Lisa: The Chaosful   作:〇〇総統

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筆が乗りすぎて7,000文字くらい書いちまった…てかこの話自分がやってるドラゴンボールみたいに構成考えてる訳じゃなくて行き当たりばったり展開で2日に1回投稿してるからこの先どうなってくのか俺もわからん。ただ今ん所頭の中で浮かんだ構成としては、どのルートも方法は違えど確実にキヴォトスが地獄になってたし不幸な目に合う陣営は必ず出てた()

……嫌だなぁ〜〜出来れば犠牲無しの考え出してくれねぇかね俺の頭よ。


白熱?嵐を呼ぶカートレース

廃工場に並べられた幾つもの大型ショッピングカート。これから行われるのはそのカートで行われるレースだ。

 

各々がリラックスをしたり、コンディションを整えている中、2人の少女が話し合っている。

 

ブラッドとリサだ。

 

「準備はいいな?リサ」

 

「大丈夫だ、絶対勝ってみせる」

 

リサがドンと胸を張り、ブラッドがその愛おしい存在の頭を撫でる。

 

『さぁー!参加者諸君!第一フェーズの幕開けだぁー!位置に着いてくれーー!!』

 

「よし、じゃあ行ってくるよブラッド」

 

リサが軽やかに会場へ向かう。ブラッドは密かに手を振って見送った。

 

『準備はいいかーーい!?それではカートレース第一フェーズ開始の前に、今大会のルールについておさらいしておくぜぇーー!』

 

『ルールは簡単!カートに乗って、ゴールまで目指して進むだけ!だが、そこに至るまでのズルは厳禁だ!これから言う事に関するものは全て禁止させて貰うぜー!』

 

・カートを自作、改造、その他諸々他のカートと違う要素を付ける事は認めない。

『公平性を保つ為だ!ブーイングは受け付けないぜ!』

 

・カートから身体以外の物が飛び出すことを認めない

『カートからオールを出して漕ぐようなマネなどは出来ないぞ!正々堂々だ!』

 

・カートを上半身から下を飛び出させる事を認めない。また、上半身はカートから腕を出してはいけない

『スタートダッシュにキックは使えないし、少しでも早くゴールする為に腕を伸ばす行為は出来ないぜ!』

 

・観客、選手は他の選手の直接妨害をするような行為はしてはいけない

『勿論、フェアプレーを心がけてくれ!』

 

『そして!これらのレースを3回戦までやり、ポイントが多い選手から順位が付けられていくぜ!上位3位までになったら決勝戦!第2フェーズに突入だー!』

 

『以上で、ルール説明終わり!次は選手の紹介だーーー!』

 

実況が賑やかし、観客は周りで談笑している。自作の売店で儲ける者や、賭け事をしている者もいる。ブラッド達は2階の一部を陣取っていた。

 

「俺がやった時よりしっかりしているな…」

 

「いやーこの料理美味しいねー」

 

ブラッド達は料理を片手に試合を一望出来る場所を取ってある。会場中央では選手紹介が行われようとしていた。

 

『さぁー!今回参加してくれたのはなんと8人!前回より3人少ないぞ!参加してくれて感謝! 』

 

「減ってんじゃねぇか」

 

スティッキーのツッコミ炸裂するが、これでもブラッドが知ってる中では多い方だ。

 

司会者が一人一人の紹介をしていき、リサの番が来た。

 

『エントリーNo.4!リサ・アームストロング!今大会初めての参加ですが、意気込みは?』

 

「頑張らせて貰う」

 

『シンプルなコメントありがとーーう!!続いてエントリーNo.5!名前は…えっと"ペロロ様ファン"?という方です!紙袋を被っているのは正体を知られたくないからでしょうか!正体が気になりますねぇ〜!』

 

「あはは…ダメです、秘密ですよ」

 

『これは手厳しいィーーー!さて、続いては_______』

 

「ふむ…」

 

「またネルンが唸ったぞ」

 

「始まるかな長話…」

 

ブラッド達は話始めそうな雰囲気のネルンから少し距離をとった。

 

「あの制服的に…トリニティか…ふむ…」

 

そんな周りをいざ知らずネルンは珍しく口数が減り考え込んでいた。

 

