結城友奈は勇者であるゼノバース   作:kaz u

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前回のあらすじ

ひょんなことから時の裂け目に飲み込まれてしまったサイヤ人カシュー。

たどり着いた先に待っていたのは、謎の少女赤嶺友奈だった。

激闘のすえ、切り札である超サイヤ人2に変身するもあと一歩のところで倒れてしまう。



和解

 

 

(うっ、痛っ、此処は?)

 

腹部の痛みを感じながら、カシューが目を覚ますとそこは先ほどまでいた森?の様な場所ではなく、木製の天井が見えるような形でベットで寝ていた。

 

(そうだ、あの時・・・倒れて・・・運ばれた?一体なぜ)

 

カシューは上半身を起こし辺りを見回す。ベット以外何もない簡素な部屋、そして自分が何故こんな所にいるのか考えていると、扉の開く音が聞こえた。

 

「よかった、起きたんだね」

 

「!?君は、・・・アカミネユウナ」

 

声の方向を振り向くとそこには赤いインナーに黒いジャージを着た赤嶺友奈が立っていた。

 

(・・・・どうなってるんだ今度は気を感じるぞ)

カシューは気を感じ取れる事を疑問に思いながらゆっくり起き上がると戦闘体勢になった

 

「ここは何処だ!!一体なんのつもりだ!」

 

「ちょっと、待ってこんな所で戦わないよ、話しを聞いてよ!?」

 

「いきなり殴りかかってきて戦った相手を信用できると思う?」

 

「そ、それはコッチの勘違いっていうか(だってレンちかと思ったら違かったし)と、とりあえず説明するから!!」

 

赤嶺友奈は困った顔をして、申し訳なさそうに話そうとしていると

 

「・・・はぁ〜、わかったそんなに言うのなら話しを聞くよ、こっちも聞きたい事があるから」

 

「ほ、本当に?よ、よかったぁ〜それじゃぁついてきて」

 

みかねたカシューは構えをとくと詳しく話を聞こうと赤嶺友奈に着いて行った。部屋を出てリビングを抜け玄関を出るとそこには不思議でありながら神々しい空間が広がっていた。

 

(な、なんだこの空間は?それにこのプレッシャーは?)

カシューが空間の異常さそれとは別の何かを感じ取っていると

 

「造反神様、お連れしました」

 

赤嶺友奈が造反神と呼ばれる物に挨拶をすると

 

「えっと、それじゃぁ説明するね」

赤嶺友奈は説明を始めた

此処の場所のこと、外の世界について、今何をしているのか、なぜかカシューを召喚してしまったことや自分のお役目について可能な限り話した。

 

「・・・なるほど、えっと、つまり天の神に対抗するため、中立神を仲間に引き入れるため、いろんな時代の勇者と呼ばれる少女をこの時代に呼んで人間の可能性を見せるために君が試練を与えていると、そして此処は神樹って言う神様の中で、何故か俺が呼ばれたと、そんでお役目を手伝って欲しいと」

 

「うん、そうだよぉ〜なかなか大変だったんだから、新しい勇者かと思ったんだけど」

 

腕を組みながら赤嶺友奈がうなずいていると

 

 

「はぁ、とりあえず、逮捕するか」

 

「ふぇ?・・・えーーー!?ど、ど、どう言う事?な、な、なんでぇ!?」

 

「いやぁ、これは立派な違法だ、いくら記憶を消して此処にくる前状態で元の時代に戻すからって言ったて時間移動してるし、歴史の改変の可能性があるからこれは完全に違法だ、元タイムパトローラーでも見過ごせない」

 

「そ、そんなぁ、で、でも私達を逮捕したら大変だよ、てか歴史改変の可能性って何?」

 

“逮捕”と言う言葉に赤嶺友奈は驚くと、歴史改変について質問をした

 

「そうだな、こっちの説明もしないとな」

カシューは自分について説明した

自分の職業について、何故此処に来たのかを話した

 

「えっと、つまりあなたはタイムパトローラーっていう歴史改変を起こす人を捕まえたりする元隊員で“時の裂け目”って言う穴に吸い込まれて此処に来たの?」

 

「あぁ、概ねそんなところだ。それで?その召喚ってのはこんな感じなのか?」

 

「私が召喚された時は目の前がバーってなって気づいたら此処にいた感じだった」

 

カシューの質問に対し赤嶺友奈は自分が召喚された様子を話していた。

 

「まぁ、ひとまずそれは置いといて、手伝うのはいいけど俺って帰れるのか?」

 

「えっと、ちょっと待って、・・・なるほど・・・ふむ」

 

帰れるかという質問に対し、何処かに交信する様な赤嶺友奈が聞いていると、「えぇ、」と言う声が聞こえた。

 

「あの〜、その〜、非常に言いづらいんですけど」

 

赤嶺友奈は困った様な顔で話かてきた。

 

「暫く、帰れないそうです、ごめんなさい」

 

「まぁ、わかってたけど」

 

「えっ?」

思いもよらない答えが返ってきて赤嶺友奈は戸惑っていた。

 

「全く異なる次元が繋がったんだ、普通は帰れないはずだ、それに・・・いやなんでもない、暫くってのは大体どのくらいなんだ?」

 

「?・・・えっと1ヶ月くらいだそうです」

 

「1ヶ月か意外に早いな」

 

「また、召喚のためのエネルギーが溜まるのにかかるそうです。それに今それなりのエネルギーが溜まってるみたいです」

何か言おうとした様子だったが深くは聞かず帰るための期間を答え、その理由を話した。

 

