ようこそ相棒と青春を送る教室に   作:Mr.不器用

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 き、気が付いたら10月だった。時間の経ちがこんなにも早いとは。またぼちぼち投稿していきます

 まぁ、それはともかく既に投稿した話にほんの少し修正を加えたりしたので気になる方は見てみてください。


勉強会

 5月に入ってから少し時間が経過した。みんなポイントの変動があると知らされ各々行動の仕方が変わるだろうが俺は別にポイントがあるので今まで通り生活している。金の余裕は心の余裕とはまさにこのことだな。

 

「みんな目玉焼きには何かける?」

 

「私は醤油でお願いします」

 

「うーん。私はソースかな」

 

「私は塩コショウでお願いしてもいいですか」

 

「了解」

 

 まさかみんな違うとは。きのこ、たけのこほどではないにしろこの話題でも戦争が起きることはあるのだがどうやら特に空気はぴりついてないから大丈夫だろう。

 

 こんな感じで同棲生活はうまくやっている。こんな美女たちと一緒に暮らせるんだ。これほどまでに幸せなことはない。

 

 いくらここが俺の知っている小説の世界だからと言ってここまでやっていいのかは正直たまに疑問に思ったりする。この世界も俺の元居た世界と同じで基本的に一夫一妻制が普通だ。それを好き放題してハーレムを作ってるんだ。そのうち天から罰が来るような気がして怖かったりする。天からの罰なんて普通なら鼻で笑うところだが転生してる以上そんなことが起きても不思議ではない。でも12年間ホワイトルームで血を吐きそうになりながら頑張ったんだ。少しくらいはしゃいでもいいだろというのが俺の考えだ。

 

 朝食を食べ終えたら各々準備をし準備を終えた人から教室に向かっていく。本当は一緒に行きたいところだが、一緒に行けば確実に噂になる。バレるのは時間の問題だとは思っているが少しは用心しておいてもいいだろう。噂になったらクズ男だのハーレム野郎、もしくは伊藤誠なんて言われるんだろうなー。一番最後だけは勘弁してほしいが。そう呼ぶのはこの3人のうちだれか一人に刺されてからにしてほしいところだ。

 

♢♢♢♢

 

 今日は俺が一番出るのが遅かったのでしっかりと家にカギをかけて教室まで来た。

 

 5月に入りクラスの雰囲気も変わってきた。ほとんどのクラスメイトがしっかりと授業を受け、この前の小テストで成績が悪かったものに対して成績上位者、主に平田と櫛田が勉強会を開いている。さすがに退学という言葉にみな危機感を持ったのか成績の悪かった生徒は一部を除いて出席している。俺も小テストは一位だったので教える側として平田たちに誘われたため出席できるときはなるべく出席している。

 

 時間は流れお昼休み

 

「二人ともお昼暇?もしよかったら一緒に食べない?」

 

「なあ、清隆お昼どうする?学食にするか?」

 

「そうだな。ポイントには余裕があるし学食でいいだろ」

 

 そう清隆と話していると机にコンパスの針が突き刺さった。

 

「聞こえなかったのならもう一度言うわ。お昼一緒に食べない?」

 

「いや、聞こえてはいたがまさか俺たちに言っていたとは」

 

「これは雪が降ってもおかしくないな」

 

「これ以上言ったらコンパスの針が机ではなくあなたたちに刺さるわよ」

 

 おっと、それはシャレにならないぜ。おとなしくここは従おう。

 

「もちろん、喜んでお供させてもらいます」

 

「綾小路君はどうするの」

 

「俺も行くぞ。行かないとボッチ飯になるからな」

 

「そう。今回は私から誘ってるから私がおごるわ」

 

「無料ほど怖いものはないからな。何かありそうで怖い」

 

 確かに清隆の言う通りだ。堀北からの誘いというだけでも怖いというのに、それに加わりおごりだなんて。なんかある。というか、なんかあった気がする。覚えてないが。

 

