転生した、呪術廻戦の世界だった   作:拙者大学生彼女欲しい

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天内理子生還

「本体含めMAX5体の分身術式、どれが本体か選択できるんだな。

いい術式持ってんじゃん、何でそんな弱いのか意味分からん。」

 

 

「なぜ俺の術式を知っている?」

 

 

「お生憎様目がいいもんで

俺の術式は収束する無限級数、俺に近付くモノはどんどん遅くなって、結局俺まで辿り着く事はなくなるの。

それを強化すると無下限が、例えば−1個のリンゴみたいな虚構を生み出すんだ。

そうするとさっきみたいな吸い込む反応が作れる、でも意外と不便なんだよね。

あまり大きな反応は自分の周りに作れないし、指向性にまで気を使い出すと超疲れんのよ。

でもこれは全部順転の術式の話、こっちは無限の発散。」

 

 

術式反転

 

 

 

 

「...?は?」

 

 

「失敗!!

何かできそうと思ったんだけどな、そう上手くいかないや。」

 

 

歩は反転術式を会得してた、生得領域の展開も多分できる。

 

 

瞬間移動と誘引だけじゃ歩に勝てない、傑の為に負ける訳にはいかないんだけどな。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

護衛3日目同化当日15:00

都立呪術高専筵山麓

 

 

「高専の結界内だ」

 

 

「これで一安心じゃな!!」

 

 

「...ですね」

 

 

全員の緊張の糸が切れる

 

 

その瞬間五条悟の腹が貫かれた

 

 

それを為したのは伏黒甚爾、世界で最も天に愛された人間だ。

 

 

高専の結界の内側、呪力のある存在は出入りする事すら叶わない筈だった。

 

 

「アンタ、どっかで会ったな?」

 

 

地下から現れた夏油傑の呪霊が刺客を飲み込んだ、だがその呪霊は内側からズタズタに斬り裂かれる。

 

 

「星漿体が居ねぇな、できればお前はさっきので仕留めたかったんだが...鈍ったかな。」

 

 

「天内の懸賞金は取り下げられたぞ間抜け」

 

 

「俺が取り下げたんだよ痩せ我慢!!」

 

 

そして幾度とない鍔迫り合いの末に、五条悟は敗れた。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「私達は最強なんだ、理子ちゃんがどんな選択をしようと君の未来は私達が保証する。」

 

 

「私は生まれた時から星漿体でみんなとは違うと言われ続けてた、だけど私にとっては星漿体が普通で危ない事はなるべく避けてこの日の為に生きてきた。

お母さんとお父さんが亡くなった時の事は覚えていないの、もう悲しくも寂しくもない。

だから同化でみんなと離れ離れになっても大丈夫って思ってた、どんなに辛くたっていつか寂しくも悲しくもなくなるって。

...でも!!でもやっぱり!!

もっとみんなと一緒に居たい!!色んなところに行って色んなものを見て!!」

 

 

一人の少女が胸の中に隠した願い、人間として当然の願いを打ち明けた。

 

 

夏油傑はその想いに応えようとする、そして夏油傑が天内理子の手を取ろうとした瞬間彼女の頭蓋は砕かれた。

 

 

「ハイお疲れ、解散解散。」

 

 

それを為したのは五条悟を殺し、天内理子の暗殺を成し遂げた伏黒甚爾だった。

 

 

夏油傑も彼に一突きされ、五条悟は同じ様に倒された。

 

 

双頭の龍はここに沈黙した、鬼神が動き出す。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「ほらよ、星漿体天内理子の遺体五体フルセットだ。」

 

 

「ふむ、確かに。

金の受け渡しは手筈通りに、多少色もつけよう。」

 

 

盤星教代表役員の一人、園田茂が死体の確認をする。

 

 

「流石教祖様太っ腹だね」

 

 

「マジか?必要経費とは言えかなり協力してもらったのにか、むしろゴネられると思ったぜ。」

 

 

「私達はダメ元で君達に依頼したんだ、だが今や失う筈だった全てが手中にある。」

 

 

 

 

 

「十分いい思いした今なら死んでもいいよな」

 

 

 

 

 

園田茂が十種影法術の式神によって、ズタズタに切り裂かれる。

 

 

 

 

 

「なっ?!」

 

 

「孔時雨だったか?君は中々に優秀だったよ、どっか行っていいよ()()()お前は。」

 

 

「なあおい、これ金の引き渡しはどうなんだよ。」

 

 

伏黒甚爾が仲介屋に問いただす、だが彼からの返答はない。

 

 

「只働きかよ、やってらんねぇ。」

 

 

「悪りぃな、私もコイツの死体が欲しかったんだ。」

 

 

「...なあお前、どっかで会ったか。」

 

 

伏黒甚爾が禪院歩に問いただす、そして彼は答えた。

 

 

「禪院家の元次期当主様だよ、お前がどっか行っちゃったせいで直哉がいじけてしまったから次期当主は募集中だぜ?なんだったら当主様になるか?禪院甚爾。」

 

