ようこそ相棒と青春を送る教室に   作:Mr.不器用

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 最近、0巻の存在を知ったにわかです。軽くあらすじ見てみたらこの作品にどうかかわらせていくかマジで悩みどころですね。0巻入手出来たらいいな

 前回の話でコメントくれた方ありがとうございます。まだまだサンプルが少ないのでこれからもよければ送ってください。


日常の終わり、そしてようこそ実力至上主義の教室に

 4月の下旬

 

 入学してからもうすぐ1か月。ようやく学校の場所とかを覚えはじめ環境にも慣れてきた。友達とかも少しずつできてはいる。とは言っても新しくできた友達なんて少ない。基本的に学校にいる間は清隆、堀北と話すくらいだし、帰ってからは3人と一緒なので大体いるメンバーが堀北を除いて既存の物なんだよな。新しくできた友達なんて堀北?堀北兄、六助、椎名くらいだ。椎名の話はまた今度するとして、なんでこうも友達少ないんだろ。しかも癖が強いし。

 

 慣れてきたと言ったら授業態度だ。最初のころはうるさくてたまらなかったが、今ではもうあまり気にならない。何なら普通に寝れる。

 

 この1か月でかなり慣れてきた学校生活だが、来月から何も知らない人からしたら地獄の始まりなんだろうな。俺は普通に2000万ポイント近くあるから3年間ポイントがもらえなくても苦労することはないだろう。

 

 今日も今日とて1,2限はいつもどうりうるさかった。その時はじめて知ったのだが清隆はあの3バカ男子がいるグループチャットに入ったらしい。何がきっかけで入ったかは知らないがあの連中が何をしでかすかなんてもう覚えてないので清隆がそのグループにいれば少なくとも下手なことは起こらないだろう。

 

 そして3限、茶柱先生の日本史の授業だ。授業開始のチャイムが鳴ってもテンションの高さは変わらない。正直思うのだが、茶柱先生の服って普通にアウトだろ。何がとはあえて言わないが一部の強調がすごい。ぶっちゃけ水泳の授業にあんなに熱意を燃やしていたなら茶柱先生の授業にも熱意を持ってもおかしくないのにまったくわからん。

 

「ちょっと静かにしろ―。今日はちょっとだけまじめに授業を受けてもらうぞ」

 

「どういうことっすかー。佐枝ちゃんセンセー」

 

 にしては愛称で呼ばれるなどしてるから単純に性欲よりも授業を受けたくないほうが勝っているのかもしれん。

 

「月末だからな小テストを行うことになった。後ろに配ってくれ」

 

 テストか。入試同様、俺はカバンからあれを2つ出して転がす。なるほど、一番楽だな。

 

 テストの用紙が俺の席まで回ってくる。そして開始の合図とともに全員一斉に解き始める。

 

 テストの内容は主要の5科目であり、合計20問。各科目4問ずつだ。1問5点で100点満点。肝心の内容だが、ほとんどの問題が基礎的な問題であり入試と比べてもはるかに入試よりも簡単な問題ばかりだ。

 

 ただ、最後の3問だけは入学したての高校1年生にしては難しい問題だ。まぁ別に問題ないからいいが。頭を悩ますほどでもないので制限時間内の半分で解き終わり、余った時間で今日は夕食当番なので夕食のメニューを考えてた。ほんと何にしようかな。肉か魚か悩む。

 

♢♢♢♢

 

 小テストも終わりついに5月を迎えた。最初の学校開始の合図を告げるチャイムが鳴るとしばらくしてポスターを抱えた茶柱先生がやってきた。しかもかなり険しい顔で。

 

「せんせー、ひょっとして生理でも止まりましたー?」

 

 池がまさかの発言が出る。さすがにこれはやばいだろ。言うにしてももっとましなやつがある。例えばかわいい顔が台無しですよとかさ。なんで生理なんだよそんなデリカシーないこと言ってたらモテないぞー

 

 茶柱先生はそんな池のセクハラ発言なんて目にも止めずそのまま進めた。

 

「これより朝のホームルームを始める。が、その前に質問はあるか?気になることがあるなら今のうちに聞いておいた方がいいぞ」

 

 その発言を受けて何人かの生徒が挙手をする。

 

「あの、今朝確認したらポイントが振り込まれてなかったんですけど、毎月一日に支給されるんじゃなかったんですか?」

 

「本堂、前に説明しただろ、その通りだ。ポイントは毎月一日に振り込まれる。今月も問題なく振り込まれてることは確認している」

 

「え、でも・・・・・。振り込まれてなかったよな」

 

 他の生徒らはその発言を受けて改めて確認したり、その事実を今知ってあわてて確認するなど反応は様々だ。

 

「・・・・お前らは本当に愚かな生徒たちだな」

 