『選手紹介も終わり、次はいよいよ今大会の景品紹介の時間でーーす!!!第2フェーズに突入した時点で確定で貰えるぞ!』

 

司会がそう言うと周りからブーイングが殺到した。

 

『あらら、どうやら観客の皆さんは景品など興味が無い様子…勿体ぶる事ないですし、さっさと発表しちゃいますか!入賞者3位には……コチラをプレゼント!!』

 

スポットライトが当たった先には弾薬1年分の箱が積み上がっていた。

 

『3位の方にはコチラの弾薬1年分をプレゼントいたしまーす!愛用の武器に合った弾の種類に変えますので遠慮せずに申し上げてくださいねー!そして次2位!』

 

初っ端から実用的な景品が提示されざわつき始めた観客達。そして2位のスポットライトには…

 

『コチラ!カートレースペロロ人形でございまーーす!』

 

「ブーーーッ!!」

 

「もっと他のにしろーー!」

 

2位の落差で大ブーイングが巻き起こる。

 

「あはは……」

 

ただ、ペロロ様ファンと名乗る選手がコチラを見ている事からして、今ブーイングした奴らはこの後どうなるか想像はついた。

 

一通りブーイングが収まったあと、遂に1位の商品が出された。

 

『1位はなんと!カイザーコーポレーション製のヘリと戦車(鹵獲)でーす!』

 

そこにあるのは、どうやって中に入れたか分からない大きなヘリと戦車。だが、あれ程の戦車とヘリなら移動は楽なんだろうなぁとジュースを飲みながら呑気に考えていた。ちなみに、酒を飲みたかったが未成年だからと売って貰えなかった。残当。

 

酒と言えば、オランともまた酒を飲みたいとブラッドは思った。オランとの別れは他の仲間たちと違う。自分が勧めたジョイをオランが服用し、最後には自分の下を去り、ジョイミュータントとなったのだ。

 

あの時のメンバー全員と会えるとは思っていない。だが、少し心残りがあるブラッドだった。

 

『さぁ選手の皆さん!準備をお願いしまーーす!』

 

そんなこんなで長い前置きが終わりようやくカートレースが始まる。ブラッド達の視線はレース場に向けられた。

 


リサは楽しみな気持ちと同時に少し緊張をしていた。これ程の視線を感じるのは別にいい。数多から向けられる視線は自分の精神世界で嫌という程感じてきた、だが自分に下卑た視線を向ける者が少ないが、期待、興味等の好奇心による視線は慣れないものだった。

 

もし、彼らの期待に応えられなかったら?

 

自分が何か間違えた事をしたらどうなってしまうのか?

 

その不安が渦巻く。

 

「あのー、大丈夫です?もうみんな位置に着いてますよ?」

 

声をかけたのはペロロ様ファンと名乗る子だ。紙袋から表情は見えないがコチラに対する気遣いは見て取れる。

 

「あ、あぁ…ごめん。ちょっとぼーっとしてた」

 

「何か困った事でもあるんです?私たちが行ってもまだ少し準備があるらしいので、ちょっとだけなら悩みを聞けると思いますよ?」

 

「…………」

 

少し無言を貫くリサ。あの時ブラッドと別れた時も何も言えなかった、何かを言おうとすると喉につっかえて言葉に出ない。

 

「あー、もしかして言葉に出来ない感じでしょうかね?素人は首に突っ込めない的な?」

 

「い、いや違う。ちょっと言葉が出なかっただけで…うん、ちょっと周りの期待に応えられるか…」

 

「分かりますよー?緊張してるこっちの身も知らずにあれこれワーワー期待しちゃうの。私だって緊張してますし」

 

ペロロ様ファンがカラカラ笑いながら理解を示す。何となく安心したリサにペロロ様ファンがですが、と言葉を続ける。

 

「そんなの、勝手に決められるのもあれじゃないですか。気にしないでいいですよ周りなんて!」

 

そう言いペロロ様ファンは「あ!でも私はあれかな…?こんなとこ来てるとナギサ様に…」と急に慌て始める。

 

「……ふっ、はははは!そうだな!確かにバカみたいだ!」

 

