巻かなかった俺の話   作:fftghy

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連続で投稿します

その分、次回が遅くなりますが・・・・・


第3話

大学の出席日数と課題は足りてるから今日は休んで、紫陽花に俺の常識を教えて彼女の常識の土台にしようと思う

 

そんな訳で、紫陽花を作った夜

 

「紫陽花、お前は生まれたてというのは分かってるな?」

 

「はい、お父様」

 

俺の真剣な表情に、紫陽花も自然と真剣になる

 

「だから今からお前に色々世界について教えようと思う」

 

「まぁ♪ありがとうございます、お父様♪私、先ほどテレビを見ていて、いくつか分からないことがございましたので、とてもありがたいです♪」

 

「じゃあそのテレビで分からないことから聞こうか。なにが分からなかった?」

 

「はい♪男性、女性というのは分かるのですが、その中間が分からないのです。アレはいったい何でしょうか?」

 

・・・・・・イキナリそれかっ!まぁ正直俺でも分からない存在だ

 

「簡単に言えば、女性の身体でも心は男性。男性の身体でも心は女性。そういう生き物だ」

 

「まぁ!そうなのですか・・・。大変なのですね」

 

「他にはあるか?」

 

「はい♪空はどうして青いのでしょうか?赤でも綺麗だと思うのですが・・・」

 

PCがあるからPCで調べろと言いたいのは現代っ子の弊害なのか?

 

紫陽花に使い方を教えれば勝手に・・・・・・最初からそうすれば勝手に調べたのでは?

 

・・・・・PCの使い方を教えよう

 

 

 

 

 

 

翌日

 

「お父様♪おとうさまー♪おっとうさまっ♪」

 

可愛いなコンチクショウ

 

結局PCの使い方を覚えられなかった紫陽花である

 

まぁ今の時代、携帯がPCみたいなものだし?携帯が使えるからいいか

 

さてと、とりあえず昨日の続きで俺の常識でも教えて見ますか

 

「紫陽花、おいで」

 

「はい♪お父様♪」

 

さて――――

 

♪チャラン♪

 

奴かっ!

 

この詐欺師が!何度俺の邪魔をすれば気が済むのだっ!

 

ムカつくから紫陽花に敵だよ と教えよう

 

「・・・・・・・・・・・紫陽花、一つ教えよう」

 

「はい、お父様」

 

おぉ、真剣な表情もまた・・・・ゲフンゲフン

 

「俺以外はみんな敵だ」

 

「その場合、私も敵ということに・・・・・」

 

あ、泣きそう。スッゲェ泣きそう。いや、泣いてるねこれ

 

「じゃ、じゃあ俺と俺が良いって言った奴以外は敵だ。だから紫陽花は良い」

 

「グスッ、本当ですかぁ?」

 

「ほ~ら、おいで」

 

「・・・・・はぃ」

 

俺のモモに座らせていた紫陽花を寄らせて、胸に抱く

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・俺のキャラじゃねぇぇーーーーーーーーー!!!!!

 

まぁ、いい。一応作品だし、丁寧に扱わないと・・・

 

紫陽花を落ち着くように抱き寄せる

 

「ほぁ・・・・安心しますぅ~」

 

よしっ!泣き止んだ

 

「分かったか?つまり俺と、お前以外は敵だ」

 

「はい♪」

 

うむうむ、いつもの?調子に戻ったな

 

じゃあまずは朝飯を作らないとな

 

「紫陽花は朝飯は食べるか?」

 

「い、いえ。私は所詮人形ですので・・・・・」

 

自分で人形って言っておいて落ち込むなよ

 

それ以外に表現のしようがないけど

 

「紫陽花は一応食べ物を中に入れても問題ないぞ。味も感じるし、食べてる触感も解る」

 

「ま、まぁ♪それではお父様!私、お父様の手料理を食べてみたいです♪あ、勿論お手伝いもさせていただきます♪」

 

うっわぁ、一気にテンションがMAXになりやがった

 

「じゃあ一緒に作るか?」

 

「はい♪」

 

案外、こいつの存在が、俺の日常に変化を持ってくるのかもねぇ

 

 

 

 

 

 

変化のない日常って俺にあったか?

 

…………俺も聞いたことない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝食後

 

 

 

「じゃあ飯も食ったことだし、軽く紫陽花のスペックを説明しようか」

 

「私の・・・ですか?」

 

「あぁ、そもそもお前を作ったのは、このメールのせいだ」

 

俺はそう言って、紫陽花に例のメールを見せた

 

「・・・・・・・・」

 

紫陽花を作る原因のメールだからなにか考えでもあるのかねぇ

 

作られたばかりなのに知識はあるのか?

 

あの石のせいだな

 

「お父様」

 

「ん?なんだ?気になることでもあるのか?」

 

「私はこの方のお蔭で、お父様に作って頂いたのですよね?」

 

「そうだなぁ、作る気にはならなかったな」

 

「ならば、この方は私のもう一人のお父様?」

 

「うーん、そうかもしれん」

 

「・・・・・・・・・・いいえ、違う。違います、私を作ってくださったのは、お父様ただ一人。二人のお父様なんて・・・・・」

 

「おーい、シリアスな小説じゃないんだぞー」

 

「はっ!・・・・・申し訳ありませんでした!少し意識が・・・・」

 

あぶねぇ、この物語はシリアスを一切なしを信条にしているというのに、いきなりハイライトを消すんだもの

 

おっかねぇ・・・

 

じゃあさっきの続き

 

俺はそう言って、紫陽花を座らせ、ホワイトボードを取り出した

 

「お父様?いったいどちらから・・・・?」

 

「まぁ気にするな、これからお前のスペックを発表します・・・・」

 

「っ!・・・・・・・(ドキドキ)」

 

 

 










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