あるスケルトンの幻想入り   作:てちゅお

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投稿頻度低くてすいません。
それでは、どうぞ!


姉として

「コホン。えーっと、まあ、なんだ。そのー…悪かったな。」

両手を挙げ、言葉とは裏腹にニヤニヤとした笑みを浮かべるサンズ。

「ちょっと兄ちゃん!いじわるしたんだからちゃんと謝らないとダメでしょ!」

「いえ、いいのよ。私は気にしてない…気にしないようにするから。」

「サンズ様。冗談もほどほどにお願いします。」

「へへ、すまんな。あそこまでなると思ってなかったんだ。」

「兄ちゃんがごめんねっ!」

サラッと自分の精神年齢が低いことを言われても気付かないあたり、流石かりちゅまである。

「さて…それじゃああなたたちを呼んだ理由について話をしてもいいかしら?」

「もちろんだよっ!」

「いいぜ。」

先ほどまでとは打って変わって真剣な空気が漂う。

「私はパピルス…あなたにお礼が言いたかったのよ。」

「俺様に?」

「ええ。あなたはフランの心に巣くっていた狂気を限りなく取り除いてくれた…そのことにお礼を言いたかったの。紅魔館当主として。そして、フランの姉として感謝してもしきれないわ。本当にありがとう。」

パピルスに向かい、頭を下げる。

「別にいいよっ!俺様は何にもしてないし!」

「何にも…ね。パピルス、あなたはフランと友達になってくれたのよね?」

「うん!」

「あなたのその行動が、今までずっと一人で孤独を抱えていたフランの心を救ってくれたのよ。」

「えーと…どういうこと?」

「ま、フランと友達になってくれてありがとうって事だな。」

「なーんだ!そういうことか!でも、お友達になってくれたのはお互い様だよっ!ボクからお願いしたんだしっ!」

「だ、そうだぜ?もういいんだとよ。こっちこそ、弟が迷惑かけたな。」

「いいのよ。改めてこれからよろしくね。サンズ、パピルス。」

「おう。」

「よろしくっ!」

今回は握手こそしないが、レミリアの言葉には先ほどよりもよっぽど気持ちがこもっていた。

「なあ、パピルス。挨拶も終わったし、もうそろそろフランのところに戻ったらどうだ?」

「わかった!」

「ええ。フランと遊んであげて頂戴。咲夜。この子をまた案内してあげて。」

「承知いたしました。ではパピルス様。此方へ。」

「またね!!レミリア!」

「ええ。またね。」

レミリアはパピルスが扉の奥に消えるまで優しい笑みを浮かべていた。」

「…さて。それで、私と話したいことは何かしら?」

「おっと、気付いてたんだな。」

「ええ。そういう未来が“視えた”からね。」

「能力か?」

「ある程度はパチュリーのとこで幻想郷についてある程度は勉強させてもらったからな。」

「それなら話が早いわね。私の能力は“運命を操る程度の能力”。フランの能力は“ありとあらゆるものを破壊する程度の能力”よ。」

「そりゃあこわいな。」

「…アナタ、ほんとはそんな事と思ってないでしょう。」

「へへ、いやいや。ホントに思ってるぜ?」

「…本当かしらね。」

「もちろん。」

「はあ…」

「で、いい加減本題に入っていいかい?」

「…もういいわよ。」

「いくらお前さんらの言う狂気がほぼ無くなったって言っても完全に消えたわけじゃないんだ。ちゃんとおまえさんとフランの二人っきりで話し合った方がいいと思うぜ?そこでようやくお前さんの罪を清算するきっかけができるんだからな。」

「なっ…!?アナタ、いつその話を「もういうことは何にもない。」…!」

「まあ、がんばれよ。またな。」

そういうとサンズは一瞬にしてその場から消え失せ、その場には一人佇むレミリアのみが残された。

()()()()()()()()()上、おそらくアイツ並みに切れるであろう彼の頭…でも、いくら危険であろうと彼らはもう私たちの家族…彼らを売るなんてもっての外。何があろうと守って見せましょう…」

宝石のように紅い彼女の瞳には決意の炎が燃えていた。




8月5日から合宿あるのでさらに投稿遅れます。すみません。
では、いつになるか分からない次回に。
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