『青春にいちゃいけないやつがいる』   作:上条@そぉい!

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まだ説明回、本格始動するのはこれから。


『化け物、家買うってよ』

 最初に言っておく、私の体は飾りだ!どうも、好きなロボはメタルギアRex!ショゴスです。そろそろこの廃墟を出ようと思う。しかし事前情報もなく行き当たりばったりというのはあまり良くない。そこで用意しました、野生の人間です。

 

「まア……3分クッキングニなるkaはこれから、ダナ」

 

 私の眼前で地面に横たわる少女は眠ってるだけだ。やり方は……聞かない方がいい。主にR指定的に。何の理由でこの廃墟に来たのか、分からないがこうして来てくれたのは助かる。手の形成を解き液体となった私を耳から流し込み少し覗かせてもらう。

 

『あっあっ……!』

 

 ビクン、と少女の体が跳ね、意味のない言葉が口から漏れる。

 

「フム」

 

 連邦生徒会はまだ健在。各学園も火種が燻っているが変化は特にない、しかし既に連邦生徒会長の失踪が噂されている……

 

『あっあっあっ……』

 

つまり原作開始より少し前。或いは直前ということになる。主人公となる先生を見てみたいと思いはするが、立場がない私が顔を合わせるのは些か拙い。せめて何らかの身分を確立してから会いたい。

 

「どう動クか」

 

 今、私の前にあるのは、自由という名のフルコースだ。どのように動いてもいいし、どのように引っ掻き回してもいい。沢山の選択肢を前にあれもいい、これもいいと悩む。

 

「譎ョ騾壹↑縺ョ縺ッ髱「逋ス縺上↑縺」

 

 おっと、興奮で言葉が崩れた。油断するとすぐにこうなる。どうしたものか……

 暫しの沈黙、そして出した答えは。

 

「金を稼グとしよう」

 

 チュルンと、液体を戻して少女を放置したまま外に出る。片手には私が作った武器を持ち向かうのは──ブラックマーケット。

 


 

 どうも、好きなゲームはデビルメイクライ。ショゴスです。数日もあればブラックマーケットに私の噂が回るのは簡単だった。適当なジャンク品で組んだ銃やらを流して金を得て、このブラックマーケットにてそれなりの立場を作ることができた。名前がないのは困るので私の名前は『クロウ』とすることにした。由来?クトゥルフ神話に縁のある者から名前を貰っただけだ。

 しかしまあ噂の巡りは早いと感心してしまう。特に裏工作はしていないのに、『死の商人』やら『理性外の怪物』やら、尾ヒレのついたものが出回っている。初日に追い剥ぎしにきた不良達を武器の試運転代わりに叩きのめしたのが悪かったのだろうか?だが私は運がいい。トントン拍子で話がうまくいき、こうして拠点となる建物を得られた。

 さてさてさて?こうして順調に軌道に乗り始めた私の次にやることは何か。元々金を得るのは目的の為に行う手段であって目的そのものではない。どの世界であっても、金があると言うことはこの世においてある程度の事は金でどうにかなるから集めた。そんな金を使って私がやろうとしているのは──

 

 やはり見つからない、か。

 

 アリウス分校の所在地を特定する事だ。地下を通じて行ける、という情報くらいしか知らない私はそのヒントを元にしらみ潰しに探すしかなかった。金で雇ったそこらの不良や、生徒を理由を誤魔化しながら探してもらっているが、全て空振り。やはり何らかの要因が足りない。

 アリウス、それはゲマトリアという組織(先生大好きサークル)の一人。ベアトリーチェが支配する領域。私が人の目につかず、人を動かし、自分のやりたい事を思う存分できる。そんな条件を達成できるのはアリウス以外無かった。なので乗っ取ろうと思っていたが、前途は多難だ。

 しかしこれで見つかるとは思っていなかったので追々何らかのヒントが見つかればいいな、程度の期待だ。今はこの地位をもっと高いものにして権力を得よう。暫くはこのままだな。




目をつけられたベアトリーチェ逃げて!超逃げて!
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