転生したらアウトサイダーだった件   作:夢野飛羽真

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会議回を何とかまとめていく日々です。


第30話 人魔会談

テンペスト、ブルムンド王国、武装国家ドワルゴン、魔導王朝サリオン、そして僕らファルムス王国の代表者やそれぞれの部下達が集まって会談が始まる。

まずはシュナから僕らが各々紹介される。

 

「そして、アウトサイダーのカイト様です。」

 

「よろしくお願いします。」

 

シュナに紹介され、僕も椅子から立ってお辞儀をする。

 

「待たせたな!皆の者!」

 

「まあ!よくお似合いです!サイズもピッタリです!」

 

「そうであろう!実にナイスな衣装だ!褒めて遣わすぞ!」

 

「ありがとうございます。」

 

そして、会議の場にYシャツを着たヴェルドラがやって来る。

こういう場に合わせた新しい衣装を、シュナが用意していたらしい。

 

「リムルよ、そ奴も部下か?初めて見る顔だな。」

 

ヴェルドラのことが気になる様で、ガゼル王がリムルさんに問いかける。

 

「ああ!皆さんに俺の盟友を紹介したい!ヴェルドラ君だ!」

 

「ヴェルドラ…!」

 

「ヴェルドラ…?」

 

「ヴェル…ドラ…?」

 

ヴェルドラの名前に、ガゼル王、エラルド公爵、フューズさんがそれぞれ驚きの表情を見せる。

 

「我は暴風竜ヴェルドラ・テンペストである!我と語ることができた者は数えるほどしかおらぬゆえ!貴様たちは幸運である!光栄に思うがよいぞ!」

 

ヴェルドラさんが名乗り終えると、突然鈍くて大きい音がしたかと思えば、フューズさんが地面に倒れていた。まあ、無理もない。この世界において絶大な力を盛るヴェルドラが今この場に居るのだ。それに驚いて気を失ってしまう人が居てもおかしくない。

 

「気絶しちゃった…」

 

「無理もねえ。」

 

「これは…会議は一旦中止かな…」

 

ブルムンド王国の代表を務めるフューズさんが倒れてしまったので、会議はいったん中断となる。

その間、リムルさんはガゼル王とエラルド侯爵に呼び出されて会議室に行ってしまった。

 

「ところでこれは…」

 

「マンガだ!リムルが吾輩の為に用意してくれたぞ!」

 

因みに、ヴェルドラはしれっと月刊誌を片手に寛いでいる。

漫画まで用意しているとは流石リムルさん。けど、黎斗さんに頼めばヴェルドラでも楽しめるゲームを作れそうだし、今度提案してみよう。

さて、フューズさんが目を覚まして、リムルさん達が戻ってきてから会議再開だ。

 

「はぁ~」

 

「大丈夫か?」

 

「こんな重要な話、予め聞かせといてくださいよ!」

 

疲れ切った様子だが、フューズさんも意識が戻っている。

 

「では!会議を再開します!まずは今までの経緯から…」

 

と、リムルさんがスライムに転生してヴェルドラに出会い、これまでにあったことを話した。

 

「ヒナタ・サカグチを完封した!?」

 

「ええ、リムルさんを守るために、彼女と戦い退けました。」

 

その途中、僕がヒナタ・サカグチと戦った時の話が出ると、またフューズさんは驚いて倒れそうになる。

 

「あのときは大変だったな。ヒナタはこっちの話をちっとも聞いてくれなかった。冷酷で無慈悲な殺人者って感じだ。」

 

「僕が武器の破壊に乗り出さなかったら、一体どうなっていたか…」

 

相手の心を折るため、剣を破壊して勝ちにいったことで、彼女との戦いを終えることができたが、その作戦を選んでいなかったらどうなっていたか…

 

「うーん…」

 

「どうした?」

 

「我々が掴んでいた情報とは、少し印象が違いましてね。」

 

「というと?」

 

だが、ブルムンド王国を始めとする世間一般のヒナタに対するイメージは、僕らがあった彼女とは少し違うものらしい。

 

