Blue"Fantasy"Archive~透き通るような"幻想"世界~ 作:八坂 義景
そして遂にPVのあのシーン!三姉妹の制止空しく遂に自販機が再臨!...その伏字はどう考えてもアレじゃん!!結構前から元ネタ考察されてたとはいえマジでそれ出すの?!
感化で自我を持たせて想定外が起きやすい状況になっていたけど、それを許容せず、あくまで己が絶対者であることの証明を成す為の贄でしかなかった...自販機というか完全体お姉様強過ぎん??何かリテクスチャというかキンクリみたいなことしてる描写もあるし...三姉妹が剣を抜かなかったらまずかったのでは??
"先生"のガチ土下座...流石生徒第一とは言えすげぇなこの人。そして愛を知って自我を持った三姉妹が...アレは明らかに...ウソやろ...
さて、引き続き補習授業部です。勉強漬けは頭が疲れる。なので時には休むことも必要ですよね。
~"補習授業部"合宿所 教室~
side-"先生"
「"――中間確認用テストの結果を発表するよ。二回目の試験まで残り一週間。次こそは全員合格する為にも、定期的なテストによる習熟度確認は重要だ。早速発表していくよ"」
―――ナギサから明かされた"補習授業部"設立の
「"――『阿慈谷ヒフミ』、八十六点。『久栗キクリ』、九十五点。両者共に応用問題のミスは少しあるけど、君達は充分安定して合格ラインを上回っているね。私から特に指導することはない。引き続き、皆のサポートもしつつ更なる改善を進めるように"」
「わ、分かりました...!」
「承知しました」
ヒフミとキクリは
「"――『白州アズサ』、七十三点。君も合格点が安定してきたね。でも、まだ得点源になる基礎問題にミスが見られる。初回に比べればかなり間違いを直せているから、引き続き油断せず間違いを直していくように"」
「――思っていたより低かったな。分かった、ヒフミとキクリにも聞きながら更なる高得点を目指そう」
アズサも合格点ギリギリから安全圏へと得点が向上していて、次回の試験も合格出来そうだ。基礎問題の間違いはまだ残っているけど、残る一週間で改善は可能だろう。
「"――『下江コハル』、五十二点。...合格点ではないけど、順調に得点は上がっている。確認テストで何度も間違えていた箇所も正解できるようになっているし、このまま間違いを直していけば合格点に届く筈だ"」
「ふ、ふん!私は"正義実現委員会"のエリートなんだから!間違いなんてすぐに直せるのよ!」
「あらあら♡...一つの問題に対して、私達に
コハルは今回合格点に届かなかったけど、得点は向上していて、間違いも少しずつ直せている。相変わらずハナコのからかいに対して顔を真っ赤にして反論する、ボケとツッコミの様なやり取りばかりだけど、ムキになって一人で勉強しようとする姿勢は和らいで来ている様に見える。
「"――『浦和ハナコ』、三十四点。...一応、得点そのもの向上はしているね。相変わらず基礎問題が間違いだらけだけど――
「多分、今回限りのまぐれでしょうね♡...ですが、まぐれに頼ってばかりでは試験に通用しませんよね。――皆さんには引き続き
ハナコは相変わらず五人中最下位だけど、
「――あ、あの!"先生"、一つ提案してもいいでしょうか?」
「"――うん?何かな、ヒフミ?"」
―――ヒフミが挙手して声をあげた事を確認して思考を止め、発言を促す。
「その...皆さん、得点も向上していて、勉強を頑張っています。でも...勉強ばかりでは疲れてしまうと思うんです」
「"――単なる休憩の増加を求めてる訳じゃなさそうだね"」
「は、はい。――この合宿所の敷地内にはプールがありますよね?折角ですから――――」
~"補習授業部"合宿所 プールサイド~
