ガンダムSEED~オリ主で主要キャラ全員生存ルート爆走記~ え? キラが女の子とか聞いて無いんですけど 作:とーふ@毎日なんか書いてる
(第三者視点)
キラはイライラとした気持ちを抱えながら、それでも隊長としての仕事はしっかりとこなそうと……。
「キラ隊長。何か機嫌悪いですか?」
していたが、出来てはいなかった。
「そう見える?」
「はい」
シンはハッキリとキラを見ながらそう言い放ち、キラはそのあまりにも真っすぐな言葉を受けて、少し自分の行動を反省した。
「そっか。ごめん。シン。それにレイ、ルナ、アグネス」
「いえいえ! 全然気にしないで下さい! むしろ、シンが申し訳ないというか、何というか」
「いや、ウジウジ悩んでみんなに心配させるなんて、隊長失格だよ。ちゃんとしないとね」
「キラさん……」
「……でも、今回だけは頼っても良いかな」
「「~~!! はい!!」」
キラに頼られているという喜びにシンとアグネスは飛び上がりそうな程に喜び、そして、それを全身で示しながら頷いた。
そんなオーバーリアクションな二人にキラは柔らかく笑いながら、ゆっくりと語り始めた。
「実はさ。セナが僕に隠し事をしてるみたいなんだよね」
「なんだ。そんな事ですか? そりゃ言えない事の一つや二つくらいありますよ。当たり前じゃ無いですか?」
深刻そうなキラの言葉にすぐ返したのはルナマリア・ホークであった。
ルナマリアは何をくだらない事をと言いたそうな顔で手を横に振る。
「ちょっと! ルナマリア! そんな事とは何よ! 隊長は悩んでるのよ!」
「そうだよ! 妹が隠し事をしてるんだぞ! 俺なら正気を保てないかもしれない!」
「うるさいわねぇー。犬二匹が……いや、姉妹だって普通に言わない事なんかいくらでもあるでしょ」
「アンタの所と一緒にしないで! 隊長とセナちゃんは特別な関係なんだから!」
「そうやって何でもかんでも普通じゃないって扱いするのもどうかと思うけどね」
「……ルナは、例えばメイリンが危ない事をやってたらどうするの?」
キラは言い争うルナマリアとアグネスの間に入り、ルナマリアに答えを求める。
そんなキラにルナマリアは特に何かを気負う訳でもなく、当たり前の様に言い放つのだった。
「別に何もしないですよ。メイリンだって何も分からない子供じゃないですし。何かあったら助けを求めてくるでしょうしね。その時まで私は何もしません。姉妹ってそうやって適度に距離を取りながら信頼し合うのも大事だと思いますよ」
「そう、なんだ」
キラはルナマリアの言葉に頷きながら、考え込む。
そんなキラにアグネスやシンはルナマリアのいう事なんか気にしなくて良いと言うが、キラは二人に笑いかけて口を開いた。
「気にしてくれてありがとう。でもうん。僕、ルナのいう事を信じてみるよ」
「……隊長!」
「そうだよね。僕はお姉ちゃんなんだ。何かあったら、その時セナを助ければ良い。うん。そうだよね」
「少し、良いだろうか。隊長」
「ん? どうしたの? レイ」
スッキリとした顔で笑うキラにレイが、いつもの真剣な顔で話しかけ、ゆっくりと言い聞かせるように話す。
「おそらくだが、セナが行っているのはギル……いや、デュランダル議長が関わっている件だと思う」
「議長が?」
「そうだ。極秘の仕事をセナに頼んでいると言っていた。そして極秘である以上内容は誰にも言えないはずだ。もしそれがキラを不快にさせたのなら、デュランダル議長に代わって俺が謝罪しよう」
「いやいや! そんな! レイが謝る事なんか何も無いよ! そっか。議長の仕事か。それで……はぁー。なんだぁ」
両手で顔を覆い、安堵した様な声を漏らしながら、椅子に深く座り込むキラを見て、シンはレイを見つつ笑う。
そしてルナマリアとアグネスも良かったと声を漏らしながら、頷くのだった。
それからキラはいつもの調子を取り戻し、哨戒任務をこなしてから自宅へと一直線に帰るのだった。
家に着いてからキラはソファーで眠っているセナを見つけ、起こさないように別のソファーに座り、寝ているセナを見つめる。
スヤスヤと寝ている姿はかつてのアークエンジェルに乗っていた時とは違う。
安心して、安らいでいる様子だ。
「……やっぱり僕の勘違いか」