「そういえば、1ヶ月の間、俺こっちに居てもいいのか?」

 

「元々、呼び出す予定だったから大丈夫だよ、それに勇者じゃないから向こうに行く必要もないし帰るのに近くにいた方がいいはずだしね」

赤嶺友奈はどこか寂しそうな様子で答えた。

 

(でも男女二人でしかも未成年ぽっい女の子だしなぁ・・・あっ、そういえば)

「俺の荷物何かなかった?」

今後のことを考えていると、ふと自分の持ち物を思い出し聞くと、「それってこれのこと?」赤嶺友奈が何か合図を出すと、白くて大きな口のついた不気味な生き物?がショルダーバックを持ってきた。

 

「そう、そのバック、だけど、なんだその生き物?」

 

「あぁ、これが勇者の敵で星屑って言うバーテックスなんだ」

 

「これが、話に出てきたやつか」

そんな話をしながらバックを受け取り、中から手の平サイズの四角いケースを取り出すと©️001と書かれた青いラベルが付いたのカプセルを取り出す。

 

「少し離れて」

 

カシューはカプセルのボタンを押しカプセルをひらけたところに投げると「BOM〜!」という音が鳴り煙がはれるとそこにはカプセルハウスが建っていた。

 

「えぇ、一体何したの!?急に家が建つなんて!?」

 

「これはホイポイカプセルっていって、いろんな物を収納出来るカプセルなんだ。さてと」

 

カシューは今使った物を説明するしカプセルハウスの扉を開けると中には、テーブルや椅子、さらにベッドなど一人で住むには十分な設備が整っていた。

 

「流石に年端もいかない君と一緒って訳にはいかないからね」

 

「えっ!?でもカシューさんってまだ若いし変なことしないでしょ、大丈夫だよ」

 

「いやいやこれでも、そろそろ50歳だからね。しかも教員っていう立場的にもまずいでしょ」

 

「流石に冗談でしょ、見た目20代くらいだし」

 

「俺は、サイヤ人って言う戦闘民族の血が入っているんだ、長く戦える様に若い頃の体が長く保つようになってるんだよ」

 

「嘘でしょ」

 

流石に冗談だと思った赤嶺友奈だったが急な変身や、タイムパトローラーという職業について考えてみると確かに当てはまり「ひょっとして、タメ口っぽくなってたのはダメだった?」と聞くと「大丈夫これからもそんな口調でいいよ」とカシューが答えると

 

《グゥゥゥゥゥーーー》という音が聞こえた

 

「そういえばこっちに来てから何も食べて無かったんだ」

カシューは空腹でお腹が鳴ってしまった恥ずかしそうにしていると、赤嶺友奈は「じゃあご飯にしよっか」というと指を“パチン!”と鳴らすと頭に丼を乗せた星屑が出てきた。

丼を受け取りカプセルハウスのテーブルで丼の蓋を開けると

 

「美味しそうだこれはなんていう料理なんだ?」

 

「これはきつねうどんって言うんだよ、うどんはこの世界の代表的な料理なんだぁ」

 

そこには湯気が立ち込め熱々のきつねうどんが入っていた。二人は手を合わせると「「いただきます」」と言いうどんを食べ始めた。

 

「う〜ん、うまい!このもちもちとした麺に出汁が絡んでうまい!」

 

「ねぇ、よかったらカシューさんのこともっと聞かせて」

 

「いいけど、何を話せばいい?」

 

「ずっと気になってたんだよね。その筋肉!!」

 

「・・・筋肉?」

 

「運んだ時に思ったんだその引き締まった筋肉!一体どんなトレーニングしてるの?」

 

「えぇ」

 

二人は談笑しながらうどんを食べているとカシューが食べ終わったことに気づいた。

 

「まだ足りないなら、どんどん食べて!」

 

「いいのか?」

 

「うん!遠慮しないで」

この発言をのちに赤嶺友奈は後悔する事になる。

 

「それじゃあ遠慮なく」

 

知らなかったのだサイヤ人の大食漢をまさか空のうどんのお椀を山のように積み上げることになるなんて。

 

 

「さてと、そろそろ寝るとしますか、その前に」

食事を終え、赤嶺友奈を拠点に送り届けた後、シャワーを浴びて今日の出来事をまとめていた。

 

「とりあえず、明日は町を見て、それと勇者の実力を見ないとな」

そんな事を言いながら記録をまとめていると、ふと自分が時の裂け目に飲み込まれた時の事を思い出していた。

 

(あの時に感じた気配、造反神の気配とどこか似ていた様な?そうじゃないような?それにエネルギーが溜まっているって言ってたな。もう既になんらかの影響が出ているのか?・・・予備のスカウターに何か連絡があってもいいが・・・ないかぁ、対応遅れてるのか?)

何か引っ掛かると思いながらスカウターに連絡がない事を不思議に思っていると

 

「ふぁ〜、まぁ今は休むとするか」

 

眠気が来たのでベットで寝ることにした。

 

同じ頃

赤嶺友奈も同じことを考えていた、なぜ本来呼び出す時代ではなく彼の時代に繋がってしまったのか偶然なのか、それとも・・・そんな事をを考えていると眠気が来たのでベットで寝ることにしたのであった。

 

この時まだ二人、いや神樹も気づいていなかったのだこれから彼を中心とする異変が起きつつあることをそれが近いうちに起こることも。

 

 

続く・・・・

 

 




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