「てことで、会議を始めようか。」
僕とアウトサイダー達はアークさんの作った電脳空間の中で会議を始める。
ヒューマギアの肉体を持つ者は自身の身で、そうでないデザスト、浅倉威、アークオルフェノクにはザイアスペックを付けてもらって話し合いに参加してもらっている。
「まずはファルムス王国を攻める前に、1つだけ皆に言わないといけないことがある。僕はこの戦いの後にヨウムさんと一緒にファルムス王国の王様をやって復興と発展を手伝うことになった。勿論ノースフェリアも治め続けるし、会社の方も続けていく。だけど、ここで皆にちゃんと聞いておきたいことがある。僕は今いろんな人たちの為に色々としてるけど、皆はこれからもそんな僕に付いてきてくれるか聞きたいんだ。」
これまで僕が歩んできた道も、これから僕が歩む道もあくまで善の道。
アウトサイダーの面々がこれまで歩んできた悪意の道とは全く違う道、その道を歩み続けることに彼らは嫌気がさしてしまっていないだろうか…
僕がファルムス王国の王様になると言えば反発されてしまってもおかしくない。
「俺はこれまで好きにやってきた。だから、テメエも好きにやればいい…」
意外にも一番最初に肯定の声を上げたのは浅倉威だった。
「浅倉さん…」
「ただ、イライラさせるな…」
「ええ、勿論です!」
あの浅倉さんが僕の道に1番初めに賛同してくれたのは大きかった。
「私は
「ありがとう、アークオルフェノク。」
僕と契約した悪魔、アークオルフェノクは恭順に意を示している。
「かつてはアークと友人だったが、今は君自身とも友人だ。萩原海斗!私を認めてくれる友の覇道ならば共に歩むに決まっているだろう!」
「バンノさん、ありがとうございます。」
「私のことはゴルドドライブと呼べと言っているだろう。」
これまでの交流で、僕自身も彼の友と認められた。
前はアークだけだったけど、今は僕のことも信頼してくれている。
「仕方ありませんね。彼と一緒なのは少し気に喰わないですが、私も案外あなたのこと、嫌いではありません!それに立派ではないですか、王様、私も全力でお助けします。」
「そう言ってもらえて嬉しいよ。ブレン。」
ブレンからの信頼も得ることができていて、嬉しい言葉をかけてもらった。
「神の恵み、今後もありがたく享受すると良いだろう。君が王になるならば、私は真の神となろう!」
「ええ、一緒に覇道を歩みましょう!」
僕とヨウムさんが王で、黎斗さんが神、そうなればファルムス王国は更なる発展を遂げていけるかもしれない。
「俺は勿論、今後もお前と共に戦う。それに、ヨウムも信頼できる人間だ。彼と共に王になるなら俺も反対はしないし、共に支えたい。」
「僕もヨウムさんを一緒に支えるよ。」
滅はこのメンバーの中でも特にヨウムさんと関りがあって、彼のことも僕のことも信頼し、静かに頷く。
「海斗達と一緒にいると楽しいぜ!だから、俺も付いて行く!王様?面白そうだな!」
「デザストも、皆ありがとう!」
『海斗、君は彼らと善意も悪意も超えた信頼関係を結ぶことができた。ファルムス王国で王になる器、君にもヨウムにもあると言えるだろう…後は戦いに勝つだけだ。まずはリムルの魔王覚醒、そのためにどう動くべきか考えよう。』
デザストとアークからの嬉しい言葉を胸に受け止め、まずは王となるのに必要最低限な対ファルムス王国の戦いについて話し合おう。
「まずは、バンノさんとブレンだけど、引き続きノースフェリアの防衛を頼むよ。今はどこから敵が来るか分からないから皆のことを守り続けて欲しい。」
「「任せろ/お任せあれ」」
僕らのノースフェリアはファルムス王国や、東の帝国、森の未開拓地に近いし、森の未開拓地を通ればクレイマンの手の者が村に来ることも出来てしまう。なのでここは2人に留守を預ける。
