「「お、おいしい」」
「お父様、とても美味しいです♪」
「これが、食べ物を食べるということなのですね、お父様ぁ」
「チャーハンだけど」
昼飯は無難にチャーハンにした
でも真紅は夕飯にははなまるハンバーグっていうのをリクエストしてきた
検討は付いたが、一応聞いたが、ハンバーグに目玉焼きが乗っているだけらしい。半熟だとなおさらいいとか。検討通りだったな
俺はシェフでもこいつらの専属料理人になった覚えは無い
だが、夕飯をどうしようかと悩んでいたのも事実である
仕方ないから貸し1つと言う事で手を打った
「「・・・・・・・・・・・」」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「お父様~辛いです~」
「お父様、あーんです♪」
この微妙な状況に声が出ないというよりは、どう声を掛ければいいのか分からなくなってる真紅と水銀燈だが、若干俺もなにを話せばいいのか分からん
昨日は、明日説明するとか言ったが、正直どこから話せば良いのか分からない・・・
紫陽花は深紅を作る途中で失敗して、修正した人形とでも説明すればいいか?
なんとなくそんな方向で行こう。雪華綺晶のボディも問題だよな
使ってるのは雛苺の身体だからな
これは恐らく雪華綺晶の思惑なんだろう
・・・・問題ないな
「さて」
「「っっ・・・・・・」」
こういうところが似てるよな、この二人
「まずは紫陽花から説明しようか」
「えぇ、はやく教えなさい」
「・・・・・」
水銀燈はなにも言わないな。昨日ベッドでなにか驚いていたけど、関係あるのか?
「この紫陽花は、過去の俺が俺宛に送った少女のつくり方に入っていた真紅がもとになっている(ほとんど嘘)」
「それはどういう意味かしら?」
「深紅を作れって言われたけど、パーツが足りなくなって、じゃあパーツも作ったれと思って作ったけど、身体と全然合わないから身体も1から作ったら完成したのが紫陽花だ」
「「「・・・・・・・・・・・・」」」
なんで雪華綺晶も唖然としてるんだよ
「あーん♪」
「あむ、これが紫陽花の誕生した理由だ。OK?」
「え、ええ」
「ちょっと待ちなさい」
「なんだ?」
折角早目に話が終わったのに・・・
「このバカ真紅をもとに作った。そして、それをもとに作り直した。貴方、何ものなの?少なくとも普通の人間に出来っこないわ」
「それはすこし前話で話したからスキップで」
「・・・・・・・・・・・カチーン」
おこるのはいいけど、コップに罅は入れないでほしい、お気に入りのガラスなんだから
「じゃ、じゃあ質問を変えるわっ。そのジャンク・・・なにで動いているのかしら?」
「「っっ!!」」
それの説明かよ
一番面倒な・・・・
「それは企業秘密だ」
「でも「企業秘密だ」」
「なん「企業秘密だ」でっ、って!」
「ち「企業秘密だ」・・・ちょっと!」
「「企業秘密だ」・・・・分かったわよっ!もう聞かないわよ!!」
「あの水銀燈が折れた・・・ですってっ!」
え、そこに驚くんだ
普段周りの奴らにどう見られているのかよくわかるな
だが、紫陽花の動力は知られるわけにはいかない。下手をすると俺がこの世界に居られなくなる。ここまで溶け込むのに一体どれだけの労力を使ったことか・・・・
そういえばこいつらの目的は何だった?
雪華綺晶を倒す為だっけ?
あれ?そしたら雪華綺晶は俺の所に来たから、俺と敵対するの?
・・・・・うわぁ、なんか面倒なことになったぞ
なんかそう意識すると、不思議とこいつらを倒したくなってくるな
ここに過去の俺でもいれば、この状況を直ぐに理解して素早く撤退でもするのだろうが、生憎この2体は自分の力に自信でもあるのか。それとも俺が未来のジュンだから信頼しているのか分からないが、逃げる様子は見られないし・・・
よし、こいつらが寝たら行動を開始しようか
どうするのかって?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・逃げるんだよ
だって明らかに過去の俺には協力者とかいるし、情報も俺より持ってるし、味方も多いし・・・。
まぁあ、紫陽花が居れば勝てるかもだが、もし搦め手に出た場合、もし紫陽花が不在の場合に仕掛けてきた場合俺には対抗する手段が・・・・・・・あるか
ま、まぁ最悪の場合を想定して行動するのは当たり前だからな
そうと決まれば早速愛人たちに相談だ!
