記念すべき第一作目!途中で力尽きずに完結までもって行きたいですね…
目標は百話を超えることです!
それでは、どうぞ!
快晴だった。
未だにそこまで日が昇っていないのに、かなりの気温になっている。そんな日に、ある森でうつ伏せに倒れている一匹のモンスターが居た。
「うぅ…」
と言いながらモンスターは目を覚まし、起き上がった。
「また…リセットされたのか…?」
その声色には悔しさや悲しみなどは無く、ただ疲れの色が滲んでいた。
「またやり直し…か。だから努力なんて嫌いなんだ。」
しかし、ここでモンスターは何かに気付き、こう呟いた。
「どこだ?ここ…いや、この明るさ…」
(またリセットされたなら俺が生きている事は頷ける…でも、)
「何故オイラが
(リセットされたとしても、オイラが地上にいるのはどう考えてもおかしい…まさか…)
「やめた?」
(…………なるほど。)
「…へへ、そうかい。オイラ達にはもう興味が無いってか。チッ、相も変わらずクソ野郎だな。」
モンスターは怒りの滲んだ声で言った。
(…まあ、済んだ事は仕方ねえ。まずは情報収集だな。)
そう考え、いつもとは違う世界の様子を見ようと足を踏み出した瞬間…
ガサガサガサッ!!
モンスターの真後ろの草むらが揺れ、
「わはー」
幼女が出てきた。
「………え?」
モンスターが驚いて固まっていると、
「ねえねえ、」
(なんでこんな所にニンゲンの子供が?)
「ねえってばー」
(こんなヤツ、地下じゃ一回も見た事ないぞ?)
「おーい、聞いてるのかー?」
三度幼女に声をかけられた所で、やっとモンスターは幼女が自分に話しかけていることに気付いた。
「おお、ごめんなお嬢ちゃん。ちょっと考え事してたんだ。」
と、モンスターは自分の考えていたことを悟られないよう、軽く返事をした。
「あ、やっと返事してくれたのだー。あと、私の名前は“お嬢ちゃん”じゃなくて、ルーミアなのだー」
「そうか。それはすまなかったな。オイラの名前はサンズ。よろしくな。」
「サンズ、よろしくなのだー!ところで、…」
「ん?」
「あなたは食べてもいい人間?」
その瞬間、ルーミアから常人ならすぐに気絶してしまうくらいの殺気が放たれた。しかし、サンズは全く動じずに、
「オイラは食べても美味くないと思うぜ?まあまず、体が骨しかないから食べる部分も少ないしな。」
と返した。
「そーなのかー…(´・ω・`)」
と、ルーミアが言うと共に先ほどまでの殺気が霧消していった。
「どうした?ハラ、へってるのか?」
「そうなのだー。最近、全然人間を食べれてなくて…やっと食べれると思ったら、サンズだったのだ―。」
どうやらこの少女…もといルーミアは最近何も食べていないらしい。
(………ん?待てよ…今こいつ…)
「なあ、ルーミア。」
「なんなのかーー?」
「お前、ニンゲンを食べるのか?」
「???別に人食い妖怪が人間を食べることなんて不思議じゃないのだー」
ここでやっとサンズは、ルーミアがニンゲンではないことに気付いた。
「ルーミア、もう一つ…いや、もう二つ質問良いか?」
「何か食べ物くれるならいいよー」
(背に腹は代えられない、か。仕方ないな。)
そのルーミアの声を聞き、サンズは自分の上着のポケットからケチャップのボトルを取り出した。
「じゃあ、こいつはどうだ?」
ルーミアは興味深そうにボトルを見つつ、聞いた。
「それ、おいしいのかー?」
サンズは自信満々に、
「ああ。こいつは“ケチャップ”って言って、オイラが知る限りサイコーの飲み物さ。ちょっと飲んでみるか?」
とルーミアに聞くとルーミアはすぐに
「飲む飲むー!」
と目を輝かせながら、頷いた。
「ほらよ。」
と、サンズがボトルをルーミアに向けて放ると、ルーミアはきれいにそれをキャッチし、すぐさまキャップを開け、ケチャップを飲み始めた。
「んぐんぐんぐ…ぷはぁ!これ、とってもおいしいのかー!」
どうやら、お気に召したようだ。
「そうかい。そりゃ良かった。ところで、質問に答えてもらえるか?」
「いいのだー!」
「まず、ルーミア、お前さっき“妖怪”って言ってたけど、お前さんはニンゲンじゃないのか??」
「私は人食い妖怪なのだー。人間が牛とか豚を食べるように私は人を食べるのだ―」
ルーミアはケチャップをちびちびと飲みながら答えた。
(ほお。つまり人を食うかはともかく、オイラたちモンスターに近い存在って訳だな。なら…)
「二つ目の質問だ。ここは何処だ?」
「ここは“幻想郷”って言って、私みたいな妖怪とか人間とか、色んな種族が一緒に住んでいるとこなのだー」
(オイラの居た世界じゃまず考えられないことだな。どうやって共存させてんだろうな)
「すまん。ルーミア、もう一個だけいいか?」
「別にいいのだ―」
「オイラはこれからどうしたらいいんだ?」
「とりあえずあっちにある博麗神社に行けばいいと思うのだ―。そこの霊夢ってやつなら何か分かるかもなのだー」
「分かった。ありがとうな、ルーミア。」
「こちらこそなのだー。またこんどなのだー!」
そう言って、ルーミアは森の奥へと飛んで行ってしまった。
「よし、なら、まずはその“博麗神社”とやらに行ってみるか。」
そう呟いて、サンズはルーミアの指した方向に向かって今度こそ歩き出すのであった…
いやー、一から文章を書くのって難しいですね…
最後まで行けるかな?(不安)いーや、行こう!(ケツイ)
高評価、感想よろしくお願いします。
読んでくれた方々、次回もお楽しみに!