4人の男たちが倒れている中、たったひとり零次が立っている。
そんな光景をたきなはただ呆然と見ていた。
和人「終わったみたいだね。急いで人質を助けないと」
和人は車へ向かって行き、和人と入れ替わるように零次が戻って来た。
零次「ふう。千束、クリーナー呼んどいてくれ」
千束「はいは~い」
千束は電話をかける。
零次「たきな、なにボーっとしてんだ?」
たきな「たったひとりで、しかも一瞬で4人も殺すなんて・・・・」
零次「人聞きの悪いこというな!全員生きてるよ!」
たきな「え?」
「う・・・・うう・・・・いてえよ」
ひとりの男のうめき声が聞こえた。
たきな「生きてる?」
零次「言っとくが、オレが本気出して殴ったり蹴ってたりしてたら
こいつら原形留めてないからな」
たきな「手加減したんですか?」
零次「ああ」
たきな「なぜですか?」
零次「いのちだいじに。って千束に言われてるからな。ただ単に殺したくないのもあるが」
たきな「敵の命もですか?」
零次「そうだ。和人も同じ考えだ」
和人「人質は無事だよ~」
千束「ホント!?よかった~」
零次「あとは任せていいか?オレと和人、買い出しの途中だからよ」
たきな「はい・・・」
その後、零次と和人は買い出しへ行った。
次の日 喫茶リコリコ
ミズキ「・・・ったく。いちゃついた写真をひけらかすから、こんなことになんのよ!」
ミズキが千束のスマホのあるカップルが写った写真を見ていた。
零次「ひがむな、ひがむな。早く写真見してくれよ」
ヒョイッとミズキからスマホを取り上げる。
ミズキ「ひ、ひがみじゃねえよ!ネットへの無自覚な投稿がトラブルを招くって言ってんのよ!」
零次「はいはい。わかった、わかった。・・・確かにバッチリ写ってるな」
カップルの写真には、銃の取引現場が映り込んでいた。
和人「この3時間後に、たきなたちが乗り込んだわけか・・・そりゃ銃が1丁もないのも納得だね」
ミズキ「そういえば、襲ってきた奴らはどうしたのよ?」
千束「クリーナーがもってった」
ミズキ「またクリーナー使ったの!?高いのよお?DAに任せときなさいよ!」
千束「DAに渡したら殺されちゃうでしょ」
零次「そういや、たきなはどうした?」
ミカ「まだ、着替えてるんじゃないか?」
ガチャ
たきな「すいません。遅くなりました・・・」
更衣室から髪型をツインテールにし、リコリコの制服に着替えた、たきなが出てきた。
たきな「おかしなところはないでしょうか?」
千束「かわいい~たきな~」
和人「うん。よく似合ってるよ」
零次「これでたきなも喫茶リコリコのりっぱな一員だな」
千束「みんなこっち来て~写真撮って、お店のSNSにアップしなきゃ!」
全員で写真を撮り、新生喫茶リコリコが生まれた。
To be continued