それでは、どうぞ!
「さあ!キサマの本気を見せてみろ!」
そんなパピルスを見、再びフランの瞳に宿る狂気の色がより一層強くなる。
「やったあ!まだまだ遊んでくれるのね!私もまだまだ遊びたかったの!」
そう言い、フランは再び剣…レーヴァテインを構え、パピルスに斬りかかる。
「ふんっ!」
しかしその攻撃は、いつの間にかパピルスの手に握られていた槍により弾き返され、
「ここだ!」
パピルスの手に握られている槍と似たようなものがフランを円形に囲うように展開され、少しずつタイミングをずらして発射されていく。
「わっ!っと、…うわっ!?」
吸血鬼持ち前の反射神経と身体能力で何本かは回避するものの、一本の槍にもろに被弾してし、体勢を崩してしまったため連続して槍に当たってしまう。
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ここでやっと、フランに疲れが見え始めた。
「いったーい!やったねー?『禁忌・フォーオブアカインド』!」
「…うそでしょお!?」
フランが唱えた瞬間、フランが四人に増えた。
「あはははは!すごいすごい!」
「見た目が変わったね!」
「今のパピルス、とっても強いね!」
「だからー」
「「「「『禁忌・レーヴァテイン』」」」」
四人がそれぞれ炎を宿した右手で剣を構え左手で弾幕を打ちつつパピルスに突撃する。
「アンダイン!僕に力を貸してっ!」
パピルスも槍や骨を地面や壁から生やし、フランに応戦するが、
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弾幕に気を取られている隙に背後から切りつけられる。だが、パピルスもやられてばかりではない。
「えいっ!」
パピルスが何度か槍をふるう。すると槍の色が白、青、緑と変わり、先から斬撃が発射される。
「これだけ?これなら簡単に避けれちゃう…よっ! 『ザンッ!』 …え?」
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フランは青色の斬撃を真上に跳んで躱し、再び突撃しようとした。
しかし、斬撃がフランの下を通過した瞬間分身のフランはダメージを負い、ポンッ という音と共に消えた。
「ニャハハハハ!これが俺様とアンダインのチームアタックだ!」
しかし、一人倒したとしても、まだ三人残っているのだ。
「マジックみたい!」
「私が一人やられちゃった!」
「やっぱり強い!」
そして、それぞれがスペルカードを宣言する。
「禁弾『スターボウブレイク』」
「秘弾『そして誰もいなくなるか?』」
「禁忌「クランベリートラップ』」
ありとあらゆる方向から、様々な色や大きさの弾幕が発射される。
「来てっ!」
パピルスがそう叫ぶと目の前に空中に浮いた盾が出現し、パピルスはそれを巧みに操り向かってくる弾幕をすべて弾き返した。
「きゃっ!」
「うわあっ!?」
自分自身の放った弾幕が反射されたことに反応できず、ポンポンッ と音を立ててまた分身が二人消える。
「もう分身は居ないよ。フラン。」
先ほどの攻撃でかなりエネルギーを消費したのか、フランは目に見えて疲れていた。
「まだ…ハア、まだ、あそびましょ?ハアッまだまだこれからでしょ?パピルス!」
「ごめんね。フラン。俺様ももう疲れたんだ。だから…」
「今は寝て休んでてね。」
パピルスがそう言い切ると同時に、フランの後ろの床から骨が生え、フランの首に当たった。
「あっ…」
その威力は、疲れ切ったフランの意識を刈り取るには十分な一撃だった。ーーーーー
次回もお楽しみに!