side-ミヤコ
「"――さて、全員着替えてきたみたいだね。...一人、全然違う装いだけど"」
―――藻の類らしき緑色や落葉や小枝、風で飛ばされてきたらしいゴミが点々と浮かぶプールの傍。"先生"は水着――私達"RABBIT小隊"は『SRT』制式ではなく、
「あら♡これが水着ではないと?確認したいならどうぞご自由に♡このシャツの下にあるのは水着か、下着か、それとm「エッチなのはダメ!しけぇ!!」」
―――明らかに男物でサイズが合っていないワイシャツを羽織り、水着を着ている筈の胴体部が見えない装いのハナコ先輩を見て困った様に少し眉を顰め、先輩が誘う様に微笑みながら思わせぶりな言葉を紡ぐとコハルさんが顔を真っ赤にしながら声をあげて遮る。
「"落ち着くんだ、コハル。――とりあえず、ハナコは皆と違うけど、水着を着ているみたいだね。さて...これから、ヒフミの提案によりこのプールの掃除を行う。
合宿所の清掃、物品管理も"補習授業部"としての活動の一環でもあるし、机に向かって勉強ばかりでは身体も鈍ってしまうだろう。二回目の試験に向けて皆順調に得点を伸ばしているし、息抜き、気分転換も兼ねて皆で協力してこのプールを綺麗にしよう"」
コハルさんのツッコミを止められて少し残念そうな表情を浮かべるハナコ先輩を気にせず、改めて"先生"はヒフミ先輩が教室で提案したプール清掃について説明する。
「私は"広報員"として写真撮影に徹します。写真が欲しい方が居ましたら、一言言っていただければデータになりますがお渡ししますよ」
「...撮影記録を残すのか。外部に知られやすい情報を態々残すのは危険じゃないか?」
「そ、そんな物騒なものじゃありませんよアズサちゃん。――アヤさんの撮影技能なら、素晴らしい思い出として残せます」
"先生"の隣に立つアヤ先輩がカメラを片手に写真撮影を宣言し、アズサ先輩の懸念にヒフミ先輩が苦笑しながら窘め、写真撮影を受け入れる。
「へ、変な写真は撮らないでよ!"正義実現委員会"としてそういうのは許さないんだから!」
「あら、変な写真とはどんな写真ですか?良ければ教えてくれませんか、コハルちゃん♡」
「そんな澄ました表情で...!アンタみたいな恰好なんて露骨にいかがわしいじゃない!!」
「あら?ではコハルちゃんが確認してみますか?ほら...♡」
「"――ハナコ、コハルを弄るのはやめてあげるんだ。時間も有限だからね。早速掃除を始めよう。まずは浮かんでいるものを除去していくよ。このまま排水したら詰まっちゃうからね"」
―――ハナコ先輩がワイシャツのボタンに手を掛けながらコハルさんにゆっくり歩み寄るけど"先生"が止め、そう宣言して網を手に取る―――
side-"先生"
<「――ホースは繋ぎました。では、水を出しますよ」
<「はーい♡いっぱいかけちゃいます♡」
<「きゃっ?!な、何するのよハナコ?!こっちにまでかかってるじゃない!」
<「おぉ、すごい威力だな...範囲もあって広範囲の制圧ができそうだ」
<「た、確かに...ただの水の筈なのにすごく威力がありそうに見えます。汚れもどんどん落ちてますし...」
「いい絵ですねぇ。...これが
―――合宿所内にあったものを借用したビーチパラソルの下。排水し終わったプールの槽内に入った九人が槽内の汚れを落としている様子を見守っている隣でカメラを下ろしたアヤがそう言ちる。
「"――しかも、
「難題ですねぇ。皆さん得点は向上しているとはいえ、相変わらずコハルさんとハナコさんは合格点に届いていません。残り一週間――果たして行けますかね」
アヤは五人の現状をそう挙げて頭を搔く。
「"仮に一週間後の試験がダメだったとしても後一回ある。とは言え...