「彼女は、自分を頼って来た者に必ず手を差し伸べるのです。助言を聞かなかった者は相手をしないそうですが…つまり、理性的で合理的な考え方の持ち主なんですよ。」

 

「流石は情報捜査に長けたブルムンド王国のギルマスだな。余の知りうる者と同じだと証言しておこう。」

 

「我々の情報とも同じですね。ルミナス教の教義を破ったこともなく、最も模範的な騎士。純然たる法と秩序の守護者と言うことです。」

 

ブルムンド王国の情報捜査能力の高さと、ガゼル王とエラルド公爵の言葉が、フューズさんが話したヒナタのイメージというものの正しさを裏付ける。

 

「となると、僕とリムルさんに対し話も聞かず問答無用だったのは、そのルミナス教の教義って言うのが関係してそうですね。」

 

「ええ、ルミナス教の教義には魔物との取引の禁止というものがありますからな。その教義に従い、リムル殿やカイト殿を倒そうとしたという話なら納得ですな。」

 

ルミナス教と僕らテンペストは相容れない存在なのかもしれない…

魔物の国と魔物を敵対視する宗教。

この前は代表者同士の戦いという形になったが、今度は勢力同士の戦いに発展する可能性もあるだろう。

 

「もし西方聖教会が俺達を神の敵と認定したら、ヒナタはそれに従うんだろ?」

 

「でしょうな…」

 

「では、私が出向き始末して参りましょう。」

 

という話をしていると、ディアブロがヒナタ暗殺に名乗り出る。

 

「おいおい、ヒナタは強敵なんだぞ…お前に始末できるのか?」

 

「そうですよディアブロ!貴方ごときが出向くくらいなら、私が行って終わらせてきます!リムル様、私にお任せください!」

 

「これはこれはシオン殿、あなたには秘書の心得を教わった恩があるので言いたくはありませんが、残念ながらあなたではヒナタとやらには勝てぬでしょう。」

 

リムルさんを尊敬…しすぎている秘書2名が対抗心を燃やしているが…

 

「2人には申し訳ないけど、ヒナタ・サカグチ及び西方聖教会に関しては僕らアウトサイダーが相手させてもらうよ。僕は一度彼女と戦い手数や戦い方を学んでいる。また戦うとなると、完封どころでは済まないと思うし、僕らがやってしまった方が早いよ。」

 

アークのラーニングで既にヒナタ・サカグチは丸裸だ。

いや、女性に対して丸裸という表現は…少し良くないな。

要するに一度手を合わせた際に戦いをラーニングしているから、彼女の対策は既にマスターしてしまっている。その情報はアウトサイダー達にも共有できるし、滅に至ってはハクロウさんから学んだ剣術も相まって、剣での勝負ならヒナタに負けないと言えるだろう。

 

「確かに、ヒナタを一度破ったカイト殿であれば、我々も異論はない。」

 

「ヒナタに関する対策はカイトに任せる!だが、あくまで向こうから手を出してきたときだけでいい。こちらから手を出す必要はない!俺はあくまで敵対したいわけじゃないからな!」

 

「僕もそのつもりです。今はこの国はやることが多い。無用な戦いは少しでも減らしておきたいところです。と言うことで、ヒナタらが攻めてきたときは僕に任せてください!」

 

「おう!頼りにしてるぞ!」

 

ということで、ヒナタ対策は僕らが受け持つことになった。

更なるデータ集めのために偵察でも放っておこうか。

 

「という訳で、西方聖教会とヒナタに関する件は以上だ!相手の出方次第では争うことになるだろうが…カイト!任せた!」

 

「ええ、慎重に情報を集めつつ、攻めてきたときは対処します!」

 

「「「はい!/承知しました!」」」

 

と言うことで、次の議題に移ろうとした時だった。

 

「うわ!?」

 