 

「...」

 

 

否定したくなったねじ伏せてみたくなった、俺を否定した禪院家その頂点を。

 

 

「これからだろ」

 

 

自分を肯定する為に、いつもの自分を曲げちまった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

伏黒甚爾、コイツの戦いを観察して強さの正体が分かった。

 

 

奇襲の時以外は必ず相手に先手を打たせるという縛りで身体能力の底上げをしている、それだけの縛りで身体能力が3倍近く跳ね上がる。

...馬鹿げた性能だ、天に愛されているだけはある。

 

 

だからだ正面から戦うのにコイツは弱い、私でも追い付く事ができるレベルだ。

 

 

アサシンビルドの究極系、最盛期は知らんが今のコイツなら私でも勝てる。

 

 

守勢に立たせ続ける、反撃をさせない。

 

 

「おっと、天逆鉾は使わせねぇよ。」

 

 

武器庫呪霊は素手で引き裂く、溢れ出た特級呪具は全て影で回収する。

 

 

「クソッ!!」

 

 

そうして伏黒甚爾は影に縫い付けられて、禪院歩の影の中に半収納された。

 

 

「逃がさねぇよ、さてさて理子ちゃんの治療といきましょうかね。」

 

 

...あれ?

何か想像より弱いぞ伏黒甚爾の奴、原作ならともかく今の悟は何でコイツなんぞに負けたんだか。

 

 

削り過ぎたのかなぁ、う〜んどうなんだろ。

 

 

いやでも10分以内に治療しないとね、ここで治すか。

 

 

脳から弾丸を取り出して治療する、傷跡はないし完璧に治せたな。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「よぉ久しぶり」

 

 

「おはよう寝坊助さん、いい夢見れたかい。」

 

 

「元気ピンピンだよ!!」

 

 

目がガン極まってんな、目力やべぇ。

 

 

「そこのソイツに喉ブチ抜かれた時反撃は諦めて反転術式に全神経を注いだ、呪力は負の力肉体は強化できても再生する事はできない。

だから負の力同士を掛け合わせて正の力を生む、それが反転術式だった訳だ。

言うはた易く行うは難し!!だが死の間際で掴んだ呪力の核心!!

お前らの敗因は俺は首チョンパしなかった事と頭をブッ刺すのにあの呪具を使わなかった事だ、お仕置きだ歩。」

 

 

あ私も敵扱いね、まあいいや今日こそ叩きのめしてやるよ。

 

 

「二分二敗、そうだなそろそろ私も一勝得させてもらおうじゃないか。」

 

 

「あー?そうか?そうだな!!どうかもなぁ!!」

 

 

因果もない、完全にフリーで戦える。

 

 

「術式反転・赫」

「円鹿」

 

 

互いの術式が直撃し後方まで吹き飛んだ、互いに反転術式を使用し損傷した肉体を治癒する。

 

 

「反応悪くなったんじゃねぇか?」

 

 

「バリアはどうしたんだよ、馬鹿め。」

 

 

「天上天下唯我独尊」

 

 

「心の底から楽しそうで何よりだ」

 

 

「虚式・茈」

 

 

「領域展開」

 

 

紫雲濫觴(しうんらんしょう)

 

 

五条悟は、四方八方からの式神による物量攻撃で押し潰されて敗北した。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「あん?お前天内殺そうとしてたんじゃないのか?」

 

 

「天元様と同化しちゃうんだから殺そうとしてたに決まってるだろ、だからあのゴリラに殺させたんだ。

あのクソゴリラの力で六眼・星漿体・天元の因果の破壊をした、これを為す事で天元様を暴走させずに同化を阻止する事ができる。」

 

 

「いや意味が分かんねぇんだけど」

 

 

「つまりあのクソゴリラが天内理子を殺す事によって、天内理子が天元と同化するという運命から弾かれたんだ。」

 

 

「...なるほど?」

 

 

「まあ変に考えなくてもいいさ」

 

 

「あっそう、じゃあ何でその事を俺らに説明しなかったんだよ。」

 

 

「あのクソゴリラが盤星教から依頼を受ける事は知ってたからね、敵を騙すなら味方からってね。」

 

 

「チッ気にくわねぇ、お前来年から高専来いよボコボコにしてやるから。」

 

 

「おん?勝気か?でも残念また俺が勝つよ?」

 

 

「言ったな?」

 

 

「ああ言ったさ、これからしばらくは俺の勝ち抜けだ。」

 

 

五条悟を嘲る様に彼は笑う

 

 

 

 

 

そして三日後、天内理子は目を覚ました。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「一目惚れしました、結婚してください。」

 

 

「...ごめんなさい?」

 

 

寝惚けた様な顔で彼女は返事をした

 

 

彼の告白は届かなかった、彼の第二の人生はこれからも続く。




ここで完結予定だったけどもう少しやりますでゴワス
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