「――五人に掛けられている、『エデン条約』締結を脅かす
アヤの言葉に頷く。―――ヒフミと共にナギサと会談して得られた情報、"補習授業部"設立の
アズサ達四人を、彼女達をサポートしているミヤコ達を信じていない訳では無いけど、全員合格に向けて頑張っている所に冷水を―――否、
新聞記者という情報を扱うプロであり、"広報員"としてよりは参謀役も同然に頼っていて、推察や献策には大いに助けられている事もあり、アヤだけに共有している。
「ふむ...今の所は至極普通に補習授業が進んでいますが――二回目の結果次第では、
そうですねぇ...私なら、
「"...君もそう感じているんだね"」
「えぇ。『エデン条約』締結に向けた会議を何度か取材してきた私から見ても、今のナギサさんは普段通りに見えて―――やはり
アヤから見ても、今のナギサは本来の彼女らしくない様だ。ナギサと会談していた時のヒフミも緊張している一方で、会談が終わった後で普段のナギサらしくないと話していた。
―――『エデン条約』締結の推進、その旗頭であったセイアの重傷と失踪。ナギサは
「"――とりあえず、今はヒフミ達が全員合格できるように補習授業の指導とサポートに徹する。それが依頼だしね"」
「勉強面は"先生"にお任せします。この合宿所の警備、情報収集は私と"RABBIT小隊"にお任せを」
「"頼もしいね。――任せたよ、アヤ"」
<「涼しいですね~♪」
<「きゃっ?!だからこっちにまでかけないでよハナコ!!」
アヤの言葉に頷き、ハナコがホースから強烈に水を撒き散らす様子に目を向ける。
「"――そうだ。折角だし、九人のご褒美としてアイスでも買っておこうか"」
「お、いい考えですね。――私が買ってきますので、"先生"は掃除の監督をお願いします。護衛無しで"先生"を歩かせるのは危険ですし、掃除を見守る人員も必要ですから」
「"分かった。――領収書、或いはレシートは忘れずにね。...ポケットマネーで処理するのはユウカがうるさいから"」
「えぇ、分かっていますよ」
アヤは私の提案に頷き、アヤがカメラをしまって玄関の方に歩き出す―――
~"補習授業部"合宿所 教室~
side-ミヤコ
「――ヒフミ。ちょっといいか?」
「どうかしましたか、アズサちゃん?」
―――プール掃除を終え、教室で各々アイス――アヤ先輩が、私達がプール掃除を進めている間に買ってきたものだ――を食べているとアズサ先輩がおもむろにヒフミ先輩に声を掛ける。
「初対面の時から気になってたんだけど...そのバックパックのデザインには何か意味があるのか?...なんて言えばいいのか...すごく独特なデザインだと思っt「ペロロ様が気になるんですか?!」わっ...?!」
アズサ先輩がヒフミ先輩の机の側面フックに掛けられた『ペロロ様』のリュックに目を向けながら疑問を挙げた瞬間、ヒフミ先輩は瞳を輝かせてアズサ先輩の肩を掴んで迫り、驚いたアズサ先輩が左手のアイスのカップを落としかける。
「あ、ご、ごめんなさい!大丈夫ですか?!」
「あぁ、大丈夫だ。そんなに溶けてなかったから、中身は零さずに済んだ」
「よ、良かった...それで、『ペロロ様』についてですね。――『モモフレンズ』というアニメに登場するキャラクターの一人で、このリュックのデザイン通り、独特で
「
ヒフミ先輩が手に持ったリュックにプリントされた『ペロロ様』の顔をアズサ先輩はじっと見つめ、困惑した様に何度も首を傾げる。
「...なぁミヤコ。やっぱり『ペロロ』は...」
「...言わないでおきましょう。少なくとも、ヒフミ先輩からすれば
小声で話しかけてきたサキが言わんとする事を察し、小声で言わないでおくべきだと返し、アイスを口に含む。―――私達から見ても『ペロロ様』はおよそ
「あはは...やっぱり、『ペロロ様』はそう簡単に受け入れてもらえませんよね。――で、でも!『モモフレンズ』は『ペロロ様』だけじゃないんです!」
ヒフミ先輩はリュックのファスナーを下ろして中身を探り―――『モモフレンズ』登場キャラクターのぬいぐるみキーホルダーを次々取り出して机に並べる。
「寮に行けばもっと沢山グッズはあるんですが...今はこのキーホルダーのぬいぐるみしか持ち合わせがないので、これで紹介しますね。
まずは『ウェーブキャット』さん。この通り、波打つような長い身体が特徴で、いつも踊っていて目立つ猫さんです。『ペロロ様』の唯一無二の親友でもあります。
次は『ピンキーパカ』さん。ピンクのアルパカさんですね。カモノハシとかワニなんて解釈もあるんですが...未だに元ネタ、正体は不明です。
こちらは『ビッグブラザー』様。見ての通りフクロウのキャラクターで、よく『ウェーブキャット』さんの頭の上に乗っています。本当にフクロウみたいに、じっと見つめるだけでどんな事でも見通せるんです。
この子は『アングリーアデリー』さん。この通り、顔の周りが赤いので怒っている印象があるので
こちらは『Mr.ニコライ』さん。クアッカワラビーという動物がモデルで、他の子達と比べても理知的で哲学的なキャラクターで、『善悪の彼方』という本も出しているんですよ!
