更新止めて改変中にも感想を送ってくださった方、ありがとうございます!
改変後の話は新章にて投稿するつもりなので、小説名は変更なしの予定です
今年最初の投稿が2月で申し訳ない・・しかも中盤
それでは迷宮編です。素人が考えたので全然拙いかもしれませんが・・・大目に見てください
巻かなかった俺の過去に来た訳だけど、当初の目的通りに雛苺のネジを探さないといけない
俺は巻かなかったわけだから俺の周囲に人形が出現する筈はない。雪華綺晶の話では、当時俺のクラスの学級委員長をしていた『柏葉 巴』がマスターだという
こいつとは、俺が小学生からの付き合いで行動を一緒にすることが多かったが、一切気付かなかった。隠蔽力というよりなかなか表情が顔に出ない奴なので仕方ない、長い付き合いでも分からないことはある
家柄がよかった記憶もある。なぜか俺とよく遊んでいた。それが恋人に発展するとは当時、思いもしなかったよ。高校3年まで付き合った。約6年もよく続いたな、おい
家が近所だったから、道は知っている
ちょうど今は放課後の時間だ
柏葉の家にお邪魔してとっとと雛苺のネジを回収しよう・・・・・・・ネジないじゃん
「お父様♪」
「ん?紫陽花、何か見つけたのか?」
俺の肩に乗っている紫陽花が指さす方を見る
「過去のお父様が歩いてきます♪このままでは鉢合わせしてしまいます」
あぁ、うっかり鉢合わせしないようにどこかに隠れていようと・・・
「なので会う前に殲滅です♪」
「えっ」
紫陽花の不穏なセリフが聞こえた次の瞬間
―キィィィ…・・・・――
風鈴を鳴らしたような、様なだぞ?甲高い音と瞼の裏でも遮られない光が辺りに充満した
とっさに雪華綺晶が水晶で光を屈折させて、紫陽花が耳をふさいでくれたので何ともなかったが・・・・・・
・・・・・・過去の俺シンデレラ
過去のぼくーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
耳をふさいで紫陽花を見ると、いつもの笑顔で「私が信じるのは今のお父様です♪それ以外のお父様は偽物です♪」とか言われた
そう言えば紫陽花を作ったばかりのころ、過去の俺のおかげで紫陽花が生まれたとかなんとかのくだりがあったな。その時に俺以外は全員敵だとかなんとか言った覚えが・・・・
おぉ、過去の俺よ死んでしまうとは情けない
ジャベリンぶん投げたから死んでいないと可笑しくない訳だけど、さっきまであんなにドンパチやってたやつがいきなり死んだぞおい
過去の俺だったらあれくらいで死ぬわけがない
しかし、雪華綺晶や紫陽花がいうには、完全に死んだらしい
俺も少しチラ見したが血だまりがあって、確実に死んでいると分かる程度に肉片が飛び散っている
んんんん????
どういうことだ、ここは巻かなかった俺の過去ではないのか?じゃあ巻いた世界?
あの程度の攻撃で過去の俺が死ぬはずがない。それは100%言い切れる
しかし、紫陽花の能力は折り紙付きだ。彼女が死んだと言えば死んだのだろうが・・・・・
つまりここは俺の過去の世界ではないということなのではないか?確か世界はいくつも分岐して果て無く平行線を沿っているとかかんとか
じゃあここ、俺の過去の世界じゃないの?
巻いた世界の世界かもしれないぞ。あれ?過去の巻いた世界の俺、今死んだぞ
俺しーらない
この過去の世界に俺は関係ないしー、俺の過去じゃないしー。よし俺は関係ない!
気を取り直して、その場を全力で逃げる。だっていくら関係ないとは言っても、警察来るじゃん?いやじゃん?面倒じゃん?
そしたら逃げるでしょう普通。俺が普通じゃないという自覚はあるけど、もし捕まっても説明しようがないし
最悪俺の障害になるとか言って紫陽花が警察滅ぼしそう
ふぇぇ~~;><
さぁ、気を取り直して・・・・さっきも気を取り直した?正気に戻ったのさ
過去の俺じゃない俺が死んだが気にしないことにして、雛苺のマスターの巴の探索を再開しよう。確か俺の家がこの住宅街の中にあって・・・巴の家は少し離れた所にあるんだっけ?
