その分、次回が遅くなりますが・・・・・
大学の出席日数と課題は足りてるから今日は休んで、紫陽花に俺の常識を教えて彼女の常識の土台にしようと思う
そんな訳で、紫陽花を作った夜
「紫陽花、お前は生まれたてというのは分かってるな?」
「はい、お父様」
俺の真剣な表情に、紫陽花も自然と真剣になる
「だから今からお前に色々世界について教えようと思う」
「まぁ♪ありがとうございます、お父様♪私、先ほどテレビを見ていて、いくつか分からないことがございましたので、とてもありがたいです♪」
「じゃあそのテレビで分からないことから聞こうか。なにが分からなかった?」
「はい♪男性、女性というのは分かるのですが、その中間が分からないのです。アレはいったい何でしょうか?」
・・・・・・イキナリそれかっ!まぁ正直俺でも分からない存在だ
「簡単に言えば、女性の身体でも心は男性。男性の身体でも心は女性。そういう生き物だ」
「まぁ!そうなのですか・・・。大変なのですね」
「他にはあるか?」
「はい♪空はどうして青いのでしょうか?赤でも綺麗だと思うのですが・・・」
PCがあるからPCで調べろと言いたいのは現代っ子の弊害なのか?
紫陽花に使い方を教えれば勝手に・・・・・・最初からそうすれば勝手に調べたのでは?
・・・・・PCの使い方を教えよう
翌日
「お父様♪おとうさまー♪おっとうさまっ♪」
可愛いなコンチクショウ
結局PCの使い方を覚えられなかった紫陽花である
まぁ今の時代、携帯がPCみたいなものだし?携帯が使えるからいいか
さてと、とりあえず昨日の続きで俺の常識でも教えて見ますか
「紫陽花、おいで」
「はい♪お父様♪」
さて――――
♪チャラン♪
奴かっ!
この詐欺師が!何度俺の邪魔をすれば気が済むのだっ!
ムカつくから紫陽花に敵だよ と教えよう
「・・・・・・・・・・・紫陽花、一つ教えよう」
「はい、お父様」
おぉ、真剣な表情もまた・・・・ゲフンゲフン
「俺以外はみんな敵だ」
「その場合、私も敵ということに・・・・・」
あ、泣きそう。スッゲェ泣きそう。いや、泣いてるねこれ
「じゃ、じゃあ俺と俺が良いって言った奴以外は敵だ。だから紫陽花は良い」
「グスッ、本当ですかぁ?」
「ほ~ら、おいで」
「・・・・・はぃ」
俺のモモに座らせていた紫陽花を寄らせて、胸に抱く
・・・・・・・・・・俺のキャラじゃねぇぇーーーーーーーーー!!!!!
まぁ、いい。一応作品だし、丁寧に扱わないと・・・
紫陽花を落ち着くように抱き寄せる
「ほぁ・・・・安心しますぅ~」
よしっ!泣き止んだ
「分かったか?つまり俺と、お前以外は敵だ」
「はい♪」
うむうむ、いつもの?調子に戻ったな
じゃあまずは朝飯を作らないとな
「紫陽花は朝飯は食べるか?」
「い、いえ。私は所詮人形ですので・・・・・」
自分で人形って言っておいて落ち込むなよ
それ以外に表現のしようがないけど
「紫陽花は一応食べ物を中に入れても問題ないぞ。味も感じるし、食べてる触感も解る」
「ま、まぁ♪それではお父様!私、お父様の手料理を食べてみたいです♪あ、勿論お手伝いもさせていただきます♪」
うっわぁ、一気にテンションがMAXになりやがった
「じゃあ一緒に作るか?」
「はい♪」
案外、こいつの存在が、俺の日常に変化を持ってくるのかもねぇ
変化のない日常って俺にあったか?
…………俺も聞いたことない
朝食後
「じゃあ飯も食ったことだし、軽く紫陽花のスペックを説明しようか」
「私の・・・ですか?」
「あぁ、そもそもお前を作ったのは、このメールのせいだ」
俺はそう言って、紫陽花に例のメールを見せた
「・・・・・・・・」
紫陽花を作る原因のメールだからなにか考えでもあるのかねぇ
作られたばかりなのに知識はあるのか?
あの石のせいだな
「お父様」
「ん?なんだ?気になることでもあるのか?」
「私はこの方のお蔭で、お父様に作って頂いたのですよね?」
「そうだなぁ、作る気にはならなかったな」
「ならば、この方は私のもう一人のお父様?」
「うーん、そうかもしれん」
「・・・・・・・・・・いいえ、違う。違います、私を作ってくださったのは、お父様ただ一人。二人のお父様なんて・・・・・」
「おーい、シリアスな小説じゃないんだぞー」
「はっ!・・・・・申し訳ありませんでした!少し意識が・・・・」
あぶねぇ、この物語はシリアスを一切なしを信条にしているというのに、いきなりハイライトを消すんだもの
おっかねぇ・・・
じゃあさっきの続き
俺はそう言って、紫陽花を座らせ、ホワイトボードを取り出した
「お父様?いったいどちらから・・・・?」
「まぁ気にするな、これからお前のスペックを発表します・・・・」
「っ!・・・・・・・(ドキドキ)」
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