こちらは『ペロロ博士』。『ペロロ様』によく似ていますが、このメガネが特徴ですね。博士と付く通り、とっても物知りな方なんです!
そして――『スカルマン』さん。黒い身体に、ドクロみたいな白い顔が特徴の悪魔っぽいキャラクターですね。この子は――――」
ヒフミ先輩は机に並べたそれぞれのぬいぐるみを手に取って簡単に説明していき、アズサ先輩はふんふんと頷きながら聞いている。その瞳は普段とは違って好奇心で輝いている様にも見える。
「...『モモフレンズ』が最近人気なのは知ってるけど...やっぱり何度見てもどうして人気になるのか分からないわね。ヒフミが特に好きらしい『ペロロ』は特に...」
「他者の趣味嗜好を否定することは良くないことですが...しかし、
「でも、アズサちゃんは結構興味津々みたいですね♡普段は真面目で氷のような印象を持ちますが...ちゃんと、女の子なんですね♡」
ハナコ先輩達三人はアイスを片手にそんな会話を交わす。やはり、『ペロロ様』は万人受けするキャラクターでは無さそうだ。しかし、ハナコ先輩が言った通りアズサ先輩が『モモフレンズ』に興味を持っているのは意外だ。補習授業を真面目に受けていているだけではなく、歩き方や所作も無駄なく丁寧。まるで―――私達
「――――ということで、『モモフレンズ』のキャラクターについてはこんな所でしょうか。...アズサちゃんはどのキャラクターが気に入りましたか?」
「――『スカルマン』と『ペロロ博士』だ。まさかこんなに可愛いキャラクターが居たなんて...!本当に
「ほ、本当ですか?!――では、こちらのキーホルダーはアズサちゃんにプレゼントしますね!」
アズサ先輩は『スカルマン』と『ペロロ博士』のキーホルダーを指し示しながら答え、ヒフミ先輩はそのキーホルダー二つを手に取って満面の笑顔でアズサ先輩に差し出す。
「え...い、いいのか?ヒフミにとって大事なものなんじゃ...」
「さっきも言いましたが、寮にもっとグッズはありますから。それに――『モモフレンズ』を好きになってくれる人にこうしてグッズをあげることで、もっと好きになってもらえることが何より嬉しいんです!」
「...分かった。ありがたく貰おう。ありがとう、ヒフミ!これは必ず大事にする...!」
困惑するアズサ先輩に対してヒフミ先輩はそう理由を挙げてズイっとアズサ先輩の目の前にキーホルダー二つを差し伸べる。アズサ先輩は頷いてお礼を述べ、キーホルダー二つを手に取って瞳をキラキラ輝かせながら眺める。
「ふふ♡『モモフレンズ』の布教が成功して良かったですね、ヒフミちゃん♡」
「はい!――折角ですから、皆さんもどうですか?」
「...わ、私は遠慮しておくわ。"正義実現委員会"に居た時に同僚から勧められたことがあったんだけど、あまり興味が湧かなかったし...」
「...そうですね...シスターとして聖書の研究も行う身としては『Mr.ニコライ』が気になります」
「うーん...ヒフミちゃんには申し訳ありませんが、私もあまり興味が湧かないので...」
ヒフミ先輩はキクリさんとコハルさん、ハナコ先輩にも『モモフレンズ』の布教について話を振るけど、キクリさん以外は否定的な意見を挙げる。
「では、こちらの『Mr.ニコライ』さんのキーホルダーはキクリちゃんにあげちゃいます!アズサちゃんが気に入ったお二人もそうですが、『キヴォチューブ』には『モモフレンズ』の動画は沢山あるので調べてみてください!」
「――ありがとうございます。大事にしますね」
