ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど   作:とーふ@毎日なんか書いてる

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本日6回目の行動

てててーてて
てててーてて
てててててー
ててててててててー
てて!
てててててっててってててー


PHASE-57『終末の光』(前編)

(第三者視点)

 

 

 

ジェネシスが発射される瞬間、全ての注目がモニターに集まる。

 

その瞬間を隙として、セナはヤキン・ドゥーエの指令室から逃げ出していた。

 

絶対にセナを傷つけるなという厳命から、兵士たちはセナを捕まえることが出来ず、遂にはホープにまで逃げられてしまう。

 

厳重にロックしたはずのホープがあっさりと起動してしまい、戸惑っている技術者を置き去りにして、セナは宇宙へと飛び出して、戦闘宙域へと飛んでゆくのだった。

 

セナはいくつかのMSや艦船にハッキングしながら情報を確認してゆく。

 

その中でセナは地球軍の中心であるドミニオンを発見し、一気に近づくのだった。

 

『支援隊より入電……先の攻撃により、我艦隊の半数を喪失』

 

『何!?』

 

『それをも狙っての照準か!』

 

月基地を撃たれ、さらに増援艦隊の半数を失ってもなお、地球軍は一切後退せず、ひたすらに突き進む。

 

それは、ここで勝てなければ逃げる場所を失うという事と、もはや戻る方法すら分からなくなっているからだ。

 

だから、セナは、ここでそれを示す事にした。

 

「地球軍に告げます! 戦闘をすぐに止めてください! 今ならまだ、止まる事が出来ます!」

 

『この声は!?』

 

『セナ!』

 

『セナ中佐!?』

 

「地球を撃たれてしまえば! もう帰る場所がなくなってしまいます! 守りたかった人を失ってしまいます! 何のために銃を手にしたのか、思い出してください!」

 

必死に訴えるセナの言葉を無視して、アズラエルはサザーランドに通信を繋げると、怒りと狂気の混じった声で命令を下す。

 

『核攻撃隊を出せ! 目標はプラント群だ!』

 

『な! アズラエル理事!』

 

『あの忌々しい砂時計! 一基残らず叩き落とすんだ! 奴等を呼び戻して道を開かせろ!』

 

その言葉にセナはドミニオンの正面まで移動すると、その環境にビームライフルを向け、ドミニオンに通信を繋げた。

 

「アズラエルさん!!」

 

『っ、セナ! 何のつもりだ!』

 

「アズラエルさんを止めます!」

 

『何ィ……!?』

 

「プラントを撃っても、ジェネシスは止まりません! 地球を撃つだけです! マリーが、あの光に焼かれてしまうんですよ! アズラエルさん!!」

 

『アズラエル理事! セナ中佐の言う通りです! 我々はあの兵器を!』

 

『あーもう! どうしてそういちいち五月蠅いんだ! あんたは!』

 

アズラエルはナタルへと銃を向け、叫ぶ。

 

その光景を見て、セナは急いでホープでハッキングしたドミニオンの内部に入り、格納庫に無理矢理降ろしてから、ブリッジへと向かう。

 

そして、硬直しているブリッジへ飛び込むのだった。

 

「アズラエルさん!」

 

「ここまで来たか。セナ。まぁ、良い。そこで少し待っていろ。今からプラントを撃って、この戦争を終わらせる」

 

「そんな……」

 

「それで? そんな物を持ち出して、どうされるおつもりです。艦を乗っとろうとでも言うんですか!」

 

「乗っ取るも何も! 命令してるのは最初から僕だ!」

 

「……」

 

「君達はそれに従うのが仕事だろ! なのに何でいちいちあんたは逆らうんだよ!」

 

「それが私の軍人としての意義だからです。ただ命令に従うのではなく、世界の為、守るべきものの為に、私は軍人となった! セナ中佐は私にその想いを思い出させてくれた!」

 

「……っ」

 

緊迫した空気の中、ドミニオンのオペレーターが通信を告げる。

 

「ドゥーリットルより入電! ピースメーカー隊、発進準備完了とのことですが……」

 

「っ、発進させろ! フォビドゥン、レイダー、カラミティは!?」

 

「は、はい!」

 

どちらに従えばよいのか分らぬまま、オペレーターは指示に従い作業を進めてゆく。

 

そして、アズラエルは変わらず、銃をナタルへ向けたまま怒りの声を上げるのだった。

 

「いくらあんなもの振り翳そうがプラントを落とせば戦いは終わる。大体コーディネーター全てが地球に対する脅威なんだぞ! 僕等はそれを討ちに来てるんだ!」

 

「全てのコーディネーターが敵だと言うのなら、セナ中佐はどうなのです!! 貴方は、セナ中佐には確かな愛情を向けていたはずだ!」

 

「そうしてただ日常を過ごしていた僕らの世界を壊したのがコーディネーターだ!! だから、撃つ! 撃たなければ撃たれるだけだ!!」

 

