ガルパン 娘ver   作:---

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久々に小説と呼べそうなものを書いたので、いろいろとやばいです。

途中、やけになって強制的に終わらせようとしていると察せそうな部分がありますが、気にせずに……

これ、どこに向かってると思います(; ̄Д ̄)?



9

 合宿地の朝は冷え込んでいた。季節以上に寒さを感じてしまい、知らぬ間に時が進んでしまったのではないかと思いそうだった。そんなこともあって、朝食に向かうときは支給された上着を羽織って行った。

 朝食はみんなでということもあり、宴会場で行われた。整備を担当してくれる人たちもいて、見知らぬ顔ばかりが並んでいた。席は指定されていないため、昨日の時点で意気投合した人たちで席を囲んでいた。

 大洗女子からオファーを受けたのは私一人で、どこか場違いな気がし始めていた。

 見まわしているとみすかさんが数人の人と話している姿を目にした。大洗にいた時と全く違っていて、別人のようだった。つまらなそうにしていたのに、あんなに楽しそうにしている。いろいろと聞きたいことはあるけれど、楽しそうで何よりだ。

 みすかさんのことは置いておくとして、自分はどの席に座ろうか悩むことにした。再び周りを見回していると、ポンと肩を叩かれた。

「どうです? 私と食べませんか?」

 一之宮さんはいつものような笑みを見せ、そう言った。

「でも、邪魔にならないかな?」

 一之宮さんは首を傾げる。

「邪魔、ですか?」

 私はうなずいて「だって、同じ学校の人いるでしょ?」と聞いた。

「それは大丈夫ですよ。仲のいい人はいませんから」

「え、どうして?」

私は面食らった。人当たりのよさそうだし、きれいな人だったから。

「それはおいおい説明するとして、席につきませんか?」

「そう、だね」

 うなずいた後、一之宮さんの後に続いた。

 一番端のテーブルに向かい合うように座った。

 少人数用のテーブルにはいくつかの料理が並んでいて、さほど量は多くない。

 一之宮さんはコップに水を注いだ後、まるで笑い話をするかのように話し始めた。

「ある高校の話です。そこは戦車道の強豪校でした。ですが、入学してその名にあやかろうとたかってくる人物が多いのです。そう言う人たちだけならまだまし、というものなのですが、生涯を通して戦車を扱いたいとそう願う人たちも多く来ます。1年生が3年生を食おうとして来ることなど珍しいことではないため、仲のいい友人と呼べる人は同じ戦車に乗る人ぐらいしかいないのです」

「そっか。私の知ってる学校はみんな優しくて、そんなことなかったけど」

「ふふっ。そうですね。武部先生が指揮をおとりになっていますし」くすりと口元を押さえ、笑みを見せる。

「先生のこと、知ってるの?」

「ええ。私たちの指揮をとられている方が武部先生と同期なんです。いろんな話を聞かされますよ。ミホーシャが怖いとか、いろいろと」

「みほーしゃ?」

「みほさんのことです。仲がいいみたいで、事あるごとに話を聞かされるんです。今の体制を作り上げたのもその人です。そして、今回敵になっていると思います」

「そっか」

 一之宮さんが悲しそうに話をして、私はどうにも言葉が見当たらなかった。

「朝からこんな暗い話をするなんて、縁起が悪そうですね」一之宮さんはそう言って、再びいつも通りの笑顔を見せる。

「そうかもね」

 私は近くにあった料理に手を付ける。一之宮さんも箸を手に取り、食事を始めた。

 しばらくして、みすかさんが一人の男子を連れてこちらに向かってきた。

「ちょっといい?」と、みすかさんが私たちの機嫌を窺うようにして言ったすぐ後に、男子が緊張した声で発した。

「あの! おれ……私は武田俊(たけだしゅん)です。えっと、その。整備だけど、よろしくお願いしましゅ!」

 男子は最後に噛んでしまったことを恥じたのか、顔を真っ赤に染めてうつむいた。

 私は笑ってしまいそうになるのを必死にこらえ「うん。よろしくね」と言った。

「急にどうされたのですか? 各班ごとのあいさつは次の練習前でしょう?」そう言った一之宮さんの顔は一切笑っておらず、威圧しているような面持ちのまま両肘をテーブルについた。

