それでは、どうぞ!
「フラン、キサマがどうしても俺様を攻撃するなら、俺様はフランを傷つけなくちゃならないよ。これが最後の警告だ。俺様は、今もフランを信じてる。だから、止まってっ!」
「アハハハハハ!パピルス、あなたったら面白い冗談を言うのね!やめる訳無いじゃん!
これは私自身の意思でやってるのよ!」
パピルスの必死の説得も虚しく、フランは弾幕を放ち続ける。
MISS MISS 60 MISS 60…
パピルスは弾幕を避けようとするも、どうしても少しずつ少しずつ被弾し、ダメージが蓄積されて行く。
「…わかったよ。ならば俺様が、キサマを止めてやるッ!」
その言葉と同時に、壁、柱、天井等のあらゆる場所からフラン目がけて大量の白い骨が生えた。
「キャッ!?」
40 40 50 50 45 45 45…
フランは突然の事に反応できず、骨に連続で被弾し、パピルスとは比にならないほどのダメージを負ってしまう。だが、フランの種族は人間ではなく吸血鬼。人間の数倍の体力を持っている訳で……
「フラン!」
やりすぎてしまったと勘違いしたパピルスはフランの身を案じ、駆け寄って行く。
「つーかまーえた♪」
すると、フランは何もなかったかのように跳ね起き、
「『禁忌 レーヴァテイン』」
詠唱が終わると共に、フランの手に曲がった時計の針に火が付いたような剣が握られた。
走っていたパピルスには慣性がかかるため、急に止まれるはずもなく。
「えっ!?」
避けれない。
(僕は…負けるのか?ニンゲンに?二度も?ロイヤルガードの隊長になるこの…
2945
パピルスの右肩から左足の付け根にかけて深い傷が走り、勝敗は喫したかのように見えた。
「なあんだ。もう壊れちゃったの?結局“友達”なんて言いつつみんな…みんな居なくなっちゃうんだ。
…なんで、みんな居なくなるのかなあ?フランは遊んで…あそ…んで…」
そこでようやく、フランは何かに気付いたように呟いた
「…ああ。また私が壊したんだ。せっかく友達になってくれたパピルスも。みんな。みいんな。」
そう語るフランの目には、未だ狂気の色が消えないものの、光る透明なものが浮かんでいた。
「フラン。」
そんな中聞こえた声はさっき自分が殺したはずのスケルトンのもの。
「ーーーーえ?」
振り返ると、そこには目を閉じ、姿がぶれてそこに存在するのかわからないような姿でパピルスが立っていた。
「フランっ!俺様がキサマを救ってやる!思いを俺様にぶつけてみろッ!」
あたりをまばゆい光が包み、光が晴れるとパピルスの姿が変わり、頭以外の部分は黒い鎧をまとい、左目からは青い光が差し、鎧の胸元には白いハートの模様がついていた。
*ヒーロー が あらわれた
戦闘描写きちい
高評価、感想よろしくお願いします。
読んでくれた方々、次回もお楽しみに!