「そうか、犯人は糸川が鬼怒川へ行った後に、大宮で寝台特急に乗って網走へ行ったのか。」
と、高山は言った。
「その通りだよ、大宮駅で何気なく着ていたから、時間を利用して寝台特急「カシオペア」に乗ったんだよ。」
「なるほど、特急「きぬがわ」に乗って大宮へ向かって、そこから寝台特急「カシオペア」に乗ったんたんだよ。」
「ほう、大宮から寝台特急に乗って北海道へ行く事も出来るのか。」
「私も、ちっとも気が付かなかったな。」
「そうか、鬼怒川へ行った後に北海道へ行ったって事はアリバイは成立しない。」
「つまり、時間を利用して大宮へ行っていたって事になる。」
と、南は言った。
「そうか、犯人はこれを利用したって事か。」
「ええ。」
「つまり、彼女は新宿から特急「スペーシア」に乗って鬼怒川へ行ったんだよ。」
「ほう、なるほど。」
「でも、スペーシアと言えば浅草発の特急だろ、何で新宿から発車があるの?。」
「ああ、東武鉄道のスペーシアと言えば浅草発もあるけど、新宿発も運転されているんだよ。」
「それ、本当なんですか。」
「ああ。」
「それで、犯人は分ったんですか。」
「ああ、犯人は分っている、糸川美夜子だ。」
「じゃあ、犯人は糸川が。」
「その通りだよ、つまり清原を心中に見せかけて殺害したんだよ。」
「そうか、犯人は鬼怒川へ行った時に清原に会い、突然口論になって殺害したんだよ。」
「ほう、なるほどね。」
「だが、糸川は清原に4年前に起きたいろは坂の自動車事故による自動車事故による復讐だったんだよ。」
「じゃあ、糸川がこの自動車事故の犯人か。」
「ええ。」
「ああ、調べて見ましたが糸川には男と同棲していたそうです。」
と、今川刑事が言った。
「ほう、その男って言うのは。」
「はい、名前は黒谷良哉だ。」
「おお、この男か。」
「はい、糸川はこの男に会う可能性があります。」
「よしっ、その男を追ってくれ。」
「了解!。」
一方、松本と梶山は糸川の捜索していたが。
「えっ、糸川さん留守ですか。」
「ええ、急に出かけると言って出て行ったんです。」
「何処へ行ったか、わかりますか?。」
「そうね。」
松本は、すぐに高杉班長に報告した。
「何、糸川は何処かへ逃げたっ。」
「ええ、糸川は恐らく黒谷に会いに行ったんじゃないでしょうか?。」
「その可能性があるな。」
と、高杉は言った。
そして、南と高山と小海は糸川と黒谷の追跡をすることにした。
「わかったよ、奴らの行き場所が。」
「えっ、本当か。」
「うん。」
「あそこか。」
早速、南と高山と小海は糸川と黒谷は列車に乗って遠くへ逃げたと推理し、2人の行方を追うことにした。
「えっ、犯人は函館に。」
「ああ、恐らく糸川は黒谷と一緒に逃げるつもりだったんだな。」
調べた結果、糸川は8時12分発の東北新幹線「はやぶさ1号」に乗り、新青森に11時22分に到着し、新青森からは特急「スーパー白鳥15号」新青森発11時34分に乗って、函館に到着したのは13時44分だ。
「あっ、あそこだ。」
「間違いない、糸川だ。」
「あれ、黒谷にもう1人の女がいたのか。」
「そうか、やはり不倫していたのか。」
「ええ。」
そして、黒谷は糸川にナイフを突きつけた。
「フフフ、この殺人は私があなたに擦り付けていたって事は気づいていなかったわね。」
「フン、てめぇは曜がないから死んでもらうぜ。」
「キャッ、助けて―っ。」
と、そこへ南と高山と小海がやって来た。
「そこまでだ、黒川。」
「はっ、てめぇ、誰だ。」
「鉄道公安隊だ。」
「大丈夫ですか?。」
と、小海は糸川に言った。
「えっ、はい。」
「高山、救急車だ。」
「了解。」
「やはり、4年前のいろは坂で起きた自動車事故と鬼怒川の殺人はやはり黒川と椚谷か。」
「くっ、何で今頃なって捜査するんだ。」
「新たな証言があったので、再捜査になっただよ。」
「くっ、くそーっ。」
「やはり、椚谷は糸川に罪を着せて口封じをしようとしたのだよ。」
「ちくしょー。」
「何で、俺たちの計画が分かって、特捜班に見破られるなんて。」
そして、2人は逮捕された。
こうして、鬼怒川で起きた殺人は4年前のいろは坂で起きた自動車事故による復讐による犯行だった。
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劇中の列車時刻は平成23年の時刻を使用しています
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