「愚か?っすか?」

 

「座れ、本堂。二度は言わん」

 

 今まで見たことない先生の態度にクラスは委縮しきっている。本堂も今の発言を聞いてそのままズルズルと椅子に収まった。

 

「ポイントは振り込まれた。これは間違いない。このクラスだけ忘れられたなんていう幻想、可能性もない。わかったか?」

 

「いや、分かったかって言われても、なあ?実際に振り込まれてないわけだし」

 

 クラス中が困惑してる中、ついに高円寺が口を開いた。

 

「ははは、なるほど、そういうことだねティーチャー。理解できたよ、このなぞ解きをね。時にマイフレンド、君はとっくに気づいていたんじゃないか?」

 

 その発言を受けてさらにクラスがざわつく。マジか。

 

「さっき私は愚かな生徒といったが明らかに一人だけ例外が存在した。谷風お前が代わりに説明してみろ」

 

 マジかよ(2回目)。なに、俺をボッチにさせたいの?もはやこの状況そのまま切り抜けるなんてことはできなそうだな。

 

「わかりました。説明しますよ。簡単な話俺ら1年Dに支給された額が0ということだ」

 

「はぁ?毎月10万ポイント支給されるんじゃなかったのかよ」

 

「茶柱先生は毎月ポイントが支給されるとは言っていたがその額は一言も話していない」

 

「その通りだ。これだけヒントを与えながら気が付いたのは数人とはな。嘆かわしいことだ。ちなみに谷風は入学初日でこのシステムを見抜いた」

 

 それでまたしてもクラスがざわつく。なに茶柱先生俺になんか恨みでもあんのかよ。ちなみに高円寺はさすがマイフレンドなんてのんきなことを言っている。

 

 そして平田が手を上げる。

 

「先生、質問いいですか?腑に落ちないことがあります」

 

 さすが平田。こんな状況でもクラスのために行動するとは。もしも平田がこの情報を事前に知っていたのなら俺みたいなことはせずクラスで共有したんだろうな。

 

「振り込まれなかった理由を教えてください。出なければ僕たちは納得できません」

 

「遅刻欠席、合わせて96回。授業中の私語や携帯をいじった回数が391回。ひと月で随分とやらかしたものだ。その結果お前たちは振り込まれる予定だった10万ポイントをすべて吐き出したというわけだ。入学式の時に説明したはずだ。この学校は実力で生徒を測ると。そして今回お前たちは0という評価を受けた。それだけに過ぎない」

 

 遅刻欠席、携帯をいじった回数。なかなかにすごい数字だ。それよりも遅刻欠席はともかくとしてよくもまぁ携帯をいじった回数だったり、私語の回数も数えたよな。

 

「茶柱先生。僕らはそんな話説明を受けた覚えはありません」

 

「なんだ。お前たちは説明されないと理解できないのか」

 

「当たり前です。振り込まれるポイントが減るなんて話を聞いていたらみんな私語や遅刻はしなかったはずです」

 

「それは不思議な話だ平田。授業中に私語をしない、遅刻しないなんてことは義務教育の9年間で学んだはずだ。それをいちいち言われないと分からない?そんな理屈は通らない少なくともポイントが0になったのはお前らの自己責任だ」

 

 すべてその通りだ。ポイントの減少にかかわる行為は全て理不尽なものではなく正当なもの。だからこそ何も言えない。

 

「せめて、ポイントの増減の詳細を教えてください。今後の参考にします」

 

「それはできないな。学校の規定で詳しく説明することはできない。だがあまりに悲惨な状況だ。一つだけいいことを教えてやる」

 

 茶柱先生は今日初めて微笑みを見せる。

 

「ポイントがマイナスになることはない。つまり、今月いくら欠席や遅刻をしても関係ない」

 

 流石にこの状況下で欠席や遅刻する奴なんていないだろう。この情報は俺らにとって何もいいことではないな。

 

「無駄話がすぎたな。そろそろ本題に入ろう」

 

茶柱先生は持っていたポスターを黒板に張り出した。Aから順番に高くDが一番下だ。

 

本当、綺麗なものだよな。このポスターが示す数字が意味するところを理解してきたはずだ。堀北もこの数字には違和感を持ってるようで後ろの清隆と話してる。

 

「なぜおまえたちがDクラスに配属されたのかが分かったか?」

 

 今の発言を受け確信に変わったものやまだこのクラス分けはランダムだと思っているもの反応は様々だ。

 

「この学校は優秀な生徒の順にクラス分けをするようになっている。優秀な生徒はA、逆にダメな生徒はD 。つまりお前らは最悪の不良品というわけだ」

 

 ここまで言われてようやくクラス中が理解した。今、自分たちが置かれている状況に。この状況に対して怒りをあらわにするもの、行動には出さないが静かに怒りをかみしめるもの。おそらく、俺と清隆と高円寺以外この状況は最悪のほかない。

