月末にスケート行くからその日に合わせて予約投稿しておく。
これで予約投稿用の今月のストック消えたって感じ。丁度良かったね。(良くない)
あの後、全員はその場から速やかに立ち去った。
なるべく痕跡を残さずに、だが中の死体等が見つかると不味いのでブラッド達が壁や屋根を崩しておいた。既にボロボロだったので、老朽化による崩落だろうと思わせる為に。中にあったものをなるべく見えないように。
そして、対策委員会の皆は先に帰らせたが、先生としてはまだまだやることがある。
あの廃工場で見つけた少女を、先生が今も通院している病院に運ぶ為だ。
その頃には既に日も出ていた。
勿論その子を連れて行って後はお願いします、はいそうですかとはならない。事情聴取も行われ、先生としては犯人として疑われることにもなった。
だが、事態は突然急変した。
先生が犯人だと疑われなくなったのだ。
先生としては不思議に思い、ブラッド達に話を聞いてみた。
「心配はいらない、既に話はつけてある」
ブラッドはそう言って自分のスマホの画面を見せた。写っているのはハービーの連絡先。
ハービーは元々ヴァルキューレ警察学校に所属していた。そして公安局の局長であるカンナとも知り合いだ。ブラッド経由から事のあらましを聞き、すぐに手をうってくれたのだろう。
事件の調査によってその場に拘束された先生はほぼ丸1日捕まっていた。
その日はもう既に夜も遅く、病院側からの厚意でその日は病院に寝泊まりする許可を貰い先生は自分がいた病室にまた帰ってきた。
そんな風に一日が終わったが、ほぼ2日間ずっと起きていた先生は不思議と眠くならなかった。
やはりあの時の出来事が頭の中でぐるぐると巡り、先生の中に残り続けている。
("……外の空気を吸おう")
少し気分を変える為に窓を開ける。外の冷たい空気が中に入ってきた。
ぼんやりと外を眺めていると、病院の門付近に誰かが立っているのを目にした。
こんな時間に待ち人かなと呑気な事を考えていると、その人と目が合ったような気がした。
気のせいかと思いチラリともう一度見ると、今度はハッキリと目が合った。
全身黒いスーツを着た黒い男。その人物は先生を視界で捉えるとゆっくりと病院の中に入っていった。
突然ホラーな展開となった先生は少しプチパニックになるが、部屋の外、廊下からコツコツと誰かが歩いている音が聞こえた。
先生はここの医師か看護師さんだろうと冷や汗を流しながらじっとしていると、ドアがノックされる音が聞こえる。
("間違いない…さっきの人だ…!")
ナースコールも押していない、そして今の時間は面会時間でもない。そして何より、この部屋は個室。完全に自分を狙って来ている…!
もう一度コンコンとドアがノックされる音が聞こえる。先生は誰も居ない、もしくは間違い部屋だと思わせるためにじっと待った。
もう一度ドアがノックされる。先生は動かない。
暫く、音が聞こえなくなった。
先生は安堵の息をつき、ベッドに倒れる。
天井にさっきの人が居た。
「"ひぇっ!!?"」
「クク…失礼しますよ」
天井から軽やかに降りてきた男はベッドで腰が抜けて動けない先生に顔を近づけさせる。
「成程…成程……あなたが、シャーレの先生ですか」
黒い男はそう言い何度も頷きながらぐるぐると回る。
だが、先生は何となくだが、確信めいた感覚があった。
この男とは根底から分かり合えないと。
先生は自分のポケットに入れていた赤いカードのようなものを掴み、何時でも出せるようにしていた。
「"…それで、お前は何者だ?"」
先生の問に男は気がついたのか少し大袈裟気味に反応した。
「そうでしたそうでした、ご挨拶がまだでしたね」
男は名刺を取り出し先生に渡す。
「私はゲマトリアという組織に所属しております、御気軽に黒服とお呼びください」
そう丁寧に黒服は頭を下げる。
「"…それで、貴方が今日ここに来た、更にいえば私に会いに来た理由は?"」
「クックック…理由は単純。あなたと話がしたかった。それだけです」
黒服は近くの椅子に腰掛け、先生と仲がいい友人のように振る舞うようにフランクな姿勢で話し始める。