ブラッドは言った。またチームを作り、この世界で自由に活動をすると。なら周りの目なんか気にせず、思い切り楽しもうではないか。

 

リサが手を差し出し、握手を求める。

 

「リサだ。なぁ、私にだけ名前を教えてくれないか?」

 

「へぇ!?そ、それは……」

 

「なに、悪用はしないさ。ただ…そうだな。私の友達となって欲しいだけだよ」

 

ペロロ様ファンが少し悩み、手を取ろうとすると…

 

『そこの2人!そろそろ始めるから位置に着いてくれーー!』

 

司会からの声が響いた。どうやら時間切れらしい。

 

「時間だ、じゃあお互いいいバトルをしよう」

 

「はい!」

 

リサは4レーン目のカートに乗り、全員の準備が整った。

 

「おぉ…」

 

最初に感じたのはスペースが広いと感じた事だ。自分が入ってもまだ1人分余裕があるくらいカートのカゴに入る面積が広かった。

 

『さぁ!スタートコールだ!3!2!1!スターーートッ!』

 

パァン!というピストルの音に一斉にスタートした。

 

体重をかけて前後に体を動かす。だが、カートはあまり前には進まない。

 

(!これ、かなり大変だな!)

 

必死に動いて喰らいついて行くのが精一杯なリサ。あまり体力がある方ではないが、どうにか頑張っている。

 

リサは必死に前へ前へと動かすが、他の選手より前に動いてはいなかった。1位との差はどんどん広がって行く一方だ。

 

『おーっと!ベスター選手!その大柄な体でどんどん進んでいく!続いて走るのはポチ選手!犬ですのでかなり映えが期待できる映像だ!そのままペロロ様ファン選手、ボビー・ボブ選手が続く!リサ選手、これは苦しいか!?そのままレント選手が続く!』

 

そしてそのまま順位が変動すること無く終わる。リサの順位は5位で終わった。

 

【カートレース順位】

 

1"ベスター・ビックベン" 7.pt

2"ポチ=ポム" 6.pt

3"ペロロ様ファン" 5.pt

4"ボビー・ボブ" 4.pt

5"リサ・アームストロング" 3.pt

6"香山スイ" 2.pt

7"ビッグショッカー" 1.pt

8"睡蓮ミント" 0.pt

 

続いて2試合目に入る時、リサはどうしようか悩んだ。今のままでは十分に戦えないと悟ったからだ。

 

(私じゃ周りより力が弱いからな…どうする?)

 

ふと、ブラッドの方を見る。彼はずっと私を見ていたのか目が合った。

 

ブラッドは、手すりに捕まり体を揺らし、続いてタックルのジェスチャーをした。

 

(あぁ…成程。その手があったか)

 

『さぁ!2試合目……スターーーートッ!!』

 

ピストルの音が鳴り、一斉にスタートされた。

 

ベスター・ビックベンは大柄な体のオートマタで、その大きな体と力でまた独走を開始し始めた。

 

(ふっ…これで優勝は確定だな…)

 

この時まで、彼は勝ちを確信していた。

 

そう、この時までは…

 

ガッシャン!ガッシャン!ガッシャン!ガッシャン!ガッシャン!ガッシャン!

 

そんな音が後ろから迫って来ている。

 

後ろを振り向くと…

 

「フンッ!ふっ!ふっ!!」

 

ガッシャン!ガッシャン!ガッシャン!

 

なんと、リサがカートの中でタックルを決めているではないか!

 

そしてタックルを決められたカートはその力でグングン前へと進んでいく!!その光景に周りはざわつき始める。

 

ズルなんじゃないか?あれはルール的に許されるのか?そんな声が届き、司会が解説を始める。

 

『リサ・アームストロング選手のあの行為は…カートを改造していない、何か物が飛び出している訳でもない。手足を出していないし、相手選手の妨害も行っていない!よって合法だ!!』

 

ルール的にもOKを貰い、体が小さい他の選手達もマネをし始めた。

 

「くっ!俺も…!」

 

ベスター・ビックベンは真似をしようとするが、ここに来て自分の大きな体が邪魔になった。リサのようにタックルを決められない!