そうだ。セナが戦争を起こそうとしているだなんてあり得ない。
前大戦だってセナは戦争を止める為に誰よりも奔走していたじゃないか。
だから、あり得ないのだ。
そう結論を出して、キラは今度こそ心の底から安心したように息を吐いて、ソファーに深くもたれかかる。
「何か安心したら、眠くなってきちゃった……ふぁああ、マユちゃんも居ないし、このまま……少し、寝る……か」
キラはそのまま夢の世界へと旅立って、ソファーの上で眠り始めた。
大分深く眠っているキラとは違い、セナはキラが寝てから割とすぐに目を覚ました。
そして、寝ているキラを見て、スッと目を細める。
考えているのは先日の事だ。
アビス、ガイア、カオスに仕掛けたOSとシステムを見破られ、戦争を起こそうとしているのではないかと疑われた。
実に勘の良い姉だとセナは笑う。
しかし、そうでなくてはデュランダル議長に対抗する事は出来ないだろうとも考えているのだ。
何せ、これから先の未来。セナとキラは敵対する事になる。
だからその時、キラが願う未来を手に入れる為には、デュランダル議長に勝たなくてはいけない。
彼の策略を乗り越えて、セナを乗り越えて、自由を手にしなくてはいけない。
そう。
もし出来なければ、キラは自由を失ってしまうのだから。
管理された平和な世界で生き続けなくてはいけなくなる。
だから、もし自由を求めるのなら、負けないでとセナは心の中でキラに祈るのだった。
自分には祈る事しか出来ないからと。
そして、セナは眠っているキラを見て微笑んだ後、プラントにバレぬ様に、ハインラインと内密に進めている計画をPCで確認しつつ、その最終調整を行っていくのだった。
『ストライクフリーダム』
『インフィニットジャスティス』
セナが知っている原作での武装やシステムに加えて、外部から搭乗者の精神に何かしらの干渉があった際、それを妨害する為にコックピットに特殊な装甲を採用した。
また、システムは堅牢で、外部からの侵入はほぼ不可能だ。
セナは勿論の事、最近仲良くなったメイリンにも挑戦して貰ったが、完全に防ぐ事が出来ていた。故に問題は無いだろうとセナは考える。
そして、セナが構築したナチュラル用OSと、プラントに来てから仕込んでいる戦闘支援システムから常時収集されている戦闘データを元に最適な行動パターンをパイロットに提示、もしくは自動でサポートする戦闘支援システムを搭載している。
セナの愛する姉と兄の意思が誰にも妨害されぬ様にと祈って作り上げたものだ。
これがあれば、例えどんな状況であろうと二人は生き残り、そして勝つ事が出来るだろう。
その意思が消えぬ限り。
例えセナがそこに居なかったとしても、セナの想いがキラとアスランを守り続ける。
そしてその意思がデュランダル議長やアコードが提唱するデスティニープランを打ち砕くだろう。
その中心に居るであろうセナ共々。
「……でも、これを使う日が来なければ、それが一番良いと、私は思っていますよ。お姉ちゃん。それに、アスランお兄ちゃん」
セナが小さく呟いた言葉にキラは僅かに動いたが、目を覚ますという事はなかった。
主人公であるシンよりも先に新機体の話が出てる人たちがいるらしいですよ。
まぁ、言うてこの作品上ではシンも
ジン→ザク→コアスプレンダー(予定)→インパルス(予定)→ソードインパルス(予定)→フォースインパルス(予定)
っていっぱい乗り換えていく予定だから(震え声)
実はハチャメチ悩んでるのはデステニーシルエットなんですけど。
出す場面ってVSフリーダム戦くらいしか無さそうだし。
ステラの仇(予定)のフリーダムを倒すなら確実に倒したいだろうし、そうなるなら使い慣れた装備の方が良いよね感。
いや、しかし、セナの仇(予定)のフリーダムになれば、ワンチャンセナ作(予定)のデステニーシルエットで倒す可能性が??
そのルートだと、オーブにゼウスしそうなだなぁシン。
まぁ、えぇか。
色々考えておきますか。
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やっぱ人間図々しくないとね!
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