ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど   作:とーふ@毎日なんか書いてる

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本日2回目の行動


PHASE-59『辿り着いた日常』(後編)

(第三者視点)

 

 

 

キラ達が小島で生活を始めてから二か月ほど時間が経った。

 

そう。たったの二か月である。

 

「いやー。思ったより早く出来て良かったわ。ね。ナタル」

 

「えぇ。そうですね」

 

「……あの、マリューさん? ナタルさん。これは一体」

 

キラはセナと手を繋ぎながら、何故か軍服ではなくオーブのモルゲンレーテ作業員の服を着た地球軍の士官であるマリューとナタルへと疑問をぶつけた。

 

「え? あぁ、ほら。キラちゃん達がこの小島で生活するって言うじゃない? 最初は静かな生活をするのかなぁー。って見守ろうと思ってたんだけど。なんか危険人物がぞろぞろ集まってるから、何か起こる前に準備をしなきゃな! って考えて」

 

「考えて……?」

 

「地下に秘密工場作っちゃった」

 

「いや! 作っちゃった。じゃないですよ。マリューさん!」

 

「安心しろ。ヤマト少尉……じゃなかったな。キラ・ヤマト。ここの情報は例えオーブであろうと得る事は出来ない。連合もザフトもな」

 

「まぁ、確かに情報流出も心配ですけど! そうじゃないですよね!? えぇ!? たった二か月で!? アークエンジェルとドミニオンとMSが数十機は格納出来て、生産も改修も出来そうな工場が出来る!!?!?」

 

キラは自分の頭がおかしくなったかと、目の前の異常な光景を指さしながら叫んだ。

 

セナは関わっていた為、苦笑いをしている。

 

「いやー。実はね。ここの工場。どこにも情報は流出しないんだけど、オーブ、プラント、連合とあらゆる場所からとんでもない数の人材と資金の提供があってね。なんか出来ちゃったわ」

 

「出来ちゃったわ……って、もう、どういう事なんですか。というか。人材も来ているのなら、情報が流れてしまうのでは?」

 

「安心して。全ての勢力から、セナちゃんファンクラブの人間だけを集めたから。情報が流れてもそれがセナちゃんを襲う事は無いわ。勿論、セナちゃんの大切な人もね」

 

とんでもない事を言っているマリューにキラはため息を吐きながらも、アークエンジェルやドミニオンと同じく、修繕された自分の愛機を見上げた。

 

ZGMF-X10A フリーダム

 

戦争を駆け抜け、最後にクルーゼのプロヴィデンスと戦い、そしてジェネシスの影響でほぼ壊れてしまった機体だ。

 

これを使う日が来ない事を祈りつつ、ここにある事に安堵感も覚える。

 

「お姉ちゃん」

 

キラは自分の手を握ってきたセナの手を握り返しながら、まだ傷の癒えていない顔で笑う。

 

どんなに明るく振舞っていても、笑っていても、キラの中に傷はまだ残っている。

 

これは生涯消える事は無いだろう。

 

でも、それを背負って生きていく。そうキラは決めたのだ。

 

だから、同じ傷を持っているセナと見つめ合い、笑いあった。生きる為に。

 

「あー。思っていたよりも早く出来ましたねぇ」

 

「アズラエル理事。もうこちらに来ていたのですね」

 

「えぇ。ついでに戦力は多い方が良いかもしれないと思って、持ってきましたよ」

 

アズラエルはそう言いながら、フォビドゥン、レイダー、カラミティを軍艦から工場の中へと移動させてゆく。

 

そして、「どうせならオーブのMSも欲しいですねぇ」なんて頷きながら呟くのだった。

 

「アズラエルさん」

 

「ん? どうしました? セナ」

 

「彼らは……?」

 

「あぁ、大丈夫ですよ。ちゃんとユーレン・ヒビキに話は通して、薬物と改造の治療は受けさせます。それが君の望みなんでしょう?」

 

「はい」

 

「正直、君のシステムを積んでも弱くなりますし。僕は反対なんですけどねぇ」

 

「アズラエルさん!」

 

「あー。はいはい。分かってますよ。急いで治療させましょう。これで良いんでしょう?」

 

「はい!」

 

セナは満面の笑みでアズラエルに笑いかけながら、三機から降りてくるパイロットを見つめるのだった。

 

拾える命は、一つでも多く拾いたいというのはセナの意思だ。

 

例えそれがどんな命だとしても。

 

 

 

そして、当たり前の様に日々は過ぎてゆき、遂に見つかってはいけない人間に、この島が発見されてしまった。

 

「なんだこれは!!? 再び戦争でも始めるつもりか!!」

 

「いや、違うんだよアスラン」

 

「まぁまぁ。アスランは今日も元気ですわね」

 

