「班長、日光へ行かせていただけないでしょうか。」
と、南は高杉に言った。
「えっ、何で。」
「この事件には、鬼怒川で起きた心中と4年前のいろは坂で起きた自動車事故と関係しているんじゃないかと思ってね。」
「ほう、なるほどね。」
「主任、僕も一緒に行きます。」
「高山、一緒に行くか。」
「ええ。」
「よしっ、さっそく日光へ向かってくれ。」
「わかりました。」
次の日、南と高山は東京発7時04分発の東北新幹線「Maxやまびこ13号」に乗って宇野津宮から日光戦に乗り換えて日光へ向かった。日光へ行くには新宿発の特急「日光」の他、東北新幹線「やまびこ」と日光戦に乗り換えて日光へ行く方法もある。
「今回起きた鬼怒川の事件と関係しているんじゃないかな。」
「とにかく、調べてみないと。」
「ええ。」
7時55分、南と高山が乗った東北新幹線「やまびこ13号」は宇都宮に到着した。
「えーと、日光へ行くにはそこからは日光戦に乗り換えれば日光へ行けれるからな。」
「うん。」
「高山は乗ったことはあるのか。」
「ああ、小学校の修学旅行でね。」
7時59分、南と高山は日光線に乗り換えて宇都宮から鹿沼で乗り換えて日光へ向かった。
日光に到着したのは、9時08分である。
「やっと、日光に到着したか。」
「ええ。」
「どうも、お待たせしました、私は栃木県警日光署の今川です。」
「私は栃木県警捜査一課の警部、稲葉です。」
「早速、ですが今回起きた心中事件の事ですが、何かわかりましたか。」
と、南は言った。
「県警で調べた結果、亡くなった清原さんには夫と小学生の息子がいたんですが、その2人は4年前に起きたいろは坂で起きた自動車事故で亡くなられたそうです。」
「ところで、事故の状況は覚えていますか。」
「はい、これについては交通課の林巡査がいるので状況を説明してもらいます。」
交通課の林巡査は、南と高山に説明した。
「はい、この事故はですね、2台のスポーツカーがいろは坂で走って来たところ、1台のスポーツカーが進路妨害をして交互から来たステーションワゴンと追突横転したそうです。」
「それで、その車に乗っていた二人は夫と小学生の息子さんですよね。」
「ああ、そうだ。」
「被害者は、その夫は喜明さん、息子は文矢君です。」
「なるほど。」
「それで、死因の方は?。」
「死因は焼死だそうだ。」
「ほう、それで。」
「はい、1台のスポーツカーがステーションワゴンに煽られた後に横転して、もう1台のスポーツカーが追突してステーションワゴンが引火したそうです。」
「ほう。」
早速、南と高山はいろは坂へ向かった。
「ここが、事故現場です。」
「それで、この事故の通報者は誰ですか?。」
「ええ、通報者はよくいろは坂へ来る柏崎 宅間という人です。」
「とにかく、会って話してみようか。」
「うん。」
そして
事件は、意外な急展開になってきた。