「っ!」

 

アズラエルが銃を向けたまま叫んだ瞬間、完全な死角からセナがアズラエルに向かって飛び込んでいた。

 

そして、銃を奪おうとする。

 

「な、何をする!? セナ!」

 

「これ以上、もう大切な人同士が憎み合うのは、見たくないんです!!」

 

暴れるアズラエルから銃を奪おうとするセナであったが、その衝撃から銃弾が放たれてしまう。

 

放たれた銃弾は艦内を跳弾し、あらゆる場所へと向かうが、銃を手放してまでセナを抱きしめたアズラエルによって、セナが撃たれる事は無かった。

 

ただ、アズラエルは腕を掠った為、出血してしまう。

 

「あ、アズラエルさん!?」

 

「ば、バカな事をするんじゃない。子供が遊ぶ玩具じゃないと、前にも言ったでしょう」

 

「……」

 

「まったく、セナもマリーも分からない子たちだ」

 

アズラエルは痛みを感じながらも、セナを離し、その頬を手で撫でた。

 

「まったく。コーディネーターなんて、滅ぼした方が後の世の為だというのに」

 

「でもそれじゃあ、私も消えないと駄目ですよ」

 

「セナは特別なのだと、何度言っても聞かないですねぇ。貴女は。まったく」

 

アズラエルは諦めた様に、力を抜くと、椅子に座り、ナタルを睨みつけた。

 

そしてオペレーターへ通信を繋げる様に言う。

 

「ドゥーリットルに繋げろ」

 

「はい!」

 

『アズラエル様?』

 

「目標の変更だ。核攻撃隊。目標はヤキン・ドゥーエ後方の巨大物体。我らが故郷を奪おうとする兵器。憎しみを撃つ。ピースメーカー隊各員に伝達。平和を作れ」

 

『承知いたしました!』

 

サザーランドの敬礼を合図として切れた通信をアズラエルはどこか魂の抜けた様な顔で見ていた。

 

そして、近くにセナを抱き寄せると、独り言の様に呟く。

 

「最初にコーディネーターを憎く思ったのは、奴らが傲慢で、世界の全てが己の物の様に振舞っていたからだ」

 

「アズラエルさん。それはきっと、コーディネーターではなく、その人がそういう人だったのだと思います」

 

「……あぁ、そうなんだろうね。でも、僕はそう思うより、コーディネーター全てを憎む方が楽だった。だから、それを選んだ。ただそれだけさ」

 

「……」

 

「ナタル・バジルール」

 

「はっ」

 

「地球には、僕の愛する妻と、最愛の娘が……セナの妹がいる」

 

「……」

 

「君に、あの兵器を破壊できるか?」

 

「ご命令とあれば。例えどの様な無茶な作戦でも挑みましょう。力を持たぬ者の為に脅威と戦うのが、軍人の仕事ですから」

 

「そうか。では、頼む」

 

「承知いたしました。地球軍、艦隊全てに打電! 我々は今から地球の、我々が守るべき者へ向けられた脅威を撃つ! そして、この戦争を終わらせる! これはムルタ・アズラエル氏と、セナ中佐の意思だ! 急げ!」

 

「艦長! アークエンジェルより通信です!」

 

「繋げろ」

 

『ナタル!』

 

「ラミアス艦長」

 

『地球軍は……』

 

「我ら地球軍にアークエンジェルとその友軍に敵対する意思はありません。我らはあの兵器を破壊し、平和への道を繋げます。停戦会議に参加された方へもそう伝言下さい」

 

『……ナタル!』

 

「随分と、長い間……こうする事を望んでいた様な気がします」

 

『……』

 

「ラミアス艦長。共に戦いましょう!」

 

『えぇ! ありがとう! ナタル! これ以上に心強い味方は居ないわ!』

 

ドミニオンは多くの地球軍艦隊を率いながら、ヤキン・ドゥーエを目指す。

 

ただ一点、破壊だけをもたらす兵器を排除し、平和を作る為に。




書きため分を一気に放出するのだ。
今日中に終わらない明日へして。
明日はエピローグを書く感じですね。


という訳で!
私はずっと見たかった! ドミニオンとの共闘を書きました(欲望に正直
マリューさんとナタルさんが手を組めば人類はコーディネーターに勝利出来る!

平和な未来はすぐそこですわね!

SEED編本編終了した辺りで、テンポの関係から排除した話を、DESTINY始まる前に書くかどうか?

  • そもそも書かない。本編のみで良い
  • ハインラインがストーキングする話
  • ユーレンとヴィアがセナを助け出す話
  • アスカ一家と出会って同居する話
  • セナ、キラ、アスランの月日常回(虚無)
  • アスランVSクルーゼ(本人不在)の兄対決
  • ユーレンの12人の娘計画
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