「人の好意を素直に受け入れられなくなったら人間おしまいよ」

 

 清隆はスペシャル定食、俺は油淋鶏定食を頼んだ。席を確保して3人で座る。

 

『いただきます』

 

 食べようとするのだが、堀北が俺らの方をじーと見ているのでなかなか食べずらい。清隆も同じようでコロッケを箸でつかんではいるが口に運んではいない。

 

「どうしたの2人とも早く食べたら?」

 

「いや、そんなに見られると食べにくいというか」

 

「気にしないで食べて」

 

 なんか圧が強いのでその圧に屈しおとなしく食べる

 

「早速だけど話を聞いてもらえるかしら?」

 

「圧倒的に嫌な予感がする」

 

「やっぱ無料ほど怖いものはないな」

 

「もう一度言うわ。話を聞いてもらえる?」

 

「わかった。とりあえず聞くだけだ。やるかどうかはまた別だ」

 

「茶柱先生の忠告以降、クラスの遅刻は確かに減り授業中の私語もほとんどなくなったわ。大半のマイナス部分は消せたと言っても過言じゃない」

 

「ようやく普通の高校生って感じだな」

 

「それで次に私たちがすべきことそれは2週間後に迫っているテストでより良い点数を取るための対策よ。平田君が勉強会を開いてるようにね」

 

「ほとんどの生徒は平田たちが開いている勉強会に参加してるから問題ないが、問題となるのは参加してない生徒池、山内、須藤だな」

 

「ええ、今のままだと彼らが赤点を取るのは分かりきっているわ。Aクラスに上がるにはマイナスポイントを取らないのは大前提でプラスになるポイントを集めるのが必要不可欠でしょ?私はテストの点数がプラスに結び付くと考えているの」

 

「テストの結果でポイントが動くのは大いにあり得る話だな」

 

 清隆が納得したようにうなずく。

 

「それでどうする?平田主催の勉強会に参加してない以上仮にこっちで勉強会を開いたとしても参加する可能性は低いと思うぞ」

 

「だからあなたたちがいるんじゃない」

 

「この先の展開が見えた」

 

「奇遇だな俺もだ」

 

「彼らはあなたたちが説得してちょうだい。谷風君はともかくとして綾小路君は彼らと仲が良かったでしょ」

 

「ん?そうだよな。俺はそこまであの3人とかかわりがあるわけじゃないし別に要らなくないか?」

 

「綾小路君だけだと不安だったから。谷風君もいたほうが少しは可能性が上がると思って」

 

「なるほど」

 

「おい、納得するな。悲しくなるだろ。そもそも俺はやるなんて言ってないぞ」

 

「食べたわよね。私のおごりで」

 

「人の好意を素直に受け取っただけだ」

 

「残念だけどそれは好意ではなく他意よ」

 

「じゃあ、このポイント分俺も奢る」

 

「結構よ。私人に奢られるほど落ちぶれてないから」

 

「諦めろ、清隆。ここはかわいい堀北に免じて引き受けてやろうぜ」

 

「いきなり何を言い出すの」

 

 さすが堀北。かわいいと言われたくらいじゃ表情の一つも動かさないとは。

 

「考えても見ろ。今回の件引き受けるかはともかくとして一回普通に話してくれればいいものをわざわざ貸しを作って強制的に引き受けさせた。なんでだと思う?」

 

「そうだな。他に頼る相手がいないからか?」

 

「まぁ、それもあると思うがそれでも普通に頼めばいいだけだ。簡単な話堀北は頼んだ時に断られるのが怖かったんだろう。そう考えると不器用で可愛く思えるよな」

 

「確かに。あの堀北がそうだとすると可愛く思える。わかった。俺も引き受けよう」

 

 話がまとまって堀北の方を向くとなぜかナイフとフォークを構えていた。

 

「ナイフとフォークどちらで刺されたいの?」

 

『すみませんでした』

 

