中身はないです。
本編はもっと中身がないです。
“しらないばしょ…”
狩人として呼び出される無名のごーすと。
「とりあえず私の名前は□□。キヴォトスの外から来て、今は先生をやってるんだ。よろしくね」
「私はモモイ!こっちは妹のミドリ!」
「ちょっと、なんでお姉ちゃんが言うの?」
「え、何となく?」
「パンパカパーン!アリスはファンタジー世界の住人と先生の二人と合流しました!」
ゲーム開発部との出会い、そして褪せ人との別れ。
「この子実は私の子なんだ」
「「「「!?!?!?!?」」」」
「パジャマなら是非この服をどうぞ!ついさっき手に入れたペロロ様着ぐるみパジャマです!ちょうど子供服だったから飾るしかないと思ってたんですが…かわいい×かわいいで最強になれますよ!ほら、どう!?君もペロロ様好きだよね!?」
「ん、銀行を襲う」
“ん、てきたおせばてにはいる?”
「幼い子に犯罪を吹き込むのはやめてくださいねシロコ先輩!」
一般通過覆面水着団。
“FATALITY…”
『ンアーッ!銃と言うには大きすぎます!』
“…え、なにこれは…”
『解説しましょう!今のアリスさんの発言はネットで有名なミームの一つを模したいわゆるパロディで、現在このミームが栄えていたサイトはサーバーごと閉鎖されてしまっていますが今なお脈々と命のバトンが繋がているそんな息の長い一大コンテンツ!その名もいん『───光よ!』』
エンジニア部。
「…私の名前はアリス・ザ・ブルーアイ。ドワーフ族の槍騎士。使用武器はガンランス《火竜の牙》、出身は鋼鉄山脈。幼い頃、魔族の襲撃により家族を失って燃え上る村から助け出されたその日から、ハンターとして日々努力してきました」
「そう。私の名前は、調月・リオ・ブランドー。表向きはエルフ族の弓使い。でも実は夜な夜な処女の血を啜る吸血鬼。石仮面で覚醒したわ。使用武器は───」
「…つまり。私が入り浸るサボり部屋…もとい、自分を冷徹な算術使いと思い込んでいる激甘会計の優しさに甘えて実績はクソゲーランキング1位に入った私にとっての神ゲーのみで、部員も足りていないからという真っ当な理由で今や廃部寸前の自堕落空間に加入したいなら、私を倒してからにすることね…」
「今の貴方に分かりやすく言うなら、私が魔王ということよ」
合理主義の権化の生徒会長。
「ま、また妖怪が現れました…!今度は太もも妖怪です…!」
「くっ、いい度胸ね!私が悲しみと怒りのついでにこの部活も因数分解してやるわ!」
フトモモ。
「ちょっとぉ!回想くらいしか私の出番ないのに回想飛ばされたんだけど!怒っちゃうよ!あるでしょ思い出!たしかにちょっとグロかったりするけどさぁ!」
騒ぐ蛍光色全裸ハゲ。
「はっ、あたしの間合いに入って勝てるやつなんてキヴォトスにはいねーんだよ」
“ぼすせんはひさしぶり。うでがなる”
「コールサインダブルオー、掃除を始める───!」
“ぶるーごーすと。しんにゅうしゃのはいじょをかいし”
ヤンキーメイド。
「やるんだねお姉ちゃん、今、ここで…!」
「やって見せてよ、モモイ…!」
「はい。アリス、生徒会を襲撃します!」
「行こう、みんな!最高のゲームを作るために!」
全てを乗り越え、彼女たちは何を成すのか。
「アリスは…勇者です…!勇者は仲間を見捨てません!」
“ぶるーごーすとはせいぎのみかた。だから、まけない”
「…ミドリ!無事でよかった…!」
「…お姉ちゃん…」
「ミドリ…」
「───シナリオできた?」
「わたしはエースパイロットです。だから私が一番、この機体をうまく使えるんです…!」
王女は名前を手に入れて、亡霊は呼び出された。
歪んだシナリオは止まらない。
「ああー!私が厳重にかけたロックの意味!」
透き通るような世界で、名無しのごーすとは自分を呼び出したアリスと共に何を見るのか。
これは狭間の地で蛍光色全裸ハゲの褪せ人と少年が出会いなんやかんやあったあとののんびりとした後日談。
【AL-1Sの世界に召喚されました。どうか■■を倒してください。】
最後まで目を通してくださってありがとうございます。
別に書きたくなった以外特に必要のない予告風プロローグでした。