ヒフミ先輩は『Mr.ニコライ』のキーホルダーをキクリさんに差し出し、キクリさんは軽く頭を下げてキーホルダーを受け取る。
「私も後で調べてみよう。...でも、コハルとハナコは好きじゃないのか?こんなに可愛いのに...」
「――先程も言いましたが、人間は十人十色です。故に感性も十人十色...アズサさんにとって可愛いと思えても、コハルさんやハナコさんにとってはそうではない。万人が同じ感情、印象を共有できるものはそう簡単に実現しないのです。
――大事なのは、己の思想や信念の
今の場合であれば、アズサさんが『スカルマン』と『ペロロ博士』を可愛いと感じている一方、コハルさんとハナコさんにとっては『モモフレンズ』そのものが興味を惹くものではない。私は哲学的だという『Mr.ニコライ』に何となく共感を抱いていて、ヒフミさんは言わずもがな。――私達五人の間だけでも、これだけ違いがあるのです。『モモフレンズ』は人気なれど、決して万人受けするものではないことの証左と言えるでしょう。...申し訳ございません。少し説教のようになってしまいました」
アズサ先輩の疑問に対してキクリさんがそう答える。―――キクリさんはシスターらしい説教の様な語り口を謝罪するけど、アズサ先輩は真剣な表情でキクリさんを見つめる。
「謝る必要はないぞ、キクリ。..."
「――そうですね。時の流れ、或いは傍からやり取りを見ていれば思想に変化が現れる可能性は否定できません。押し付けにならない程度に、好きなものの良さを語るのは決して悪いことではありませんよ」
「そうか...!二人がいつか『モモフレンズ』の良さを分かってくれるように努力しよう。――その為にも、この補習授業を突破しないとな」
アズサ先輩の言葉にキクリさんは頷いて肯定し、アズサ先輩は瞳を輝かせて『モモフレンズ』の布教を続けると宣言し、次いで補習授業の突破に向けた努力を決意した様な眼差しを宿す。
「アズサちゃんの言う通りです!三回目の試験もありますが、間近に迫っている二回目の試験での
プール掃除で気分もリフレッシュできましたし、残る授業期間も油断せず頑張りましょう!」
「――ヒフミさんの仰る通りです。三回目の試験があれど、二回目で
「ふふ♡まだまだ合格点は遠いですが、私もできる限り頑張りましょう。皆さんが手とり足とり、
「――二回目こそは合格点を取るわ。皆のおかげでミスも少なくなってきたし。...ほ、本来なら私一人でもどうにかできるんだから!それだけは忘れないでよ!」
「――あぁ、そうだな。二回目も必ず合格点を取ってみせよう」
ヒフミ先輩の音頭に応える様に四人共頷く。―――プール掃除は良いリフレッシュになった様だ。『モモフレンズ』の布教もプラスになっているだろうし、この雰囲気ならもしかしたら二回目で―――
「――そう言えば、さっきアズサちゃんは"
「...!――あぁ、その通りだ。正確には
――そうだ、"先生"だ!初対面の時からずっと
「へぇ、そうなんですね!"先生"のような方なら、きっと素晴らしい方なんでしょうね!私も会ってみたいです!」
「...そう、だな。
「――アズサ先輩、"
「そうみたいですね...しかし、"先生"のような方となると...」
「深夜残業みたいに働き詰めだったりするのかなー?いつも"先生"は『"生徒の為だから"』って言うけど、アズサ先輩の"
―――ふと、サキ、モエと会話をしながらハナコ先輩とキクリさんを見やれば、二人はヒフミ先輩とアズサ先輩のやり取りを微笑みながら眺めていて、しかし―――