高山が、駅構内を回っていると。
「女の敵めっ、観念しなっ。」
と、桜井は男を制圧した。
「ぐはっ。」
そこへ、高山が到着した。
「おい、何やってるんだ桜井。」
「高山、この男は痴漢よ。」
「えっ、その男が痴漢を。」
「そうよ。」
と、桜井は高山に言った。
「とにかく、公安室へ連行するか。」
「ええ。」
高山と桜井は、男を東京鉄道公安室へ連行することにした。
「班長、痴漢を連行しました。」
「おう、そうかご苦労さん。」
「じゃあ、俺が取り調べしておくよ。」
「松本さん、お願いします。」
「はい。」
「さぁ、来るんだ。」
と、梶山は言った。
「しかし、桜井もよくやったな、出勤早々に痴漢を逮捕するとはな。」
「ええ。」
と、いつもの特捜班である。
その頃歩夢は、シオン君に電話で新幹線に東京駅で待ってると伝えた。
「じゃあ、東京駅の東北新幹線のホームだな。」
「そうよ、ランジュちゃんは留学追えたら香港に帰るんだから、いい思い出にしないと。」
「わかってるよ、歩夢のクラスに留学生がいるって聞いたから、今度帰国するんだって。」
「うん、以前はエマちゃんがスイスへ帰国して、今度はランジュが帰国するのか。」
「そうよ、今回は日光へ行くんだから。」
「日光って事は、列車で行くのか。」
と、シオンは歩夢に言った。
「当り前よ、東京から大宮へは新幹線に乗ってそこから特急に乗って行くんだから。」
と、歩夢は言った。
「大宮から日光へ行くことが出来るのか。」
「うん、確か「きぬがわ」と「日光」のどちらかと思うのよ。」
「ほう、大宮から日光へ行くのか。」
「そうよ。」
そして、シオンは旅行バックに日光のガイドと着替えと時刻表をバックに詰めていた。
「日光か、一度入って見たかったんだよな。」
と、シオンは言った。
「日光と言えば、日光東照宮と日光名物の羊羹だよ。」
そして、歩夢は。
「ランジュちゃんが香港へ帰っちゃうなんて、せっかく同好会で仲良くやっていたのに、お別れなんてなんかさみしいわ。」
「仕方ないよ歩夢、ランジュちゃんは留学生なんだから。」
「そうよね、でも、日光へ行けれるなんて夢みたいだわ。」
「でしょ。」
「日光へ行ったら、鬼怒川温泉よ。」
「鬼怒川温泉か、何かロマンチックだわ。」
「うーん、ワクワクしてきたよ。」
「日光へ行った後は鬼怒川温泉へ行けれるなんて私も夢みたいだよ。」
と、侑は言った。
そして、次の日。
シオンは名古屋駅から東京行の東海道新幹線に乗って東京駅へ向かった。
「歩夢たちは、東京駅で待っているんだな。」
そして、歩夢たちは日光へ