「桜田・・・・君?」
・・・・・・・・・
おんやぁ?
「桜田君、だよね?」
俺の後ろから声を掛けてくるのは誰だぁ?紫陽花、危ないからその物騒な簪はしまいなさい
冬薔薇も危ないから・・・・・「・・・・・・・・」無言でもだめ
敵意を向ける紫陽花達を宥めて声のした方を向くと・・・・そうだよね、うん。この声はこいつしかいないよな
「誰?」
えっ誰?ほんと誰?・・・・・・?????!
そこは巴だろうがーーーーーー!!
見覚えないわ!誰だお前!巴の家の近くでこういう遭遇するなら普通、目的の人物がフラットに登場だろうがっ!
「え、急にどうしちゃったの?今日も学校で一緒にご飯食べたじゃない。忘れちゃったの?」
「・・・・・・・・ジョーク、デスヨ、ジョーク」
「もう~恋人にもジョーク何て、桜田君も意外とユニークなんだね」
ぐおおおおおーーーーー。なんて表現すればいいんだーーーー!!!このもどかしい気持ちが気持ち悪い!!
罪悪感は沸いてこないけど相手に合わせて会話するこの拒絶感はなんだっ
しかも恋人っていうけど俺の記憶にないわっ!茶髪で大人しメな高校生くらいの女の子だな
やっぱしらね!
俺の過去じゃないから仕方ねぇかっ!そうか、はははは・・・・
くっそーーー、なんて日だっ!!
前半から厄日だよ
どーすんだよこれっ
「桜田君はなんでこんなところに?家はもう少し向こうだよね?」
「ソーダネー、チョットネー」
「そういえばその子たちは?」
「ソーダネー、チョットネー」
「桜田君にも秘密はあるもんね・・・・」
「ソーダネー、チョットネー」
なんとかこの子から離れてさっさと巴を探してこんな世界から脱出しないと、俺の身が持たないわ
だが巴を見つけたとして巴は雛苺のネジを持っているのか?
いや、そもそも巴は雛苺のマスターなのか?
そんな可能性がある並行世界だったらめんどくせーーーー!!!
「桜田君は今日の宿題はやった?私はこれからやるところなんだぁー」
「ソーダネー、チョットネー」
「そっかぁ、よかったら一緒にやらないかな?折角恋人なんだから、こういう時は一緒に居てもいいよね?」
「ソーダネー、チョットネー」
「あぁ、そっか。その子たちの面倒があるもんね・・・・ごめんね、大変な時に変なこと言って・・・」
「ソーダネー、チョットネー」
さっきから同じことしか言ってないのに一人で会話してるぞこいつ!!
これはチャンスだ!「ソーダネー人形」を置いて・・・・・よし
「あ、今度桜田君を誘おうって思ってたんだけど、来週にね私の誕生パーティを開いてくれることになったんだ。それで桜田君は来てくれる?」
いまだ!!!
「ボト。ソーダネー、チョチョットネー」
その場を逃れるために、紫陽花が背中によじ登って来て強制的におんぶ、冬薔薇は右腕、雪華綺晶は左腕によじ登って一目散に来た道を引き返す!
っていうかお前ら自分で走れるだろうが!
「「お父様の腕の中・・・ポ//」」
「あぁ、お父様の香り♪」
こいつら・・・・
「じゃあ桜田君話があr・・・・・・…――――
結局振り出しに戻ってきたよ
普段会わないのに、いざこうして事情が有ると会いたくても会えないって、世界は不思議ね
さっきの女の子誰だよ。全然面識なんてないのに恋人かよ。しかもこっちの世界の俺の恋人だろ?俺の方が身長高いけど問題ないのか?問題ない・・・あそう
「ほら、もう降りろ」
「はぁあ~堪能しました♪」
「・・・・・・・・・コクコク」
「ありがとうございましたわ、お父様」
こいつら自分で走れるくせに、こういう時も甘えてくるとは
そういえば、走ってる時に巴の家みたいな平屋を一軒発見したからそこに行こう
もしかしたらやっと巴に会えるかもしれないぞ
そうすればとうとう雛苺の身体が完成するぜ!いや身体はすでに完成してるんだってば
主人公が、異時空に迷う・・・・迷宮だ!ということですね
ヒロインXオルタほしぃ~よ~