと考える方が自然です。おそらく真実の情報は酷く原始的な口頭か、紙などデータ上に残らない方法を取った可能性が高い」
「という事は、次に地球軍が狙うのは」
「プラント本国でしょう。何せ、セナ嬢が得ている情報は未だにヤキン・ドゥーエを攻めると書いてありますからね」
「わ、私のせいで」
「セナ!」
「っ」
「決して貴女のせいじゃないわ。そうやって何もかもを背負おうとしないで」
「でも、私、私は知ってたんです」
「知っていれば止められるというのであれば、私もヒビキ女史も同罪です。それに貴女の姉君もおそらく知る事は出来ていたでしょう」
「……」
「人には出来る事と、出来ない事があります。落ちてゆく物を全て拾う事など神にしか出来ませんよ」
「それでも! 私は、もうこれ以上何も失わせたくない!」
「分かっておりますよ。では出撃しましょう。地球軍を止める為に」
「はい。ホープで出ます! シャトルは安全な場所まで退避を!」
「セナ! 無茶だけはしないで」
ヴィアの言葉に返事をせず、セナはホープへと乗り込んだ。
そして、シャトルから飛び出して、展開しているザフト軍に通信を繋げてゆく。
「こちらはZGMF-X14Aホープ。これよりプラント本国の防衛に参加します! 核ミサイルを発見した場合は情報を下さい! 私が全て止めます!!」
『何!? 貴様、何者だ! 何故我が軍のMSに乗っている』
「ごめんなさい。勝手に使っている事は後で謝ります。今は、一人でも多くの人を救いたいんです!」
『その様な事が』
『了解した! ジュール隊。分かったな? ミサイルを発見次第。ホープに伝えろ』
『ジュール隊長! 何を!?』
『彼女の事は俺が承知している。セナ・ヤマト。ブルーコスモスによって自由を奪われ続けていた救済の天使だ。地球で平和を訴えていた彼女は、プラントの危機に立ち上がってくれたのだ』
『救済の天使!?』
『いや、確かに聞いたことのある声だ』
『彼女の事は我が母、エザリア・ジュールも承知済みだ』
イザークの声が響くのと同じタイミングで、セナの機体を含む全ての機体に、ホープの詳細とセナの詳細が、彼女がプラントの仲間である事が通信で共有される。
それがきっかけとなり、プラント本国の防衛隊は士気を上げながら、自然とセナを守る様に艦隊を動かしてゆくのだった。
そして始まってしまったザフトと地球軍の戦い。
正直な所で言えば、この戦闘自体もセナは止めたいが、ストライクセイバーよりも性能が上がったホープの電子戦装備でも、モニターを覆いつくす様な大軍全てを止める事は出来ない。
故に、ただ、静かにその時を待っていた。
『っ! 核ミサイルだ! セナ!』
そして、イザークの通信を受けて、セナは一気にスラスターを吹かせて、その核ミサイルへと向かった。
無論それを妨害しようと、地球軍の機体、ストライクダガーやカラミティ、フォビドゥン、レイダーが迫り、セナを捕獲しようとするが、例え捕まえたとしても意味はない。
何故なら、セナは既に核ミサイルのシステムに侵入しているからだ。
『止まった……!?』
「これで!」
外部からはセナを気絶させようと、フェイズシフトの装甲に実弾を叩きつけてきているが、セナは何とか意識を保ちつつ、次から次へと放たれる核ミサイルの機能を完全停止させ、ロックしてゆく。
だが、度重なるハッキングと戦闘を繰り返したセナの意識は既に途切れかけており、動きは段々と鈍くなっていた。
『まずい! セナを守れ!』
『天使を守れ! プラントを!』
「……だめ、核ミサイルが」
しかし、何とか耐えていたセナも、レイダーに捕獲され、さらに核ミサイルを止めきれず、プラントへ向かって放たれてしまった。
核ミサイルは誰にも邪魔される事もなく、真っすぐにプラントへ向かい、最悪の悲劇がまた繰り返されてしまう……と思われたその時、遥か彼方より二機の超高速で接近する機体が、プラントへ向かって放たれた核を全て撃ち落してしまうのだった。
「……まにあった」
『セナ!!』
通信から聞こえてくるキラの声と、レイダーから自由になった衝撃で、意識を取り戻したセナは、戦場の中心から急いで移動する。
『地球軍は直ちに攻撃を中止して下さい』
『この声は!?』
『ラクス様!』
『あなた方は何を討とうとしているのか、本当にお解りですか!?』
セナは現れた希望の船に涙を流しながら笑みを浮かべた。
これで戦争が終わると、本気でそう信じているからだ。
しかし、セナはまだ気づいていない。
セナが命を捨てて戦争を止めようとした事で、ある男の狂気を再び目覚めさせてしまった事に。
彼の中に眠る。怒りを世界に解き放ってしまった事に。
『セナ! 下がれ! ジャスティス! フリーダム! ジェネシスが撃たれる!!』
「……え?」
セナはデュエルに半ば無理矢理後退させられながら間の抜けた声を漏らした。
そう。あり得ないのだ。
セナの中では、ジェネシスが撃たれる事はあり得ない。
だって、セナは兄に、最も信頼出来る兄に止めて欲しいと願ったのだから。
しかし。
セナの目の前で、無情にもその終末の光は、暗い宇宙を切り裂いて……世界に放たれた。
オーブ君
ブリッツを回収する事に成功して、修復と改造にも成功
ちょっとオーブがこれを手に入れるのヤバいかなとも思いましたが。
今日から始まった映画版見て問題ないなと思いました。
もう誰も条約守って無いな! ヨシッ!
(いや連合軍だけ真面目に条約守ってる様な……まぁでも倫理観終わってるから、それはそれという事で)
SEED編本編終了した辺りで、テンポの関係から排除した話を、DESTINY始まる前に書くかどうか?
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そもそも書かない。本編のみで良い
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ハインラインがストーキングする話
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ユーレンとヴィアがセナを助け出す話
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アスカ一家と出会って同居する話
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セナ、キラ、アスランの月日常回(虚無)
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アスランVSクルーゼ(本人不在)の兄対決
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ユーレンの12人の娘計画