とその時だった、何かがぶつかった音がしたかと思えば天井のガラスに小さい金髪の女の子が張り付いていた。小さいと言っても体のサイズがかなり小さく僕らの手ぐらいの大きさだ。

 

「ラミリス!?」

 

どうやらその少女とリムルさんは顔見知りらしく、リムルさんが彼女を救けてこちらに連れてくる。

 

「一体どうしたんだ?」

 

「話は聞かせてもらったわ!この国!テンペストは!滅亡する!!」

 

ラミリスと言う名の少女…と言うより羽が生えているから妖精?は突然とんでもないことを言い出した。

 

「「「な、なんだって!?」」」

 

と、リムルさん達が驚きの表情を見せる。

 

(アーク、この国が滅亡する確率は?)

 

『現状の戦力を鑑みるに、0に近いと言える。ただし、全ての魔王が敵対したと仮定すればその確率は100に近付くだろう。』

 

なるほど…じゃあこのラミリスはそういう危機を察知して、友人であるリムルさんに伝えに来たということか。

 

「そう、めつぼ…うわあ!ちょっと!何するのよ!」

 

だが、ラミリスはディアブロに羽を掴まれてしまった。

 

「リムル様、このふざけた羽虫にどのような処分を下しましょう?」

 

まあ、急に自分の主が治める国が滅ぶとか言われたら少し不愉快な気持ちになるのはよく分かる。

 

「あの…リムル殿?その妖精は?」

 

「ああ、ラミリスっていう知り合いで…あんななりだけど一応魔王らしいよ。」

 

「魔王?」

 

この場に居る者達は皆、この妖精が魔王だという言葉を一瞬信じることができなかった。

ミリムやカリオンに比べると強そうじゃないし、威厳も無い。

 

「これでも私はね!十大魔王中最強と恐れられてるんだからね!」

 

これは確実に嘘だ。

少なくとも、ミリムの方が魔力も戦闘力もある。魔王の中で最強なのはミリムだろうし、この…ラミリスが言ってることは嘘な気がしてきた。

 

「へえ~」

 

「ちょっとアンタ!もっと驚きなさいよ!なんでそんなあっさりとした反応な訳?」

 

「暴風竜の復活で驚きすぎて…もう驚きすぎたというかなんというか…」

 

ここに居る者達は皆、リムルさんが魔王になったことと、暴風竜ヴェルドラの復活で既にお腹いっぱいだ。魔王が1人来てもその存在感は薄くなってしまう。

 

「暴風竜?ヴェルドラが復活したですって?んな訳ないでしょ!ヴェルドラは昔私がワンパンで沈めてやったわよ!」

 

と、ラミリスはヴェルドラを自分が倒したと自負しているがこれも多分嘘だ。

彼女の言ってることは、話半分に聞くぐらいで良いだろう。

そんなことを考えている間に、リムルさんはラミリスを掌の上に乗せて近くで漫画を読んで寛いでいるヴェルドラのとこまで持っていく。

 

「ヴェルドラ~悪いけどこの子のこと見といてくれる?」

 

「ん?」

 

「ヴェルドラ?」

 

ヴェルドラの上に乗ったラミリスは、何かを感じたように気を失う。

本日2人目の気絶者だが、特に誰もそのことは気にせず会議を続けていく。

 

「では、改めて本題に入ろうと思う!公に発表するのは以下の筋書きとする!」

 

リムルさんの口から話されたのは、テンペストを正義の国として見せつつ、他国が魔王になったリムルさんを警戒してしまわないようにするためのシナリオだった。

欲深きエドマリス王が率いるファルムス王国軍が攻め込み、魔王を名乗るリムルさんのテンペストとの戦争が起こった。ちなみにここでリムルさんは魂を喰らい覚醒した魔王ではなく、魔王の素質がある者が魔王を名乗った魔王と言うことにしておく。つまり、国同士での戦争と公表することも含めて、ファルムス王国の大勢の軍をリムルさん1人で殺したことにせず、戦争によるものにすることで、リムルさんへの恐怖心を少しでも和らげようというものだった。