 武器を出されたらもうこちらは謝るしかない。照れ隠しに怒っているのだろうが、それを言ったら本当に刺されそうなので黙っておくことにした。

 

♢♢♢♢

 

 あれ以降清隆が3人組を説得しようと頑張っていたが聞く耳を持ってもらえず失敗に終わった。

 

「使えない。まさかあれで終わりなんて言わないわよね」

 

「そんなわけないだろ。そうだな例えばテストで満点を取ったら堀北と付き合えるなんてどうだ?あいつら間違いなく必死になって勉強するだろ」

 

「死にたいの?」

 

「いいえ、生きたいです」

 

「谷風君は何かないの?」

 

「ぶっちゃけ清隆の案は悪くないと思ったんだけどな。堀北って可愛いしそんな堀北と付き合えるなんて言ったら士気は間違いなく上がるな」

 

「あなた今日どうしたの?さっきのお昼休みの件といいいきなり可愛いだなんて・・・・。いつから女たらしになったのかしら」

 

「女たらしって・・・・そんなことはない」

 

「随分間があったみたいだけど」

 

「気のせいだろ」

 

 女たらしって実際否定できないんだよなー。帆波たちと生活しているうえで頻繁に可愛い、可愛いって言ってるから女の子に可愛いということに抵抗がなくなっていた。このままだとそのうちクラスの連中からも女たらしという印象が植えつけられるので気を付けなくては。

 

「それより話を戻すわよ。何かほかに手段はないかしら?」

 

「そうだな。おそらく俺らがやったところで結果は変わらない。となると他の人の力を借りるしかないだろ」

 

「その他の人って?」

 

「櫛田だ。櫛田はコミュニケーション能力が高いからあいつらのことも上手く説得してくれるだろう。それにおそらくだが櫛田が出席すると言ったらそれだけでやつらは来るだろう」

 

「本気で言ってるの?」

 

「これが一番可能性がある」

 

「あなたがそう言うなら任せるわ」

 

「了解した」

 

♢♢♢♢

 

 放課後、早速俺は櫛田に話をするため帰り支度をしている彼女に話しかける。

 

「櫛田さんちょっといいかな?」

 

「珍しいね、谷風君から声かけてくるなんて」

 

「少しいい?お願いしたいことがあるんだよね」

 

「この後友達と遊びに行くからあまり時間ないんだけど・・・・いいよ」

 

「ありがとう。時間はそんな取らせないよ」

 

 ひとまず廊下に移動し早速本題に入る。

 

「櫛田さんに勉強会のメンバーを集めてもらいたくて」

 

 そこからかくかくしかじか事情を説明する。

 

「なるほどね。堀北さんが開催する勉強会に出席するように3人を説得すればいいんだね」

 

「俺らで説得しても駄目だったからね。引き受けてくれる?」

 

「もちろんいいよ。困っている友達がいたら助けるのは当たり前だから」

 

「ありがとう櫛田さん」

 

「あ、一つだけお願いがあるんだけど聞いてくれる?」

 

「ああ、もちろんかまわない」

 

「その勉強会に私も参加していいかな?」

 

「そんなことでいいなら。むしろこっちからお願いしたいくらいだ。櫛田さんがいたほうがあいつらのやる気も上がると思うからな」

 

「それで勉強会はいつからやるの?」

 

「テストまで時間がないからな。早ければ明日からやりたいところだ」

 

「うん。わかった。今日中に連絡しておくね」

 

「助かる。それと櫛田さんが何か困ったときはいつでも頼ってくれ。必ず力になるよ」

 

「ありがとね。何かあったら頼らせてもらうね」

 

 その後櫛田から電話があり無事3人とも勉強会に参加することになった。そのことを堀北に話したところ櫛田が参加することに顔をしかめたが3人が勉強会に参加するということで吞み込んでもらった。




良ければ高評価お願いします!私のやる気につながるので

ヒロインについて

  • 増やしていくし、同棲もする
  • 増やすが、同棲はしない
  • 一部は同棲する
  • そもそも増やさない
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