「それで、中央都市リムルに集まった皆には申し訳ないんだけど、やるべきことは少ないと思う。ファルムス王国の兵2万は全部リムルさんが食べちゃうからね。僕らの仕事はリムルさんの仲間達と一緒に結界を張ってる連中を倒すよ。」
リムルさんが魔王になるのに必要なのは、養分となる魂おおよそ1万人分。
リムルさんは迫り来るファルムス王国の全軍を自身で始末することでその魂を得るため、敵の下に単身で乗り込むことにしていた。
リムルさんの仲間達と僕らの仕事は大きく分けて2つ。1つは魂を逃さないための結界をシュナとミュウランさんが張るのでその2人の護衛。そしてもう1つはファルムス王国の者達が張った結界の解除だ。
「結界は4か所から張られている。その結界を張るための装置をそれぞれ壊しにいく。北側はソウエイ達とデザスト、東側はベニマルと浅倉さん、南側はガビル達とアークオルフェノク、そして西側はゴブタ、リグル、ハクロウ、ゲルド、そして滅だ。」
「任せろ…」
「また面白いことになりそうだ!」
それぞれの振り分けは既に決めてあり、皆了承してくれた。
「黎斗さんは街でヨウムさん達とミュウランさんの護衛、そして僕は空から皆を見守り、何か脅威が来たら対処する。」
「ああ、任せてくれ。」
この戦いにおいて最も心配なのは謎の仮面ライダーエターナルの存在だ。
滅を襲撃し、一度彼を撃破した存在である彼のことを警戒しておく必要がある。
カリュブディス戦に乱入してきた城ジャマトに続いて強力な敵がまた現れてしまった。何が起きてるかは分からないが、今は目の前にある問題を対処していこう。
「それじゃあ皆、戦いを始めよう!」
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それからすぐに、彼らの作戦が始まった。
シュナとミュウランが魂を拡散させないための結界を張り、彼女らをエレンら3名とヨウム、グルーシス、壇黎斗・神が護衛している。
そして、街の東側にあるファルムス王国の陣地で動きがあった。
結界を張るための水晶を守るように兵がテントを張って陣取っており、次の指令を待ちつつ警戒を続けている。
「おい、あれ…総員!戦闘準備!」
「「「おう!」」」
そんな兵達の下に、2人の男が歩み寄って来る。
侵入者の存在に気付いた兵士達が剣を構えて、侵入者たちに向かっていく。
「止まれ!それ以上近付くと容赦せんぞ!」
「容赦しないのはこの俺だ。悪いな…俺の八つ当たりに付き合ってもらって!」
「さあ、祭りの始まりだ!」
集まってきた兵士達を前に、ベニマルは愛刀を鞘から引き抜き刀身に黒炎を纏わせる。
隣の仮面ライダー王蛇も手に持っていたベノサーベルを構える。
「…!」
剣を構えた2人がファルムス王国の兵士たちに向けて駆け出し、次々と切り伏せていく。
ベニマルに切られた兵士たちは、身体が黒炎に包まれて跡形もなく消えてしまい、王蛇に切られた者達は、彼の後ろに控えていたベノスネーカー、エビルダイバー、メタルゲラスの3体のミラーモンスターによって食べられてしまう。
「ほう…中々やるな…」
圧倒的な速さで多くの兵を切り倒していったベニマルの様子に、王蛇は少し感心している。
「き、聞いてないぞ…こんな化物…」
彼らの様子に驚いていた最後の1人もベニマルが一刀両断してしまい、あっという間に燃やし尽くす。
「コイツを破壊すりゃ、良いんだろ?オラァ!」
そして、王蛇が結界を生成する結晶に向けてベノサーベルを突き出し、結晶を破壊してしまい、この組の任務は完了となる。
「フハハハハハ!ドラゴニュートの戦士達よ!我に続け!」
「悪魔の力も見せてやろう!」
一方、南側のファルムス王国の陣地では、空中からガビルらドラゴニュート軍団とアークオルフェノクが襲い掛かる。