そして、ファルムス王国軍の犠牲者の魂が要因となり、暴風竜ヴェルドラが復活してファルムス王国軍は完全に全滅してしまい、魔王リムルさんと英雄ヨウムさんが交渉し、ヴェルドラを森の守護神として奉ることで話を付けたとする。こうすることで僕らの交渉力もアピールできる。

 

「私もその筋書きを支持します。娘のせいでリムル殿が魔王になったと恐れられ、恨まれるよりも、リムル殿が魔王になったおかげで暴風竜との交渉ができる様になったと感謝される方が良いですからね。」

 

「えへへ…」

 

半分ぐらいエラルド公爵の私情な気がするがまあそこは気にしないでおこう。

 

「利点は他にもある!俺を警戒する他の魔王達が、脅威がヴェルドラのみと勘違いしてくれるだろ?そうなったら!俺も動きやすくなる!何より最大の利点は、俺達がヴェルドラと交渉可能だと思わせれば他の国がちょっかいを出しにくくなるということだ!」

 

リムルさんが警戒されすぎない程度にしつつ、他国や他の魔王への抑止力としてヴェルドラがいるとアピールする筋書きであった。

 

「反対意見があれば言ってくれ!特にヴェルドラには俺の罪を背負わせてしまうが…」

 

「何も問題ないぞ。我はお前の業を共に背負うと決めていた。暴風竜の威、存分に使うがいい!」

 

「おお、ありがとな!」

 

シナリオに大きく絡むヴェルドラからも了承が得られ、このシナリオに反対意見が出ることはなかった。

因みにこれはガゼル王の発案で作った筋書きらしいが、やはり王としての経験がある故に、こういう外交的に有利になるための策謀が素晴らしいのだろう。

これでリムルさん達はクレイマンとの戦いに集中できるだろう。

 

「よし、魔王になる過程を公表するにあたっての筋書きだが、ここまでは良いか?」

 

というリムルさんの言葉に皆が静かに頷く。

 

「では、それを元に今後の方針を決めたいと思う!ヨウム!カイト!」

 

「おう…」

 

「はい!」

 

リムルさんに名前を呼ばれ、僕ら2人が立ち上がる。

ここからはファルムス王国に関する話ということだ。

 

「ファルムスの新たな国王として英雄ヨウムと俺の盟友カイトを擁立し、新国家の樹立を目指したいと思う!」

 

「何ですって!?この2人を…」

 

「ええ、とは言っても表向きの王様はヨウムさんで、僕は裏の王ってことになりますけどね。」

 

これは、この前ヨウムさんをアウトサイダーに迎えて話し合いをして決まったことだ。

 

「エドマリス王を開放し、テンペストへの侵攻への賠償を行わせる!」

 

「あの国が賠償にまともに応じるとは思えませぬが…」

 

「それが狙いだよ。賠償問題はきっかけに過ぎない。本当の目的はファルムス王国内に内戦を起こさせることだ。一度滅ぼし、新しい国に生まれ変わらせる。ヨウム達を新たな王に据えてな。」

 

賠償問題を引き金に内戦を起こさせ、そこでファルムス王国出身の英雄ヨウムさんと僕らで一掃して新しい国を作るということだ。ヨウムさんはオークロード退治だけでなく、ヴェルドラとの調停にも貢献しておりその名声的に王様になっても問題ないだろう。

 

「よかろう、俺としてはその計画自体に異論はない。」

 

とガゼル王がこちらの方を向いて立ち、覇気を放って威圧してくる。

流石、歴戦の王と言ったところか…僕もヨウムさんもその覇気に圧倒されそうになる。

ガゼル王が心なしか、大きく見えてしまう。

 

「貴様らは民を背負い、苦しみを持って立つ覚悟はあるのか!!」

 

ガゼル王としては、ファルムス王国に新たな王を擁立するという案は賛成できるものであったが、懸念点があるとすればその王として立つ人間だろう。

 

「どうなのだ!」

 

