お楽しみ頂けると幸いです
晴天の空は嫌いだ
清々しい程晴れた空、私にとっては嫌になる空だ。
明るく、輝いていて、皆が好きな空だ。
今すぐにでも太陽を落としたい、私は太陽が嫌いだ。
『あの人』を思い出すからだ。
変わらぬ毎日
周りは仕事に向かっているロボも入れば巡回をしている生徒もいる。
笑ったりしながら話している生徒達も見えてくる。
⋯昔を思い出させるような光景だ。
「憂鬱な光景だ·····」
だから晴れは嫌いだ。
明るくていい天気だと思うが太陽が照らされ体の体温があがって汗をかく。
中に着ているシャツが汗で肌につき嫌な思いをするからだ。
「⋯はぁ、汗でべとべと最悪」
私は暑いのが苦手だ。気力も奪われるし暑くて食欲も無くす。
自分のこの汗っかきな体が嫌いだ、はぁ冬になって欲しい。
⋯あの人は夏の夜空が好きって言ってたな
「⋯⋯帰るか、何をするにも気力はわかない」
ムカつく程の青空、まるで私を嘲笑ってるかのように太陽を映し出している。
私の銃は太陽の光にあてられ光の反射で目に入ってくる。
そう言えばこの銃も長い事使っている、血を吸ってきたこの銃を
私のヘイローは以前の明るかった色など面影がないほど黒く染まっていた。
太陽の光を拒んでるように、光も受け付けない程の闇と表現出来るほど
「⋯昔の私はこんな時いつも何を考えてたんだっけ」
私は誰だっけ
「⋯あの人って」
だれだっけ。
あの日は土砂降りだった。
全身に水が勢いよく打ち付けられる程の土砂降りだった。
寒くて、体が冷え、体が重くなってくる程、だけど私はそれでも銃を離さなかった。
そんな私にいつも笑顔で傘をさしてくれた人が居た。
私はその人が大切だった、自分の命よりもだ。
いつも明るく、尊敬する人だった。
⋯その人は今何をしているのだろうか。
今の私を見たら何を思うのだろうか。
私はその人に顔を合わせれるのだろうか
ガチャリと鍵が開かれる音が部屋に響く。
扉を開き誰も居ない家へと入る。
もう慣れてしまった、帰ったら誰もいないのには。
今日は何もしたくない、何もしなくない⋯
料理、洗濯、お菓子作りも今はもうしなくなった。
誰にも渡す人や綺麗な服もないから。
あの人はよく美味しそうに食べてくれてたな。
私は暑さで気力を無くしていたのかそのまま寝てしまった
「ミカ、どうしたんだ今日はやけにボーッとしてるぞ」
「⋯⋯ふぇ?どうしたのセイアちゃん」
「確かに今日のミカさんは何処かボーッとしているのが多いです」
「ナギちゃんまで、私そんなにボーッとしてる?」
「「ええ(そうだ)」」
「なにか考え事ですか?」
「えーっとね⋯⋯今度のショッピングで何買おうかなって⋯」
「全く、最近ミカさんは色々買いすぎてますよ」
「まぁまぁ、そう言うなナギサ」
「あはは⋯⋯」
言えないよ⋯最近ずっと私の付き人だった子の夢を見てるなんて
⋯私に力がないばっかりにあの子は私から離れていってしまった
あの子に会いたい、あの子の近くに居たい、あの子の料理やお菓子を食べたい
あの子にハグされたい、あの子の温もりを感じたい
あの子の夢を見てからずっとこんな思いをするようになった
私の一番大切な子
ナギちゃんよりもセイアちゃんよりも⋯⋯ましてや先生よりも⋯
ずっとずーっと大切
あの子だけは私の味方だったから
会いたい⋯会いたいよ⋯⋯
クレナちゃん⋯
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ミカに洗脳されちゃう
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風紀委員の世界線
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付き人をしてなのがナギサだったら