カゲチヨ(中身転生者)のヒーローアカデミア   作:ベビーカステラ食べたい焼き

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試験やらでてをつけずにいたらいつの間にかこんなに間が空いてしまった。ヒロアカも完結してしまいましたね。

なお、作者はシリアスな展開を書くのが苦手です。(これってシリアスなのかなぁ?。)


襲来、地獄の轟家

あれから数十分後、炎を纏った男こと、エンデヴァーが道場の庭に突撃してきた。

 

エンデヴァー「燈矢ぁぁぁ!!。」ドタドタ

 

カゲチヨ「気持ちは分かりますがもっと声量落としてもらえます?。燈矢君は疲労が溜まってるので。」

 

エンデヴァー「あ、ああ。それはすまない。···誰だお前は。」

 

いや、今かよ。

 

カゲチヨ「この道場の門下生です。燈矢君の部屋に案内するのでついてきてください。」

 

――――――――――――――――――――――――

 

エンデヴァーside

 

昨日、瀬古杜岳で山火事があった。きっと燈矢の個性が暴走したからだろう。すぐに捜索を開始したが一向に見つからなかった。今日も捜索をしようとした時だった。事務所経由で冷から電話がかかってきたのだ。初めは燈矢の捜索を早くしたかったのですぐにきろうとした。だが話を聞いた瞬間、俺はその道場へ向かっていたのだった。

 

俺は···どうするのが正しかったのだろうか。始めは嬉しかったんだ。俺以上の火力を持つ燈矢が俺に言われたからではなく、自分からヒーローになりたいと言ってくれた事が。燈矢なら俺を、オールマイトを越えるヒーローになってくれると思っていたんだ。だが、燈矢は個性を使うたび自身を焼いてしまう。いつしか自分の炎に焼かれて死んでしまうかもしれない。幾ら止めろと言い聞かせても新しい火傷を作ってくる燈矢に俺は最悪な方法をとってしまった。燈矢以上の素質を持つ子を生み出し、諦めて貰う事だった。だが、そのせいで燈矢の苦しみは増していく上に、家族関係も悪化してしまった。

 

個性を全開にして空を飛んでいると燈矢を保護したという道場が見えてきた。

 

エンデヴァー「燈矢ぁぁぁ!!。」ドタドタ

 

庭に着地すると共に中に入り燈矢を探すと。

 

カゲチヨ「気持ちは分かりますがもっと声量落としてもらえます?。燈矢君は疲労が溜まってるので。」

 

そう、焦凍と同い年の子供が俺の前に立っていた。どうやらこの道場の門下生らしい。そうして、その子供についていくとある部屋の前で止まった。ここに燈矢が···。

 

カゲチヨ「この奥で寝ているので。」

 

エンデヴァー「案内感謝する。」

 

カゲチヨ「···ちゃんと話し合ってくださいね。」

 

エンデヴァー「···分かっている。」

 

――――――――――――――――――――――――

 

カゲチヨside

 

バング「さて、後は2人の時間じゃな。儂らは麓で家族を待つとしよう。」

 

カゲチヨ「案内が必要なほど入り組んでないというか一本道ですよね。」

 

バング「カゲチヨ、お前ならともかく、普通の子供は結構な時間を要するのじゃぞ?。」

 

カゲチヨ「さり気なく俺をヤバイ奴にするの止めてくれません?。」

 

そもそも誰の鍛錬のせいでこうなったと思ってるんだ。

 

なお、この2人。とんでもない速さで山を下りているのである。

 

数分後

 

バング「来たようじゃの。」

 

黒の車で爆速で来たようだ。にしても凄い運転だな。すると、車から女の人と年上の女の子と男の子。そして同い年の男の子が下りて俺達に駆け寄ってきた。

 

「燈矢は、燈矢は無事なのですか!?。」

 

バング「燈矢君なら心配いりませんぞ。今はゆっくり休んでいるからの。それで、今からこの階段を上っていくのじゃが普通に歩いていると時間がかかりすぎるので儂達がおぶっていくのじゃが良いかの?。」

 

「えっと、それはありがたいのですが···。その子も私達の誰かをおぶるのですか?。」

 

バング「ええ、この子はこの階段を重りをつけて10往復出来るので心配はいりません。」

 

いや、事実だけどさ、もっと言い方あるんじゃない?。ほら見ろ、年上の男の子が見るからに引いてるぞ。残りの女の子と男の子は目をキラキラさせているけど。

 

カゲチヨ「それで、僕は誰を運べば良いですか?。」

 

バング「なら、母親を頼むぞ。」

 

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エンデヴァーside

 

今、俺の目の前には燈矢が眠っている。あの山火事で火傷の跡一つも無いのは驚いたが、無事で良かった。

 

燈矢「···お父さん?。」

 

すると燈矢が目を覚まして俺を見ていた。

 

エンデヴァー「燈矢ぁぁあ!!。」

 

燈矢「うわっ!?。」

 

数分後

 

エンデヴァー「急に大声を出して、すまなかった。」

 

燈矢「あー、大丈夫だよ。」

 

先程、門下生の子に注意されたばかりだろう。少しの沈黙の後、俺は意を決して話し始めた。

 

エンデヴァー「すまなかった燈矢。今までお前を見てやれなく···いや、見ようとしなかった、ただ逃げただけだ。本来なら俺がちゃんとお前を見なければいけなかったのに冷に全てを押し付けてしまった。···今更お前や家族と向き合うと言ったところで信じられないと思う。今までの事だって無くなる訳じゃない。だが、二度とこんな事を起こさない。お前はお前のやりたい様にやって良い。俺が全力でサポートする。これからの俺を見ていてくれ!。」

 

燈矢「···本当に?、俺を···。俺を見てくれるの?。ヒーローに、なって良いの?。」

 

エンデヴァー「ああ、お前のその体質も何か解決策があるかもしれない。お前を立派なヒーローに育てる。今度こそ間違えずに。」

 

燈矢「あ、ありがとう。俺も、言う事聞かずに火傷をいっぱい作ってきてごめんなさい。心配かけてごめんなさい!。」

 

________________________

 

カゲチヨside

 

バング「何とかなったようじゃのぅ。」

 

カゲチヨ「ですね。」

 

ただ子供達は凄い驚いていたけど。

 

カゲチヨ「僕達はもう少し後に入りますか。」

 

バング「なら、茶と菓子を用意するとしよう。皆さんは先に入っていてください。」

 

俺達が台所でお茶を淹れていると、部屋から怒鳴り声やら泣き声やらが聞こえてきた。落ち着いたのを見計らって中に入ると涙を流しながらも笑い合っている1つの家族がいたのだった。

 

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