「"…こんな時間になってまで?面会時間に普通に会いに来ればいいのでは?"」
「違います、違いますよ。それではダメだ。この話はあまり他の人に聞かせたくないのです。それこそ、今貴方が懇意している対策委員会の皆さんにも」
アビドスの子達について知っている。その事だけで先生は警戒度を引き上げた。
「"……話を戻そう、何を話に来たんだ?"」
「何、少しした世間話をですね。ここ最近物騒な話題が絶えませんから。例えば…」
至る所で生徒達の連絡が途絶えている。
そう黒服が口にした瞬間先生は黒服に掴みかかる勢いで迫った。
「"お前は何か知っているのか!?"」
「知っている、と言うよりは…知っていたとでも言いましょうか」
「何?」
「何せ私も全てを把握している訳ではないのです、超人では無いので。ですが先生、貴方も薄々勘づいてはいるのでは?」
「"…オレイサの住人、か"」
「その通り」
先生はやはりといった感じで答え、黒服もその答えに頷きで返す。
「彼らは元々この場には居なかった筈なのに…いや、既に各地に潜んでいたとでも言えばいいのでしょうか、私が知る情報網すらくぐり抜けキヴォトスに居た」
黒服の語りに耳を傾ける。だが、黒服はくつくつと笑い話題を変えられてしまった。
「…今はこの話をしに来た訳では無い。手短に話しましょう先生」
「"なんだ"」
「先日、貴方が発見したあの少女。今は忘れてください」
黒服の発言に先生はつい黒服に掴みかかる。
「"あの子を見捨てろと言うのか"」
「…そういうことでは無い、まだこの現実に無知なあなたはまだあの少女が取り巻く
「"お前はあの子が何者か知っているのか?"」
「えぇ、勿論。だからこそ、今ここで貴方が変に首を突っ込むと更にややこしくなってしまう」
しばらくの間、2人は何も喋らない。黒服は立ち上がって部屋から出ていこうとする。
「"帰るのか?"」
「えぇ…ですが、1つ忠告を」
黒服は先生をじっと見つめ、溜めてから言った。
「誰も信じるな。それが今あなたに贈るべき言葉です」
「"何?"」
「それは生徒も、勿論私も、今あなたの為に働くシャーレにいるブラッドさん達も、全員に言える事です」
「"何故そんな事をしなければならないんだ?"」
「ふむ、先生、ではあなたは知っていますか?ブラッドさんの正体を。ブラッドさんは、あなたにどこまで説明したのか覚えていますか?」
「"…ブラッドは、オレイサからやってきたリサと姉妹関係にある1チームのリーダーって言っていた"」
「……クックック…そうですか、そうですか」
黒服は何がおかしいのか、笑いを堪えようともせず薄暗い部屋の中で笑う。
「ということは、ブラッドさんからオレイサについて説明は受けていますよね?詳しく聞きましたか?」
「"…それは"」
「ククッ、そんな事言っても幾らでも嘘はつけますからね。私の言葉を信じないのも1つです。ですが、片方の陣営の言葉を信じ続けるのでは、この世界では生き残れない。それだけはわかってください。あぁそうそう」
黒服は最後に振り返り一言。
「…"マダム"にご注意を、それとそこまで警戒されなくとも私はあなたに危害を加えるつもりはありませんよ」
「"…気がついていたか"」
先生はポケットに隠していた大人のカードを取り出した。
「…それを今ここで使うのは早すぎる。それはあなたを徐々に削っていくものだ」
「"だとしても、私はそれが最善なら躊躇いなく使う"」
「少なくとも、
先生の言葉に笑う黒服はドアを開けて出る。
「…私の名刺に私へかける電話番号があります。何時でも掛けてください」
「"私からかける用はない"」
「つれないですね、ですが…また近いうちに会うかもしれませんよ?クックック…」
その言葉と共にドアを閉めた黒服に、先生は脱力した。
「"なんなんだ…アイツ"」
先生は少し天井を見つめて、寝息をたてて眠っていた
「やはり、私の目に狂いはなかった…」
暗い病院の廊下を歩く黒い影。
黒服はある部屋を目指してゆっくりと歩く。
「生徒の為には、己の責務を為す覚悟があるのは理解しました…これが