 

そのまま、リサが1位でゴールを果たしまさかの結果に大歓声が巻き起こった。

 

【カートレース順位】

 

1"リサ・アームストロング"

2"睡蓮ミント"

3"ペロロ様ファン"

4"ビッグショッカー"

5"香山スイ"

6"ベスター・ビックベン"

7"ポチ=ポム"

8"ボビー・ボブ"

 

【総合順位】

 

1"ペロロ様ファン" 10.pt

2"リサ・アームストロング" 10.pt

3"ベスター・ビックベン" 9.pt

4"ポチ=ポム" 7.pt

5"睡蓮ミント" 6.pt

6"ビッグショッカー" 5.pt

7"香山スイ" 5.pt

8"ボビー・ボブ" 4.pt

 

「あはは…中々やりますねあなた」

 

第3レースに入る少しの時間、ペロロ様ファンが話しかけに来た。

 

「私だけだったらここまで来れてない。お節介な紙袋と、家族のおかげさ」

 

「ご家族が来てるんです?どこに?」

 

「あそこだ」

 

リサが指を指す方向にブラッド達はいた。気がついたテリー達が手を振っている。ブラッドは仲間たちに見えない角度で手を振っていた。

 

「仲がいいですね」

 

「まぁ、いい方だと思う」

 

「でも、私だって負ける訳にはいきません!全ては、カートレースペロロ様をゲットする為!!」

 

「名前からしてそうだと思ったが、やっぱりそれを狙ってたか」

 

そして、遂に運命の第3レースが開始されようとしていた。

 

『よし!それじゃ行くぞー!………スターーーートッ!!!』

 

パァン!という音と共にガシャ!ガシャ!ガシャ!ガッシャン!ガシャ!ガシャガシャ!!ガシャ!というカートの音が聞こえ始める。

 

自分の持つ能力を信じて各々の取れる最善で最速の方法を取る。

 

リサも全力で体をぶつけてカートを押し出していた。

 

(くぅ!最初だから上手くいっただけで真似されたらどうしようもない…ここまでか?)

 

だが、ここでアクシデントが発生した。

 

「うおおおぁぁ!?」

 

選手の1人であるビッグショッカーがカートごと転倒したのだ。

 

『おーっと!ビッグショッカー選手転倒してしまいましたー!これはカートにタックルを決めすぎて重点が前に行き過ぎたのが原因か!これは他の選手も慎重にならざるを得ない情報になった筈だーー!』

 

そして大会のルール的にビッグショッカーは失格となった。

 

(みんなが少し迷った今が勝負だ!)

 

リサが全力でタックルを続け、徐々に順位を上げていく。それを見た他の選手も負けじと追いつこうとした。

 

「俺が負けるかっ!!」

 

すると、現在3位のベスター・ビックベンが意地を見せる。タックルの出来ない体で力の限り体を揺らして前へ躍り出て、リサと接戦の戦いを見せる。

 

少し先にもうすぐでゴールだが、カートレースペロロ欲しさの為に順位調整で少し待っていたペロロ様ファンがいた。このままいけば3位入着となりカートレースペロロがゲットできない。

 

「ふぇ!?」

 

「レースで待機とは、随分余裕だな!」

 

「ふっ!ふっ!!」

 

ペロロ様ファンが慌ててカートを前に走らす。三者追い抜き合戦を披露し、ゴールした。

 

『これは…写真判定ー!!』

 

すぐさまゴールの定点カメラの映像が映し出される。

 

1位だったのは…僅かな差でベスター・ビックベン。

 

2位だったのは…なんと、写真判定でもリサとペロロ様ファンの同時だった。

 

これにより、ベスターに7.pt、リサとペロロ様ファンに6.ptずつ入り、前代未聞の1位が3人という結果になった。

 

『これはー!まさかまさかの1位が3人!この結果を予想出来た奴はいたでしょうか!私を含め居ないでしょう!第2フェーズに進出したのはこの3人です!』

 

拍手喝采が巻き起こりリサは無性に嬉しい気持ちになった。

 

『第2フェーズの説明ですが。簡単です。チャンピオンであるフライ・ミネッツィさんを交えて1回限りのカートレースです。フライさんが例え3位でも、4位の選手は3位の景品が貰えるので安心してください』