「対空防御陣形!」
「ドラゴニュートだと!?」
遠距離攻撃手段を持つ兵士達を中心に、空中からの敵襲に備えるが、その攻撃を掻い潜り次々と兵士たちの命を刈り取っていく。
「邪魔者は消えなさい。」
アークオルフェノクは光弾を生成し、敵兵に次々と放って彼らの命を奪っていく。
「我が輩の名はガビル!冥土の土産にとくと味わうがいい!」
敵襲に混乱する兵士達を、ガビルも自身の愛槍を振るい撃破していく。
そして彼らも、水晶の破壊に成功するのであった。一方街の北側では…
「…!?」
待機していた兵士達が突然糸のようなもので縛られてしまう。
「…!」
そして、その身体がきつく縛られることで肉体も骨も寸断されて、あっという間に肉塊と化してしまう。
「なんだ?俺の出番なかったじゃねえか…」
「ああ、アウトサイダー達の協力を借りるまでの相手ではなかったな…」
下手人はソウエイと彼の部下達であり、その早業故に同行していたデザストは誰とも戦うことが無かった。デザストが水晶をグラッジデントで破壊するが、彼は満足した様子ではない。
「異世界人との遭遇に備えて、助太刀を頼んではいたが…やはり奴らがいるのは西か…」
「ああ、滅達のとこだろ?もしかしたら例の奴もいるかもな。俺もちょっくら行くとするか。」
デザストらアウトサイダーは街を襲撃した異世界人や仮面ライダーエターナルに備えて帯同していたが、ソウエイらの強さも相まって特に仕事はなかった。折角出陣したのに剣を1度も振るえていないデザストは全身をマフラーで包みこの場から消え、別の場所に向かうのだった。
(滅、恐らくだけどエターナルが来るならそっちだ。一応デザストも向かったけど気を付けて…)
(了解、同じ無様は二度も晒さない。奴をここで倒す!)
空中から彼らの様子を見ていたカイトが滅と通信する。
一度滅を襲撃したエターナルは他の場所におらず、いるのなら残った西側であると推測された。
「前方より敵襲!」
その西側の陣では、リムルの仲間達が来たことに気付いた兵士が仲間達に敵の来襲を伝え、ファルムス王国の兵や彼らが抱える異世界人のショウゴとキョウヤが崖の上からその様子を見ている。
「その数…ご、5名!?」
そこにやって来たのは牙狼族に乗るゴブタとリグル、ゲルド、ハクロウ、そして滅であった。
(ほう、奴もいるのですね…)
その様子をこの地で待機していたハンドレッドのタソガレも眺めていた。
一方で、異世界人のショウゴとキョウヤが崖から降りて、ゴブタらが歩く街道の上に立ちはだかる。
「たったこれだけか?あのジジイ生きてたのか?」
キョウヤは街を襲撃した時に倒したハクロウがいることに驚きつつ笑みを浮かべる。
その後ろにファルムス王国の兵士達が構える。
「それじゃあ、派手に行くっスよ…」
「おう!遅れを取るな!」
「お前達は、俺が滅ぼす!」
ゴブタ、リグル、仮面ライダー滅が各々の剣を構えると、一斉に兵士達に向けて駆け出していく。
ゴブタの剣の鞘には仕掛けがあり、魔力弾を放つことができ、その攻撃を予測できず対処できなかった兵士達が吹き飛ばされる。
「神の敵め!怪しげな術を!」
狼に乗ったゴブリン2人は、狼の機動力を活かして敵を翻弄し、次々と切っていく。
滅もアタッシュアローと日本刀滅豪で敵兵を切り伏せていく。
「任せたぞ!ゲルド!」
そして、タイミングを見計らい3人が飛び上がると…
「フンッ!」
ゲルドが地面を勢いよく踏むことで、地ならしを起こし、倒れた兵達をゴブタ達が切っていく。
「まだ生きていたようですね…」
「お前は!」
そんな中、滅の前にタソガレが現れる。
彼は自身の腰にロストドライバーを巻き付け、その手にはエターナルメモリが握られている。
「次こそは、地獄に送ってあげましょう。」
『エターナル!』
「変身」