そこまで言い目的の部屋に辿り着いた黒服は浮かべていた笑みを消す。
「私としては、法や倫理が通用する世界であなたと出会いたかった。………ヤドー、彼の欲が産み出した産物が我々が観測した結果を、この世界を尽く潰してしまったのだから」
もはや記号やらテクストやら美学に泥を付けられた我々の世界にこれ以上何かを探求するという事も出来ない。
本来なら我々は、このように己の興味となるものを探求し、解明や害あるものなら対抗する為に活動してきた。
部屋に入ると1人の少女が眠っていた。どこにでもいそうな普通の女の子だ。
「…マダム、少々おいたがすぎますよ」
黒服は、ベアトリーチェが何をしているか知ってはいても、口を出さない。
だが、過ぎた力は何とやら。ベアトリーチェはどうやら己の部下をぞんざいに扱い過ぎていた。
アリウス分校に所属する生徒の何人かを遠くに派遣しているが、このような事をしでかし、そしてその問題をそのままにするというなんと身勝手なことか。
運良く見つけられたこの少女には同情すら覚える。
「ですが、我々もあなたにそう好き勝手されるのは気に入らないのです」
今回の邂逅で、既に種は撒いた。後は時が来るのを待つだけだ。
「その為に、私の元々のプランであった1つを犠牲に、先生がどうするのかを見定めさせてもらいます」
黒服は窓を開け、飛び降りる。
外には誰もいなかった。
先生は、あの少女を病院側に任せてアビドス高等学校に向かっていた。
「"3日程空けてたからなぁ、皆仲良くしてくれてればいいんだけど…"」
先生は病院に残る時、ブラッド達は全員アビドスに世話になることになった。
アビドス校に着くと、そこにはファーディのトラックが停まってある。
対策委員会の皆がいると思われる部室に入った。
そこに居たのは、ホシノを除く対策委員会の皆と、オランだけだった。
「…先生か」
オランが視線だけを向けて首で座れと促す。
部屋の雰囲気は最悪と言ってもいい程どんよりとしており、先生は何があったのか分からなかった。
「その様子じゃああんたがいない間何があったか、そんで何故ここにあのピンクの子がいないか不思議だと思う。いいか、落ち着いて聞いてくれ…」
オランが話をしようとした時…
「ぐあああああ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!」
突然、この部屋からでは無い、更に遠くの位置から咆哮が聞こえた。
「"な、何だ!?"」
「ホシノ先輩!!」
「またか!」
オランが素早く部屋から出ていき、先生達もついて行く。
オランが向かった所は体育館倉庫、そこにはブラッド達も居た。
「ブラッド!」
「……この嬢ちゃんはホントに何者なんだ?こんだけ騒いでも疲れが見えない」
「"ブラッド!何が…"」
「先生、近づくな。最悪死ぬぞ」
「ん、ブラッド。クロはこの中?」
「あぁ、あいつもあいつでよく耐えられるな…おい!先生!!」
ブラッドの制止の声も聞かずにドアを開ける。
中にはクロの他にクリスプやビーストボーンが居た。
だが、部屋の奥。そこに異様な光景が広がっていた。
部屋の奥にいたのはホシノだ。だが、ホシノは部屋の奥で縛られていた。
目は血走り、息を荒くして自分の体に巻きついた鎖や縄をちぎろうとがむしゃらに動いていた。
その様はまるで獣のようだった。
ここもそうだし、もうひとつの作品もそうだけど、更新滞ると感想めっきり減るよなって、Pixivでもそうだったけど。ちょっと悲しい。取り敢えず、俺は新たに追加されるOFFのBGMを聞きながら日々を過ごす事にする。
その前に更新速度を上げろ?俺が多趣味なのを知ってその事言うか!
タイガーマン
ダイヤルコマンド系キャラ。自分の直感的に言うと、バケッツと大差無いんじゃ…?って感じ。だが、バケッツと違ってきちんとジョイの影響は受けるからタイマンやらせて破壊的なダメージ出そう。スピードもかなり早い方だが、そこまでSP多くない、耐久も少なめだから、技をバンバン使うとすぐにガス欠起こすし、突っ込みすぎるとすぐやられる可能性もあるから危なくなったらすぐに回復してあげよう。コイツも中毒者。