「あ、もしもし?」
『はい、ジュンさんですか?一週間ぶりですね♪お電話、ずっと待ってたんですよ?!今夜は何処でしましょうかっ?!』
「ちょっと頼みごとがあってよ」
『私がジュンさんの頼みを断ったことなんてありましたか?ないでしょう?ドンと、なんでも言ってくださいな♪』
「じゃあ・・・・・・・・・・・・・・」
『はい、はい。わかりました。それを用意すればいいんですね?任せてください!』
いやぁ、こういう時はお金持ちの愛人(彼女)に頼むに限るね
はい・夜
なんか夜までの描写を掻くのが面倒だから、一気に夜にしたぜ
クン君を見たあと、はなまるハンバーグを食べた。それから少し経って真紅は鞄で寝てる(ガムテープでガッチガチvar)
水銀燈は狭いだろうという体で新しく、大き目な鞄を作って、そこで寝てる(ガムテープry)
俺は愛人に用意させた部屋に引っ越す
この家は愛人4に任せることにした
なにも俺の工房はここだけではない、他にも点在しておるのだ!(当たり前)
そこの工房で雪華綺晶の完全ボディを作ることにしたのだ!
ただ何もしないで敵前逃亡とか出来ないから、鏡を全て取っ払ってやった
浴槽の水も全部抜いて、ガラス窓も全部反射防止シートをハっ付けた
これで、あいつらは移動できまい!それに鞄にゴミ袋を被せて更にガムテープで固定したから、人間の手ではないと開けられないようになっている!
更に更に、あの部屋は絶対に入るなと愛人4に言明しているため、余程のことがないと愛人4は中には入らない!
くくくくっ、これで両方の世界で存在できない真紅は、期限を通り過ぎ世界から抹消れるだろう
ただまぁ、世界の修正力と言うか、ご都合主義というか、そんなちからが働いて、過去の俺が偶然通れるようになったドアを開いたら真紅が捕まってたとか、偶然ボヤが起きるとか、そんなことが起こるんじゃいか?ローゼンの手引きで(直感A)
家をこっそり出る
紫陽花は俺の右肩に座って、雪華綺晶はその反対側。俺の両手には紫陽花の服と俺の荷物を持っている
たしか、迎えの車を寄越すとか言ってたな
いくらここが住宅地でも23時にもなればエンジン音が響くんだよな
お、来たか
「もー、折角一週間ぶりに深夜に逢えると思ったのに、こんな小さい子供と一緒なんてぇー!」
文句を言いながら運転席から降りて後ろ座席のドアを開ける愛人7
「うぅ~・・・・お父様、ねむいですぅ~」
「ふぁ~・・・・・ふ」
「寝てていいから、寒くならないように毛布でも掛けようか」
「「お父様と一緒がいいですぅ~(♪)」
「わかった。悪いんだが荷物は助手席に置いてくれないか?」
「ぶぅ~!折角子供が見てない所でって、思ったのにぃ~!でも仕方ないわよねっ!荷物貸して」
ほれ、といって渡した荷物を他所に、俺は後部座席に乗り込んだ・・・とか書いてみる
紫陽花たちを俺の脚に乗せて、その上からブランケットを被せる、夏の夜は若干寒いとはいえ、毛布だと厚すぎると感じたんだよ
荷物を乗せた愛人7が声をかけてきた、それに返事をしてようやく、新しい拠点に移動することになったのだった
雪華綺晶は主人公陣営に加わってもらいました
主人公(雪華綺晶)VS 過去ジュン君+ローゼン VS 偽物ジュン君
こんな構図
偽物ジュン君は過去ジュン君が出会わないと、主人公とは一切出会うことが出来ない隠しキャラ的に・・・・・