それでは、どうぞ…
「で、パチュリー。こいつ「フランだよっ!」…フランはどうすればいいんだ?」
「じゃあ、ここに寝かせて頂戴。」
自身の座る椅子の横にあるソファーを指さしながら言う。
「わかった!ゆっくり、ゆっくり…よしっ!できたよ!」
「おう。よかったな。」
「うんっ!」
「ねえ…もう一人の骨のあなた…わたしはパチュリー・ノーレッジよ。パチュリーと呼んで頂戴。」
「俺様はパピルス!兄ちゃんの弟であり、いずれロイヤルガードになる男だっ!」
「ロイヤルガードって?」
「ロイヤルガードは、アンダインの率いる………………」
目を閉じ、腰に手を当て、胸を張って誇らしそうに長々と語り始めるパピルス。
「ねえ、ちょっとサンズ。」
「ん?」
「ロイヤルガードって?」
「あー、まあ軍団みたいなもんだ。アイツはまだ入団すらしてないから気にしなくていい。」
「そ、そう…」
困惑しながらパチュリーは返事を返す。
パピルスはどこぞの⑨に通ずるところがあるようだ。それでも本物よりかは幾分かはマシだが。
「……と言う訳なのだ!わかったっ?」
「ええ。バッチリ分かったわ。」
パピルスの後ろに居る、両手を上げて少し目を細め、呆れたように笑うサンズと目配せをしつつパチュリーは返事を返す。
「ニャハハハハハ!」
(なんか申し訳ないわね…)
「まあ、挨拶はこんなもんで良いだろ。次はあのフランとかいう嬢ちゃんの事だ。」
「…わかったわ。話すわよ。あの子の名前はフランドールスカーレット。ここ紅魔館の主、レミリアスカーレットの妹よ。この子には少し問題があってね…」
「どんな問題なんだ?」
「この子…フランの心は一部、『狂気』に蝕まれているの。パピルス、あなたはフランと戦ったわね?その時、フランの様子が突然おかしくなってなかったかしら。」
「確かに、急に俺様に攻撃してきた!それが狂気なの?」
「それは正確には『狂気』そのものではなく狂気にフランの体が乗っ取られた状態ね。」
「そいつはどうにかできないのかい?」
「それが…実はパピルスと戦い終わってから狂気の気配がとても小さくなっているの。パピルス、あなた何をしたの?」
心底驚いた様子でパピルスに尋ねるパチュリーだが、
「俺様は何にもしてないよっ!フランと少しお話した後、戦っただけだよ!」
(本当に何もしてないようね…いや、パピルスだからこその純粋な気持ちが何かフランに影響を与えたのかしら…?)
パチュリーが俯いてブツブツと何かを呟きながら思考を始めてしまった。
「おーい?パチュリー?」
「…ああ、ごめんなさい。またついつい考え事をしてしまったわ。」
「へへ、大丈夫だぜ。ところでその狂気ってのは…」
バンッ!
その瞬間、さっきサンズが通ったドアが勢いよく開かれた。
「パチュリー様!ご無事ですか!その者たちは侵入者です!今すぐお離れになってください!」
「ああ、咲夜。彼らは敵じゃないわ。心配しなくて大丈夫よ。」
「しかし…」
「あなたが勝手にサンズを敵と見なしただけでしょう?その証拠に、さっきまで私はサンズたちと話をしていたけれどご覧のとうり、なにもされてないでしょう?」
両手を広げ、自分に何も問題がないことを見せるパチュリー。
「っ……わかり…ました…」
その様子を見て、しぶしぶといった様子で構えていたナイフをおろすメイド。
「俺様はパピルス!よろしくねっ!」
「オイラはサンズ。スケルトンのサンズさ。さっきはゴメンよ。だがまあいわゆる おあいこ ってやつだ。よろしくな。」
自己紹介と共にサンズの右手がこちらに差し伸べられる。
「こちらこそ、先ほどは失礼いたしました。私はここ、紅魔館のメイド長
サンズの握手に応え、手を握ったその瞬間
ブウウウウウウ~~
MISS MISS MISS MISS
「へへ、まあそんなカッカしないでくれよ。ブーブークッションだよ。ジョークさ。」
「…全くもって面白く無いそれはジョークと呼べるのかしら?」
「ん?オイラはやってて楽しいぜ?」
「もうっ!兄ちゃんはいっつもくだらないギャグばっかり言って!」
「…はあ。パチュリー様私はこのことをお嬢様へ報告してまいります。」
「ええ。そうして頂戴。」
「では、失礼します。」
そういい、咲夜の姿が一瞬で消えた。
「さて、あの子が戻ってくるまで何か話でもしていましょうか。」
「ああ。そうだな。」
「そうだねっ!」
フランの狂気の話題はすっかり頭から抜け落ちてしまったようだ。
ただ一人を除いて、だが。
UAが1200行ってモチベーション上がったけどもテストが近いです。
どうしよ。