タソガレはそのメモリのスタートアップスイッチを押し、ロストドライバーに装填する。
『エターナル!』
そしてその身は白い装甲に包まれる。
右手には赤い炎のような模様が現れるが、そこにノイズが走り青い炎の模様へと変わり背中には黒いマントが現れる。
「さあ、地獄を楽しみましょう!」
「俺は、二度は同じ負けはしない…!」
エターナルはエターナルエッジを握りその刃を滅に向けて、滅はアタッシュアローと日本刀滅豪を構える。
『サイクロン!マキシマムドライブ!』
エターナルエッジに緑色のサイクロンガイアメモリを挿入すると、風の刃が滅に向けて放たれるが、滅は2本の剣を使って受け流して回避する。
『ヒート!マキシマムドライブ!』
続いてヒートメモリを胸部にあるコンバットジャケットに装填すれば、火の玉が生成され、滅に向けて飛んでいくがそれも全て滅は剣で切ってみせる。
『ルナ!マキシマムドライブ!』
更にルナメモリを右腕のコンバットベルトに装填すると、エターナルエッジを持つ彼の右腕が伸びて、鞭のように振るわれる。その先端にあるエターナルエッジの刃が縦横無尽に振るわれて滅を襲うが、それも全て回避していく。
『ストロング!』
『Progrise key confirmed. Ready to utilize.』
更に攻撃を回避しつつ、滅はアメイジングコーカサスプログライズキーをアタッシュアローに装填する。
『ヘラクレスビートルズアビリティ!』
『アメイジングカバンシュート!』
そして弓が引かれれば、ヘラクレスオオカブトの角を模した矢が放たれて、エターナルの腹部を貫く。
「馬鹿な!?何故、私の攻撃が当たらない!?」
「お前の動きはラーニング済みだ。どんな攻撃を仕掛けてこようと、全て俺の予測の範囲内だ。」
「黙れ!この私が負ける運命なんて…あり得ない!」
エターナルエッジを振るいながら滅に接近するが、その攻撃も全て回避や己の剣を使っての防御に成功する。滅のラーニング能力は高く、一度戦った相手であればその動きは学習済みであり簡単に対処ができるため、2度目の戦いで負けてしまうことは少ない。
更にアークと海斗から仮面ライダーエターナルに関するデータも渡されてラーニングしており、エターナルの手数は全て把握し、見切ってしまっている。
(一度逃げるべきですかね…サイゲツらからも頃合いを見て戻るように言われていますし…)
タソガレの目的はハンドレッド、及びハンドレッドが協力している魔王クレイマンの目的を果たすことである。
ファルムス王国の斥候が街を攻め、宣戦布告する流れをスムーズに行うために滅を倒し、この場でリムル陣営が動き出したことをクレイマンに伝えれば彼の任務は満了となる。これ以上ここで戦う必要はないのだ。そこでゾーンメモリを取り出して、その能力を使ってこの場からの離脱を試みようとするが…
「そのメモリは使わせない!」
滅の左腕からサソリの尾を模したアシッドアナライズを伸ばして、エターナルの手からゾーンメモリを弾き落とす。
「…!?」
撤退手段を失っただけでなく、更にアシッドアナライズの針が自身を刺突しようと伸びてくるのを察知したエターナルは、メモリを拾うのを一時的に諦めて後退しつつもあらゆる攻撃を無効化するエターナルローブを構えて防御を試みる。
「ならばこれで!」
『ウェザー!マキシマムドライブ!』
エターナルがウェザーメモリを胸部のコンバットジャケットにあるマキシマムスロットに装填すると、滅の上にだけ集中的に雨が降って来る。
(厄介な攻撃だ…)
ダメージこそないが水滴によって滅の視界が遮られる。
『アクセル!マキシマムドライブ!』
そしてエターナルはアクセルメモリの力を使って加速し、視界を封じられた滅に向かってエターナルエッジを突き出そうとするその刹那…