 

そして司会の席の隣に現れたフライは司会からマイクを奪い去る。

 

『どーいうことだァァ!ブラッドォォォォ!!お前が参加しねーのは納得いかねぇぇぇぇ!!!お前と同じ姓の奴がいるがこいつをボコボコにしろって事でいいんだな?アァン!?』

 

フライが怒り狂い、リサをロックオンした。

 

『リサって言ったなぁ?お前がブラッドとどんな関係があるかも知らん。関係なくても知らん。だが俺はアイツにカートレースで負け、それでも教えを乞う為について行った。だが、アイツはカートレースのカの字も出さんインチキ野郎だった!だから俺はブラッドを見限った!その姓は俺を最もイラつかせる要素だ!真正面からたたきつぶしてやる!』

 

フライがマイクを司会に返し、自分のカートの元へ向かう。

 

「あはは…とんでもないのに目をつけられましたね」

 

「あれくらい可愛いもんさ。本当の粘着ってやつは、どうしようもないのを知っているからな」

 

「色んな経験してるんですね」

 

「したくない経験もあったがな、所でさっきの会話の続きだ」

 

「あぁ、私と友達になるって話の続きですか?」

 

「そうだ」

 

ペロロ様ファンが顔を近づけ、小声で話す。

 

「…阿慈谷ヒフミです」

 

「そうか、よろしく」

 

ペロロ様ファン…ヒフミは手を握る。

 

『さぁ!第2フェーズが始まるぞー!勝っても負けてもこれが最終試合だー!』

 

リサは自分のカートに戻る、隣にはフライがいた。

 

相も変わらずコチラを睨んでいる。

 

「言っておくぞ、私はブラッドの妹だ」

 

「何?」

 

「これは公平にされたカートレースだ。ブラッドが言ってたよ。自分がやった時よりしっかりしていると。だから、もし私が勝っても…ズルなんかじゃないだろう?」

 

その挑発的な態度が、フライの対抗心に火をつけた。

 

「言うじゃねぇかクソガキ、マジでぶっ倒してやる。そんでもってブラッドの居場所吐かせてアイツをめちゃくちゃにしてやるぜ」

 

『それではレース…スターーーートッッ!!』

 

レースが始まった。

 

その瞬間、フライのカートが勢いよく進み出しスタートダッシュを決めた。

 

フライのカートスラムで急発進したのだ。

 

「悪いが、一気に決めさせて貰うぞ!」

 

フライはそのまま自分の身体を巧みに動かしすいすいと前に向かって走り出す。挑戦者なんて居なかったようにフライの独走状態が続いた。

 

「ひ〜!こんなの負け戦じゃないですか!」

 

「ちくしょう!!やってられっか!!」

 

ヒフミとベスター・ビックベンは必死に体を動かすが追いつける兆しが見えない。

 

リサも必死にタックルで前に向かおうとするが、フライに追いつける未来は見えない。

 

(このまま負けるのは…悔しい!)

 

心の中で悔しいと思い、力の配分を間違えて思い切りタックルをしてカートが前に倒れてしまう。

 

「あ!」

 

リサが後ろに倒れて、カートが前に倒れないように思わずカートの中で体をピンと伸ばした。力が入り、前に倒れかけたカートの重力がギリギリその場に留まったのだ!

 

その時、運命のイタズラかカートは前に倒れず、かと言って後ろに戻ることなくそのまま走り抜けたではないか!

 

前輪のみで走り出すカートに周りからは驚愕の声が!!

 

もうすぐでゴールしかけたフライを追い抜き、逆転ゴール!!

 

カートは止まれず、そのまま前にあったドラム缶の山に突っ込んだ!!!

 

ここまでの時間、約10秒。

 

レースの勝者は、リサ・アームストロング。

 

その姿はドラム缶の山に沈んでいた。




最近知ったけど、開発段階では当初スティッキー達3人は仲間になる予定だったらしいね。技も開発されてたし、知らない仲間もいたし。

ただし、タイガーマンは開発段階から仲間になるのは確定だったという。何者なんだタイガーマン…
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