 

「さて、お前たちにはもう一つ伝えなければいけない残念な知らせがある」

 

 そう言うと、もう一つのポスターを広げる。そこにはクラスメイトの名前と数字が書いてありそれだけですべて分かる。この前の小テストの結果だ。

 

 平均は65点くらい。あの簡単なテストでこれとはいかにして中学時代に勉強をしていなかったのかよくわかる数字だ。

 

 そして先生から32点以下が赤点となり退学になると聞かされると32点以下の7人の生徒は驚愕の声をあげた。

 

 一応俺の点数だが、一番上の100点だ。その下は90点の堀北と高円寺と幸村。清隆は50点。清隆に関しては今度教えてあげよ。50点よりも平均点をとる方が目立たないということを。狙って平均点を出すなんて難しいと思われるかもしれないが、周りの学力状況を知ればおよその平均点を計算することはたやすい。

 

「それからもう一つ。この学校は高い就職率と進学率を誇っている。各々望む進路があるはずだ。その恩恵を受けいられるのはAクラスのみだ」

 

 その発言に幸村が納得いかないとかみつくが、それに高円寺が反応し次第に幸村は反撃の言葉を失って座った。

 

「中間テストまではあと3週間。まぁじっくりと熟考し退学を回避してくれお前たちなら乗り切れる方法はあるはずだ。そして最後に一つ言っておこう谷風は今ホームルームで言ったことのほとんどを入学初日に理解していた。それでは諸君健闘を祈る」

 

 そして茶柱先生が教室を去ったことでホームルームが終わった。はぁホームルームが終わったらめんどくさそうだな。

 

 ホームルームが終わった後携帯に着信があり見てみると帆波からメッセージが届いてた。大方Dクラスの状況を聞き心配してくれたんだろうな。うん、本当に天使だ。もう一度言おう帆波は天使だ!別にポイントには困ってないのでそのことをメッセージで伝える。

 

♢♢♢♢

 

 ホームルームが終わったことでまぁー思ってたことが起こる。

 

「谷風、お前知ってたんだろ!なんで教えてくれなかったんだよ」

 

「そうだ!お前が俺たちに教えてればこんなことにはならなかったはずだ」

 

 当然のごとく初日で気づいていた俺に対してのヘイトがすごい。男子にとどまらず女子も俺にヘイトを飛ばしてくる。

 

「ちょっと皆、落ち着くんだ」

 

「そうだよ、焦る気持ちもわかるけど一回落ち着いて谷風君から話を聞こう」

 

 平田と櫛田が仲裁してくれたおかげでようやく俺にも発言権が回ってきた。

 

「そうだな。さっき茶柱先生が言ったように俺はこれの仕組みを入学初日で気づいた」

 

 俺が発言していたと同時にヘイトはさらに高まる。

 

「だが、これは茶柱先生によって口止めされていた。破れば即退学。お前らは俺の退学と引き換えにこのことを話せというのか?」

 

 これを言うとヘイトを飛ばしていた連中も黙るしかない。

 

「それに俺は一度は注意したはずだぞ。一番騒がしかった池と山内に。それをお前らは聞かなかった。その結果だろ。もしもお前らが聞いていたならもう少しましになった気はするがな」

 

 ひとまずいったん落ち着いて各々これからのことについて考えている。これからどうしていくのか、どうしていくのが正解なのか。はたまたそんなことよりも今月どうやって生活していくのかなどだ。

 

「何してんだ清隆」

 

「ポイントの詳細についてわからないかと思ってな」

 

「谷風君、あなたはどこまで知っているの?」

 

 そう尋ねてきたのは堀北だ。

 

「俺が知っている範囲は今日茶柱先生が言っていたところまでだ。ポイントがどのように変動するかなんて具体的なことまではわからない。申し訳ないな、俺が言ってたら少しは変わったのかもしれないのに」

 

「あなたが気にする必要はないは。なるべくしてなった結果よ。それにあなたが仮に話したとしても彼らは鼻で笑って聞かなかったでしょうし」

 

「そう言ってもらえると助かる」

 

「俺的には早いところポイントをどうにかしたいところだがな」

 

「ポイントは長期的な目で見れば副産物に過ぎないわ。なくても無料で使えるものもあるし」

 

 まぁ、確かに死ぬことはないがいろいろなものを失う気はする。例えば、山菜定食なんて毎日食べていたら飽きるしそれにそんなにおいしくはない。だからポイントなんていくらあっても困ることはない。

 

「あなたたちはポイントどのくらい使ったの?」

 

「俺は5万くらいか?陽人と遊んでたら結構使ってしまった」

 

「俺は10万くらいか?」

 