「ふっ、知るかよ。」

 

ガゼル王の問いかけに対するヨウムさんの応えは意外なものだった。

 

「俺だって好きで王様になろうってことじゃねえんだ。だがよお、俺を信じて託されたこの役目、断ったんじゃ男が廃るだろうが!」

 

「ほう…」

 

「できもしねえと決めつけて、やる前から諦めたくないだけさ。」

 

ヨウムさんの応えはまさに男らしいと言えるものだった。

流石、新たなアウトサイダーにして僕と共に王をやる男だ。

 

「それに、惚れた女の前でカッコつけたかったってのもあるけどよ…」

 

「…バカ…」

 

ヨウムさんの言葉に、ミュウランさんが顔を赤くする。

 

「やるからには全力でやってやるさ!」

 

「ええ、僕も全力で民のためにこの役目をこなします!僕もヨウムさんも無責任な人間じゃない。ファルムス王国は僕らが救います!」

 

既に2万の兵を失ってしまったファルムス王国。貿易での利益も出しにくくなりつつあるため、新国家樹立と共に多くのことをして民を救わなければいけない。その手段は既に計画しつつある。

 

「2人が歴史に残る王として認められるまで、このグルーシスが見守ると誓おう!」

 

「私も誓います!」

 

グルーシスとミュウランさんも僕らに味方する様にともに立ち上がってガゼル王を見る。

 

「フン、ならばよい!何かあれば俺を頼るがよい。」

 

「はい!僕達の方こそ何かあれば、いつでも言ってください!」

 

武装国家ドワルゴンのガゼル王が僕らのことを認めてくれた。

技術力を誇り、無敗の軍を持つ国の王が僕らに味方してくれるというのは何とも頼もしいことだ。

 

「なら、我らは貴様らに農作物の生産を頼むとしよう。他国と競合する分野でなく、独自の文化を伸ばす方が、共存共栄しやすいだろう。」

 

「ええ!お任せください!ファルムス王国は広大な土地を有しています。僕の持つ知識やヒューマギアの力を使えば農業もきっと発展させることができます。期待してもらっていいですよ。」

 

「おう!元々農業も発展してきてるし、拡大させていけばアンタらの願いも受け入れられると思うぜ。」

 

国の立て直しように新たに1000体程ヒューマギアを作ろうと思っていたが、彼らには農業系のデータをラーニングさせておこう。僕らからは農作物を輸出し、テンペストやドワルゴンで生産された工業製品を輸入するというのが、良い形になるだろう。

 

「では、ブルムンド王国を提案して1つ提案があります。」

 

「提案?」

 

「我らもヨウム擁立計画に協力できそうですので…」

 

「それはありがたいです!」

 

さらに、ブルムンド王国のフューズさんもこの計画に協力してくれるとのことだ。

 

「ファルムスの貴族、ミュラー公爵とヘルマン伯爵と懇意にしているのです。彼らと交渉し、こちらの陣営に加わってもらうというのはどうでしょうか?ヨウム殿が決起した際には、後ろ盾として頼りになると考えています。」

 

フューズさんはギルドマスターでありながら、ブルムンド王国所属の情報局統括補佐でもあり、フューズさんはブルムンド王国の代理人である。

そんな彼がファルムス王国に関する情報を提供し、僕らに協力してくれる。

様々な後ろ盾を得るのだ、国作りに失敗するわけにはいかない。

 

「では、フューズさん。そのお2人への連絡をお願いします。」

 

「任せてください。」

 

「よし!英雄ヨウムの国盗りの話はこんなもんだな。皆で英雄の凱旋を華々しく演出しようじゃないか!!」

 

「「「おう!!」」」

 

テンペスト、ドワルゴン、サリオン、そして新たなファルムス王国の4つの国で国交が結ばれ協力関係を作り上げることができた。新たな方針が決まり、夕日が差し込む時刻まで会議は進んだのであった。




さあ、カイトもファルムス王国のもう1人の王としてさらに頑張っていってもらいましょう!
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