「紛い物が醸し出す、本物の戦いの匂いだ!」
突如として何かがエターナルの胸部装甲を切り裂いた。
「いいタイミングだ…デザスト。」
「ああ、暇だったからな。」
そこにいたのは自分の仕事がソウエイらの活躍によってほぼなくなったため、暇をつぶしに来たデザストであった。
「新手か…!」
「そうだ!俺を楽しませろ!」
デザストがグラッジデントを振るいエターナルを襲う。
滅の剣術は繊細なのに対し、デザストは荒々しく野生的で、その勢いにエターナルは少しずつ押されて剣を振るわれる度に後退していく。
「ハッ!」
剣の攻防の中で放たれたデザストの前蹴りが、エターナルを蹴り飛ばし、エターナルは地面を転がって白い身体に土埃が付いてしまう。
「このメモリはこちらがいただいた。さあ、大人しく投降しろ。」
その間に滅はゾーンガイアメモリを拾い上げる。
このメモリはエターナルが撤退する際や、最大火力の必殺技を放つ際に必要となるガイアメモリである。
そのメモリを奪われたエターナルは、自身の作戦が大きく崩れてしまう。
「そういう訳にはいきません!」
『ファング!』
「こうなればあなた方を地獄に送って差し上げましょう!」
『エクストリーム!』
『『マキシマムドライブ!』』
撤退の手段がないのであれば、ここで2人を倒してしまえば良い。
そう考えたタソガレはファングメモリとエクストリームメモリをそれぞれメモリスロットに装填してマキシマムドライブを発動する。
すると、エターナルの身体からエネルギーが溢れ出し、エターナルが外れて空へ飛んでいってしまえば、その身体中から牙の様なものが大量に生える。
「これは…予想外だな…」
「醜い姿してやがるな!」
「ここで死になさい!」
無数の牙を纏う肉体でエターナルは滅とデザストに突撃していく。
「いくぞ、デザスト…」
「おう!」
身体中に生えた牙で滅らを切り裂いてしまおうと、突撃して腕を振るうエターナルの攻勢を、滅の2本の剣とデザストのグラッジデントが受け止め、2人は攻撃を防いでいく。
「「八ッ!!」」
そして、攻撃を掻い潜った2人の剣がエターナルの胸部を突き、火花を散らしながらエターナルは地面を転がる。
「カラミティストライク!」
地面に膝を突きつつ体制を立て直そうとするエターナルに、デザストが身を回転させながら剣戟を浴びせる。
『スティングディストピア!』
それに続き、滅が自身の右足にアシッドアナライズを纏わせてエターナルの胸部を蹴り、アシッドアナライズの針がエターナルを貫く。
「これが私の運命…!」
その一撃を受けたエターナルの身体が爆発し、そこにはロストドライバーと26本のT2ガイアメモリが転がっている。タソガレの肉体は彼が死を迎えるのと同時に消滅してしまった様だ。
「2人共お疲れ様、彼は死んでしまったか…色々と情報を聞き出したかったけど仕方ない。けど、良い物は手に入ったね。」
そこにアークゼロに変身した海斗がやって来る。彼はここでタソガレを生きて捕らえて情報を吐かせようと考えていた。しかし、彼は命を落としてしまったので海斗は収集者を使って彼が落としたガイアメモリなどを回収しておく。
「ああ、それより早く戻ろう。我らがここで任務を成し遂げた頃合いなら、恐らくリムルも…」
「うん、リムルさんもきっと自分の役目を果たしているはずだ。早く戻ってリムルさんの…いや、皆の帰りを待とう。」
ファルムス王国でのアウトサイダーの役目は終わった。その証拠に街を囲んでいた結界は消え去った。後はリムルが魔王になり、シオンらが蘇えるのを待つだけだ。彼らを待つために海斗達も中央都市リムルの広場に戻るのであった。
出番がほぼカットになってしまったファルムスの異世界人3人組…
さて、次回はお待ちかねのあのビッグイベントです!
お楽しみに!