「ふざけるな! 行方不明になっていた戦艦もMSも全てあるじゃないか! こんな物が見つかったらオーブの立場はどうなる!」

 

「いやー。私もな。反対はしたんだが、セナとキラを守る為だと言われてしまえば。頷くしかないだろう」

 

アスランは激しく怒りながら、工場を指さし叫ぶ。

 

そんなアスランの怒りに、何かトラブルかと、最近セナやキラに懐いている元連合のパーツ3人が寄ってきて、セナやキラにまとわりつきながら、アスランを睨みつけた。

 

「おいおいおい。なんだコイツ!」

 

「うっせー」

 

「急にきて何騒いでんだよ。テメー」

 

「お前たちこそなんだ! なんでキラとセナに近づいている!」

 

「あぁー? やんのかコラ」

 

アスランは頭の中で何かが弾ける様な感覚を受けて、三人と乱闘に入った。

 

キラとセナはそんな光景を見てあわあわとするばかりだ。

 

「あ、アスラン。オルガ、シャニ、クロト。駄目だよ。喧嘩は」

 

「テメー! 抹殺!」

 

「この馬鹿野郎!!」

 

「オラオラオラ!」

 

「うぜー!」

 

しかし、カガリはそんな四人に深くため息を吐くと、放っておこうとキラとセナ、ラクスを連れて砂浜へと向かった。

 

そして、誰も居なくなった所で、セナを抱き上げながら、セナと話があると言って何処かへ消えてしまうのだった。

 

「気を遣われてしまいましたね」

 

「……そうみたいだね」

 

誰も居ない静かなその場所で、キラはラクスと一緒に砂浜に座った。

 

二人で体を預け合いながら落ちてゆく夕日を見つめ、潮騒に耳を澄ませる。

 

「キラ」

 

「……うん」

 

「貴女が生きていて、良かった」

 

「僕も、ラクスが生きていて……良かった」

 

キラはラクスの体温を感じながら、涙を流し、未だ残り続けている空に残る傷跡を見つめる。

 

「ラクスは、これからどうするの?」

 

「私はキラと共にありたいと、願っていますわ」

 

「……うん」

 

それから二人の影は静かに重なり、そのままいつまでも二人で共にあるのだった。

 

 

 

そして、キラやラクスと別れたセナとカガリは二人で小島にある丘に登り、空を眺めていた。

 

セナの体力が無いため、大分時間がかかってしまったから、空はすっかり夜の色である。

 

「なぁ、セナ」

 

「はい」

 

「セナはこれから世界がどうなると思う?」

 

「多分また戦争が起こると思います」

 

「そっか」

 

「はい」

 

カガリの言葉にセナは静かに頷いて、そして海の向こうを見つめた。

 

そう。未だ問題は多く残っている。

 

セナの中に刻まれた『ガンダムSEED』の記憶では、まだ一番最初の作品が終わっただけなのだ。

 

アニメ通りに進むのであれば、二年後に再び戦争は始まってしまう。

 

しかし。

 

「大丈夫ですよ」

 

「セナ?」

 

「ここには平和を願う人たちがいっぱい居ますから」

 

「……あぁ、そうだな」

 

「それに」

 

セナは立ち上がって、両手を広げながら歩き、振り返ってカガリに笑いかけた。

 

「私にはとーっても強いお姉ちゃんとお兄ちゃんが居ますからね!」




世界は平和になったし!
絶滅戦争までやってまた戦争する訳無いよな!

と思っていた時代が僕らにもありました(DESTINY放映当時感

という訳で、この世界でもまだ平和は遠いです。
厄介な人物とか勢力が残ってますしね。
でも一応SEED編としてはこれで完結。
綺麗に終わりました。
(一応DESTINYが始まる前に一話だけ中継ぎ回はアリマス)

最後はカガリとの会話で終わりましたが、マジで何の意味もありません。
冷静に考えるとフレイでも良かった感。
でも、あえてここで出さない事によりフレイは、アークエンジェルでの出来事で大きく成長し、世界の平和の為に云々

はい。まぁ、カガリが好きなだけです。以上。
まぁ、キララクでも良かったんですが、二人はロマンティクス(以下略

多分世界の何処かでオルフェがBSSの気配を感じている事でしょう。
この世界のキラはメンタルにダメージは負いつつも、原作よりもずっと元気なので、もしかしたらオルフェのがメンタルダメージ大きい可能性ががが

まぁ。でも、この世界のオルフェはアスランがラクスの相手だと思ってるので、アスランを仮想敵にして毎日頑張っている事でしょう。
シュラもアスランが最強だと思ってるし。
そもそもDESTINYの主人公であり、原作的にはキラ達と敵対するシンもアスランとは相性最悪だし。

アスラン大変そう(他人事

頑張って貰いたいものですね。
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