「あなた、ポイントが減ることが分かってて全額使ったの?」

 

 10万使ったという事実を聞き堀北は驚愕の表情を浮かべている。まぁあらかじめほとんど知ってるやつが10万使ったなんて聞かされたらそりゃ驚くよな。

 

「堀北、別に心配することはないぞ。陽人は10万使ったとは言ったが全額使ったとは言ってない」

 

「どういうこと?」

 

「ま、所謂口止め料ってこと」

 

 堀北は少し頭を悩ませたみたいだが、すぐにその意味を理解したみたいだ。

 

「なるほど。この仕組みについて話したら退学になるけど、それの対価としてポイントを受け取ったという認識でいいかしら」

 

「その通り。だから心配はいらないさ。もちろん清隆も」

 

「綾小路君も気づいてたの⁉」

 

「いや、俺はあくまでもポイントは変動するということだけだ。陽人からはあるゲームをするための軍資金をもらったただけだ」

 

 そして俺ら3人が話しているうちに今後の方針がまとまったらしく平田が教壇に立ち説明した。ほとんどの生徒は納得したが須藤が反対した。それに伴い今度は須藤にヘイトが向かった。みんな自分たちのことは棚に上げて。まったく金の余裕は心の余裕とはよく言ったものだ。

 

「谷風君、それに堀北さんに綾小路君少しいいかな?放課後、ポイントを増やすためにどうしたらいいか話す予定なんだけど君たちも参加してくれないかな?」

 

 堀北は安定のパス。

 

「谷風君と綾小路君はどうかな?」

 

「すまん平田、俺はパスで。正直、いくらやったところで誰か一人でも改善しなかったらポイントは増えない。俺的にはまず須藤をどうにかするべきだと思う。そしてその須藤をどうしたらいいかが俺にはわからないからパスで」

 

「そっか。気が変わったら参加して欲しいな。綾小路君は?」

 

「あーすまん。俺もパスで」

 

 3人が拒否したことで平田は少し悲しそうな表情を浮かべたがすぐに戻ってほかの人のところに向かった。

 

♢♢♢♢

 

 放課後、予定通り対策会議を開くみたいで今平田はその準備をしている。

 

 そして早いところ帰らないとそのまま対策会議に出席させられるので急いで準備をしていると、後ろで山内が清隆にゲーム機を買ってくれとせがんでいた。さすがに清隆も断り、諦めた山内は他の生徒のところに向かっていった。

 

「ちゃんと断れてえらいぞ。清隆君」

 

「お前は俺を何だと思ってるんだ。さすがに俺も嫌な時は断る」

 

「ならいいが、池や山内と絡んでるからそこまで友達に飢えていたのかと思ってな。だから友達に頼まれたらなんでも了承しそうで怖かったんだ」

 

「はたから見たら俺はそんな風に見えるのか・・・・池や山内に関しては何というか成り行きだ」

 

 山内の行動を見ながら櫛田がこっちにやってきた。

 

「大変そうだね。ポイントを使い切った人たち」

 

「そういう櫛田さんは大丈夫なの?」

 

「うーん。まぁ、今の所はかな半分くらい使っちゃったから今月は節約しなきゃだね。二人は?」

 

「俺は特に使ってないな」

 

「同じく。たまに遊びに行くことはあってもご飯とかそんなもんだから大して使わないんだよな」

 

『1年Dクラスの綾小路君、谷風君。担任の茶柱先生がお呼びです。職員室まで来てください』

 

「おい、清隆。お前なにやらかしたよ」

 

「俺は知らないぞ。陽人の方なんじゃないか?」

 

「失礼な。清く正しく生活してる俺に何を言う」

 

「お前の今の生活環境は果たして清く正しくと言えるのか?」

 

「よし、清隆君職員室に行くぞ」

 

 このままだと負ける気がするので清隆の背中を押しながら俺らは職員室に向かった。




シンプルに、モチベアップのために高評価ください!

高評価下さい!

あと、サンプルが欲しいのでコメントを!





高度育成専門学校学生データベース

氏名 谷風 陽人

部活動 生徒会

評価
学力 C+

知性 B−

判断能力 A+

身体の能力 A+

協調性 B+

コメント

中学時代、学力、運動共に全国で1位の成績を取っていた。内申点も高く問題行動は見られない模範的な生徒だった。しかし入試での成績は今までとは違い文系科目が異常に低く、理系科目も平均的だった。当初は入試当日に体調不良を起こしたものと思われたがのちに違うことが判明する。中学時代の評価もあるのでBクラスに配属予定だったが、経歴に不明な点が見られるので急遽Dクラスに配属となった。

ヒロインについて

  • 増やしていくし、同棲もする
  • 増やすが、同棲はしない
  • 一部は同棲する
  • そもそも増やさない
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