「親しくなるのに早すぎることなんてないと思うけど。別に悪いことをしているわけじゃないんだし。いいんじゃない?」

 私は、一之宮さんに気圧されうつむき加減になっている武田君をフォローしようとそう言った。

「みうさん、あなたは……。やさしいのですね」

「そう? これからは一緒に行動するんだし、別にいいんじゃないかなって思っただけだよ」

 武田君のほうを向き、一瞬だけ目があったが照れているのかすぐにそらされた。その用をじっと見つめていたみすかさんは場が悪そうに踵を返した。

「じゃ、私は行くから」

 歩き出したみすかさんに救いを求めるようにして手を伸ばす武田君は「ちょっと、あ。ねえ」と言ったあと、しばらく手をもじもじとさせてうろたえているようだった。

「さて、そろそろお暇しましょうか。あと武田、と言いましたね? 早く保泉さんを追いなさい」

 一之宮さんはそう言うと、どうしてという顔をしている武田君に向かって、盛大な溜息をつき目を細めた。

「彼女を利用して近づこうとしていたのでしょう? だったらそのお礼ぐらい言ったらどうですか? それに……。とにかく早く行きなさい」

 戸惑い納得していない様子の武田君は、一つうなずいてみすかさんのもとへ向かった。

「どうしたの? 急に」

 私がそう聞くと、一之宮さんは首を振り「たいしたことではありません」と言う。

「ただ、武田という人とみうさんが話されているところを嫌な顔で見つめていただけですよ。あなたたち二人は気づきもしなかったでしょうけどね」

 わけがわからず私は傾げる。

「このままでは憎たらしい理由でやられますよ? 全く、こんなことになるから男はダメだと言ったのに。……嫌がらせですか。全く」

「憎たらしい理由って?」

「戦車に全く関係のないことということですよ。大会が始まる前にはけりを付けておいてほしいものです」

「え? うん?」

 一之宮さんの言葉に私はただ首を傾げるだけだった。

 

 そのあと、一之宮さんと一度別れ各車長は一度監督であるお母さんに呼び出された。

 そこでは、自分の班員と整備してくれる人の名簿が渡され、基本的な練習メニュー等が説明された。

 私の班員には知り合いの名前はなく、大会で戦ったことのない学校から選出された人たちばかりだった。そして、整備の名簿に目を向けると唯一の顔見知りである武田君とみすかさんの名前が書かれてあって、少しほっとした。

 この後、ほかのメンバーに班を発表し、各自集まり次第簡単な挨拶をするということだった。

 発表されている時は妙に落ち着いていた。初めて言葉を交わすといってもいいほど接点のない人たちとチームを組むことになっているのに。発表が終わりに近づくと、私のほうに歩み寄ってくる人たちが数人見受けられた。たぶん、私と同じ班になる人なのだろう。

 正直に言うと恐怖しかない。自分のことを恨んでいるような人がいる可能性がないとは言い切れないし、自分のことを知ってくれている人もいないかもしれない。ほぼ犬猿の仲状態のまま仲良く試合に勝てといわれているようなもので、とても満足のいく試合ができるとは到底思えない。

 大洗女子の生徒としての試合は終わったけれど、高校生として最後の大会が、試合が始まる。仲のいいと呼べる人がほとんどいない中で。

 




無理やりに持って行った部分があり、明らかに不自然な部分ができてしまったことを悔やんでいます。

あとさき考えないまま書いているので、滅茶苦茶ですね。


しかも、ほぼ一ヵ月開いているではありませんか。これ書きはじめたの4月初めだというのに……ほぼ2週間もかかるとは……
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